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【佐賀・九州ジュニアチャンピオン2024】地方競馬重賞展望 ポリスヴィークルを中心に、底を見せていない組に警戒

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【佐賀・九州ジュニアチャンピオン2024】地方競馬重賞展望 ポリスヴィークルを中心に、底を見せていない組に警戒


九州ジュニアチャンピオン・レース概要】
2歳馬による重賞競走。佐賀競馬場でデビューした馬のみが出走可能。ダート1400m戦で争われる。
1990年に創設された当時は「ジュニアチャンピオン」というレース名だったが、2001年に九州地区(佐賀・荒尾・中津)の交流重賞となったのを機に現名称となっている。2004年からは高知競馬所属馬も出走可能となった。現在は中津競馬と荒尾競馬が廃止され、佐賀デビュー馬のみが出走可能な重賞競走となっている。

九州ジュニアチャンピオン・検討のポイント】
キャリア1戦から5戦までの2歳馬たちが集い、JRA小倉の九州産馬限定競走・ひまわり賞に出走していた馬もいて、比較は難しい。そんな中で2戦2勝のポリスヴィークルに注目してみた。相手にも、ここは底を見せていない組を上位に取りたい。

九州ジュニアチャンピオン・出走馬概要】
ポリスヴィークル
モーニン産駒の牝馬。北海道新冠産で、佐賀・北村欣也厩舎の管理馬。2勝目の前走は2着以下に0秒8差をつけて快勝。当時は5頭立てだっただけに、11頭立てとなる今回は多頭数での競馬への適性が課題となりそうだ。今回も山口勲騎手が騎乗する。

ミトノドリーム
ゴールドドリーム産駒の牝馬。北海道三石産で、佐賀・平山宏秀厩舎の管理馬。6月にダート900mでのデビュー戦を勝利して以来の実戦となる。当時は2着以下に6馬身(1秒1)差をつけて勝利している。レース間隔が空いている点と距離延長が課題となるが、そのスピードは侮れない。今回も石川慎将騎手とのコンビで出走する。

ダイメイヒロイン
ミッキーアイル産駒の牝馬。北海道新冠産で、この馬も佐賀・平山宏秀厩舎の管理馬である。デビュー戦を勝利したばかりの馬2頭を平山宏秀調教師はこのレースに送り込んできたが、持ち時計や前走での2着以下との差を見ると、ミトノドリームより見劣る内容。デビュー戦で騎乗した石川慎将騎手が今回ミトノドリームに乗ってくることも含め、現時点での陣営の評価もミトノドリームが上なのかもしれない。しかし、今回この馬には飛田愛斗騎手が騎乗する。前走からの上積みは走ってみないとわからないだけに、鞍上含めて魅力的な一頭と考えていいだろう。

上記3頭以外で面白いのは未勝利馬のサガノオジョウサンではないだろうか。デビュー戦、前走といずれも2着だが敗れた相手はどちらもポリスヴィークル。この2着は価値ある2着と考えたい。

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