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nige｜大井記念 - 2023年5月24日大井11R｜地方競馬予想のウマニティ
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| 着 順 | 枠 番 |
馬 番 |
予想印 | 馬名 | オッズ | 性齢 | 重量 | 騎手 | 一言コメント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 1 | セイカメテオポリス | 7.4 | 牡5 | 57.0 | 吉原寛人 | ||
| 2 | 4 | 5 | カジノフォンテン | 21.9 | 牡7 | 57.0 | 澤田龍哉 | ||
| 3 | 3 | 4 | ◎ | ライトウォーリア | 2.6 | 牡6 | 57.0 | 矢野貴之 | ハナか外に切り替えたらこの相手なら期待 |
| 4 | 7 | 12 | ○ | ミヤギザオウ | 17.9 | 牡4 | 57.0 | 今野忠成 | ひと叩きしてのベスト条件 |
| 5 | 3 | 3 | カイル | 8.5 | 牡4 | 57.0 | 御神本訓 | ||
| 6 | 6 | 10 | ギガキング | 7.8 | 牡5 | 57.0 | 和田譲治 | ||
| 7 | 8 | 13 | △ | アナザートゥルース | 16.9 | セ9 | 57.0 | 森泰斗 | 前走は勝ちに行くレースで展開が厳しく |
| 8 | 6 | 9 | ▲ | ランリョウオー | 4.2 | 牡5 | 57.0 | 本橋孝太 | 距離延長と斤量減歓迎もペース次第 |
| 9 | 5 | 8 | サルサレイア | 484.6 | 牝7 | 55.0 | 西啓太 | ||
| 10 | 2 | 2 | エブリワンブラック | 54.8 | 牡6 | 57.0 | 山崎誠士 | ||
| 11 | 8 | 14 | エルデュクラージュ | 42.5 | セ9 | 57.0 | 本田正重 | ||
| 12 | 5 | 7 | メイショウワザシ | 415.0 | 牡8 | 57.0 | 藤本現暉 | ||
| 13 | 4 | 6 | キャッスルトップ | 209.1 | 牡5 | 57.0 | 仲野光馬 | ||
| 14 | 7 | 11 | × | ダノンファラオ | 18.1 | 牡6 | 57.0 | 笹川翼 | 尾持ちができる地方なら一変の可能性ある |
| 式別 | 買い方 | 組み合わせ | 1点あたりの金額 |
|---|---|---|---|
| 馬連 | 通常 | 4 - 12 | 1,000円 |
| 4 - 9 | 1,000円 | ||
| 4 - 13 | 400円 | ||
| 4 - 11 | 200円 | ||
| ３連単 | 1着ながし | 4 - 9111213 |
各100円 |
| 2着ながし | 4 - 9111213 |
各100円 | |
| 合計 | 28通り | 5,000円 | |
| 購入額 | 払戻額 | 収支 | 回収率 |
|---|---|---|---|
| 5,000円 | 0円 | -5,000円 | 0% |
nigeのコメント
【水曜勝負R:全馬評価あり】条件良化でスムーズに走れば結果出る！
＜予想＞
◎4.ライトウォーリア
ハナか外に切り替えたらこの相手なら期待
○12.ミヤギザオウ
ひと叩きしてのベスト条件
▲9.ランリョウオー
距離延長と斤量減歓迎もペース次第
△13.アナザートゥルース
前走は勝ちに行くレースで展開が厳しく
☆11.ダノンファラオ
尾持ちができる地方なら一変の可能性ある
＜展開＞
逃げたいのは、ライトウォーリア、キャッスルトップ。外からアナザートゥルース、ランリョウオーが好位を取りに行く。
逃げたい馬の中では、ライトウォーリアが速い。外から出脚の速いランリョウオー、アナザートゥルースが好位外へ。キャッスルトップが五分のスタートなら、1コーナーまでの距離があるのでかなり押してハナを主張する可能性がある。そうなるとライトウォーリアは譲って外に切り替えての2番手、またはアナザートゥルースまで前に行かせての3番手。
キャッスルトップとライトウォーリアがハナ争いになっても長引く可能性が低いので、隊列が決まると落ち着く。ライトウォーリアがハナだと平均ペース、キャッスルトップがハナだと中盤少し緩む可能性が上がる想定。
＜予想詳細＞
本命は、ライトウォーリア
前走の川崎記念は、大外からしっかり出してハナへ。ただ、テリオスベルが1周目ゴール前で外からハナを取りに来たので、譲って外に切り替えて2番手で追走。2周目向正面でのテリオスベルのペースアップについて行ったが、2周目4コーナーで脚が鈍りだして直線は我慢するだけ。2.0秒差5着。
時計がかなりかかっていた馬場の2100mは距離が長かったし、持続力勝負に持ち込むテリオスベルについて行ってのJpn1の強い相手もきつかった。でも、東京大賞典に続いて掲示板に載る好内容だった。
評価しているのは、前走よりも今回と同じ大井2000mの東京大賞典。このレースでは、内枠から出して行こうとしたが､外から被されて好位馬群の内の6番手から追走｡向正面で外から動く馬がいて位置取りを下げたが､直線を内で我慢して残り200mを過ぎて外に切り替えて伸びてきて5着｡
ハナか好位外のもまれない位置で持続力を活かしたい馬なので､ハナを取ってペースを落とす作戦を実行したショウナンナデシコに被された時点で好走は難しいと思っていた｡それが好位内で我慢して､直線で外に切り替えてから失速してきたショウナンナデシコを交わして､サンライズホープに迫る脚を見せたことに驚いた｡
今回は、地方馬のみのレースで大井に替わるのが魅力。
逃げなくてもいい馬なので外枠が理想だが、今回は中央馬がいないレース。同型の出脚が速くないので、内枠でも出遅れなければハナが取れるし、強引に来たら譲って外に切り替えたら力が出せる形になる。中央馬に外から被されて力を出しきれない形だった東京大賞典でも地方馬最先着で、時計も大井記念を勝てる時計で走っている。
馬場は、大井に替わって火曜日の雨の影響が残るの馬場。水曜日に乾いてきても、間違いなく前走時の川崎より時計が出る馬場になる。雨の影響が強く残っても、勝島王冠では不良で勝っているので問題ない。時計がかなりかかっていた川崎から大井に替わるのは大歓迎。
休み明けも苦にしないので、スタートが悪くて内でガッツリもまれる形になったりしなければ好走できると考えて期待する。
対抗は、ミヤギザオウ
前走のブリリアントカップは、外枠からじわっと出して中団の外で追走。向正面のペースアップで少し位置を下げて、直線に入る所で大外へ。そこからじわじわ最後まで伸びたが0.7秒差7着。
上がり3F4位の「36.8秒」で、この上がりの脚は自己最速。これまでの最速が「38.2秒」の22年クラシックトライアルで、羽田盃を勝った時が上がり最速で「38.8秒」。この馬にとってはペースが遅すぎて、距離も2000mあった方がいいと感じたレース内容だった。
今回は、ひと叩きしての良化が期待できて、大井2000mになるのが魅力。
休んで成長分があったとしても前走の「17kg増」は、休み明けの影響があった可能性が高い。その点で、ひと叩きしての良化が期待できる。
大井2000mは、3歳時の去年の東京大賞典で、5着ライトウォーリアと0.7秒差、8着ゴールドホイヤーと同タイムで走れている条件。前走と比較すると追走が楽になるし、ライトウォーリアがいて好位を取りたい馬もいるので、前走よりペースが流れる可能性も高い。
まだ4歳馬で成長もあっていい馬なので、人気より期待値が高いと考えて対抗とした。
単穴は、ランリョウオー
前走のブリリアントカップは、外枠から位置を取りに行って2番手から追走。デュードヴァンのマイペース逃げに付き合って、4コーナーで並びかけて直線へ。残り150mくらいで先頭に出て、そのまま押し切って勝利。
前有利のレースの流れにピッタリ合うレース運びで勝利。近走内容が悪かったが、結果を出してきた大井外回りの緩い流れで良化した走りを見せた。
今回は、大井2000mになって定量戦になるのが魅力。
前走は前に行く馬が少ない1800mだったので2番手をすんなり取れたが、2000mの方が無理せずに好位を取ることができる。それに「S1」勝ち実績がある馬なので、定量戦はプラス材料。勝負度的にも、距離・斤量・賞金面を考えると前走より今回の方が高いはず。
気になるのは、ライトウォーリアの存在。
この馬は、大井のきついコーナーで緩んで再加速する緩急のある流れを前で押し切るのが得意パターン。これが影響して、ペースアップが速くて後半減速ラップになりやすい浦和（3走前と4走前）で脆さが出ていたと考えている。
前走に続いて大井外回りは歓迎だが、溜め逃げタイプではない「ライトウォーリアの存在」が気になる。ライトウォーリアは、少し早めに仕掛けるので、この馬の得意な流れより持続力の重要度が上がる可能性が高い。そうなった時にどこまで我慢できるかが課題。
想定する流れより緩かったら勝つ可能性はあるが、想定する平均ペースならミヤギザオウのように少し上がりがかかってほしい馬の方に魅力を感じるので単穴評価にした。
4番手は、アナザートゥルース
前走のダイオライト記念は、じわっと出して好位外の3番手から追走。テリオスベルとメイショウフンジンのペースアップについて行こうとしたが、2周目4コーナーで力尽きて失速。5.0秒差10着。
中央馬相手に正攻法の競馬で勝負に行って潰されてしまった。20年ダイオライト記念の勝ち馬だが、船橋が砂の入れ替えをされる前。結果的には、今の船橋の馬場だと2400mの距離も長かった。
今回は、距離短縮して外枠でスムーズに走れるのは魅力。
2400mから2000mへの距離短縮は歓迎。かなり時計のかかる船橋の1800mに対応しているので、大井の馬場なら2000mは問題ない。
大井2000mは、21年の東京大賞典で0.6秒差6着の実績がある。適性的に、持続力が最大限に活きる船橋の方が合っているので、大井のコーナーで緩む緩急のある流れがベストではない。でも、ライトウォーリアの逃げなら極端に緩急のある流れにならない。前で我慢する走りで持続力を活かせば好走できる内容を見せている。
森騎手がこの馬の長所を理解しているので、好位外でライトウォーリアに食らいついて上位争いに加われていい。
5番手は、ダノンファラオ
前走のマーチSは、出遅れて後方を回ってくるだけで2.0秒差13着。前に行って長く脚を使いたい馬なので、出遅れるとどうすることもできない。
今回は、地方に移籍したことで一変する可能性がある。
この馬の弱点は、スタートが下手なところ。これが地方だと「尾持ち」をしてスタートができるのが大きな魅力。
この馬の実績を見てもらえば分かるのだが、地方交流重賞だと出遅れずにハナか好位からの追走ができている。一方で、古馬になっての中央のレースだと出遅れる確率が高くて、他馬も速い。この馬の出脚では前に行けないレースになっている。
地方に移籍したことで、尾持ちができて、前にも行きやすい相手。さらに、外枠に入れた。急激に衰えたことで二桁着順が続いている訳ではないので、前に行けたら一変があっていい。一変に警戒して相手に入れておきたい。
※以下は、買わない馬の評価。
セイカメテオポリス
前走のオグリキャップ記念は、出たなりでじわっと出して中団の外で追走。2周目向正面でからのぺペースアップについて行って、好位外に上がって直線へ。そこから早め先頭のカイル、それを追いかけていたグリードパルフェにじわじわ迫って頭差で勝利。勝ちはしたのだがスローペースの一団でレースレベルが低くて、グリードパルフェに負けそうになっている。ダイオライト記念に続いてレース内容は悪かった。
去年の東京記念2着馬だが、このレース以降で南関東重賞を走ったのは3走前の金盃（3着）だけ。金盃も展開がハマってカイルとトーセンブルに負けていて内容はいいとは言えない。去年の臨戦過程の方が良くて、近走内容も悪いと考えているので消し。
エブリワンブラック
去年のダイオライト記念2着馬だが、中央馬が多く崩れた恩恵があったレース。近走は、1700～2100mでいろいろ試して、芝もダメで地方へ。馬場に対応できても、手薄なOP特別でないと厳しいと考えて消し。
カイル
前走のオグリキャップ記念は、2番手追走から早め先頭でセイカメテオポリス 、グリードパルフェに差されて3着。前有利の展開で差されているので、着差以上に内容は悪い。2走前の金盃で復活の勝利をしたが、展開と進路取りがハマった結果。普通の流れだと報知オールスターカップや勝島王冠のように掲示板争いまでと考えて消し。
カジノフォンテン
前走のかしわ記念は、2番手から追走。3～4コーナーで外からハヤブサナンデクンに早めに前に出られて、直線失速。2.7秒差9着。きつい展開だったが、現状の力だと仕方ない結果。
南関東重賞になるのは歓迎も、現状は2000mよりもう少し距離が短い方がいい。楽にハナが取れるようならまだ可能性があるが、1800mの勝島王冠でも3着だったので2000mだと厳しい。人気よりは好走できる可能性があると思うが、「買いたい」までは行かない。
キャッスルトップ
前走は、重賞だと中団から追走するようなジョエルにハナを取られて2番手。早々に失速して最下位。テンの脚も遅くなっていて、ハナも取れなくなってきている。このメンバーだとスピードに乗る前に外から被される可能性が高い。ハナを取れたところで、この相手は厳しい。同型不在で楽逃げ出来そうなOP特別とかでないと買えない。
メイショウワザシ
前走は、スタート直後に落馬。これは仕方ない。現状は、南関東重賞ではお手上げ。他地区の重賞でないと好走は厳しい。
サルサレイア
厳しいペースを持続力で差してくる馬だが、その持続力も衰えが出てきている。大井外回り不向きで、相手も強すぎる。
ギガキング
前走のブリリアントカップは、2列目最内の4番手で追走。直線に入ってからの加速について行けずに、ラスト100mから持続力で盛り返すも5着。前のランリョウオー・デュードヴァンに届かず、スワーヴアラミス、タイムフライヤーにも差されて、大井外回り適性の低さが出てしまった。
前で持続力を活かしたいので船橋がベスト。コーナーで緩みやすい大井外回りだとどうしても、直線に入っての加速で遅れてしまう。今回はライトウォーリアの逃げなら、前走より流れは良くなるが、距離が2000mになるのはマイナス。今回も頑張って掲示板までと考えて消した。
エルデュクラージュ
前走のダイオライト記念は、好位の4番手から追走。その位置で最後まで粘って、テリオスベル・メイショウフンジンとの2着争いまで持っていけたが4着。この馬としては最高の走りを見せた。
今回は、大井替わりと馬場対応が課題。中央時代は左回りの東京が得意だった馬で、地方移籍後も川崎を一番得意としている。右回りになるのは不安材料。適性的にも、前で持続力を活かしたいので大井外回りがいいとは言えない。馬場も中央時代と違って時計の出る馬場の対応がきつくなっているので、今の馬場はマイナス。クリアしないといけない課題が多いので手が出ない。
＜予想＞
◎4.ライトウォーリア
ハナか外に切り替えたらこの相手なら期待
○12.ミヤギザオウ
ひと叩きしてのベスト条件
▲9.ランリョウオー
距離延長と斤量減歓迎もペース次第
△13.アナザートゥルース
前走は勝ちに行くレースで展開が厳しく
☆11.ダノンファラオ
尾持ちができる地方なら一変の可能性ある
＜展開＞
逃げたいのは、ライトウォーリア、キャッスルトップ。外からアナザートゥルース、ランリョウオーが好位を取りに行く。
逃げたい馬の中では、ライトウォーリアが速い。外から出脚の速いランリョウオー、アナザートゥルースが好位外へ。キャッスルトップが五分のスタートなら、1コーナーまでの距離があるのでかなり押してハナを主張する可能性がある。そうなるとライトウォーリアは譲って外に切り替えての2番手、またはアナザートゥルースまで前に行かせての3番手。
キャッスルトップとライトウォーリアがハナ争いになっても長引く可能性が低いので、隊列が決まると落ち着く。ライトウォーリアがハナだと平均ペース、キャッスルトップがハナだと中盤少し緩む可能性が上がる想定。
＜予想詳細＞
本命は、ライトウォーリア
前走の川崎記念は、大外からしっかり出してハナへ。ただ、テリオスベルが1周目ゴール前で外からハナを取りに来たので、譲って外に切り替えて2番手で追走。2周目向正面でのテリオスベルのペースアップについて行ったが、2周目4コーナーで脚が鈍りだして直線は我慢するだけ。2.0秒差5着。
時計がかなりかかっていた馬場の2100mは距離が長かったし、持続力勝負に持ち込むテリオスベルについて行ってのJpn1の強い相手もきつかった。でも、東京大賞典に続いて掲示板に載る好内容だった。
評価しているのは、前走よりも今回と同じ大井2000mの東京大賞典。このレースでは、内枠から出して行こうとしたが､外から被されて好位馬群の内の6番手から追走｡向正面で外から動く馬がいて位置取りを下げたが､直線を内で我慢して残り200mを過ぎて外に切り替えて伸びてきて5着｡
ハナか好位外のもまれない位置で持続力を活かしたい馬なので､ハナを取ってペースを落とす作戦を実行したショウナンナデシコに被された時点で好走は難しいと思っていた｡それが好位内で我慢して､直線で外に切り替えてから失速してきたショウナンナデシコを交わして､サンライズホープに迫る脚を見せたことに驚いた｡
今回は、地方馬のみのレースで大井に替わるのが魅力。
逃げなくてもいい馬なので外枠が理想だが、今回は中央馬がいないレース。同型の出脚が速くないので、内枠でも出遅れなければハナが取れるし、強引に来たら譲って外に切り替えたら力が出せる形になる。中央馬に外から被されて力を出しきれない形だった東京大賞典でも地方馬最先着で、時計も大井記念を勝てる時計で走っている。
馬場は、大井に替わって火曜日の雨の影響が残るの馬場。水曜日に乾いてきても、間違いなく前走時の川崎より時計が出る馬場になる。雨の影響が強く残っても、勝島王冠では不良で勝っているので問題ない。時計がかなりかかっていた川崎から大井に替わるのは大歓迎。
休み明けも苦にしないので、スタートが悪くて内でガッツリもまれる形になったりしなければ好走できると考えて期待する。
対抗は、ミヤギザオウ
前走のブリリアントカップは、外枠からじわっと出して中団の外で追走。向正面のペースアップで少し位置を下げて、直線に入る所で大外へ。そこからじわじわ最後まで伸びたが0.7秒差7着。
上がり3F4位の「36.8秒」で、この上がりの脚は自己最速。これまでの最速が「38.2秒」の22年クラシックトライアルで、羽田盃を勝った時が上がり最速で「38.8秒」。この馬にとってはペースが遅すぎて、距離も2000mあった方がいいと感じたレース内容だった。
今回は、ひと叩きしての良化が期待できて、大井2000mになるのが魅力。
休んで成長分があったとしても前走の「17kg増」は、休み明けの影響があった可能性が高い。その点で、ひと叩きしての良化が期待できる。
大井2000mは、3歳時の去年の東京大賞典で、5着ライトウォーリアと0.7秒差、8着ゴールドホイヤーと同タイムで走れている条件。前走と比較すると追走が楽になるし、ライトウォーリアがいて好位を取りたい馬もいるので、前走よりペースが流れる可能性も高い。
まだ4歳馬で成長もあっていい馬なので、人気より期待値が高いと考えて対抗とした。
単穴は、ランリョウオー
前走のブリリアントカップは、外枠から位置を取りに行って2番手から追走。デュードヴァンのマイペース逃げに付き合って、4コーナーで並びかけて直線へ。残り150mくらいで先頭に出て、そのまま押し切って勝利。
前有利のレースの流れにピッタリ合うレース運びで勝利。近走内容が悪かったが、結果を出してきた大井外回りの緩い流れで良化した走りを見せた。
今回は、大井2000mになって定量戦になるのが魅力。
前走は前に行く馬が少ない1800mだったので2番手をすんなり取れたが、2000mの方が無理せずに好位を取ることができる。それに「S1」勝ち実績がある馬なので、定量戦はプラス材料。勝負度的にも、距離・斤量・賞金面を考えると前走より今回の方が高いはず。
気になるのは、ライトウォーリアの存在。
この馬は、大井のきついコーナーで緩んで再加速する緩急のある流れを前で押し切るのが得意パターン。これが影響して、ペースアップが速くて後半減速ラップになりやすい浦和（3走前と4走前）で脆さが出ていたと考えている。
前走に続いて大井外回りは歓迎だが、溜め逃げタイプではない「ライトウォーリアの存在」が気になる。ライトウォーリアは、少し早めに仕掛けるので、この馬の得意な流れより持続力の重要度が上がる可能性が高い。そうなった時にどこまで我慢できるかが課題。
想定する流れより緩かったら勝つ可能性はあるが、想定する平均ペースならミヤギザオウのように少し上がりがかかってほしい馬の方に魅力を感じるので単穴評価にした。
4番手は、アナザートゥルース
前走のダイオライト記念は、じわっと出して好位外の3番手から追走。テリオスベルとメイショウフンジンのペースアップについて行こうとしたが、2周目4コーナーで力尽きて失速。5.0秒差10着。
中央馬相手に正攻法の競馬で勝負に行って潰されてしまった。20年ダイオライト記念の勝ち馬だが、船橋が砂の入れ替えをされる前。結果的には、今の船橋の馬場だと2400mの距離も長かった。
今回は、距離短縮して外枠でスムーズに走れるのは魅力。
2400mから2000mへの距離短縮は歓迎。かなり時計のかかる船橋の1800mに対応しているので、大井の馬場なら2000mは問題ない。
大井2000mは、21年の東京大賞典で0.6秒差6着の実績がある。適性的に、持続力が最大限に活きる船橋の方が合っているので、大井のコーナーで緩む緩急のある流れがベストではない。でも、ライトウォーリアの逃げなら極端に緩急のある流れにならない。前で我慢する走りで持続力を活かせば好走できる内容を見せている。
森騎手がこの馬の長所を理解しているので、好位外でライトウォーリアに食らいついて上位争いに加われていい。
5番手は、ダノンファラオ
前走のマーチSは、出遅れて後方を回ってくるだけで2.0秒差13着。前に行って長く脚を使いたい馬なので、出遅れるとどうすることもできない。
今回は、地方に移籍したことで一変する可能性がある。
この馬の弱点は、スタートが下手なところ。これが地方だと「尾持ち」をしてスタートができるのが大きな魅力。
この馬の実績を見てもらえば分かるのだが、地方交流重賞だと出遅れずにハナか好位からの追走ができている。一方で、古馬になっての中央のレースだと出遅れる確率が高くて、他馬も速い。この馬の出脚では前に行けないレースになっている。
地方に移籍したことで、尾持ちができて、前にも行きやすい相手。さらに、外枠に入れた。急激に衰えたことで二桁着順が続いている訳ではないので、前に行けたら一変があっていい。一変に警戒して相手に入れておきたい。
※以下は、買わない馬の評価。
セイカメテオポリス
前走のオグリキャップ記念は、出たなりでじわっと出して中団の外で追走。2周目向正面でからのぺペースアップについて行って、好位外に上がって直線へ。そこから早め先頭のカイル、それを追いかけていたグリードパルフェにじわじわ迫って頭差で勝利。勝ちはしたのだがスローペースの一団でレースレベルが低くて、グリードパルフェに負けそうになっている。ダイオライト記念に続いてレース内容は悪かった。
去年の東京記念2着馬だが、このレース以降で南関東重賞を走ったのは3走前の金盃（3着）だけ。金盃も展開がハマってカイルとトーセンブルに負けていて内容はいいとは言えない。去年の臨戦過程の方が良くて、近走内容も悪いと考えているので消し。
エブリワンブラック
去年のダイオライト記念2着馬だが、中央馬が多く崩れた恩恵があったレース。近走は、1700～2100mでいろいろ試して、芝もダメで地方へ。馬場に対応できても、手薄なOP特別でないと厳しいと考えて消し。
カイル
前走のオグリキャップ記念は、2番手追走から早め先頭でセイカメテオポリス 、グリードパルフェに差されて3着。前有利の展開で差されているので、着差以上に内容は悪い。2走前の金盃で復活の勝利をしたが、展開と進路取りがハマった結果。普通の流れだと報知オールスターカップや勝島王冠のように掲示板争いまでと考えて消し。
カジノフォンテン
前走のかしわ記念は、2番手から追走。3～4コーナーで外からハヤブサナンデクンに早めに前に出られて、直線失速。2.7秒差9着。きつい展開だったが、現状の力だと仕方ない結果。
南関東重賞になるのは歓迎も、現状は2000mよりもう少し距離が短い方がいい。楽にハナが取れるようならまだ可能性があるが、1800mの勝島王冠でも3着だったので2000mだと厳しい。人気よりは好走できる可能性があると思うが、「買いたい」までは行かない。
キャッスルトップ
前走は、重賞だと中団から追走するようなジョエルにハナを取られて2番手。早々に失速して最下位。テンの脚も遅くなっていて、ハナも取れなくなってきている。このメンバーだとスピードに乗る前に外から被される可能性が高い。ハナを取れたところで、この相手は厳しい。同型不在で楽逃げ出来そうなOP特別とかでないと買えない。
メイショウワザシ
前走は、スタート直後に落馬。これは仕方ない。現状は、南関東重賞ではお手上げ。他地区の重賞でないと好走は厳しい。
サルサレイア
厳しいペースを持続力で差してくる馬だが、その持続力も衰えが出てきている。大井外回り不向きで、相手も強すぎる。
ギガキング
前走のブリリアントカップは、2列目最内の4番手で追走。直線に入ってからの加速について行けずに、ラスト100mから持続力で盛り返すも5着。前のランリョウオー・デュードヴァンに届かず、スワーヴアラミス、タイムフライヤーにも差されて、大井外回り適性の低さが出てしまった。
前で持続力を活かしたいので船橋がベスト。コーナーで緩みやすい大井外回りだとどうしても、直線に入っての加速で遅れてしまう。今回はライトウォーリアの逃げなら、前走より流れは良くなるが、距離が2000mになるのはマイナス。今回も頑張って掲示板までと考えて消した。
エルデュクラージュ
前走のダイオライト記念は、好位の4番手から追走。その位置で最後まで粘って、テリオスベル・メイショウフンジンとの2着争いまで持っていけたが4着。この馬としては最高の走りを見せた。
今回は、大井替わりと馬場対応が課題。中央時代は左回りの東京が得意だった馬で、地方移籍後も川崎を一番得意としている。右回りになるのは不安材料。適性的にも、前で持続力を活かしたいので大井外回りがいいとは言えない。馬場も中央時代と違って時計の出る馬場の対応がきつくなっているので、今の馬場はマイナス。クリアしないといけない課題が多いので手が出ない。
払戻金
| 単勝 | 1 | 740円 | 3番人気 |
|---|---|---|---|
| 複勝 | 1 | 180円 | 3番人気 |
| 5 | 460円 | 9番人気 | |
| 4 | 130円 | 1番人気 | |
| 枠連複 | 1 - 4 | 6,310円 | 16番人気 |
| 馬連複 | 1 - 5 | 7,600円 | 29番人気 |
| 枠連単 | 1 - 4 | 9,730円 | 28番人気 |
|---|---|---|---|
| 馬連単 | 1 - 5 | 14,990円 | 54番人気 |
| ワイド | 1 - 5 | 2,280円 | 31番人気 |
| 1 - 4 | 350円 | 2番人気 | |
| 4 - 5 | 1,150円 | 17番人気 | |
| 三連複 | 1 - 4 - 5 | 6,300円 | 21番人気 |
| 三連単 | 1 - 5 - 4 | 55,540円 | 192番人気 |
馬場：良
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