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【高知・トレノ賞2024】地方競馬重賞展望 ヘルシャフト、グッドヒューマー、バリチューロらがダート1300mで激突

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【高知・トレノ賞2024】地方競馬重賞展望 ヘルシャフト、グッドヒューマー、バリチューロらがダート1300mで激突


トレノ賞・レース概要】
「トレノ」とは、スペイン語で「雷鳴」のこと。高知競馬場のダート1300m戦で争われる、高知所属馬限定の重賞競走。
1997年に創設された時は1400m戦だった。2000年を最後に一時休止されていたが、2008年に1300mの重賞競走として復活。2009年から2011年までは、近畿・中国・四国地区交流重賞として、2012年は中国・四国地区交流重賞として行われたが、2013年以降は高知所属馬のみが出走できるレースとなっている。
高知競馬場の「夜さ恋(よさこい)ナイター」は2009年にスタートしたが、その2009年のトレノ賞は、高知競馬場のナイター競馬がスタートした7月24日(金)当日のメインレースとして施行されている。

トレノ賞・検討のポイント】
近2走はJRAや他地区の馬たちを相手に2着に敗れているヘルシャフト。地元馬同士の戦いに変わる今回だが、前走重賞Vの古豪グッドヒューマー、連勝中バリチューロ、前走完勝のデシジョンなども虎視眈々と機をうかがう。

トレノ賞・出走馬概要】
ヘルシャフト
2走前は黒船賞で、JRA所属馬を相手に2着。前走は笠松に遠征して、他地区所属馬たちを相手に2着。前走で敗れた兵庫のタイガーインディには黒船賞で先着していただけに、悔いが残る遠征だった感はあるが、今回は地元馬同士の戦い。負けられない一戦だろう。今回も金沢から吉原寛人騎手が駆け付けて騎乗する。

グッドヒューマー
前走の福永洋一記念を逃げ切り勝ちして、3つ目の重賞タイトルを獲得。衰え知らずの10歳馬である。今回はやや距離不足という印象もあるが、昨年のこのレースでも3着に入っており、馬券内候補として組み込んでおきたい1頭だ。今回も宮川実騎手とコンビを組む。

バリチューロ
近2走を連勝して、初めて重賞競走の舞台に立つ。下級条件戦だが、高知の1300m戦で2勝を挙げており、距離に対する不安はこの馬には当てはまらない。強敵相手にどんなレースを見せるのか注目したい。鞍上の井上瑛太騎手とは今回が2度目のコンビとなる。

デシジョン
前走の特別戦は、ダノンジャスティスモダスオペランディヒカリオーソなどといった実績馬たちが相手だったが、2着以下に5馬身差をつけて圧勝。あと一歩で重賞タイトルに手が届くところまでパワーアップしてきた。「赤い彗星」永森大智騎手とは2戦2勝と相性が良いだけに、今回も要注意の1頭だ。

上記4頭以外では、前走でスペルマロンに先着して勝ち星を挙げたペイシャワキアを警戒しておきたい。クラスの壁を乗り越える勝利を挙げた後だけに、軽視は禁物だ。

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