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【佐賀・佐賀ユースカップ2024】地方競馬重賞展望 飛燕賞勝ち馬トゥールリーが半歩リードも、前残り警戒の一戦

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【佐賀・佐賀ユースカップ2024】地方競馬重賞展望 飛燕賞勝ち馬トゥールリーが半歩リードも、前残り警戒の一戦


佐賀ユースカップ・レース概要】
佐賀競馬場のダート1400m戦で争われる、3歳馬限定の重賞競走。佐賀所属馬のみが出走できる。2021年に創設された。今年で第4回となる。

佐賀ユースカップ・検討のポイント】
佐賀皐月賞栄城賞といった、佐賀競馬の3歳クラシック戦線を戦っていた馬にとっては、このレースは距離短縮の一戦となる。距離変わりで見直したいトゥールリーを再評価すべきレースとなりそうだ。

佐賀ユースカップ・出走馬概要】
トゥールリー
4月の佐賀皐月賞(1800m)、5月の栄城賞(2000m)はいずれも4着。1月に1750m戦の佐賀若駒賞を勝っていることから守備範囲外だったとまでは言えないが、ともに健闘の範疇だろう。昨年9月の九州ジュニアチャンピオン、今年2月の飛燕賞と1400m戦の重賞を2勝していることから、今回の距離短縮はプラスになる可能性が高い。手綱が山口勲騎手に戻るのもプラス材料となりそうだ。

トレベルオール
飛燕賞ではトゥールリーから0秒1差で2着だった。その後、佐賀皐月賞栄城賞はいずれも3着。佐賀所属の3歳世代で頂点に立ったウルトラノホシが不在である以上恥ずかしい競馬は出来ないここだが、1400m戦に戻って今度はトゥールリーとの短距離適性比較は避けられない。こうした点を踏まえて初コンビとなる山田義貴騎手がどんなレース運びをするのか、注目したい。

フークファンタジー
佐賀皐月賞は9着、栄城賞は7着だったが、前走の1400m戦で勝利。これでデビュー以来挙げた3つの勝ち星はいずれも1400m戦で、この距離では軽視できない存在と言える。佐賀皐月賞からコンビを組んでいる飛田愛斗騎手が今回も手綱を取る。

グッドタイミング
今回、この馬には兵庫から下原理騎手が駆け付けて騎乗する。同騎手が当馬の手綱を取るのは、昨年の九州ジュニアチャンピオン(3着)以来のこと。他地区のトップジョッキーに騎乗依頼して臨んでくるあたり、ある程度の勝算が陣営にあることが読み取れる。2歳時には、JRA小倉のフェニックス賞に参戦(6着)するなど、もともと陣営が大きな期待を寄せている馬でもあり、この名手への乗り替わりに勝負気配を感じ取って押さえるのも手ではないだろうか。

1400m戦だが確たる逃げ馬は不在の一戦。上記4頭以外に主導権を握るべくハナに立つ馬が現れた場合、そのまま粘り込む可能性は否定できない。スタートから1コーナーまで距離がある1400m戦でもあり、騎手の思惑が意外な結末をもたらす可能性がある。そのあたりを踏まえた馬券検討が勝利へのポイントと言えそうだ。

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