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【盛岡・ジュニアグランプリ2024】地方競馬重賞展望 今年は地元・岩手勢の順番?! サウザンドマイルが重賞連勝へ

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【盛岡・ジュニアグランプリ2024】地方競馬重賞展望 今年は地元・岩手勢の順番?! サウザンドマイルが重賞連勝へ


ジュニアグランプリ・レース概要】
2歳馬による地方全国交流の重賞競走。本来は盛岡競馬場の芝1600m戦だが、芝コースのコンディション不良により、本年はダート1600mを舞台に争われる。
創設は1999年。当時は、岩手、上山、新潟の東北3地区による交流競走「東北ジュニアグランプリ」として実施されていた。その後、2003年に東北地区以外の所属馬も出走可能な地方全国交流の重賞競走となり、名称も現在の「ジュニアグランプリ」となった。これまでは9~10月の実施が多く、盛岡競馬場でJBC競走が行われた2022年は11月3日の同日に、JBC3競走のアンダーカードとして実施された。本年からは8月の実施となっている。岩手競馬における重賞格付けはM1。

ジュニアグランプリ・検討のポイント】
近3年は道営・ホッカイドウ競馬からの遠征馬が勝利しているが、今年の道営勢はそうハイレベルなメンバーとは言えない。同じ盛岡ダート1600m戦の若鮎賞を勝利したサウザンドマイルに、重賞連勝のチャンスが巡ってきたと考えてよさそうだ。

ジュニアグランプリ・出走馬概要】
サウザンドマイル
グレーターロンドン産駒の牡馬。道営からの遠征馬を含めても、2勝を挙げている馬はこの馬のみ。前走の若鮎賞は、2着以下に6馬身差(1秒0差)を付ける圧勝ぶりで、内容も最後の直線で決め手の違いを見せつけるものだった。この内容なら道営勢が相手でも互角以上のレースができるだろう。今回も山本政聡騎手とのコンビで挑む。

キングミニスター
今回、遠征している道営勢4頭はいずれもフレッシュチャレンジ(JRA認定新馬戦)、つまりデビュー戦を勝利しており、いずれも一定レベル以上の素質があると考えて良い。しかし、その後に馬券圏内に入った馬は前走で2着だったこの馬だけで、そのレース内容も勝ち馬から2秒1も離されてのものだった。当時、大差勝ちを許したソルジャーフィルドは、先日の門別・ブリーダーズゴールドジュニアカップで1番人気に支持されるも2着。そう考えると、相手が強かったことによる完敗とも言えないか。もちろん、道営勢4頭はいずれも初めての左回りコースというハンデにも直面するし、それら4頭の中では最も高く評価されていい存在だろうが、地元・岩手勢との比較で地力上位とは言い難い。
シニスターミニスター産駒の牡馬で、今回は地元・岩手所属騎手で山本政聡騎手の弟・山本聡哉騎手が手綱を取る。

ミヤギヴォイジャー
2着だった前走の走破タイムに注目したい。盛岡のダート1600m戦で良馬場発表だったが、1分43秒7で走っている。同じ盛岡のダート1600m戦だった若鮎賞で、サウザンドマイルは1分43秒2で走っているが、この時は稍重だった。脚抜きが良いダートだったサウザンドマイルのほうが速いタイムが出る環境は整っていたが、より力を要する馬場で0秒5差であれば、今回この馬にチャンスが巡ってきても不思議はない。
ルーラーシップ産駒の牡馬。今回はベテラン・村上忍騎手と初めてのコンビを組む。

上記3頭以外では、やはり道営勢に目を向けたい。ダノンレジェンド産駒のキエティスム、ストロングリターン産駒のキングリーエアー、ニューイヤーズデイ産駒のクリムゾンジュエルには一定の警戒が必要だろう。

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