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【報知グランプリカップ・レース概要】
船橋競馬場のダート1800m戦で争われる重賞競走。創設は1964年で、当時からサラブレッドによる競走だったが、1977年にサラ・アラブの混合競走となった。しかし、その後のアラブ競走廃止に伴い、1999年からは再びサラブレッドのみのレースに戻っている。
南関東のグレードはS3。昨年までは2月に実施されていたが、今年は2002年以来となる1月の実施となる。
【報知グランプリカップ・検討のポイント】
このレースを2年続けて勝っているギガキングが今年も参戦し、3連覇に挑むが、昨年の羽田盃、東京ダービーでいずれも2着だった明け4歳馬ヒーローコールが強敵と目される。基本的にはこの2強対決の構図だが、馬券戦術上は「第3の馬」探しがポイントとなりそうだ。
【報知グランプリカップ・出走馬概要】
ギガキング
2020年に道営・ホッカイドウ競馬でデビューして以降、通算12勝を挙げているがこのうち右回りコースで勝利したのはデビュー戦の門別だけで、その後の11勝は全て左回りコースで挙げている。前走の大井・勝島王冠は7着だったが、右回りコースでは想定内と言えるかもしれない。このレースでの3連覇を期しての叩き台と考えれば、むしろ順調にここまで来たと考えるべきだろう。
今回はハイレベル世代である、明け4歳馬に強敵がいて、その比較を余儀なくされそうだが、付け入る隙もありそうで、その点を踏まえた上で馬券検討をすることをオススメしたい。
ヒーローコール
地方競馬における同世代の最強馬ミックファイアに羽田盃と東京ダービーでは敗れたが、その後はミックファイア不在の黒潮盃と戸塚記念を連勝している。前走の浦和記念は4着だったが、JRA所属の古馬が相手だったことを考えれば、健闘したと言ってもいいかもしれない。
ただし、手綱を取り続けていた森泰斗騎手から笹川翼騎手に鞍上が変わる点が気になるところだ。2022年の全日本2歳優駿(4着)以来のコンビだが、この乗り替わりをプラスと考えるか、マイナスと判断するか、少々悩ましいところでもある。一方のギガキングが、今回も継続騎乗で臨む点とあわせて考慮したいポイントとなりそうだ。
スワーヴアラミス
その森泰斗騎手が手綱を取るのがこの馬。9歳の古豪だが、森泰斗騎手とのコンビで2走前の日本テレビ盃で3着に入っており、JRA所属馬がいない今回は人馬共に非常に不気味な存在となりそうだ。5着に敗れた前走の勝島王冠から斤量が1キロ軽くなっており(56キロ)、2強に割って入る可能性は十分にある。
上記3頭以外では、4歳セン馬リベイクフルシティが面白そうだ。ヒーローコールと同じ4歳馬だが、2キロ軽い54キロでの出走だけに侮れない。吉原寛人騎手に手が戻るロードレガリスも、前走の勝島王冠3着から考えて、今回も注意が必要かもしれない。
(文・菅野一郎)
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---|---|
2位 | マテリアルガール |
3位 | ショットメーカー |
4位 | ヴィゴーレ |
5位 | コパノジャッキー |
6位 | ディアセオリー |
7位 | アマネラクーン |
8位 | スマートセラヴィー |
9位 | マンガン |
10位 | ジャスティン |
1位 | 笹川翼 大井 |
---|---|
2位 | 野畑凌 川崎 |
3位 | 森泰斗 船橋 |
4位 | 矢野貴之 大井 |
5位 | 和田譲治 大井 |
6位 | 千野稜真 浦和 |
7位 | 七夕裕次郎 浦和 |
8位 | 秋元耕成 浦和 |
9位 | 内田利雄 浦和 |
10位 | 宮下瞳 愛知 |
1位 | 小久保智 浦和 |
---|---|
2位 | 小林真治 浦和 |
3位 | 菅原欣也 金沢 |
4位 | 塚田隆男 愛知 |
5位 | 金田一昌 金沢 |
6位 | 長谷川忍 浦和 |
7位 | 箕輪武 浦和 |
8位 | 佐藤敏彦 岩手 |
9位 | 伊藤和忍 岩手 |
10位 | 藤ケ崎一人 愛知 |