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nige｜日本テレビ盃 - 2021年9月29日船橋11R｜地方競馬予想のウマニティ
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| 着 順 | 枠 番 |
馬 番 |
予想印 | 馬名 | オッズ | 性齢 | 重量 | 騎手 | 一言コメント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 8 | 10 | サルサディオーネ | 5.4 | 牝7 | 54.0 | 矢野貴之 | ||
| 2 | 1 | 1 | ○ | ダノンファラオ | 6.3 | 牡4 | 57.0 | 横山武史 | 最内枠と川田騎手の存在が気になるが |
| 3 | 7 | 9 | △ | メイショウダジン | 11.8 | 牡4 | 56.0 | 幸英明 | 小倉より船橋の方が合う |
| 4 | 8 | 11 | ▲ | ラストマン | 19.9 | 牡4 | 56.0 | 菅原明良 | 距離短縮で持続力が活きる条件魅力 |
| 5 | 7 | 8 | ノンコノユメ | 10.5 | セ9 | 57.0 | 真島大輔 | ||
| 6 | 2 | 2 | ◎ | クリソベリル | 1.5 | 牡5 | 58.0 | 川田将雅 | 目標は先でもこの相手なら |
| 7 | 6 | 7 | シュプレノン | 131.3 | セ6 | 56.0 | 小杉亮 | ||
| 8 | 6 | 6 | クラトリガー | 431.0 | 牡7 | 56.0 | 本橋孝太 | ||
| 9 | 3 | 3 | クインザヒーロー | 410.2 | 牡8 | 56.0 | 澤田龍哉 | ||
| 10 | 4 | 4 | マイネルキラメキ | 437.3 | 牡6 | 56.0 | 川島正太 | ||
| 11 | 5 | 5 | メイショウオオゼキ | 437.7 | セ11 | 56.0 | 石崎駿 |
| 式別 | 買い方 | 組み合わせ | 1点あたりの金額 |
|---|---|---|---|
| ３連単 | 通常 | 2 - 1 - 9 | 1,500円 |
| 2 - 1 - 11 | 1,500円 | ||
| 2 - 9 - 1 | 700円 | ||
| 2 - 11 - 1 | 700円 | ||
| 2 - 9 - 11 | 300円 | ||
| 2 - 11 - 9 | 300円 | ||
| 合計 | 6通り | 5,000円 | |
| 購入額 | 払戻額 | 収支 | 回収率 |
|---|---|---|---|
| 5,000円 | 0円 | -5,000円 | 0% |
nigeのコメント
【水曜船橋勝負R:傾向・全馬評価あり】船橋が合う馬と目標が先の馬が多いことを考慮しての狙い！
＜予想＞
◎：クリソベリル
目標は先でもこの相手なら
○：ダノンファラオ
最内枠と川田騎手の存在が気になるが
▲：ラストマン
距離短縮で持続力が活きる条件魅力
△：メイショウダジン
小倉より船橋の方が合う
＜傾向＞
※レース名(人気,着順)
・2020年
【中央：5番人気】桃山S(3勝クラス)(2,4)→スレイプニルS(4,4)→BSN賞(2,1)
【中央：3番人気】川崎記念(3,3)→フェブラリーS(8,15)→マーキュリーC(3,2)
【地方：7番人気】大井記念(1,1)→帝王賞(9,8)→東京記念(2,11)
・2019年
【中央：1番人気】500万下(1,1)→兵庫CS(1,1)→JDD(1,1)
【中央：4番人気】マーチS(11,2)→アンタレスS(3,3)→平安S(5,12)
【地方：2番人気】ゴドルフィンマイル(7,10)→帝王賞(8,3)→サンタアニタトロフィー(1,1)
・2018年
【中央：1番人気】フェブラリーS(5,11)→ダイオライト記念(1,1)→帝王賞(1,2)
【中央：5番人気】チャンピオンズC(13,14)→東京大賞典(8,10)→川崎記念(4,4)
【中央：3番人気】川崎記念(2,5)→フェブラリーS(11,8)→帝王賞(4,3)
1800mだが3〜4コーナーのスパイラルカーブでペース落ちないので、持続力が問われ、普通の1800mより距離的なスタミナが必要。その影響もあり、近3走で2000〜2100mのG1・Jpn1（東京大賞典・川崎記念・帝王賞・JDD）4着以内の実績がある馬の好走が目立つ。
※去年は、手薄なメンバー＆アナザートゥルース騎乗のルメール騎手の暴走でかなりのハイペースで例年と違うレースになっている。
別定Jpn2なので、地方馬は苦戦。2年前のノンコノユメのように、地方交流重賞で中央馬と互角に戦っている実績がないと厳しい。
脚質的には、有利不利はないが地力が問われる条件なので、前に強い馬がいると捕らえるのは楽ではない。ただ、今の馬場は逃げ馬が結果が出てなくて、2，3頭分外が理想。少しペースが流れるとかなり外からの差しも届いている点には注意したい。
＜展開＞
逃げたいのは、サルサディオーネ。
ダノンファラオは、砂を被りたくないので最内から出して行って、サルサディオーネの外へ。それに続いて、クリソベリル、メイショウダジン、ラストマンあたりが追走。
前半はやや遅めの入りで、向正面で中盤からクリソベリルが動くことで全体がペースアップして船橋らしいロングスパート勝負を想定。
＜予想詳細＞
本命は、クリソベリル
帝王賞(2,1)→JBCクラシック(1,1)→チャンピオンズC(1,4)
前走のチャンピオンズCは、外枠からじわっと出して好位外の4番手まで上がって追走。
3番手に上がって直線で外に出したが、チュウワウィザード、ゴールドドリームに差されて、インティに届かずの4着。
外枠から位置を取りに行くことに脚を使って、1～2コーナーで行きたがるところも見せていて、前半の消耗が直線の脚に影響した印象。
あと、レース後の川田騎手の「今の具合でよくここまで来てくれました。能力の高さで辛抱してくれました。この馬らしい走りができるように、今後いければ。」のコメントから、いい頃と比べると状態がよくはなかったことも感じる。
そうは言っても、現状のかなりメンバーレベルの高い中距離路線だから4着に負けただけ。悲観するような内容ではない。
その後に、右後肢繋ぎのじん帯を傷めて休養。炎症箇所を洗浄する手術後に、歩様が悪化して再手術までしたので休養が長引いた。
今回の問題は、走りが普通に戻っているかだけ。
走ってみないと分からないが、調整から脚を気にして手控えているというところはない。帰厩後は、5週連続坂路で一杯に追われて自己ベストに近い時計を出している。
これだけ一杯に追っているのでまだ馬体に余裕がある状態で出てくると思うが、この相手なら普通に走れるなら太めでも勝てる。
適性的には、総合力がかなり高いタイプ。
瞬発力の速さとトップスピードの速さを大井外回りのコーナーで緩む流れになるJDD・帝王賞で見せていて、持続力も19年チャンピオンズCでのラスト1Fやロングスパート勝負になる船橋の19年日本テレビ盃、さらに2走前のJBCクラシックでも正攻法の競馬でねじ伏せる走りを見せている。
まだ、5歳なので年齢的な衰えはないので、怪我の影響が走りに出なければ勝てると考えて期待する。
対抗は、ダノンファラオ
川崎記念(3,3)→ダイオライト記念(2,1)→帝王賞(7,9)
前走の帝王賞は、押してテーオーケインズの外を取りに行ったら、間のカジノフォンテンが主張してきたのでその外の2番手から追走。
中盤あまり緩まずに進んで、3～4コーナーではついて行くのがやっとで直線失速。
JDDを勝った大井2000mだが、コーナーで緩んで加速する流れになる大井外回りはトップクラスと戦う条件としては厳しい。展開も前がきつかったので失速は仕方ない。
今回は、Jpn2になっての船橋替わりがプラス。
Jpn1を勝って、Jpn2も2勝しているので、Jpn3は斤量をかなり背負うので出られず。Jpn1のトップクラスでは能力的にきついので、斤量とメンバーレベルがちょうどいいのがJpn2。
適性的に、前半ゆったりした流れからのロングスパート戦を前にいて押し切るのが好走パターン。コーナーで緩んで加速するような流れ（大井外回りや川崎の流れ）だと、トップスピードの速さがそこまでないので差されやすくなる。
船橋のJpn2は、レースの格・コースは力が出せるいい条件。スパイラルカーブで向正面からロングスパート勝負で減速ラップになるので、トップスピードの速さの重要度が低い持続力が活きるコース。弱みのトップスピードの速さがそこまでないところがマイナスにならない。だから、ダイオライト記念では前の早仕掛けで4コーナーで少し遅れたように見えながら最終的に1.1/2馬身差で完勝している。
普通に走れば2着が取れると思うが、最内枠と川田騎手の存在は気になる。
もまれたくなくて、好位外2，3番手が理想。この枠だとしっかり出して、外からハナを取りに来るサルサディオーネの外に切り替える必要がある。前の意識が強すぎるくらいの横山武史騎手なので、逃げるつもりでサルサディオーネと競るくらい出して行って、サルサディオーネが主張しきって外に切り替えて2番手に出す形を想定している。
もし、しっかり出して行かないてクリソベリルと並走で外に切り替えられないと内でもまれて終了の可能性がある。
それに、ダノンファラオは川田騎手がずっと騎乗していた馬。楽をさせてはいけないことを理解しているので、早めに動いてくる可能性が高い。馬券的に崩れるパターンもカバーしての対抗とした。
単穴は、ラストマン
上総S(3勝クラス)(5,1)→ブリリアントS(9,7)→マーキュリーC(5,5)
前走のマーキュリーCは、中団の7番手から追走。
残り800mくらいから仕掛けていたが差が縮まらないまま直線に入って、直線でじわじわ伸びて3着争いに加わっての5着。
位置取りの悪さがそのまま結果に影響してしまったレースで、前半の遅い流れの時にもう少し位置を上げていたら3着は取れたと感じる最後の脚色。地方交流重賞になれていない菅原明良騎手の弱みが出てしまった印象。
今回は、距離短縮が魅力。
2000m以上の長い距離をここ2戦使っているが、一番いい走りをしているのは中山1800mの上総S(3勝クラス)。
このレースでは、中団から内から追走。向正面で少し位置を上げて3コーナーから進出。直線に2番手で入って、粘るテリオスベルを交わして3.1/2馬身差の完勝。残り1000mからのロングスパート勝負で後半5F11.9 - 12.1 - 12.6 - 13.0 - 13.7。この流れを差し切って3.1/2馬身差。長所の持続力が活きる流れでいい走りを見せている。
相手は強いが、船橋に合う流れでいい走りをしていて、距離も短縮で良化の余地はある。
前走の負けでの人気落ちも魅力なので、馬券的に2着まで期待する。
4番手は、メイショウダジン
伊勢S(3勝クラス)(2,3)→オークランドRCT(3勝クラス)(4,4)→西日本スポーツ杯(3勝クラス)(2,1)
前走は、外枠から出して行って縦長の好位外の5番手から追走。
3コーナーからじわっと差を縮めて、前の3頭の外に出して直線へ。直線で3番手にいたクリノフラッシュを競り落として2馬身差で勝利。
行き脚が速い馬ではないのでじわっと出して行けた外枠、縦長でスムーズに進出できたことで力が出せた。適性的には、阪神1800mのような広いコースで持続力が問われる条件がいいのでベストでない条件で勝ち切ったのは評価できる。
今回は、持続力が活きる船橋替わりは歓迎。
前走で高速馬場の小倉1700mで勝ちはしたが、時計のかかる馬場で上がりのかかる条件の方がいい走りをしている。
雅S(3勝クラス)では、完全に差し有利のハイペースを3番手から前で1頭だけ粘って2着（後半4F12.2 - 12.6 - 12.7 - 13.4）。伊勢S(3勝クラス)でも、最後方の馬が勝った展開を、好位から粘って3着（後半5F11.8 - 12.0 - 12.8 - 13.1 - 13.2）。厳しい流れを前で我慢していい走りをしている。
ゲートと行き脚が良化して、外枠なら前に行けるようになって近走成績が安定してきた。その点で、有力馬を見ながら外枠なら位置が取れるのもいい。
クリソベリル・ダノンファラオを追いかけてそのまま馬券圏内があっていいと考えて相手に。
※以下は、買わない馬の評価。
■ 地方馬
クインザヒーロー
A2格の自己条件でも完敗しているので回ってくるだけ。
マイネルキラメキ
芝で勝ち上がって3勝クラスで頭打ち。高知に移籍したがダート適性がなさ過ぎてサッパリ。回ってくるだけ。
メイショウオオゼキ
安定の出走目的の地方交流重賞。回ってくるだけ。
クラトリガー
厳しいペースを持続力で差してくる馬だが、A2格の自己条件でも内容が悪くなっている。回ってくるだけ。
シュプレノン
前走は、状態が戻ったのはあるが、中盤でかなりペースが上がって展開が向いての勝利。南関東重賞はきつくて、手薄なOP特別なら戦えてもという実績。この相手では厳しい。
ノンコノユメ
前走の帝王賞は、出たなりで内に入れて行って後方3番手から追走。3～4コーナーで最内から差を縮めて、直線で馬群の中へ。そこから追いながら徐々に外に出して前に進路を作って、クリンチャーを追いかけて交わしての2着。
コーナーは最内を走らせて、一番緩んだ3～4コーナーで位置を上げて、直線もスムーズに外に出せて、ここまで上手く行くかというくらい最高の騎乗をしている。東京大賞典の走りが案外だったのでさすがに厳しいかと考えていたが、年齢的な衰えもなかった。
今回は、船橋替わりと目標がかなり先のレースが割引。船橋では19年の日本テレビ盃で3着があるが、あの年は逃げたロンドンタウンをクリソベリルを交わしただけのレースで、他の中央馬がサッパリ。そのレースを遅れて伸びてきての3着。
コーナーであまり差を縮められなくて、直線が長いコースがいい馬。中央だと東京、南関東だと大井外回りがベスト。船橋だとダラダラと脚を使って、直線の長さも短くなるので長所が最大限に活きない。
あと、陣営の大目標は年末の東京大賞典のはず。ここから、JBCクラシック→勝島王冠→東京大賞典のローテが濃厚。目標はまだまだ先で、ここでしっかり仕上げてくる必要もない。
ベストではなく、目標もかなり先の休み明け。それで前走の完璧なレースで人気が上がる。能力で馬券圏内まで来てしまうかもしれないが、人気馬から買うし、積極的に買う条件でもないので消し（押さえで買えるオッズなら買うとより安全ではある。私の買い方的に５回に１回当たればプラスになるような買い目・金額配分にするので消し扱いになる。）。
サルサディオーネ
前走のスパーキングサマーカップは、スピードの違いでハナへ。楽にハナが取れて、更にコーナーで緩てから残り800mで自らペースアップ。楽な逃げだったので直線でもうひと伸びして、ティーズダンクに交わさせずに勝利。適性を考えると前半抑えすぎて逆に危なくなったが、直線でいつもの持続力を見せて押し切った。
今回は、相手が一気に強くなるのが課題。それもすぐ後ろにダノンファラオ、クリソベリルがいて、2頭の勝負を前で受ける形になるのは展開的にもきつい。
好走するならクリソベリルが2番手を取って、ダノンファラオが2列目最内に入った時。この形ならクリソベリルが仕掛けをギリギリまで待って、内に相手を閉じ込めてから仕掛けるので残り目が出てくる。一方で、ダノンファラオ2番手、クリソベリルが3番手の形だと川田騎手がダノンファラオの強さを知っているので早めに潰しに来る。そうなるとかなりきつい形になる。展開的に、きつい方になると考えているので消し。
＜予想＞
◎：クリソベリル
目標は先でもこの相手なら
○：ダノンファラオ
最内枠と川田騎手の存在が気になるが
▲：ラストマン
距離短縮で持続力が活きる条件魅力
△：メイショウダジン
小倉より船橋の方が合う
＜傾向＞
※レース名(人気,着順)
・2020年
【中央：5番人気】桃山S(3勝クラス)(2,4)→スレイプニルS(4,4)→BSN賞(2,1)
【中央：3番人気】川崎記念(3,3)→フェブラリーS(8,15)→マーキュリーC(3,2)
【地方：7番人気】大井記念(1,1)→帝王賞(9,8)→東京記念(2,11)
・2019年
【中央：1番人気】500万下(1,1)→兵庫CS(1,1)→JDD(1,1)
【中央：4番人気】マーチS(11,2)→アンタレスS(3,3)→平安S(5,12)
【地方：2番人気】ゴドルフィンマイル(7,10)→帝王賞(8,3)→サンタアニタトロフィー(1,1)
・2018年
【中央：1番人気】フェブラリーS(5,11)→ダイオライト記念(1,1)→帝王賞(1,2)
【中央：5番人気】チャンピオンズC(13,14)→東京大賞典(8,10)→川崎記念(4,4)
【中央：3番人気】川崎記念(2,5)→フェブラリーS(11,8)→帝王賞(4,3)
1800mだが3〜4コーナーのスパイラルカーブでペース落ちないので、持続力が問われ、普通の1800mより距離的なスタミナが必要。その影響もあり、近3走で2000〜2100mのG1・Jpn1（東京大賞典・川崎記念・帝王賞・JDD）4着以内の実績がある馬の好走が目立つ。
※去年は、手薄なメンバー＆アナザートゥルース騎乗のルメール騎手の暴走でかなりのハイペースで例年と違うレースになっている。
別定Jpn2なので、地方馬は苦戦。2年前のノンコノユメのように、地方交流重賞で中央馬と互角に戦っている実績がないと厳しい。
脚質的には、有利不利はないが地力が問われる条件なので、前に強い馬がいると捕らえるのは楽ではない。ただ、今の馬場は逃げ馬が結果が出てなくて、2，3頭分外が理想。少しペースが流れるとかなり外からの差しも届いている点には注意したい。
＜展開＞
逃げたいのは、サルサディオーネ。
ダノンファラオは、砂を被りたくないので最内から出して行って、サルサディオーネの外へ。それに続いて、クリソベリル、メイショウダジン、ラストマンあたりが追走。
前半はやや遅めの入りで、向正面で中盤からクリソベリルが動くことで全体がペースアップして船橋らしいロングスパート勝負を想定。
＜予想詳細＞
本命は、クリソベリル
帝王賞(2,1)→JBCクラシック(1,1)→チャンピオンズC(1,4)
前走のチャンピオンズCは、外枠からじわっと出して好位外の4番手まで上がって追走。
3番手に上がって直線で外に出したが、チュウワウィザード、ゴールドドリームに差されて、インティに届かずの4着。
外枠から位置を取りに行くことに脚を使って、1～2コーナーで行きたがるところも見せていて、前半の消耗が直線の脚に影響した印象。
あと、レース後の川田騎手の「今の具合でよくここまで来てくれました。能力の高さで辛抱してくれました。この馬らしい走りができるように、今後いければ。」のコメントから、いい頃と比べると状態がよくはなかったことも感じる。
そうは言っても、現状のかなりメンバーレベルの高い中距離路線だから4着に負けただけ。悲観するような内容ではない。
その後に、右後肢繋ぎのじん帯を傷めて休養。炎症箇所を洗浄する手術後に、歩様が悪化して再手術までしたので休養が長引いた。
今回の問題は、走りが普通に戻っているかだけ。
走ってみないと分からないが、調整から脚を気にして手控えているというところはない。帰厩後は、5週連続坂路で一杯に追われて自己ベストに近い時計を出している。
これだけ一杯に追っているのでまだ馬体に余裕がある状態で出てくると思うが、この相手なら普通に走れるなら太めでも勝てる。
適性的には、総合力がかなり高いタイプ。
瞬発力の速さとトップスピードの速さを大井外回りのコーナーで緩む流れになるJDD・帝王賞で見せていて、持続力も19年チャンピオンズCでのラスト1Fやロングスパート勝負になる船橋の19年日本テレビ盃、さらに2走前のJBCクラシックでも正攻法の競馬でねじ伏せる走りを見せている。
まだ、5歳なので年齢的な衰えはないので、怪我の影響が走りに出なければ勝てると考えて期待する。
対抗は、ダノンファラオ
川崎記念(3,3)→ダイオライト記念(2,1)→帝王賞(7,9)
前走の帝王賞は、押してテーオーケインズの外を取りに行ったら、間のカジノフォンテンが主張してきたのでその外の2番手から追走。
中盤あまり緩まずに進んで、3～4コーナーではついて行くのがやっとで直線失速。
JDDを勝った大井2000mだが、コーナーで緩んで加速する流れになる大井外回りはトップクラスと戦う条件としては厳しい。展開も前がきつかったので失速は仕方ない。
今回は、Jpn2になっての船橋替わりがプラス。
Jpn1を勝って、Jpn2も2勝しているので、Jpn3は斤量をかなり背負うので出られず。Jpn1のトップクラスでは能力的にきついので、斤量とメンバーレベルがちょうどいいのがJpn2。
適性的に、前半ゆったりした流れからのロングスパート戦を前にいて押し切るのが好走パターン。コーナーで緩んで加速するような流れ（大井外回りや川崎の流れ）だと、トップスピードの速さがそこまでないので差されやすくなる。
船橋のJpn2は、レースの格・コースは力が出せるいい条件。スパイラルカーブで向正面からロングスパート勝負で減速ラップになるので、トップスピードの速さの重要度が低い持続力が活きるコース。弱みのトップスピードの速さがそこまでないところがマイナスにならない。だから、ダイオライト記念では前の早仕掛けで4コーナーで少し遅れたように見えながら最終的に1.1/2馬身差で完勝している。
普通に走れば2着が取れると思うが、最内枠と川田騎手の存在は気になる。
もまれたくなくて、好位外2，3番手が理想。この枠だとしっかり出して、外からハナを取りに来るサルサディオーネの外に切り替える必要がある。前の意識が強すぎるくらいの横山武史騎手なので、逃げるつもりでサルサディオーネと競るくらい出して行って、サルサディオーネが主張しきって外に切り替えて2番手に出す形を想定している。
もし、しっかり出して行かないてクリソベリルと並走で外に切り替えられないと内でもまれて終了の可能性がある。
それに、ダノンファラオは川田騎手がずっと騎乗していた馬。楽をさせてはいけないことを理解しているので、早めに動いてくる可能性が高い。馬券的に崩れるパターンもカバーしての対抗とした。
単穴は、ラストマン
上総S(3勝クラス)(5,1)→ブリリアントS(9,7)→マーキュリーC(5,5)
前走のマーキュリーCは、中団の7番手から追走。
残り800mくらいから仕掛けていたが差が縮まらないまま直線に入って、直線でじわじわ伸びて3着争いに加わっての5着。
位置取りの悪さがそのまま結果に影響してしまったレースで、前半の遅い流れの時にもう少し位置を上げていたら3着は取れたと感じる最後の脚色。地方交流重賞になれていない菅原明良騎手の弱みが出てしまった印象。
今回は、距離短縮が魅力。
2000m以上の長い距離をここ2戦使っているが、一番いい走りをしているのは中山1800mの上総S(3勝クラス)。
このレースでは、中団から内から追走。向正面で少し位置を上げて3コーナーから進出。直線に2番手で入って、粘るテリオスベルを交わして3.1/2馬身差の完勝。残り1000mからのロングスパート勝負で後半5F11.9 - 12.1 - 12.6 - 13.0 - 13.7。この流れを差し切って3.1/2馬身差。長所の持続力が活きる流れでいい走りを見せている。
相手は強いが、船橋に合う流れでいい走りをしていて、距離も短縮で良化の余地はある。
前走の負けでの人気落ちも魅力なので、馬券的に2着まで期待する。
4番手は、メイショウダジン
伊勢S(3勝クラス)(2,3)→オークランドRCT(3勝クラス)(4,4)→西日本スポーツ杯(3勝クラス)(2,1)
前走は、外枠から出して行って縦長の好位外の5番手から追走。
3コーナーからじわっと差を縮めて、前の3頭の外に出して直線へ。直線で3番手にいたクリノフラッシュを競り落として2馬身差で勝利。
行き脚が速い馬ではないのでじわっと出して行けた外枠、縦長でスムーズに進出できたことで力が出せた。適性的には、阪神1800mのような広いコースで持続力が問われる条件がいいのでベストでない条件で勝ち切ったのは評価できる。
今回は、持続力が活きる船橋替わりは歓迎。
前走で高速馬場の小倉1700mで勝ちはしたが、時計のかかる馬場で上がりのかかる条件の方がいい走りをしている。
雅S(3勝クラス)では、完全に差し有利のハイペースを3番手から前で1頭だけ粘って2着（後半4F12.2 - 12.6 - 12.7 - 13.4）。伊勢S(3勝クラス)でも、最後方の馬が勝った展開を、好位から粘って3着（後半5F11.8 - 12.0 - 12.8 - 13.1 - 13.2）。厳しい流れを前で我慢していい走りをしている。
ゲートと行き脚が良化して、外枠なら前に行けるようになって近走成績が安定してきた。その点で、有力馬を見ながら外枠なら位置が取れるのもいい。
クリソベリル・ダノンファラオを追いかけてそのまま馬券圏内があっていいと考えて相手に。
※以下は、買わない馬の評価。
■ 地方馬
クインザヒーロー
A2格の自己条件でも完敗しているので回ってくるだけ。
マイネルキラメキ
芝で勝ち上がって3勝クラスで頭打ち。高知に移籍したがダート適性がなさ過ぎてサッパリ。回ってくるだけ。
メイショウオオゼキ
安定の出走目的の地方交流重賞。回ってくるだけ。
クラトリガー
厳しいペースを持続力で差してくる馬だが、A2格の自己条件でも内容が悪くなっている。回ってくるだけ。
シュプレノン
前走は、状態が戻ったのはあるが、中盤でかなりペースが上がって展開が向いての勝利。南関東重賞はきつくて、手薄なOP特別なら戦えてもという実績。この相手では厳しい。
ノンコノユメ
前走の帝王賞は、出たなりで内に入れて行って後方3番手から追走。3～4コーナーで最内から差を縮めて、直線で馬群の中へ。そこから追いながら徐々に外に出して前に進路を作って、クリンチャーを追いかけて交わしての2着。
コーナーは最内を走らせて、一番緩んだ3～4コーナーで位置を上げて、直線もスムーズに外に出せて、ここまで上手く行くかというくらい最高の騎乗をしている。東京大賞典の走りが案外だったのでさすがに厳しいかと考えていたが、年齢的な衰えもなかった。
今回は、船橋替わりと目標がかなり先のレースが割引。船橋では19年の日本テレビ盃で3着があるが、あの年は逃げたロンドンタウンをクリソベリルを交わしただけのレースで、他の中央馬がサッパリ。そのレースを遅れて伸びてきての3着。
コーナーであまり差を縮められなくて、直線が長いコースがいい馬。中央だと東京、南関東だと大井外回りがベスト。船橋だとダラダラと脚を使って、直線の長さも短くなるので長所が最大限に活きない。
あと、陣営の大目標は年末の東京大賞典のはず。ここから、JBCクラシック→勝島王冠→東京大賞典のローテが濃厚。目標はまだまだ先で、ここでしっかり仕上げてくる必要もない。
ベストではなく、目標もかなり先の休み明け。それで前走の完璧なレースで人気が上がる。能力で馬券圏内まで来てしまうかもしれないが、人気馬から買うし、積極的に買う条件でもないので消し（押さえで買えるオッズなら買うとより安全ではある。私の買い方的に５回に１回当たればプラスになるような買い目・金額配分にするので消し扱いになる。）。
サルサディオーネ
前走のスパーキングサマーカップは、スピードの違いでハナへ。楽にハナが取れて、更にコーナーで緩てから残り800mで自らペースアップ。楽な逃げだったので直線でもうひと伸びして、ティーズダンクに交わさせずに勝利。適性を考えると前半抑えすぎて逆に危なくなったが、直線でいつもの持続力を見せて押し切った。
今回は、相手が一気に強くなるのが課題。それもすぐ後ろにダノンファラオ、クリソベリルがいて、2頭の勝負を前で受ける形になるのは展開的にもきつい。
好走するならクリソベリルが2番手を取って、ダノンファラオが2列目最内に入った時。この形ならクリソベリルが仕掛けをギリギリまで待って、内に相手を閉じ込めてから仕掛けるので残り目が出てくる。一方で、ダノンファラオ2番手、クリソベリルが3番手の形だと川田騎手がダノンファラオの強さを知っているので早めに潰しに来る。そうなるとかなりきつい形になる。展開的に、きつい方になると考えているので消し。
払戻金
| 単勝 | 10 | 540円 | 2番人気 |
|---|---|---|---|
| 複勝 | 10 | 170円 | 2番人気 |
| 1 | 180円 | 3番人気 | |
| 9 | 200円 | 5番人気 | |
| 枠連複 | 1 - 8 | 1,100円 | 6番人気 |
| 馬連複 | 1 - 10 | 1,530円 | 6番人気 |
| 枠連単 | 8 - 1 | 3,060円 | 13番人気 |
|---|---|---|---|
| 馬連単 | 10 - 1 | 3,150円 | 10番人気 |
| ワイド | 1 - 10 | 470円 | 6番人気 |
| 9 - 10 | 510円 | 7番人気 | |
| 1 - 9 | 600円 | 10番人気 | |
| 三連複 | 1 - 9 - 10 | 2,910円 | 13番人気 |
| 三連単 | 10 - 1 - 9 | 12,580円 | 43番人気 |
馬場：良
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