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nige｜浦和記念 - 2022年11月23日浦和10R｜地方競馬予想のウマニティ
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| 着 順 | 枠 番 |
馬 番 |
予想印 | 馬名 | オッズ | 性齢 | 重量 | 騎手 | 一言コメント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 6 | 6 | クリノドラゴン | 6.9 | 牡4 | 56.0 | 武豊 | ||
| 2 | 2 | 2 | ▲ | ラーゴム | 4.6 | 牡4 | 56.0 | 鮫島克駿 | 外枠理想もスムーズに外に出せれば |
| 3 | 5 | 5 | △ | アイオライト | 18.3 | 牡5 | 56.0 | 菱田裕二 | 2周目3コーナーに先頭で入れたら |
| 4 | 1 | 1 | タービランス | 22.9 | 牡9 | 56.0 | 笹川翼 | ||
| 5 | 4 | 4 | ○ | ケイアイパープル | 3.2 | 牡6 | 56.0 | 藤岡康太 | 能力は一番だが不安材料があり |
| 6 | 7 | 9 | ◎ | タイセイドレフォン | 3.8 | 牡3 | 54.0 | C.デム | 成長を見せてスムーズに走れそうで |
| 7 | 7 | 8 | × | エルデュクラージュ | 38.0 | セ8 | 56.0 | 本田正重 | 中央馬が怪しい枠の並びになったので |
| 8 | 6 | 7 | スワーヴアラミス | 8.6 | 牡7 | 57.0 | 真島大輔 | ||
| 9 | 8 | 11 | サバンナロード | 436.8 | セ9 | 56.0 | 中島良美 | ||
| 10 | 8 | 10 | ランリョウオー | 12.9 | 牡4 | 56.0 | 本橋孝太 | ||
| 11 | 3 | 3 | サンライズハイアー | 268.3 | 牡6 | 56.0 | 吉原寛人 |
| 式別 | 買い方 | 組み合わせ | 1点あたりの金額 |
|---|---|---|---|
| ３連単 | 1着ながし | 9 - 24 |
各600円 |
| ﾌｫｰﾒｰｼｮﾝ | 9 - 24 - 58 |
各500円 | |
| 9 - 58 - 2458 |
各300円 | ||
| 合計 | 12通り | 5,000円 | |
| 購入額 | 払戻額 | 収支 | 回収率 |
|---|---|---|---|
| 5,000円 | 0円 | -5,000円 | 0% |
nigeのコメント
【水曜勝負R:傾向・全馬評価あり】不安材料がある馬が多い中で好条件揃う！
＜予想＞
◎：タイセイドレフォン
成長を見せてスムーズに走れそうで
○：ケイアイパープル
能力は一番だが不安材料があり
▲：ラーゴム
外枠理想もスムーズに外に出せれば
△：アイオライト
2周目3コーナーに先頭で入れたら
☆：エルデュクラージュ
中央馬が怪しい枠の並びになったので
＜傾向＞
■ 近3年3着以内馬ローテーション
※レース名(人気,着順)
・2021年
【中央：1番人気】プロキオンS(9,1)→阿蘇S(1,6)→白山大賞典(5,1)
【地方：3番人気】京成盃GM(3,2)→大井記念(1,3)→埼玉新聞栄冠賞(1,1)
【中央：4番人気】BSN賞(5,10)→ラジオ日本賞(10,5)→ブラジルC(6,3)
・2020年
【中央：3番人気】JDD(6,1)→日本テレビ盃(2,7)→JBCクラシック(5,5)
【中央：1番人気】スレイプニルS(4,4)→BSN賞(2,1)→日本テレビ盃(5,1)
【中央：2番人気】ダイオライト記(2,2)→アンタレスS(3,1)→エルムS(2,2)
・2019年
【中央：2番人気】東京大賞典(2,3)→川崎記念(1,2)→ドバイワールドC(取消)
【中央：3番人気】アンタレスS(6,1)→平安S(4,4)→みやこS(4,6)
【中央：4番人気】マーキュリーC(2,4)→シリウスS(6,1)→JBCクラシック(3,7)
中央馬は、路線はバラバラだが、JBCクラシックで負けた馬と近3走で重賞を勝っている馬が好成績。トップクラスはチャンピオンズCを使うので、JBCクラシックで完敗していても、近3走で地方交流重賞で5着以内実績があれば勝負できるレベル。
地方馬が上位に来る年があるが、近年は苦戦。狙うなら、地方交流重賞の好走実績がある馬、または元中央OP・3勝クラスから移籍した南関東重賞好走馬。
あと、中央馬が3頭上位にきても人気順に決まりにくいレース。過去10年で1番人気で勝ったのは、2回だけ（去年のメイショウカズサと16年3歳時のケイティブレイブ）。それが影響して、中央馬のみの決着でも3連単が万馬券になりやすいレース。
＜展開＞
逃げたいのは、アイオライトだけなのでハナへ。
その後ろから内で被されたくないケイアイパープルがかなり出して、外に切り替えようとする。あと、外枠からエルデュクラージュ、ランリョウオー、タイセイドレフォンあたりが続く。スタートと騎手の出し方次第で、2番手以降の位置取りは変わる。
アイオライトは距離不安があるので、前半はゆったりした入り。2周目向正面からペースアップする流れを想定。
＜予想詳細＞
本命は、タイセイドレフォン
弥富特別(2勝クラス)(1,1)→レパードS(1,2)→みやこS(5,5)
前走のみやこSは、前に行きたい馬が多かったので、少し控えて中団やや前の8番手から追走。
向正面でヒストリーメイカーが動いて外に並んできたので、蓋をされて3コーナーへ。ヒストリーメイカーが前に行ったら今度はヴァンヤールが動いてきて、直線に入ってやっと前に進路ができた。そこから前を追ったが0.2秒差5着。
結果だけ見ると、同世代でレパードSで先着したハピに逆転され、斤量差のある古馬にも先着されて掲示板まで。でも、内容を見ると外に出したい時に出せず、直線に入ってやっと前に進路ができて、直線で伸びて0.2秒差。
上位の上がりで差して勝つような馬ではないので、差し有利の展開で追い出しが遅れたら、速い上がりが使える強い差し馬に差されるのは仕方ない。それに成長がなければもっと負けていたレースレベルと内容なので、相手次第で次走に期待ができるレースだった。
今回は、浦和替わりと枠の並びが魅力。
この馬の長所は、先行力を活かせる長くいい脚が使える持続力。瞬発力がそこまでないので、ある程度前の位置にいて持続力を活かすのが理想。
浦和コースは、ペースアップが速くてロングスパート戦になりやすいコース形態。後半減速ラップになって持続力が問われる流れは、適性に合う。
枠も長所を活かしやすいし、他馬のマイナスになる可能性がある並びになった。
好位内でも立ち回れるが、前走のようにスムーズに走れないリスクはある。外枠の方が自分から動きやすいので長所は活かしやすい。他馬に関しては、もまれたくないケイアイパープル、やや外の枠から前の位置が取りたいラーゴムが内枠に入った。この枠は、力を出し切れない可能性が上がった。
あと、今年の浦和記念に出走する中央馬が手薄なアシストもある。
「JBCクラシック→チャンピオンズC→東京大賞典」の中距離の王道路線と違って、「マーキュリーC→白山大賞典→浦和記念」は裏路線。それにしても、中央馬で重賞3着以内実績があるのがケイアイパープルとこの馬だけなのは例年と比べると手薄。
それでケイアイパープルに不安材料があるなら、適性が合って、成長中の54㎏で走れる3歳馬タイセイドレフォンを狙いたい。
対抗は、ケイアイパープル
平安S(7,2)→マーキュリーC(1,4)→白山大賞典(2,1)
前走の白山大賞典は、内枠だったのでかなり押して好位内の4番手で追走。1周目4コーナーから直線に入る所で、前の2頭の外に出して3番手に上がった。
2周目向正面で後ろを確認してから、早めに前に並びかけて3コーナーでは早くも先頭。そこから最後まで長く脚を使って2.1/2馬身差で勝利。
内枠に入ったことから、砂を被らない外に出せるかが課題のレースだった。それを上手いタイミングで外に切り替えて、いつも通りに早めに動いて持続力を活かす完璧なレース内容。本命にしていたが、外に切り替えた時点で「勝ち」を確信できた。
今回は、内枠に入ったことと前倒しで使ってきたことが課題。
この馬の弱点は、もまれ弱さ。それに加えて、もまれる位置を回避するための行き脚があまり速くないところ。この弱点の影響が内枠に入ると大きくなる。
前走は、内を空けて走る金沢だったことで上手く外に出せたが、浦和だと中途半端に前に行くと外から被されてしまう可能性がある。コーナーまでの距離があって2000mも距離があるので、ずっと包まれる可能性は低いが、早めに外に出したい。
藤岡康太騎手は、この弱点を理解しているので平安S（2枠3番）やアンタレスS（3枠5番）では、出鞭を入れて「何としてももまれない位置に出す！」という意思を感じる位置取り争いをしていた。
今回も同じように外に切り替えることができたら、後半減速ラップになりやすい浦和なので長所の持続力は活かせる。
もう一つ気になるのが、前倒しで使ってきたこと。
放牧明けで予定を早めたというコメントが出ている（ＪＢＣクラシックを回避した時は、次走名古屋グランプリを予定とスポーツ新聞に情報が出ていた）。前倒しの影響で、いつもより中間の本数が少なくて、最終追い切りを「一杯」に追っている。普段の最終追い切りは「馬なり」が多くて、「一杯」は3か月半ぶりで2勝クラスを勝った時以来。本来の走りができるのか気になるし、中1週で名古屋グランプリも使う可能性は十分ある。
ハッキリしているのは、間違いなく、当初からここが目標ではなかったこと。能力は一番だが、枠・状態・ローテの不安があるので対抗とした。
単穴は、ラーゴム
吾妻小富士S(5,1)→プロキオンS(1,12)→白山大賞典(4,2)
前走の白山大賞典は、かなり押していたが好位馬群の中の6番手から追走。
2周目の1コーナーで4番手に上がって、向正面で外に切り替えてケイアイパープルの仕掛けを追いかける形。
4コーナーで少し遅れたが、直線で内に少しもたれながらも盛り返して、カフジオクタゴンを差し返しての2着。
金沢の小回りや馬場の影響か、少しもたついたり、内にもたれたりしていたが、最後は持続力で持ってきたというレース内容。
今回は、小回りは同じだが、金沢より時計が出てる浦和替わりは歓迎。
芝の重賞勝ちがあって、3走前の吾妻小富士Sも重馬場で時計が出ていたことから、この馬場替わりはプラス。
課題は、内枠の対応。
理想は、吾妻小富士Sのように好位外を取って持続力を活かしたい。でも、前に行く脚がそこまでないので、内枠だと外から被されて位置取りが悪くなる可能性が高い。上位評価馬も持続力があるので、位置取りが悪くなると差し切るまで持っていくことは難しくなる。
勝つ可能性を上げるには、道中で外に早めに切り替えて2周目3コーナーで好位の外にいることが重要。もし、中団くらいから差す形になっても、この相手なら馬券圏内まで持ってこれていいのでこの評価にした。
4番手は、アイオライト
大沼S(7,1)→エルムS(3,8)→みやこS(13,15)
前走のみやこSは、内枠からウィリアムバローズを前に行かせて、外に切り替えようとしていた。しかし、ウィリアムバローズからラチ沿いまで4頭分くらい内に押し込まれてしまって2列目最内から追走。
もまれる位置でマイナスなのに、差し有利の展開になって直線サッパリ。全く自分のレースができなかった。
今回は、久しぶりにマイペース逃げができそうな相手関係が魅力。
評価しているのは、阪神1800mのベテルギウスS。
このレースは、スピードの違いでハナを取ってマイペース。直線に入る所で差を広げて、追いかけてきたショウナンナデシコを抑えての勝利。
2000mは未知の条件だが、マイペース逃げではあったが阪神1800mを逃げ切れるなら、浦和2000mでマイペースなら距離に対応できていい。
ケイアイパープルが好位外が取れていたら早めに動いてきてきつくなるが、2周目3コーナーに入る所でまだ先頭なら残り目があっていいと考えて相手に入れておく。
5番手は、エルデュクラージュ
中原OP(1,3)→マーキュリーC(8,6)→埼玉新聞栄冠賞(3,3)
前走の埼玉新聞栄冠賞は、最内から位置を取りに行って2列目最内から追走。
2周目向正面でのライトウォーリアのペースアップには遅れたが、2番手に上がって最後までしぶとく粘って3着。
ラスト4F13.5 -11.7-13.6-15.1で、ゆったりした流れから向正面で秒から一気に加速しての我慢比べ。ライトウォーリアの仕掛けを追いかけたことで展開の向いたマンガンに差されてしまったが、タービランスには交わされなかったのは評価できる。
今回は、ひと叩きしての良化が期待できることと中央馬が怪しい枠に入ったことが魅力。
休み明けもそれなりに走れるが、休み明け2戦は結果が出ている。去年の報知オールスターカップは休み明け2戦目。勝ちに行って脚が止まったがマーキュリーCも、休み明け2戦目。中央時代に走った21年ダイオライト記念2着の時も休み明け2戦目。
使って良化することが分かっているようなローテになっていて、今回は休み明け2戦目。
あと、外枠が理想のケイアイパープル・ラーゴムが内枠で、力を出し切れるのか不安がある枠に入った。それにマイペース逃げだが2000mは未知数のアイオライトもいて、中央馬に不安材料がある。2頭崩れたら馬券圏内まであっていいので、相手に押さえておきたい。
去年の浦和記念2着馬タービランスでなく、この馬の方を選んだのは、骨折明け2戦目だった埼玉新聞栄冠賞の内容が2年前や去年と比べると明らかに悪かったから。良化する可能性はあるが、エルデュクラージュも良化が期待できるので前走での順位のままこの馬を選択した。
※以下は、買わない馬の評価。
■ 中央馬
クリノドラゴン
前走のJBCクラシックは、出たなりで控えて後方集団で追走。1コーナーに入ってから徐々に位置を上げて、向正面では中団やや後ろ。3コーナーから動いて、中団まで上がって直線で外へ。そこから失速する間を交わして0.9秒差4着。
今回は、前走より相手が楽になるが、浦和コース替わりは大きな不安。この馬は、相手の脚が止まったところを持続力で差すタイプ。道中で動いたり、まくったりして差し切れる馬ではない。道中で動けるウェスタールンドでも、去年4着、2年前3着。ウェスタールンドより道中で動けないクリノドラゴンの脚質で直線の短い浦和だと。かなり展開の助けがないと馬券圏内まで持ってくるのは難しい。後半減速ラップになりやすいが、前半が楽な展開だとこの馬が届くまで前は止まらないので消す選択をした。
■ 地方馬
タービランス
去年の2着馬で、同条件の埼玉新聞栄冠賞を20年・21年連覇していてレース条件はベスト。ただ、今年は脚部不安で7か月半も休んでいる。休み明けから2戦使ったが、使っての良化を期待して本命にした埼玉新聞栄冠賞で4着。過去の埼玉新聞栄冠賞と比べるとパフォーマンスが明らかに落ちていた。まだ良化する可能性はあるが、前走で先着されたエルデュクラージュも良化が期待できる叩き2戦目で、中央馬までいる。順番を付けると消すところまで評価が下がる。
サンライズハイアー
前走のJBCクラシックでは、4.0秒差13着。この内容では厳しい。
スワーヴアラミス
前走は、スタートは普通だったが、大外だったのでじわっと最初のコーナーまで出して2番手から追走。2周目の3コーナーで先頭に出て、直線の後半でじわじわ差を広げて1.1/2馬身差で勝利。地方移籍初戦で勝てたが、OP特別。外枠だから前に行けて、前有利の展開を前で押し切ったレース。相手が楽になって、条件が揃っていたので、1.1/2馬身差はいい内容とは言えない。
今年の東海S勝ち馬だが、このレースで燃え尽きたかのようにパフォーマンスが明らかに落ちている。中央で結果が出なくなったから、地方に移籍したことを忘れてはいけない。強くなったわけでも、復活したわけでもなく、楽な相手にいい枠に入って勝っただけ。中央馬が手薄と言っても、前走の内容では足りないので消し。買うとしたら、前走を使ってかなり良化を見せることを期待するしかない。
ランリョウオー
前走の埼玉新聞栄冠賞は、好位馬群の中の5番手から追走。2周目の4コーナーで力尽きて8着。緩急があるペースを好位から押し切れる瞬発力が長所なので、後半流れて持続力が必要なレースに対応できなかった。予想でも単勝1.5倍だったが、浦和コースになるのがマイナスと考えて頭なしの3番手評価にしていた。
今回は、浦和だけでなく、中央馬もいるのでレースレベルも上がる。買うなら次走出てくると思っているコーナーで緩む川崎の報知オールスターカップ。ここは持続力とレースレベルの対応がきつい。
サバンナロード
南関東のB1で頭打ちになって、愛知に移籍したので厳しい。
＜予想＞
◎：タイセイドレフォン
成長を見せてスムーズに走れそうで
○：ケイアイパープル
能力は一番だが不安材料があり
▲：ラーゴム
外枠理想もスムーズに外に出せれば
△：アイオライト
2周目3コーナーに先頭で入れたら
☆：エルデュクラージュ
中央馬が怪しい枠の並びになったので
＜傾向＞
■ 近3年3着以内馬ローテーション
※レース名(人気,着順)
・2021年
【中央：1番人気】プロキオンS(9,1)→阿蘇S(1,6)→白山大賞典(5,1)
【地方：3番人気】京成盃GM(3,2)→大井記念(1,3)→埼玉新聞栄冠賞(1,1)
【中央：4番人気】BSN賞(5,10)→ラジオ日本賞(10,5)→ブラジルC(6,3)
・2020年
【中央：3番人気】JDD(6,1)→日本テレビ盃(2,7)→JBCクラシック(5,5)
【中央：1番人気】スレイプニルS(4,4)→BSN賞(2,1)→日本テレビ盃(5,1)
【中央：2番人気】ダイオライト記(2,2)→アンタレスS(3,1)→エルムS(2,2)
・2019年
【中央：2番人気】東京大賞典(2,3)→川崎記念(1,2)→ドバイワールドC(取消)
【中央：3番人気】アンタレスS(6,1)→平安S(4,4)→みやこS(4,6)
【中央：4番人気】マーキュリーC(2,4)→シリウスS(6,1)→JBCクラシック(3,7)
中央馬は、路線はバラバラだが、JBCクラシックで負けた馬と近3走で重賞を勝っている馬が好成績。トップクラスはチャンピオンズCを使うので、JBCクラシックで完敗していても、近3走で地方交流重賞で5着以内実績があれば勝負できるレベル。
地方馬が上位に来る年があるが、近年は苦戦。狙うなら、地方交流重賞の好走実績がある馬、または元中央OP・3勝クラスから移籍した南関東重賞好走馬。
あと、中央馬が3頭上位にきても人気順に決まりにくいレース。過去10年で1番人気で勝ったのは、2回だけ（去年のメイショウカズサと16年3歳時のケイティブレイブ）。それが影響して、中央馬のみの決着でも3連単が万馬券になりやすいレース。
＜展開＞
逃げたいのは、アイオライトだけなのでハナへ。
その後ろから内で被されたくないケイアイパープルがかなり出して、外に切り替えようとする。あと、外枠からエルデュクラージュ、ランリョウオー、タイセイドレフォンあたりが続く。スタートと騎手の出し方次第で、2番手以降の位置取りは変わる。
アイオライトは距離不安があるので、前半はゆったりした入り。2周目向正面からペースアップする流れを想定。
＜予想詳細＞
本命は、タイセイドレフォン
弥富特別(2勝クラス)(1,1)→レパードS(1,2)→みやこS(5,5)
前走のみやこSは、前に行きたい馬が多かったので、少し控えて中団やや前の8番手から追走。
向正面でヒストリーメイカーが動いて外に並んできたので、蓋をされて3コーナーへ。ヒストリーメイカーが前に行ったら今度はヴァンヤールが動いてきて、直線に入ってやっと前に進路ができた。そこから前を追ったが0.2秒差5着。
結果だけ見ると、同世代でレパードSで先着したハピに逆転され、斤量差のある古馬にも先着されて掲示板まで。でも、内容を見ると外に出したい時に出せず、直線に入ってやっと前に進路ができて、直線で伸びて0.2秒差。
上位の上がりで差して勝つような馬ではないので、差し有利の展開で追い出しが遅れたら、速い上がりが使える強い差し馬に差されるのは仕方ない。それに成長がなければもっと負けていたレースレベルと内容なので、相手次第で次走に期待ができるレースだった。
今回は、浦和替わりと枠の並びが魅力。
この馬の長所は、先行力を活かせる長くいい脚が使える持続力。瞬発力がそこまでないので、ある程度前の位置にいて持続力を活かすのが理想。
浦和コースは、ペースアップが速くてロングスパート戦になりやすいコース形態。後半減速ラップになって持続力が問われる流れは、適性に合う。
枠も長所を活かしやすいし、他馬のマイナスになる可能性がある並びになった。
好位内でも立ち回れるが、前走のようにスムーズに走れないリスクはある。外枠の方が自分から動きやすいので長所は活かしやすい。他馬に関しては、もまれたくないケイアイパープル、やや外の枠から前の位置が取りたいラーゴムが内枠に入った。この枠は、力を出し切れない可能性が上がった。
あと、今年の浦和記念に出走する中央馬が手薄なアシストもある。
「JBCクラシック→チャンピオンズC→東京大賞典」の中距離の王道路線と違って、「マーキュリーC→白山大賞典→浦和記念」は裏路線。それにしても、中央馬で重賞3着以内実績があるのがケイアイパープルとこの馬だけなのは例年と比べると手薄。
それでケイアイパープルに不安材料があるなら、適性が合って、成長中の54㎏で走れる3歳馬タイセイドレフォンを狙いたい。
対抗は、ケイアイパープル
平安S(7,2)→マーキュリーC(1,4)→白山大賞典(2,1)
前走の白山大賞典は、内枠だったのでかなり押して好位内の4番手で追走。1周目4コーナーから直線に入る所で、前の2頭の外に出して3番手に上がった。
2周目向正面で後ろを確認してから、早めに前に並びかけて3コーナーでは早くも先頭。そこから最後まで長く脚を使って2.1/2馬身差で勝利。
内枠に入ったことから、砂を被らない外に出せるかが課題のレースだった。それを上手いタイミングで外に切り替えて、いつも通りに早めに動いて持続力を活かす完璧なレース内容。本命にしていたが、外に切り替えた時点で「勝ち」を確信できた。
今回は、内枠に入ったことと前倒しで使ってきたことが課題。
この馬の弱点は、もまれ弱さ。それに加えて、もまれる位置を回避するための行き脚があまり速くないところ。この弱点の影響が内枠に入ると大きくなる。
前走は、内を空けて走る金沢だったことで上手く外に出せたが、浦和だと中途半端に前に行くと外から被されてしまう可能性がある。コーナーまでの距離があって2000mも距離があるので、ずっと包まれる可能性は低いが、早めに外に出したい。
藤岡康太騎手は、この弱点を理解しているので平安S（2枠3番）やアンタレスS（3枠5番）では、出鞭を入れて「何としてももまれない位置に出す！」という意思を感じる位置取り争いをしていた。
今回も同じように外に切り替えることができたら、後半減速ラップになりやすい浦和なので長所の持続力は活かせる。
もう一つ気になるのが、前倒しで使ってきたこと。
放牧明けで予定を早めたというコメントが出ている（ＪＢＣクラシックを回避した時は、次走名古屋グランプリを予定とスポーツ新聞に情報が出ていた）。前倒しの影響で、いつもより中間の本数が少なくて、最終追い切りを「一杯」に追っている。普段の最終追い切りは「馬なり」が多くて、「一杯」は3か月半ぶりで2勝クラスを勝った時以来。本来の走りができるのか気になるし、中1週で名古屋グランプリも使う可能性は十分ある。
ハッキリしているのは、間違いなく、当初からここが目標ではなかったこと。能力は一番だが、枠・状態・ローテの不安があるので対抗とした。
単穴は、ラーゴム
吾妻小富士S(5,1)→プロキオンS(1,12)→白山大賞典(4,2)
前走の白山大賞典は、かなり押していたが好位馬群の中の6番手から追走。
2周目の1コーナーで4番手に上がって、向正面で外に切り替えてケイアイパープルの仕掛けを追いかける形。
4コーナーで少し遅れたが、直線で内に少しもたれながらも盛り返して、カフジオクタゴンを差し返しての2着。
金沢の小回りや馬場の影響か、少しもたついたり、内にもたれたりしていたが、最後は持続力で持ってきたというレース内容。
今回は、小回りは同じだが、金沢より時計が出てる浦和替わりは歓迎。
芝の重賞勝ちがあって、3走前の吾妻小富士Sも重馬場で時計が出ていたことから、この馬場替わりはプラス。
課題は、内枠の対応。
理想は、吾妻小富士Sのように好位外を取って持続力を活かしたい。でも、前に行く脚がそこまでないので、内枠だと外から被されて位置取りが悪くなる可能性が高い。上位評価馬も持続力があるので、位置取りが悪くなると差し切るまで持っていくことは難しくなる。
勝つ可能性を上げるには、道中で外に早めに切り替えて2周目3コーナーで好位の外にいることが重要。もし、中団くらいから差す形になっても、この相手なら馬券圏内まで持ってこれていいのでこの評価にした。
4番手は、アイオライト
大沼S(7,1)→エルムS(3,8)→みやこS(13,15)
前走のみやこSは、内枠からウィリアムバローズを前に行かせて、外に切り替えようとしていた。しかし、ウィリアムバローズからラチ沿いまで4頭分くらい内に押し込まれてしまって2列目最内から追走。
もまれる位置でマイナスなのに、差し有利の展開になって直線サッパリ。全く自分のレースができなかった。
今回は、久しぶりにマイペース逃げができそうな相手関係が魅力。
評価しているのは、阪神1800mのベテルギウスS。
このレースは、スピードの違いでハナを取ってマイペース。直線に入る所で差を広げて、追いかけてきたショウナンナデシコを抑えての勝利。
2000mは未知の条件だが、マイペース逃げではあったが阪神1800mを逃げ切れるなら、浦和2000mでマイペースなら距離に対応できていい。
ケイアイパープルが好位外が取れていたら早めに動いてきてきつくなるが、2周目3コーナーに入る所でまだ先頭なら残り目があっていいと考えて相手に入れておく。
5番手は、エルデュクラージュ
中原OP(1,3)→マーキュリーC(8,6)→埼玉新聞栄冠賞(3,3)
前走の埼玉新聞栄冠賞は、最内から位置を取りに行って2列目最内から追走。
2周目向正面でのライトウォーリアのペースアップには遅れたが、2番手に上がって最後までしぶとく粘って3着。
ラスト4F13.5 -11.7-13.6-15.1で、ゆったりした流れから向正面で秒から一気に加速しての我慢比べ。ライトウォーリアの仕掛けを追いかけたことで展開の向いたマンガンに差されてしまったが、タービランスには交わされなかったのは評価できる。
今回は、ひと叩きしての良化が期待できることと中央馬が怪しい枠に入ったことが魅力。
休み明けもそれなりに走れるが、休み明け2戦は結果が出ている。去年の報知オールスターカップは休み明け2戦目。勝ちに行って脚が止まったがマーキュリーCも、休み明け2戦目。中央時代に走った21年ダイオライト記念2着の時も休み明け2戦目。
使って良化することが分かっているようなローテになっていて、今回は休み明け2戦目。
あと、外枠が理想のケイアイパープル・ラーゴムが内枠で、力を出し切れるのか不安がある枠に入った。それにマイペース逃げだが2000mは未知数のアイオライトもいて、中央馬に不安材料がある。2頭崩れたら馬券圏内まであっていいので、相手に押さえておきたい。
去年の浦和記念2着馬タービランスでなく、この馬の方を選んだのは、骨折明け2戦目だった埼玉新聞栄冠賞の内容が2年前や去年と比べると明らかに悪かったから。良化する可能性はあるが、エルデュクラージュも良化が期待できるので前走での順位のままこの馬を選択した。
※以下は、買わない馬の評価。
■ 中央馬
クリノドラゴン
前走のJBCクラシックは、出たなりで控えて後方集団で追走。1コーナーに入ってから徐々に位置を上げて、向正面では中団やや後ろ。3コーナーから動いて、中団まで上がって直線で外へ。そこから失速する間を交わして0.9秒差4着。
今回は、前走より相手が楽になるが、浦和コース替わりは大きな不安。この馬は、相手の脚が止まったところを持続力で差すタイプ。道中で動いたり、まくったりして差し切れる馬ではない。道中で動けるウェスタールンドでも、去年4着、2年前3着。ウェスタールンドより道中で動けないクリノドラゴンの脚質で直線の短い浦和だと。かなり展開の助けがないと馬券圏内まで持ってくるのは難しい。後半減速ラップになりやすいが、前半が楽な展開だとこの馬が届くまで前は止まらないので消す選択をした。
■ 地方馬
タービランス
去年の2着馬で、同条件の埼玉新聞栄冠賞を20年・21年連覇していてレース条件はベスト。ただ、今年は脚部不安で7か月半も休んでいる。休み明けから2戦使ったが、使っての良化を期待して本命にした埼玉新聞栄冠賞で4着。過去の埼玉新聞栄冠賞と比べるとパフォーマンスが明らかに落ちていた。まだ良化する可能性はあるが、前走で先着されたエルデュクラージュも良化が期待できる叩き2戦目で、中央馬までいる。順番を付けると消すところまで評価が下がる。
サンライズハイアー
前走のJBCクラシックでは、4.0秒差13着。この内容では厳しい。
スワーヴアラミス
前走は、スタートは普通だったが、大外だったのでじわっと最初のコーナーまで出して2番手から追走。2周目の3コーナーで先頭に出て、直線の後半でじわじわ差を広げて1.1/2馬身差で勝利。地方移籍初戦で勝てたが、OP特別。外枠だから前に行けて、前有利の展開を前で押し切ったレース。相手が楽になって、条件が揃っていたので、1.1/2馬身差はいい内容とは言えない。
今年の東海S勝ち馬だが、このレースで燃え尽きたかのようにパフォーマンスが明らかに落ちている。中央で結果が出なくなったから、地方に移籍したことを忘れてはいけない。強くなったわけでも、復活したわけでもなく、楽な相手にいい枠に入って勝っただけ。中央馬が手薄と言っても、前走の内容では足りないので消し。買うとしたら、前走を使ってかなり良化を見せることを期待するしかない。
ランリョウオー
前走の埼玉新聞栄冠賞は、好位馬群の中の5番手から追走。2周目の4コーナーで力尽きて8着。緩急があるペースを好位から押し切れる瞬発力が長所なので、後半流れて持続力が必要なレースに対応できなかった。予想でも単勝1.5倍だったが、浦和コースになるのがマイナスと考えて頭なしの3番手評価にしていた。
今回は、浦和だけでなく、中央馬もいるのでレースレベルも上がる。買うなら次走出てくると思っているコーナーで緩む川崎の報知オールスターカップ。ここは持続力とレースレベルの対応がきつい。
サバンナロード
南関東のB1で頭打ちになって、愛知に移籍したので厳しい。
払戻金
| 単勝 | 6 | 690円 | 4番人気 |
|---|---|---|---|
| 複勝 | 6 | 200円 | 4番人気 |
| 2 | 180円 | 2番人気 | |
| 5 | 560円 | 8番人気 | |
| 枠連複 | 2 - 6 | 1,050円 | 6番人気 |
| 馬連複 | 2 - 6 | 1,770円 | 7番人気 |
| 枠連単 | 6 - 2 | 2,460円 | 13番人気 |
|---|---|---|---|
| 馬連単 | 6 - 2 | 3,600円 | 17番人気 |
| ワイド | 2 - 6 | 590円 | 7番人気 |
| 5 - 6 | 2,640円 | 31番人気 | |
| 2 - 5 | 1,660円 | 23番人気 | |
| 三連複 | 2 - 5 - 6 | 12,610円 | 46番人気 |
| 三連単 | 6 - 2 - 5 | 68,040円 | 227番人気 |
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