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【帝王賞】テーオーケインズ、上半期のダート総決算で復権だ

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【帝王賞】テーオーケインズ、上半期のダート総決算で復権だ

TCK2夜連続重賞の締めくくりとなる、上半期のダート総決算『第46回帝王賞』(JpnⅠ、ダ2000メートル)が28日に行われる。昨年の覇者メイショウハリオをはじめ、GⅠ・JpnⅠ3勝のテーオーケインズなど強力なJRA勢に対し、地方勢は東京大賞典で5着と善戦したライトウォーリアなど豪華メンバーとなった。ハイレベルの激戦を制し、〝帝王〟の称号を手に入れるのはどの馬か―。

一昨年の帝王賞馬テーオーケインズが復権を果たす。今年初戦の川崎記念は4角の進路取りが明暗を分けたが、後にドバイワールドCを制すウシュバテソーロに半馬身差まで詰め寄って2着。前走にしても世界の強豪を相手に3着争いに加わる見せ場を作っており、6歳を迎えた今シーズンも力は健在だ。3年連続のGⅠ級タイトルを手中に収める。

JBCクラシック、チャンピオンズCで2着に好走したクラウンプライド、59キロを克服して重賞連勝を決めたプロミストウォリアも争覇圏。

◆大井2000メートル…1コーナーまでの距離が長く、広々とした外回りで行われるため紛れが少ない。力勝負になるケースが目立つ。

2日目も良で行われ、時計は速め。先行争いが激しくなることもあったが、基本的には前が有利だった。ただし、3日目は午後が不安定な天候。雨が降れば傾向に変化も。見極めが必要になる。

◎降水確率=午後40%、夜20%。

◆的場文男騎手「内外に差はないけど、軽いぶん前が止まらない。平均ペースなら明らかに先行が有利だね」

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