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nige｜マーキュリーカップ - 2020年7月21日盛岡10R｜地方競馬予想のウマニティ
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| 着 順 | 枠 番 |
馬 番 |
予想印 | 馬名 | オッズ | 性齢 | 重量 | 騎手 | 一言コメント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 3 | 3 | ◎ | マスターフェンサー | 1.9 | 牡4 | 54.0 | 川田将雅 | 適性を考えると有利な条件 |
| 2 | 6 | 9 | ▲ | デルマルーヴル | 4.2 | 牡4 | 57.0 | 岡部誠 | 勝負所でずぶさを見せる馬なので |
| 3 | 1 | 1 | ランガディア | 29.1 | 牡6 | 54.0 | 鈴木祐 | ||
| 4 | 5 | 8 | ○ | ヒストリーメイカー | 4.0 | 牡6 | 54.0 | 畑端省吾 | 前走好内容も持続力タイプなので |
| 5 | 5 | 7 | △ | アポロテネシー | 9.3 | 牡5 | 54.0 | 横山武史 | 転厩初戦と休み明け課題も |
| 6 | 7 | 12 | ヨシオ | 29.3 | 牡7 | 54.0 | 山本聡哉 | ||
| 7 | 4 | 5 | リンノレジェンド | 28.6 | 牡4 | 54.0 | 吉原寛人 | ||
| 8 | 7 | 11 | アリオンダンス | 181.9 | 牡7 | 54.0 | 水野翔 | ||
| 9 | 3 | 4 | ヤマショウブラック | 153.0 | 牡4 | 54.0 | 高松亮 | ||
| 10 | 2 | 2 | ディグニファイド | 309.8 | セ8 | 54.0 | 坂口裕一 | ||
| 11 | 4 | 6 | センティグレード | 276.2 | 牡9 | 54.0 | 菅原辰徳 | ||
| 12 | 8 | 14 | アドマイヤメテオ | 168.3 | セ9 | 54.0 | 山本政聡 | ||
| 13 | 8 | 13 | ナラ | 187.6 | 牝4 | 52.0 | 筒井勇介 | ||
| 14 | 6 | 10 | キタノイットウセイ | 333.7 | 牡10 | 54.0 | 池田敏樹 |
| 式別 | 買い方 | 組み合わせ | 1点あたりの金額 |
|---|---|---|---|
| ３連単 | 通常 | 3 - 8 - 9 | 2,500円 |
| 3 - 8 - 7 | 1,200円 | ||
| 3 - 9 - 8 | 1,300円 | ||
| 合計 | 3通り | 5,000円 | |
| 購入額 | 払戻額 | 収支 | 回収率 |
|---|---|---|---|
| 5,000円 | 0円 | -5,000円 | 0% |
nigeのコメント
【傾向・全馬評価あり】適性を考えると有利な条件！迷わず本命に！
＜予想＞
◎：マスターフェンサー
適性を考えると有利な条件
○：ヒストリーメイカー
前走好内容も持続力タイプなので
▲：デルマルーヴル
勝負所でずぶさを見せる馬なので
△：アポロテネシー
転厩初戦と休み明け課題も
＜傾向＞
※レース名(人気,着順)
・2019年
【中央：1番人気】名古屋グランプリ(1,3)→名古屋大賞典(1,1)→アンタレスS(2,2)
【中央：4番人気】師走S(15,15)→ブリリアントS(16,12)→アハルテケS(13,3)
【中央：3番人気】名古屋大賞典(3,5)→ブリリアントS(3,8)→スレイプニルS(4,1)
・2018年
【中央：2番人気】名古屋大賞典(2,2)→アンタレスS(3,2)→平安S(6,4)
【中央：4番人気】下総S(1600万下)(3,1)→大沼S(1,2)→マリーンS(3,4)
【中央：1番人気】1000万下(中山1800m)(1,1)→アレキサンドライトS(1600万下)(1,1)→ブリリアントS(3,1)
・2017年
【中央：1番人気】川崎記念(3,4)→アンタレスS(2,11)→ブリリアントS(1,1)
【中央：2番人気】総武S(3,2)→名古屋大賞典(4,2)→平安S(9,4)
【中央：3番人気】エルムS(4,2)→コリアC(3,2)→平安S(10,14)
中央馬9頭全てが、近3走で中央オープンor地方交流重賞での3着以内がある。
ローテ面では、ブリリアントS出走馬が3年連続好走（2頭が勝ち馬、3頭が3番人気以内）。平安S出走馬が14～18年まで5年連続2着以内（去年は不在）。1800mではなく、1900m以上を使ってきた馬の方がいい。
基本は中央馬のみ、手薄な年に元中央馬（3勝クラス馬・OP馬）で近走南関東重賞を好走していた馬が好走している。
＜展開＞
リンノレジェンド、アポロテネシー、ヨシオが出して行って、アポロテネシーが押し出されてハナか、ヨシオがハナまで出して行くか。どちらにしても速くはならない。
それに続いて、マスターフェンサー、デルマルーヴル、ヒストリーメイカーの中央勢。前に中央勢が一団で、前半遅めで3コーナーに入る少し前からペースが上がっていく流れを想定。
＜予想詳細＞
本命は、マスターフェンサー
金蹄S(3勝クラス)(1,1)→ブリリアントS(2,2)→スレイプニルS(1,2)
前走のスレイプニルSは、じわっと出して中団外から追走。
3コーナーで外から位置を上げて直線に入って伸びてきたが、ペースが遅かったので2番手にいたエルデュクラージュの脚が止まらずに差が縮まらないまま2着。
淡々とした流れで、2番手から35.5秒の上がりが使える前有利の展開だったので、ルメール騎手が完璧に乗った差が勝ち馬との差。2走前もこの馬が4頭分外を走って、エルデュクラージュが逃げ馬の後ろの最内から直線で前の2頭の外に切り替えるだけでクビ差。
エルデュクラージュに負けたというよりは、ルメール騎手に負けたここ2戦。パフォーマンスとしては、使いながら1戦ごとに上がっているので成長の真っ最中と感じる。
1800mでも距離不足感があり、東京2100mを狙って使っているので盛岡2000mなら距離は十分。直線の長さはないが、左回りの軽い馬場。地方交流重賞で前半のペースが上がらないのも、いい位置が取りやすくレースはしやすい。前半ゆったりしてのロングスパート勝負は、近走結果を出してきた流れで、相手に持続力タイプが多いので上がり勝負になっても差せる。斤量の54㎏で走れるのも魅力。
好位内からの追走になると思うので、勝負所でスムーズに進路を作ることだけできれば前を差せると考えて期待する。
対抗は、ヒストリーメイカー
東海S(8,6)→仁川S(1,1)→平安S(10,4)
前走の平安Sは、中団やや後ろの内から追走。
3コーナーで内から位置を上げて、好位集団の後ろで少し待って直線に入る所で外へ。直線に入っての加速で前に離されたが、残り200mから失速してきた馬を交わして行って4着。
ペースが上がらずに、厳しいペースで持続力で差してくるこの馬には合わない展開だったが、内から上手い進路取りで差を縮めて直線に入れた分、4着まで持ってこれた。前にいたのはG1勝ち馬と京都重賞勝ち馬なので、よく走ったと言える好内容。
今回は、2000mになるが仁川Sで勝っているので問題ない。
気になるのはペース。
この馬は、厳しいペースで持続力を活かして結果を出してきた。仁川Sでは、平均ペースの持続力勝負（ラスト3F12.4 - 12.4 - 13.1）で直線で早め先頭から我慢して勝利。摩耶S(3勝クラス)でも、完全に前崩れの流れで後方の馬が有利な流れを早めに仕掛けて粘り切っての勝利。
軽い馬場で前半遅い流れになるると、ロングスパート勝負でも瞬発力・トップスピードの速さがあった方がよく、速い上がりが求められる。上がりがかかって持続力が活きる流れ・条件がいい馬なので、前走の直線に入ってから遅れたように伸びてはくるが差し切るまでが難しくなる。
中央馬が前で一団になり好位で追走できるので、3コーナーに入る時に先頭に並びかけるくらい積極的な乗り方をしたら勝つ可能性は上がる。ただ、負けた時に完全に騎手のせいになる乗り方なので、畑端騎手でなくてもその騎乗を求めるのは騎手心理的に難しい。普通に乗って本命馬を追いかけるが届かずと考えて対抗に。
単穴は、デルマルーヴル
名古屋GP(1,1)→川崎記念(3,3)→フェブラリーS(8,15)
前走のフェブラリーSは、中団やや後ろから追走して、直線で内に入れたが手応えの悪さから騎手が諦めて流して15着。
ここが当初からの目標ではなく、状態が良かったら出ようかということでの出走なので、勝負度は高くはなかった。適性にも合わない条件だったので、参考外としていいレース。
この馬は、スピードに乗ると長く脚を使うタイプ。ただ、勝負所の反応が悪く、加速に時間がかかってトップスピードもそこまで速い方ではない。弱点の影響が小さくなる中距離でペースが少し流れてくれた方がいい。
今回は、距離が延びるのはいいが、前半のペースは流れそうにないので他馬が動いてくれるアシストがないと勝ち切るまでは難しいと感じる。
名古屋グランプリでは、アングライフェンが2コーナーから動いてくれて、そのペースアップに付き合わずにずぶさが出る3～4コーナーを最内を走らせてついて行った。ロスなく走ってずぶさを見せても離されずについて行って、直線で相手が止まった所を差し切れた。全てが上手く行って斤量差もあってのクビ差勝利。
ここまで上手く行かないと勝ち切れない馬なので、想定する展開で3㎏重い57㎏を背負って勝ち切るイメージが浮かばない。スローペースからのロングスパート勝負だと、加速時にもたつくし、馬場が軽いので相手が止まりにくく、盛り返すのもなかなか難しい。他馬が早めに動いてくれたり、想定と違ってペースが流れたりしないと勝つまでは難しいし、その形だとヒストリーメイカーがピッタリになる。
それに加えて、ドバイを使えずに、帝王賞も除外になってフェブラリーS以来のレースというのも気になる。実績は一番だが、気になる材料が多くこの評価に。
4番手は、アポロテネシー
東京大賞典(7,9)→アルデバランS(7,4)→仁川S(2,3)
前走に仁川Sは、好位馬群の中の5番手から追走。
外から動く馬がいて少し位置が下がって直線に入って、狭いところを内から抜けてきて3着。
進路を探して若干仕掛け遅れる形になったが、ペースが流れていたので上手く脚が溜まって、前の馬の脚が止まったところをさばいて抜け出した。大とびで器用さがある馬ではないので、よく走ったと言えるレース。
今回は、転厩初戦の休み明け。手探りな状態で休み明けが得意な馬でもないので、そこは課題。
それでも、楽に前に行ける逃げられる可能性があって、地方の中では広いコースで左回りの軽い馬場。条件戦を勝った東京2100mほどではないが条件はいい。
マイペースで逃げたり、リンノレジェンドの遅いペースの2番手で楽をさせてもらったら、5，6走前の東京での直線の脚を見ると怖さがある。デルマルーヴルがずぶさを見せて、遅れた時に前で残るイメージで押さえておく。
※以下は、買わない馬の評価。
■ 中央馬
ヨシオ
18年2着馬ではあるが逃げる競馬をさせて覚醒した時で、下総S(1600万下)1着→大沼S2着→マリーンS4着と結果を出しての連闘。18年後半からそもそも速くなかった行き脚が付かなくなって、前に行けなくなったので短距離に戻して20年ジャニュアリーSで一変。その後、短距離を使うも結果が出なかったので、また距離を伸ばして函館で2戦使ったが距離延長でも前に行けなくてもまれて回ってくるだけ。
このメンバーで外枠なら逃げられる可能性はあるが、逃げたところでどこまでパフォーマンスをどこまで上げられるかになる。18年2着した時と同じだけ走っても、今年の相手では馬券圏内は厳しいので手が出ない。
■ 地方馬
ランガディア
岩手に移籍して3戦3勝。エンパイアペガサス、ヤマショウブラックなどを倒して、ビックリする走りを見せている。ただ、地元で大楽勝でしているレベルでも足りないくらいなので、中央馬相手で戦える内容ではない。4走前の総武S16着という結果からも厳しい。
ディグニファイド
2勝クラスで頭打ちだった時に、相手に恵まれて勝ったことで3勝クラスに全く対応できずに移籍したのが約1年前。この馬なりに頑張っているが、衰えも出ているので厳しい。
ヤマショウブラック
年末の桐花賞で エンパイアペガサスを倒して、来年はこの馬中心になるのかと思っていたが、パフォーマンスが落ちてしまってランガディア3連敗。エンパイアペガサスにも先着されてしまっている。中央馬がいて、状態も下がっているので厳しい。
リンノレジェンド
先を見据え過ぎて仕上げが甘すぎたようで、年明け2戦酷い内容だったが、相手が楽になって状態も少し上げて前走勝利。ただ、道営記念を勝った時の走りを考えると程遠い内容。まだ良化してくると思うが、前走の状態から道営記念の状態まで上がってくるとは思えない。上がってきたとしても中央馬が凡走してくれての5着争いくらいが精一杯なので厳しい。
センティグレード
去年末から水沢中心の使い方にして、トウケイニセイ記念を勝って、前走のみちのく大賞典でも2着に好走。この馬なりに頑張っているが、ランガディアに完敗するので中央馬相手では厳しい。
キタノイットウセイ
出走が目的なので回ってくるだけ。
アリオンダンス
中央→南関東→園田→笠松が現状。この馬なりに好走しているが、笠松でも手薄なところでしか好走できないので厳しい。
ナラ
出走が目的なので回ってくるだけ。笠松の自己条件でそれなりに走っているだが。
アドマイヤメテオ
昨年末は重賞で3着まで来れていたが、今年はランガディアがきたので着順を下げて4，5着争いに。この相手では厳しい。
＜予想＞
◎：マスターフェンサー
適性を考えると有利な条件
○：ヒストリーメイカー
前走好内容も持続力タイプなので
▲：デルマルーヴル
勝負所でずぶさを見せる馬なので
△：アポロテネシー
転厩初戦と休み明け課題も
＜傾向＞
※レース名(人気,着順)
・2019年
【中央：1番人気】名古屋グランプリ(1,3)→名古屋大賞典(1,1)→アンタレスS(2,2)
【中央：4番人気】師走S(15,15)→ブリリアントS(16,12)→アハルテケS(13,3)
【中央：3番人気】名古屋大賞典(3,5)→ブリリアントS(3,8)→スレイプニルS(4,1)
・2018年
【中央：2番人気】名古屋大賞典(2,2)→アンタレスS(3,2)→平安S(6,4)
【中央：4番人気】下総S(1600万下)(3,1)→大沼S(1,2)→マリーンS(3,4)
【中央：1番人気】1000万下(中山1800m)(1,1)→アレキサンドライトS(1600万下)(1,1)→ブリリアントS(3,1)
・2017年
【中央：1番人気】川崎記念(3,4)→アンタレスS(2,11)→ブリリアントS(1,1)
【中央：2番人気】総武S(3,2)→名古屋大賞典(4,2)→平安S(9,4)
【中央：3番人気】エルムS(4,2)→コリアC(3,2)→平安S(10,14)
中央馬9頭全てが、近3走で中央オープンor地方交流重賞での3着以内がある。
ローテ面では、ブリリアントS出走馬が3年連続好走（2頭が勝ち馬、3頭が3番人気以内）。平安S出走馬が14～18年まで5年連続2着以内（去年は不在）。1800mではなく、1900m以上を使ってきた馬の方がいい。
基本は中央馬のみ、手薄な年に元中央馬（3勝クラス馬・OP馬）で近走南関東重賞を好走していた馬が好走している。
＜展開＞
リンノレジェンド、アポロテネシー、ヨシオが出して行って、アポロテネシーが押し出されてハナか、ヨシオがハナまで出して行くか。どちらにしても速くはならない。
それに続いて、マスターフェンサー、デルマルーヴル、ヒストリーメイカーの中央勢。前に中央勢が一団で、前半遅めで3コーナーに入る少し前からペースが上がっていく流れを想定。
＜予想詳細＞
本命は、マスターフェンサー
金蹄S(3勝クラス)(1,1)→ブリリアントS(2,2)→スレイプニルS(1,2)
前走のスレイプニルSは、じわっと出して中団外から追走。
3コーナーで外から位置を上げて直線に入って伸びてきたが、ペースが遅かったので2番手にいたエルデュクラージュの脚が止まらずに差が縮まらないまま2着。
淡々とした流れで、2番手から35.5秒の上がりが使える前有利の展開だったので、ルメール騎手が完璧に乗った差が勝ち馬との差。2走前もこの馬が4頭分外を走って、エルデュクラージュが逃げ馬の後ろの最内から直線で前の2頭の外に切り替えるだけでクビ差。
エルデュクラージュに負けたというよりは、ルメール騎手に負けたここ2戦。パフォーマンスとしては、使いながら1戦ごとに上がっているので成長の真っ最中と感じる。
1800mでも距離不足感があり、東京2100mを狙って使っているので盛岡2000mなら距離は十分。直線の長さはないが、左回りの軽い馬場。地方交流重賞で前半のペースが上がらないのも、いい位置が取りやすくレースはしやすい。前半ゆったりしてのロングスパート勝負は、近走結果を出してきた流れで、相手に持続力タイプが多いので上がり勝負になっても差せる。斤量の54㎏で走れるのも魅力。
好位内からの追走になると思うので、勝負所でスムーズに進路を作ることだけできれば前を差せると考えて期待する。
対抗は、ヒストリーメイカー
東海S(8,6)→仁川S(1,1)→平安S(10,4)
前走の平安Sは、中団やや後ろの内から追走。
3コーナーで内から位置を上げて、好位集団の後ろで少し待って直線に入る所で外へ。直線に入っての加速で前に離されたが、残り200mから失速してきた馬を交わして行って4着。
ペースが上がらずに、厳しいペースで持続力で差してくるこの馬には合わない展開だったが、内から上手い進路取りで差を縮めて直線に入れた分、4着まで持ってこれた。前にいたのはG1勝ち馬と京都重賞勝ち馬なので、よく走ったと言える好内容。
今回は、2000mになるが仁川Sで勝っているので問題ない。
気になるのはペース。
この馬は、厳しいペースで持続力を活かして結果を出してきた。仁川Sでは、平均ペースの持続力勝負（ラスト3F12.4 - 12.4 - 13.1）で直線で早め先頭から我慢して勝利。摩耶S(3勝クラス)でも、完全に前崩れの流れで後方の馬が有利な流れを早めに仕掛けて粘り切っての勝利。
軽い馬場で前半遅い流れになるると、ロングスパート勝負でも瞬発力・トップスピードの速さがあった方がよく、速い上がりが求められる。上がりがかかって持続力が活きる流れ・条件がいい馬なので、前走の直線に入ってから遅れたように伸びてはくるが差し切るまでが難しくなる。
中央馬が前で一団になり好位で追走できるので、3コーナーに入る時に先頭に並びかけるくらい積極的な乗り方をしたら勝つ可能性は上がる。ただ、負けた時に完全に騎手のせいになる乗り方なので、畑端騎手でなくてもその騎乗を求めるのは騎手心理的に難しい。普通に乗って本命馬を追いかけるが届かずと考えて対抗に。
単穴は、デルマルーヴル
名古屋GP(1,1)→川崎記念(3,3)→フェブラリーS(8,15)
前走のフェブラリーSは、中団やや後ろから追走して、直線で内に入れたが手応えの悪さから騎手が諦めて流して15着。
ここが当初からの目標ではなく、状態が良かったら出ようかということでの出走なので、勝負度は高くはなかった。適性にも合わない条件だったので、参考外としていいレース。
この馬は、スピードに乗ると長く脚を使うタイプ。ただ、勝負所の反応が悪く、加速に時間がかかってトップスピードもそこまで速い方ではない。弱点の影響が小さくなる中距離でペースが少し流れてくれた方がいい。
今回は、距離が延びるのはいいが、前半のペースは流れそうにないので他馬が動いてくれるアシストがないと勝ち切るまでは難しいと感じる。
名古屋グランプリでは、アングライフェンが2コーナーから動いてくれて、そのペースアップに付き合わずにずぶさが出る3～4コーナーを最内を走らせてついて行った。ロスなく走ってずぶさを見せても離されずについて行って、直線で相手が止まった所を差し切れた。全てが上手く行って斤量差もあってのクビ差勝利。
ここまで上手く行かないと勝ち切れない馬なので、想定する展開で3㎏重い57㎏を背負って勝ち切るイメージが浮かばない。スローペースからのロングスパート勝負だと、加速時にもたつくし、馬場が軽いので相手が止まりにくく、盛り返すのもなかなか難しい。他馬が早めに動いてくれたり、想定と違ってペースが流れたりしないと勝つまでは難しいし、その形だとヒストリーメイカーがピッタリになる。
それに加えて、ドバイを使えずに、帝王賞も除外になってフェブラリーS以来のレースというのも気になる。実績は一番だが、気になる材料が多くこの評価に。
4番手は、アポロテネシー
東京大賞典(7,9)→アルデバランS(7,4)→仁川S(2,3)
前走に仁川Sは、好位馬群の中の5番手から追走。
外から動く馬がいて少し位置が下がって直線に入って、狭いところを内から抜けてきて3着。
進路を探して若干仕掛け遅れる形になったが、ペースが流れていたので上手く脚が溜まって、前の馬の脚が止まったところをさばいて抜け出した。大とびで器用さがある馬ではないので、よく走ったと言えるレース。
今回は、転厩初戦の休み明け。手探りな状態で休み明けが得意な馬でもないので、そこは課題。
それでも、楽に前に行ける逃げられる可能性があって、地方の中では広いコースで左回りの軽い馬場。条件戦を勝った東京2100mほどではないが条件はいい。
マイペースで逃げたり、リンノレジェンドの遅いペースの2番手で楽をさせてもらったら、5，6走前の東京での直線の脚を見ると怖さがある。デルマルーヴルがずぶさを見せて、遅れた時に前で残るイメージで押さえておく。
※以下は、買わない馬の評価。
■ 中央馬
ヨシオ
18年2着馬ではあるが逃げる競馬をさせて覚醒した時で、下総S(1600万下)1着→大沼S2着→マリーンS4着と結果を出しての連闘。18年後半からそもそも速くなかった行き脚が付かなくなって、前に行けなくなったので短距離に戻して20年ジャニュアリーSで一変。その後、短距離を使うも結果が出なかったので、また距離を伸ばして函館で2戦使ったが距離延長でも前に行けなくてもまれて回ってくるだけ。
このメンバーで外枠なら逃げられる可能性はあるが、逃げたところでどこまでパフォーマンスをどこまで上げられるかになる。18年2着した時と同じだけ走っても、今年の相手では馬券圏内は厳しいので手が出ない。
■ 地方馬
ランガディア
岩手に移籍して3戦3勝。エンパイアペガサス、ヤマショウブラックなどを倒して、ビックリする走りを見せている。ただ、地元で大楽勝でしているレベルでも足りないくらいなので、中央馬相手で戦える内容ではない。4走前の総武S16着という結果からも厳しい。
ディグニファイド
2勝クラスで頭打ちだった時に、相手に恵まれて勝ったことで3勝クラスに全く対応できずに移籍したのが約1年前。この馬なりに頑張っているが、衰えも出ているので厳しい。
ヤマショウブラック
年末の桐花賞で エンパイアペガサスを倒して、来年はこの馬中心になるのかと思っていたが、パフォーマンスが落ちてしまってランガディア3連敗。エンパイアペガサスにも先着されてしまっている。中央馬がいて、状態も下がっているので厳しい。
リンノレジェンド
先を見据え過ぎて仕上げが甘すぎたようで、年明け2戦酷い内容だったが、相手が楽になって状態も少し上げて前走勝利。ただ、道営記念を勝った時の走りを考えると程遠い内容。まだ良化してくると思うが、前走の状態から道営記念の状態まで上がってくるとは思えない。上がってきたとしても中央馬が凡走してくれての5着争いくらいが精一杯なので厳しい。
センティグレード
去年末から水沢中心の使い方にして、トウケイニセイ記念を勝って、前走のみちのく大賞典でも2着に好走。この馬なりに頑張っているが、ランガディアに完敗するので中央馬相手では厳しい。
キタノイットウセイ
出走が目的なので回ってくるだけ。
アリオンダンス
中央→南関東→園田→笠松が現状。この馬なりに好走しているが、笠松でも手薄なところでしか好走できないので厳しい。
ナラ
出走が目的なので回ってくるだけ。笠松の自己条件でそれなりに走っているだが。
アドマイヤメテオ
昨年末は重賞で3着まで来れていたが、今年はランガディアがきたので着順を下げて4，5着争いに。この相手では厳しい。
払戻金
| 単勝 | 3 | 190円 | 1番人気 |
|---|---|---|---|
| 複勝 | 3 | 110円 | 1番人気 |
| 9 | 140円 | 3番人気 | |
| 1 | 370円 | 6番人気 | |
| 枠連複 | 3 - 6 | 330円 | 2番人気 |
| 馬連複 | 3 - 9 | 350円 | 1番人気 |
| 馬連単 | 3 - 9 | 550円 | 1番人気 |
|---|---|---|---|
| ワイド | 3 - 9 | 190円 | 2番人気 |
| 1 - 3 | 630円 | 7番人気 | |
| 1 - 9 | 860円 | 10番人気 | |
| 三連複 | 1 - 3 - 9 | 2,120円 | 7番人気 |
| 三連単 | 3 - 9 - 1 | 5,860円 | 18番人気 |
馬場：良
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