nigeのコメント
【9/1 13:12追記】コロナの影響で、イメル・サクセスエナジー・ラプタスが乗り替わりになっています。展開面の影響で、砂を被らない方がいいと聞いた倉富騎手のサクセスエナジーが強引に前に行ったり、イメルの飛田騎手が積極的に勝ちに行く仕掛けでの失速の可能性など不確定要素が増えています。結果的に無駄な心配だったとなるかもしれませんが、その点を考慮して購入金額を決められることをお勧めします(金額を下げたり、押さえを増やしたり)。
【傾向・全馬評価あり】3連単2点勝負!力が出せる条件でなので期待!
<予想>
◎:ラプタス
1周コースの1400mベスト
○:イメル
実績馬がここが目標でないので
▲:コパノキッキング
スピードが活かせる条件が理想
<傾向>
※レース名(人気,着順)
・2020年
【中央:4番人気】バレンタインS(7,6)→名鉄杯(2,3)→天保山S(5,1)
【中央:3番人気】端午S(6,2)→天満橋S(3勝クラス)(1,3)→大阪スポーツ杯(3勝クラス)(1,1)
【中央:1番人気】カペラS(2,1)→根岸S(1,2)→東京スプリント(1,5)
・2019年
【中央:3番人気(54kg)】安土城S(8,10)→CBC賞(6,6)→中京記念(9,5)
【中央:2番人気(53kg)】500万下(3,1)→ラジオ福島賞(1000万下)(6,1)→やまびこS(3勝クラス)(2,1)
【中央:1番人気(53kg)】フェアウェルS(1600万下)(8,1)→天王山S(7,13)→欅S(15,15)
・2018年
【地方:5番人気(55kg)】京葉S(7,6)→夕刊フジ賞(1,4)→サマーC(1,1)
【中央:4番人気(56kg)】京葉S(3,7)→天王山S(1,2)→欅S(6,6)
【中央:1番人気(55kg)】下総S(1600万下)(3,1)→大沼S(1,2)→マリーンS(3,4)
ハンデ戦に加え、夏の時期なので、実績馬の出走が少ない(去年は好メンバー)。地方交流重賞の中では、地方馬が馬券圏内に来れているレース。中央馬は、勝ち馬は近3走でオープンクラス6着以内の実績はあったが、昇級初戦で使った馬も好走しているので、オープンクラスのレースで惨敗後でも問題ない。地方馬は、地方交流重賞4着以内の実績があるか、元中央オープン馬。
あと、リピーターレースという点も注目。
タガノトネール(2015年1着(56kg)、2016年3着(57.5kg))
タガノジンガロ(2014年3着(56kg)、2015年2着(56kg))
スーニ(2011年1着(58.5kg)、2012年3着(59.5kg))
ダイショウジェット(2010年2着(57.5kg)、2011年3着(57.5kg))
ヴァンクルタテヤマ(2008年1着(57kg)、2009年1着(58kg))
キングスゾーン(2007年1着(55kg)、2008年3着(56kg))
などが、2年連続で好走している。佐賀の適性を見せている馬は、注意が必要。ただ、好走した翌年はハンデが重くなっていて、2年連続同じ時期にいい状態ということも難しいので着順は落ちやすい。
※今年の前年好走馬:コパノキッキング(2020年3着(58.5kg)、2021年?着(59kg))
<展開>
行ければ行くのが、ラプタス。
その外からコパノキッキング、サクセスエナジーは砂を被らないようにラプタスのさらに内か、外に切り替えられれば外へ。3頭に続いて、ハッピーハッピー、イメルあたりが追走。
前半ややゆったりした入りで、向正面に入って早めにペースが上がる流れを想定。
<予想詳細>
本命は、ラプタス
ジャニュアリーS(1,13)→ポラリスS(4,1)→かきつばた記念(2,1)
前走のかきつばた記念は、被されないように出して行ってハナ。
向正面中盤で外からテイエムサウスダンが並びかけようとしたが、コーナーに入って差を広げて直線で差を縮めさせずに逃げ切り。
ゴールドクイーンが躓いてしまったので、ハナ争いにならずにすんなりハナ。前半に無理をしなかったことで、テイエムサウスダンが動いてきても対応できて、内外の差・器用さの差で3~4コーナー差を広げている。
ハナ争いにならなかったことで有利になったレースではあるが、58㎏のトップハンデで3馬身差は好内容。
前走後にフレグモーネになって休養になったが、休養前の予定通りに目標にしていたサマーチャンピオンから始動。フレグモーネにならなかったとしても、1か月後のさきたま杯を使って休養するようなローテになっていたはずなので目標通りの始動なら影響はないはず。
今回は、ベスト条件の1周コースの1400mでハナを取れる相手が魅力。
去年は、黒船賞で逃げて0.7秒差完勝。かきつばた記念で、トップハンデタイ(57kg)で逃げて3馬身差完勝。今年も、かきつばた記念でトップハンデ(58kg)で逃げて3馬身差完勝。
1周コースの1400mだと息が入れやすいからか、逃げて上がり上位の脚で押し切っている。
また、崩れたレースは全て理由があることも買いやすい。去年のプロキオンSは、かなりの外差し馬場。東京盃は、1200m。兵庫GTは、致命的な躓き。ジャニュアリーSは、1200m。
他に速い馬がいたら内枠は嫌だが、逃げることもできるが距離を考えるとコパノキッキングが外枠からハナを取りに来ることは考えにくい。
結果を出してきた「1周コース1400mの逃げ」の形になると考えて押し切りを期待する。
対抗は、イメル
大垣S(3勝クラス)(2,2)→清洲S(3勝クラス)(1,1)→NST賞(3,3)
前走は、内枠で出遅れて後方馬群の中から追走。
直線に入って外に出して、最速上がりタイの脚で追い込んできたが3着まで。
前半3F32.9秒で見た目は速いが、高速馬場だったのでラスト1F0.1秒しが減速していない平均ペース(ラスト3F12.2 - 12.4 - 12.5)。3~5番手の好位勢が残っている中で、後方4番手から最速上がりタイの脚で3着まで持ってきたのは好内容。
2走前の清洲Sで、1400mの平均ペースでパフォーマンスを上げた(好時計&23戦目で初の最速上がり)ので1200mに戻ってどうかと考えていたが、1200mでも出遅れながら好内容。2戦連続最速上がりで、馬が変わってきたと感じる。
小回り1周コースとほぼ連闘のローテは課題だが、他の中央馬とは2.5~3㎏斤量が軽く、コパノキッキング・サクセスエナジーの方が不安が大きいので対抗に。
単穴は、コパノキッキング
JBCスプリント(2,6)→リヤドダートスプリント(5,1)→ドバイゴールデンシャヒーン(3,5)
リヤドダートスプリントを勝って、ドバイゴールデンシャヒーンでも5着なので、一番強いのは間違いない。
ただ、海外帰り初戦に加えて、去年3着に負けた重い馬場の1周コース1400mの佐賀コースが課題。
これまでの走りから、軽い馬場のワンターン1200~1400mがベスト。
ワンターンでもコーナーがきつい大井1200m、重い馬場で1周コースの佐賀1400mの3~6走前が、明らかに内容は悪い。19年の大井ではいい走りができているので調子が落ちていただけの可能性はあるが、軽い馬場のワンターンでスピードを活かせる条件の方がいいのは、海外での結果からも間違いない。適性面から、佐賀1400mで積極的に買いたい馬ではない。
状態面は、坂路で自己ベストを出しているが、少し余裕があるとコメントしているように当然先を見据えた仕上げ。外枠でスムーズに走れるのがいいくらいで、パフォーマンスを落とす要素があるので、この評価に。
※以下は、買わない馬の評価。
■ 中央馬
サクセスエナジー
根岸S(13,12)→フェブラリーS(15,15)→黒船賞(3,5)
前走の黒船賞は、グリムのスタート・行き脚共に抜群で、行き脚の遅さも出てかなり押して、グリムの少し内で砂を被らせない3番手から追走。外に切り替えられないまま追走したので、砂の厚いところを走り続けて消耗。3コーナーで遅れだして5着。
外枠で前に行ける相手が理想なので、最内枠で前に行ききれないとこうなるという結果。力負けれはないので、外枠で前に行ける相手になれば一変していいのだが、今回も最内枠で速い馬がいる。それに加えて、喉の手術をして苦手な休み明け(5ヶ月ぶり)。陣営のコメントも地力に期待と出ているように勝負度は感じない。
3着押さえで買えるオッズなら押さえてもいいとは思うが、完全に中央馬のみのレースなので絞って勝負する。
■ 地方馬
エイシンテキサス
佐賀でも掲示板がやっとなので、この相手では回ってくるだけ。距離も900mがベスト。
フォークローバー
7か月休んで2戦使ったが、どちらも0.8秒差。まだいい頃の走りまで戻っていない。もし戻ったとしても、掲示板に載れたら上出来。
オイカケマショウ
佐賀のA2で1400mだと掲示板がやっとなので回ってくるだけ。
ハッピーハッピー
前走は2番手から4コーナーで先頭も、直線で差されて3着。力を出し切って馬券圏内まで持ってきた。積極的な走りをさせて近走で結果が出ているが、そのレースをできる相手ではないので厳しい。
エルプシャフト
中央元3勝クラスの馬だが、門別経由の佐賀で勝ったのは佐賀移籍初戦だけ。芝で勝ち上がった馬なのでダート適性が低い。
テイエムノサッタ
前走はJRA交流霧島賞で、4コーナーで先頭も差されて3着。先着した馬は、2勝クラスで苦戦して障害を使っていたテイエムチューハイ、1勝クラスのテイエムラッシュ。地方交流重賞に出てくるような中央馬相手では厳しい。
テイエムチェロキー
3勝クラスでまだ上位争いできる走りをしていた状態で障害を使って、佐賀へ。佐賀で無双するかもと思ったら、中央の走りを考えるとサッパリでハッピーハッピー、ミスカゴシマに負けての連続2着。衰えなのか、佐賀の適性が低いのか、中央馬相手では厳しい。