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【旭川記念・レース概要】
現在は帯広競馬場のみで行われているばんえい競馬だが、2006年までは旭川競馬場、岩見沢競馬場、北見競馬場、そして帯広競馬場という4つの競馬場をサーカス一座のように人馬が移動を繰り返しながら、開催されていた。
かつては平地の道営・ホッカイドウ競馬も開催されていた旭川競馬場でも、平地競走が行われる周回コースの内側を使用する形で、ばんえい競馬が開催されていた。その旭川競馬場におけるばんえい最大のビッグレースが、本競走の前身・旭王冠賞だった。創設は1970年。
2007年、ばんえい競馬がそれまでの4市(帯広、岩見沢、旭川、北見)での開催から、帯広市単独での開催に変わったことにより、本競走は現名称に変更され、ばんえい競馬における重賞格付けはBG1からBG3に降格となった(現在はBG2)。
翌年3月のばんえい記念まで続く、古馬の高重量戦線の一戦であり、回次も旭王冠賞からのものを引き継ぐ形で現在に至っている。
【旭川記念・検討のポイント】
8番人気という低評価を覆して北斗賞を勝利した、クリスタルコルドの名前がこのレースにもある。この路線で今後も活躍できるのか? それとも北斗賞はフロックだったのか? その答えにも注目が集まる一戦となりそうだ。同レースで敗れた馬たちの巻き返しにも注目したい。
【旭川記念・出走馬概要】
クリスタルコルド
3歳馬だった2022年にはばんえい大賞典とはまなす賞を、そして5歳になった今年3月には4,5歳馬限定のポプラ賞をそれぞれ制するなど、世代別の重賞タイトルを持つ実績馬ではあったが、それでも4月のばんえい十勝オッズパーク杯(7着)に続いて2度目となる、古馬相手の重賞挑戦だった北斗賞での勝利に、ばんえいファンの多くが驚かされた。
当時の荷物(負担重量)は770キロ。この重量でも、上の世代とのパワー比べで見劣る点はないことは明らかとなった。今回はさらに20キロ重い790キロでの出走となるが、いずれは1000キロの荷物を引くばんえい記念での活躍も期待されるだけに、今回が単なる通過点となるのか注目したい。
インビクタ
2022年に岩見沢記念を勝利した時の荷物が820キロ。これが最も重い負担重量での勝利で、今回の790キロはまだ割引材料にはならない。今後、この重賞戦線はさらに荷物が重くなり、条件的に不利な戦いを強いられるだけに、ばんえい十勝オッズパーク杯(3着)、北斗賞(2着)と取りこぼしを続けた後に挑む今回は、何とかタイトルを手にしておきたいところではないだろうか。
2頭以外では、北斗賞からの巻き返しが期待される、コウテイやコマサンエースといった実績馬にも注目したい。
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2位 | スレイマン |
3位 | テーオーステルス |
4位 | イーグルノワール |
5位 | シーサーペント |
6位 | サンライズホーク |
7位 | キャプテンドレイク |
8位 | シシャモフレンド |
9位 | キミトユメヲカケル |
10位 | レグルレガリス |
1位 | 秋元耕成 浦和 |
---|---|
2位 | 森泰斗 船橋 |
3位 | M.デムーロ JRA |
4位 | 室陽一朗 浦和 |
5位 | 笹川翼 大井 |
6位 | 福原杏 浦和 |
7位 | 西村淳也 JRA |
8位 | 川田将雅 JRA |
9位 | 宮下瞳 愛知 |
10位 | 矢野貴之 大井 |
1位 | 小久保智 浦和 |
---|---|
2位 | 塚田隆男 愛知 |
3位 | 小澤宏次 浦和 |
4位 | 角田輝也 愛知 |
5位 | 牧浦充徳 JRA |
6位 | 田中淳司 北海道 |
7位 | 錦見勇夫 愛知 |
8位 | 沖田明子 愛知 |
9位 | 中川雅之 金沢 |
10位 | 音無秀孝 JRA |