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nige｜佐賀記念 - 2024年2月12日佐賀10R｜地方競馬予想のウマニティ
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| 着 順 | 枠 番 |
馬 番 |
予想印 | 馬名 | オッズ | 性齢 | 重量 | 騎手 | 一言コメント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 8 | 11 | △ | ノットゥルノ | 3.1 | 牡5 | 59.0 | 武豊 | 小回りロングスパート戦は不安あり |
| 2 | 6 | 7 | キリンジ | 8.3 | 牡4 | 55.0 | 和田竜二 | ||
| 3 | 3 | 3 | ◎ | メイショウフンジン | 8.4 | 牡6 | 56.0 | 酒井学 | 久しぶりにハナ争いにならずハナが取れそうで |
| 4 | 2 | 2 | ▲ | グランブリッジ | 1.7 | 牝5 | 56.0 | 川田将雅 | 牡馬が相手でも戦えるところ見せて |
| 5 | 5 | 6 | ファルコンウィング | 877.4 | 牡7 | 56.0 | 竹吉徹 | ||
| 6 | 6 | 8 | タガノファジョーロ | 387.2 | 牡8 | 56.0 | 田中純 | ||
| 7 | 7 | 9 | ヒストリーメイカー | 105.3 | 牡10 | 56.0 | 山口勲 | ||
| 8 | 7 | 10 | ブレイブアモーレ | 429.3 | 牡4 | 55.0 | 石川倭 | ||
| 9 | 4 | 4 | マイネルナイペス | 877.4 | 牡8 | 56.0 | 山下裕貴 | ||
| 10 | 1 | 1 | マンダリンヒーロー | 19.6 | 牡4 | 55.0 | 吉原寛人 | ||
| 11 | 8 | 12 | ○ | ケイアイパープル | 24.6 | 牡8 | 57.0 | 藤岡康太 | もまれない最高の枠だが休み明け |
| 12 | 5 | 5 | エイシンビジョン | 965.6 | 牡11 | 56.0 | 金山昇馬 |
| 式別 | 買い方 | 組み合わせ | 1点あたりの金額 |
|---|---|---|---|
| 馬連 | 通常 | 3 - 12 | 2,000円 |
| ３連単 | ﾌｫｰﾒｰｼｮﾝ | 3 - 212 - 21112 |
各1,000円 |
| 3 - 11 - 212 |
各500円 | ||
| 212 - 3 - 21112 |
各600円 | ||
| 11 - 3 - 212 |
各300円 | ||
| 合計 | 13通り | 10,000円 | |
| 購入額 | 払戻額 | 収支 | 回収率 |
|---|---|---|---|
| 10,000円 | 0円 | -10,000円 | 0% |
nigeのコメント
【月曜佐賀勝負R:傾向・全馬評価あり】久しぶりに力を出し切れる条件で期待！
＜予想＞
◎3.メイショウフンジン
久しぶりにハナ争いにならずハナが取れそうで
○12.ケイアイパープル
もまれない最高の枠だが休み明け
▲2.グランブリッジ
牡馬が相手でも戦えるところを見せて
△11.ノットゥルノ
小回りロングスパート戦は不安あり
＜傾向＞
■ 近3年3着以内馬ローテーション
※レース名(人気,着順)
・2023年
【中央：2番人気】マーキュリーC(2,1)→シリウスS(3,15)→チャンピオンズC(8,14)
【中央：6番人気】ブラジルC(11,7)→師走S(11,4)→東海S(14,13)
【中央：1番人気】レパードS(7,1)→白山大賞典(3,3)→JBCクラシック(5,7)
・2022年
【中央：2番人気】ラジオ日本賞(5,1)→福島民友C(2,5)→名古屋GP(2,2)
【中央：5番人気】赤富士S(3勝クラス)(5,1)→浦和記念(6,7)→門司S(10,5)
【中央：1番人気】阿蘇S(1,6)→白山大賞典(5,1)→浦和記念(1,1)
・2021年
【中央：1番人気】太秦S(1,4)→みやこS(1,1)→チャンピオンズC(5,11)
【中央：3番人気】平安S(8,8)→アハルテケS(2,1)→ポルックスS(5,3)
【中央：5番人気】カノープスS(7,1)→東京大賞典(6,7)→川崎記念(6,8)
圧倒的に中央馬が結果を出しているレース。地方馬の好走は、2008年1着チャンストウライ以降なし。
ローテ的には、11〜12月のオープン特別・地方交流重賞の好走馬が結果を出している。G1・Jpn1路線を使ってきたような明らかに格上の馬が出てきたら素直に評価した方がいいレース。今年は佐賀でJBCが行われる影響なのか、牡馬・牝馬のトップクラス王道路線を使っているノットゥルノ、グランブリッジが参戦してきたのは珍しい。
重賞実績がないのなら、近3走で3勝クラスorオープン特別で勝った実績が欲しい。
＜展開＞
逃げたいのは、メイショウフンジンだけなので単騎逃げ濃厚。それに続いて、マンダリンヒーロー、ケイアイパープル、ノットゥルノあたりが追走。
ヒストリーメイカーが最近道中で動いて早め先頭の競馬をしているが、さすがにこの相手では大崩れする原因になるのでしないはず。前半はゆったりした流れで、2周目2コーナーあたりから徐々にペースアップしてのロングスパート戦を想定。
＜予想詳細＞
本命は、メイショウフンジン
白山大賞典(3,2)→浦和記念(2,5)→名古屋GP(4,5)
前走の名古屋グランプリは、外枠からかなり押して出して行ったが、ミトノオーだけでなく、マテリアルガールまでハナを取りに来て3頭並走が長く続いた。マテリアルガールが最内で抵抗していたので、前の3頭で後続を離したまま2周目へ。2周目1コーナーから後続が差を縮めてきて、3コーナーでミトノオーと一緒に後続に吸収されてそのまま失速。2.1秒差5着。
「ハナが取れなくても、ミトノオーのマイペース逃げを2番手で見ながらなら残れる」と考えて対抗にしていたが想定外の展開。2走前に内枠で全く力を出せなかったことで、酒井騎手に戻して積極的に運ぼうとしていたことが裏目に出てしまった（「今回は、とにかく先頭を譲らない競馬をしてほしい。」という前走レース前コメントあり）。
今回は、久しぶりに単騎逃げができそうな相手になるのが大きな魅力。
結果が出ていない一番の理由は、ベストの逃げるレースができていなかったから。使うレース条件的にテリオスベルと被ることが多くて、最近はその条件にミトノオーも加わっていた。今回は、テリオスベルが牝馬限定のクイーン賞を使って、ミトノオーは放牧中で2頭が不在。中央勢にハナ必須タイプがいなくて、久しぶりに逃げる競馬ができそうなのは大きなプラス材料。
去年の仁川Sで逃げて勝利してから地方交流重賞をメインに使っているが、逃げられたのは3走前の白山大賞典だけ。
この白山大賞典では、平均ペースで2番手ケイアイパープルが2周目2コーナーからプレッシャーをかけてくる展開。楽な展開ではなかったが、4コーナーでケイアイパープルの脚が先に鈍って、ウィルソンテソーロ（後にチャンピオンズCと東京大賞典で2着）に差されたが1/2馬身差2着の好内容。逃げたらしぶとさが増して、止まりそうに見えて最後まで大きく止まらない持続力を見せている。
白山大賞典のような展開を想定していて、ケイアイパープルの後ろにいるのがウィルソンテソーロからグランブリッジとノットゥルノに替わる。それも1kg差だったウィルソンテソーロの時より斤量差は大きい（グランブリッジと同斤量だが牝馬）。
ここは久しぶりに押し切れていい条件になっているので、本命で期待する。
馬券的には、3連単◎1着固定流し、◎2着固定流しの強弱。あと、本命・対抗決着でグランブリッジとノットゥルノが佐賀に対応できずに崩れたらショックが大きいので、馬連◎-○を買う選択をした。
対抗は、ケイアイパープル
アンタレスS(5,6)→白山大賞典(2,4)→JBCクラシック(6,9)
前走のJBCクラシックは、半馬身出遅れから出脚も鈍くて、出ムチを入れたが被されて2列目最内で追走。3コーナー前にムチが入って早々に失速して4.7秒差9着。
砂を被りたくない馬なので、被された時点でほぼ終了。追走も促しながらで、全く力を出せなかった。これは仕方ない凡走。
今回は、被される心配のない大外に入ったのが魅力。
砂を被らずに好位外から持続力を活かしたいので、大外枠はプラス材料。逃げたい中央馬がメイショウフンジンだけで、マンダリンヒーローやノットゥルノが2番手を取りに行ったとしても、好位外を取れる。
佐賀の適性があることは、2年前の佐賀記念で証明済み。2年前は、前に行きたい馬より内枠だったが外に切り替えて4番手から追走。2周目2コーナーからじわっと進出して、早め先頭で5馬身差の完勝をしている。
去年の白山大賞典では、2番手からメイショウフンジンにプレッシャーをかけて先に脚が鈍ってしまったが、佐賀なら逆転できる可能性はある。
前走で馬体を減らしていて、休み明けも課題になるが、状態さえ問題なければ条件はベスト。久しぶりの勝利があってもいい。
単穴は、グランブリッジ
レディスプレリュード(1,2)→JBCレディスクラシック(2,2)→名古屋GP(1,2)
前走の名古屋GPは、前の3頭の競り合いから離れた4番手で追走。2周目向正面で内からテリオスベルが動いて、3コーナーに入るところでテリオスベルを追いかけるように進出開始。コーナーに入って外から一気にディクテオンに交わされて、直線で追ったがじわじわ差を広げられて2馬身差2着。
1番人気を裏切った形だが、牡馬相手の中距離重賞なので2着でも上出来。この馬なりの走りは見せたレースだった。
今回も牡馬相手のレースを選択してきたので、相手関係が課題。
牝馬限定だと牡馬相手より相手関係は楽になるが、実績があるので斤量を背負わされる（もし、先週のクイーン賞に出走していたら、ハンデ戦で「57.5kg」か「58kg」の斤量だったはず）。斤量面では、Jpn3を使うなら牡馬相手の方が斤量は軽くなる。
ただ、Jpn3でも地方交流重賞を使う牡馬は、中央のOP特別やリステッドで結果を出してきた馬たち。このレースの中央馬は、地方交流重賞でも好走実績がある。牝馬限定より勝ち切るまで持って行くのは簡単ではない。
あと、JBCが今年佐賀で行われるので経験させておきたいことも重なっての出走で、勝負度的にも高いとは感じない。1着を取りに行くなら、牡馬相手のJpn3より牝馬相手のJpn2やJpn3の方が勝ち切りやすくなる。今後の兵庫女王盃（4月4日、Jpn3）やエンプレス杯（5月8日、Jpn2）の方が勝負度が高くなるのは自然な形。
勝ってもいい力はあるが、逃げる競馬ができるメイショウフンジンと同斤量ならメイショウフンジンの方に魅力を感じるので単穴まで。
4番手は、ノットゥルノ
JBCクラシック(5,2)→チャンピオンズC(14,8)→東京大賞典(5,4)
前走の東京大賞典は、内枠から軽く出してウィルソンテソーロとドゥラエレーデが出してきたので、好位内の3番手から追走。直線に入って前の2頭の外に出して、じわじわ伸びたが0.3秒差4着。
ウィルソンテソーロの奇襲逃げで、スローペースの好位内で動けず。速い上がりを追いかけるだけになってしまった。結果的に枠の並びで、内に入ったのが力を出せない結果に繋がってしまった。
今回は、相手関係が楽になるのは魅力。トップクラスの王道路線を使ってきた馬なので、Jpn3の佐賀記念になれば相手関係は楽になる。
ただ、得意の大井ではなく、斤量が59kgになるのは課題。
大井外回り2000mがベストなのはハッキリしているので、大井でなくても広いコースでコーナーで緩む流れが理想。今回は佐賀2000mなので、小回りコースで早めにペースアップする流れが濃厚。その流れで長くいい脚が使えるかは課題になる。それに59kgの斤量が加わる。
勝ってもいい馬ではあるが、相手関係が楽になる以外の条件はいいとは感じない。上位評価馬の方が崩れる可能性が低いと考えてこの評価になった。
※以下は、買わない馬の評価。
■ 中央馬
キリンジ
前走の東海Sでは、中団馬群の中で追走。3コーナーで前のタイセイドレフォンが狭くなって1列下がってきた影響で、1列下がる不利。直線で内からじわじわ伸びたが0.7秒差8着。1列下がらなくても良くて掲示板に乗れるくらいの内容。でも、この馬としては休み明けから好内容だった。
今回は、実質少頭数の勝負なのでスムーズに走れるのは歓迎。ただ、それは相手も同じ。兵庫CSでミトノオーに完敗して、ジャパンダートダービーでは2着だがミックファイアに負けている。能力的に中央馬の中では一番下の評価。まだ成長があっていい前走内容ではあったが、現状の走りで馬券圏内争いまでなると他馬の凡走頼み。もう少し成長した走りを見せないと手が出ない。
■ 地方馬
マンダリンヒーロー
サンタアニタダービー2着はすごいのだが、問われる適性が違うということが戻ってきてヒーローコールとミックファイアに勝てないところに出ている。その先着された2頭も、上の世代も加わった地方交流重賞では苦戦。かなりの成長がないと中央馬に先着して馬券圏内まで持ってくるのは難しい。積極的に買うのは、南関東馬のみの重賞と考えている。
マイネルナイペス
2022年は川崎の長い距離のOP特別を好走していたが、衰えが出てから高知→佐賀へ。佐賀の重賞でも苦戦しているので厳しい。
エイシンビジョン
名古屋でも完敗続きなので、回ってくるだけ。
ファルコンウィング
3歳時の2020年は、南関東重賞で好走していたが、4歳の1月から1年4ヶ月の長期休養があって別馬になってしまった。相手が楽になって名古屋・笠松で好走していたが、近走はさらに衰えが出ている。今の走りでは厳しい。
タガノファジョーロ
中央では、3勝クラスで頭打ち。佐賀に移籍してからは相手が楽になって重賞でも好走している。ただ、強くなったわけではないので中央馬相手では厳しい。
ヒストリーメイカー
ピーク時と比較すると衰えは出ていたが、まだ中央のOP特別なら好走できるレベルの走りをしていた2023年に佐賀へ移籍。思っていたより勝ちきれていないが、現状のこの馬なりにいい走りを続けている。現状の走りだと掲示板に載れたら上出来。馬券圏内まで持って行くには、かなり相手が凡走してくれないと厳しい。
ブレイブアモーレ
安定していい走りをしているが、タガノファジョーロとヒストリーメイカーには勝てていない。力を出し切っても相手が強いので厳しい。
＜予想＞
◎3.メイショウフンジン
久しぶりにハナ争いにならずハナが取れそうで
○12.ケイアイパープル
もまれない最高の枠だが休み明け
▲2.グランブリッジ
牡馬が相手でも戦えるところを見せて
△11.ノットゥルノ
小回りロングスパート戦は不安あり
＜傾向＞
■ 近3年3着以内馬ローテーション
※レース名(人気,着順)
・2023年
【中央：2番人気】マーキュリーC(2,1)→シリウスS(3,15)→チャンピオンズC(8,14)
【中央：6番人気】ブラジルC(11,7)→師走S(11,4)→東海S(14,13)
【中央：1番人気】レパードS(7,1)→白山大賞典(3,3)→JBCクラシック(5,7)
・2022年
【中央：2番人気】ラジオ日本賞(5,1)→福島民友C(2,5)→名古屋GP(2,2)
【中央：5番人気】赤富士S(3勝クラス)(5,1)→浦和記念(6,7)→門司S(10,5)
【中央：1番人気】阿蘇S(1,6)→白山大賞典(5,1)→浦和記念(1,1)
・2021年
【中央：1番人気】太秦S(1,4)→みやこS(1,1)→チャンピオンズC(5,11)
【中央：3番人気】平安S(8,8)→アハルテケS(2,1)→ポルックスS(5,3)
【中央：5番人気】カノープスS(7,1)→東京大賞典(6,7)→川崎記念(6,8)
圧倒的に中央馬が結果を出しているレース。地方馬の好走は、2008年1着チャンストウライ以降なし。
ローテ的には、11〜12月のオープン特別・地方交流重賞の好走馬が結果を出している。G1・Jpn1路線を使ってきたような明らかに格上の馬が出てきたら素直に評価した方がいいレース。今年は佐賀でJBCが行われる影響なのか、牡馬・牝馬のトップクラス王道路線を使っているノットゥルノ、グランブリッジが参戦してきたのは珍しい。
重賞実績がないのなら、近3走で3勝クラスorオープン特別で勝った実績が欲しい。
＜展開＞
逃げたいのは、メイショウフンジンだけなので単騎逃げ濃厚。それに続いて、マンダリンヒーロー、ケイアイパープル、ノットゥルノあたりが追走。
ヒストリーメイカーが最近道中で動いて早め先頭の競馬をしているが、さすがにこの相手では大崩れする原因になるのでしないはず。前半はゆったりした流れで、2周目2コーナーあたりから徐々にペースアップしてのロングスパート戦を想定。
＜予想詳細＞
本命は、メイショウフンジン
白山大賞典(3,2)→浦和記念(2,5)→名古屋GP(4,5)
前走の名古屋グランプリは、外枠からかなり押して出して行ったが、ミトノオーだけでなく、マテリアルガールまでハナを取りに来て3頭並走が長く続いた。マテリアルガールが最内で抵抗していたので、前の3頭で後続を離したまま2周目へ。2周目1コーナーから後続が差を縮めてきて、3コーナーでミトノオーと一緒に後続に吸収されてそのまま失速。2.1秒差5着。
「ハナが取れなくても、ミトノオーのマイペース逃げを2番手で見ながらなら残れる」と考えて対抗にしていたが想定外の展開。2走前に内枠で全く力を出せなかったことで、酒井騎手に戻して積極的に運ぼうとしていたことが裏目に出てしまった（「今回は、とにかく先頭を譲らない競馬をしてほしい。」という前走レース前コメントあり）。
今回は、久しぶりに単騎逃げができそうな相手になるのが大きな魅力。
結果が出ていない一番の理由は、ベストの逃げるレースができていなかったから。使うレース条件的にテリオスベルと被ることが多くて、最近はその条件にミトノオーも加わっていた。今回は、テリオスベルが牝馬限定のクイーン賞を使って、ミトノオーは放牧中で2頭が不在。中央勢にハナ必須タイプがいなくて、久しぶりに逃げる競馬ができそうなのは大きなプラス材料。
去年の仁川Sで逃げて勝利してから地方交流重賞をメインに使っているが、逃げられたのは3走前の白山大賞典だけ。
この白山大賞典では、平均ペースで2番手ケイアイパープルが2周目2コーナーからプレッシャーをかけてくる展開。楽な展開ではなかったが、4コーナーでケイアイパープルの脚が先に鈍って、ウィルソンテソーロ（後にチャンピオンズCと東京大賞典で2着）に差されたが1/2馬身差2着の好内容。逃げたらしぶとさが増して、止まりそうに見えて最後まで大きく止まらない持続力を見せている。
白山大賞典のような展開を想定していて、ケイアイパープルの後ろにいるのがウィルソンテソーロからグランブリッジとノットゥルノに替わる。それも1kg差だったウィルソンテソーロの時より斤量差は大きい（グランブリッジと同斤量だが牝馬）。
ここは久しぶりに押し切れていい条件になっているので、本命で期待する。
馬券的には、3連単◎1着固定流し、◎2着固定流しの強弱。あと、本命・対抗決着でグランブリッジとノットゥルノが佐賀に対応できずに崩れたらショックが大きいので、馬連◎-○を買う選択をした。
対抗は、ケイアイパープル
アンタレスS(5,6)→白山大賞典(2,4)→JBCクラシック(6,9)
前走のJBCクラシックは、半馬身出遅れから出脚も鈍くて、出ムチを入れたが被されて2列目最内で追走。3コーナー前にムチが入って早々に失速して4.7秒差9着。
砂を被りたくない馬なので、被された時点でほぼ終了。追走も促しながらで、全く力を出せなかった。これは仕方ない凡走。
今回は、被される心配のない大外に入ったのが魅力。
砂を被らずに好位外から持続力を活かしたいので、大外枠はプラス材料。逃げたい中央馬がメイショウフンジンだけで、マンダリンヒーローやノットゥルノが2番手を取りに行ったとしても、好位外を取れる。
佐賀の適性があることは、2年前の佐賀記念で証明済み。2年前は、前に行きたい馬より内枠だったが外に切り替えて4番手から追走。2周目2コーナーからじわっと進出して、早め先頭で5馬身差の完勝をしている。
去年の白山大賞典では、2番手からメイショウフンジンにプレッシャーをかけて先に脚が鈍ってしまったが、佐賀なら逆転できる可能性はある。
前走で馬体を減らしていて、休み明けも課題になるが、状態さえ問題なければ条件はベスト。久しぶりの勝利があってもいい。
単穴は、グランブリッジ
レディスプレリュード(1,2)→JBCレディスクラシック(2,2)→名古屋GP(1,2)
前走の名古屋GPは、前の3頭の競り合いから離れた4番手で追走。2周目向正面で内からテリオスベルが動いて、3コーナーに入るところでテリオスベルを追いかけるように進出開始。コーナーに入って外から一気にディクテオンに交わされて、直線で追ったがじわじわ差を広げられて2馬身差2着。
1番人気を裏切った形だが、牡馬相手の中距離重賞なので2着でも上出来。この馬なりの走りは見せたレースだった。
今回も牡馬相手のレースを選択してきたので、相手関係が課題。
牝馬限定だと牡馬相手より相手関係は楽になるが、実績があるので斤量を背負わされる（もし、先週のクイーン賞に出走していたら、ハンデ戦で「57.5kg」か「58kg」の斤量だったはず）。斤量面では、Jpn3を使うなら牡馬相手の方が斤量は軽くなる。
ただ、Jpn3でも地方交流重賞を使う牡馬は、中央のOP特別やリステッドで結果を出してきた馬たち。このレースの中央馬は、地方交流重賞でも好走実績がある。牝馬限定より勝ち切るまで持って行くのは簡単ではない。
あと、JBCが今年佐賀で行われるので経験させておきたいことも重なっての出走で、勝負度的にも高いとは感じない。1着を取りに行くなら、牡馬相手のJpn3より牝馬相手のJpn2やJpn3の方が勝ち切りやすくなる。今後の兵庫女王盃（4月4日、Jpn3）やエンプレス杯（5月8日、Jpn2）の方が勝負度が高くなるのは自然な形。
勝ってもいい力はあるが、逃げる競馬ができるメイショウフンジンと同斤量ならメイショウフンジンの方に魅力を感じるので単穴まで。
4番手は、ノットゥルノ
JBCクラシック(5,2)→チャンピオンズC(14,8)→東京大賞典(5,4)
前走の東京大賞典は、内枠から軽く出してウィルソンテソーロとドゥラエレーデが出してきたので、好位内の3番手から追走。直線に入って前の2頭の外に出して、じわじわ伸びたが0.3秒差4着。
ウィルソンテソーロの奇襲逃げで、スローペースの好位内で動けず。速い上がりを追いかけるだけになってしまった。結果的に枠の並びで、内に入ったのが力を出せない結果に繋がってしまった。
今回は、相手関係が楽になるのは魅力。トップクラスの王道路線を使ってきた馬なので、Jpn3の佐賀記念になれば相手関係は楽になる。
ただ、得意の大井ではなく、斤量が59kgになるのは課題。
大井外回り2000mがベストなのはハッキリしているので、大井でなくても広いコースでコーナーで緩む流れが理想。今回は佐賀2000mなので、小回りコースで早めにペースアップする流れが濃厚。その流れで長くいい脚が使えるかは課題になる。それに59kgの斤量が加わる。
勝ってもいい馬ではあるが、相手関係が楽になる以外の条件はいいとは感じない。上位評価馬の方が崩れる可能性が低いと考えてこの評価になった。
※以下は、買わない馬の評価。
■ 中央馬
キリンジ
前走の東海Sでは、中団馬群の中で追走。3コーナーで前のタイセイドレフォンが狭くなって1列下がってきた影響で、1列下がる不利。直線で内からじわじわ伸びたが0.7秒差8着。1列下がらなくても良くて掲示板に乗れるくらいの内容。でも、この馬としては休み明けから好内容だった。
今回は、実質少頭数の勝負なのでスムーズに走れるのは歓迎。ただ、それは相手も同じ。兵庫CSでミトノオーに完敗して、ジャパンダートダービーでは2着だがミックファイアに負けている。能力的に中央馬の中では一番下の評価。まだ成長があっていい前走内容ではあったが、現状の走りで馬券圏内争いまでなると他馬の凡走頼み。もう少し成長した走りを見せないと手が出ない。
■ 地方馬
マンダリンヒーロー
サンタアニタダービー2着はすごいのだが、問われる適性が違うということが戻ってきてヒーローコールとミックファイアに勝てないところに出ている。その先着された2頭も、上の世代も加わった地方交流重賞では苦戦。かなりの成長がないと中央馬に先着して馬券圏内まで持ってくるのは難しい。積極的に買うのは、南関東馬のみの重賞と考えている。
マイネルナイペス
2022年は川崎の長い距離のOP特別を好走していたが、衰えが出てから高知→佐賀へ。佐賀の重賞でも苦戦しているので厳しい。
エイシンビジョン
名古屋でも完敗続きなので、回ってくるだけ。
ファルコンウィング
3歳時の2020年は、南関東重賞で好走していたが、4歳の1月から1年4ヶ月の長期休養があって別馬になってしまった。相手が楽になって名古屋・笠松で好走していたが、近走はさらに衰えが出ている。今の走りでは厳しい。
タガノファジョーロ
中央では、3勝クラスで頭打ち。佐賀に移籍してからは相手が楽になって重賞でも好走している。ただ、強くなったわけではないので中央馬相手では厳しい。
ヒストリーメイカー
ピーク時と比較すると衰えは出ていたが、まだ中央のOP特別なら好走できるレベルの走りをしていた2023年に佐賀へ移籍。思っていたより勝ちきれていないが、現状のこの馬なりにいい走りを続けている。現状の走りだと掲示板に載れたら上出来。馬券圏内まで持って行くには、かなり相手が凡走してくれないと厳しい。
ブレイブアモーレ
安定していい走りをしているが、タガノファジョーロとヒストリーメイカーには勝てていない。力を出し切っても相手が強いので厳しい。
払戻金
| 単勝 | 11 | 310円 | 2番人気 |
|---|---|---|---|
| 複勝 | 11 | 140円 | 2番人気 |
| 7 | 190円 | 4番人気 | |
| 3 | 190円 | 3番人気 | |
| 枠連複 | 6 - 8 | 1,150円 | 5番人気 |
| 馬連複 | 7 - 11 | 1,080円 | 5番人気 |
| 馬連単 | 11 - 7 | 1,730円 | 7番人気 |
|---|---|---|---|
| ワイド | 7 - 11 | 370円 | 5番人気 |
| 3 - 11 | 410円 | 6番人気 | |
| 3 - 7 | 520円 | 7番人気 | |
| 三連複 | 3 - 7 - 11 | 1,860円 | 7番人気 |
| 三連単 | 11 - 7 - 3 | 7,390円 | 29番人気 |
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