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【帝王賞】メイショウハリオが3頭横並びの接戦制しJpnI連勝!レース史上初の連覇達成

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6月28日(水)の大井11Rで行われた第46回帝王賞(4歳以上オープン、JpnI、ダート2000メートル、定量、12頭立て、1着賞金=8000万円)は、浜中俊騎手の2番人気メイショウハリオ(牡6歳、栗東・岡田稲男厩舎)が3頭横並びの接戦をハナ差で制した。道中は中団の後ろを追走し、勝負どころで外々を回って進出すると直線で大外から豪快に伸びて優勝。5月のかしわ記念に続くJpnI連勝で、レース史上初の連覇を達成した。タイムは2分1秒9(良)。

ハナ差の2着には最内から脚を伸ばしたクラウンプライド(4番人気)、さらにアマタ差遅れた3着に1番人気のテーオーケインズが入った。

◆浜中俊騎手(1着 メイショウハリオ)「ゴールしてからは勝ったかどうかわからなかったですが、本当に頑張ってくれました。返し馬やパドックで状態の良さは感じましたし、厩舎サイドからもそう聞いていましたので、状態に関しては自信を持ってレースに騎乗しようと思いました。ラスト直線の伸びがいい馬なので、長所を生かすように前半はゆっくり行きましたが、勝負所で外に出してからは手応えも良かったですし、ラストもしっかりと走ってくれました。ゴールまで(勝ったかどうか)わからなかったですが、なんとか交わしてくれと思いながら乗っていました。中央のGIを一緒に勝ててはいないですが、帝王賞の連覇ということは史上初めての快挙ということですので、次こそは中央のGIをと思っています」

帝王賞を勝ったメイショウハリオは、父パイロ、母メイショウオウヒ、母の父マンハッタンカフェという血統。北海道浦河町・三嶋牧場の生産馬で、馬主は松本好雄氏。通算成績は22戦9勝(うち地方5戦3勝)。重賞は2021年みやこS(GⅢ)、22年マーチS(GⅢ)、帝王賞(JpnI)、今年のかしわ記念(JpnI)に次いで5勝目。岡田稲男調教師、浜中俊騎手ともに帝王賞は21年メイショウハリオに次いで2勝目。

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