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【金沢・イヌワシ賞2024】地方競馬重賞展望 金沢にも吹くか高知旋風!? 強力パートナーを背にヒロイックテイルが登場

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【金沢・イヌワシ賞2024】地方競馬重賞展望 金沢にも吹くか高知旋風!? 強力パートナーを背にヒロイックテイルが登場


イヌワシ賞・レース概要】
金沢競馬場のダート2000m戦で争われる地方全国交流の重賞競走。白山大賞典のトライアルレースとなっており、優勝馬には同競走への優先出走権が付与される。
創設は2005年。当時は1900m戦だったが、2012年からは2000m戦となっている。

イヌワシ賞・検討のポイント】
2017年に優勝したグルームアイランドを最後に、地元・金沢勢から勝ち馬は出ていない。今年も他地区からの遠征馬が強い印象で、特に高知所属のヒロイックテイルガルボマンボには警戒を高めておきたいところだ。

イヌワシ賞・出走馬概要】
ヒロイックテイル
最近の地方全国交流は、どの地域でも高知所属馬の活躍が目立つが、本競走でも軽視はできない。2走前の名古屋グランプリで2着という戦績は、当時がJRAのオープンクラスからの移籍後初戦だったという事情はあるにせよ、このメンバーでは注目せざるをえないものだろう。今回は、地元・金沢の吉原寛人騎手とコンビを組む。地方競馬を代表する名手がホームグラウンドで迎えるレースということを考えると、これほど頼もしいパートナーはいないだろう。中心視妥当な1頭となりそうだ。

ガルボマンボ
この馬も高知所属。近2走で凡走が続いている点は気になるが、2走前の福永洋一記念(7着)はやや距離不足、前走の六甲盃(5着)は今回よりも明らかにメンバーレベルが上の一戦だったと思われるだけに、今回は見直しが必要となりそうだ。引き続き、林謙佑騎手が手綱を取る。

スワーヴアラミス
道営・ホッカイドウ競馬所属。前走は盛岡に遠征して、マーキュリーカップで5着。今年で9歳になったが、JRA時代に重賞3勝を挙げた地力はまだまだ衰えていないことを証明した。この馬も前走よりは相手関係が楽になっており、好勝負は可能だろう。道営所属馬として走ることになった3走前からコンビを組んでいる落合玄太騎手が、今回も金沢に駆けつけることになっている。

上記3頭以外でも、元JRAオープン馬で現在は南関東・船橋所属のパワーブローキングなど、他地区勢ばかりが目立つ印象。劣勢の地元・金沢勢からは、メンバー中では唯一の連勝馬タイサイに注目したい。同馬の鞍上で、デビュー2年目、19歳の加藤翔馬騎手の勢いにも地元ファンとしては託したいところだろう。同じ金沢の2000m戦だった利家盃で2着だったエイシンアンヴァルも最内枠からの立ち回り方次第では、馬券圏内に食い込むチャンスはありそうだ。

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