nigeのコメント
傾向・全馬評価あり:去年の馬連1点勝負的中に続け!川崎コースの適性を考えると絞れる!
<予想>
◎:チュウワウィザード
目標が前で競馬がしやすい
○:ケイティブレイブ
逃げる競馬をすると勝つ可能性上がる
▲:アナザートゥルース
好位内でロスなく走れそうで
△:デルマルーヴル
展開の助けと岡部騎手の好騎乗だった前走
<傾向>
※レース名(人気,着順)
・2019年
【中央:3番人気】白山大賞典(1,11)→チャンピオンズC(12,8)→名古屋グランプリ(3,2)
【中央:1番人気】JBCクラシック(3,1)→チャンピオンズC(2,11)→東京大賞典(2,3)
【中央:4番人気】南部杯(4,5)→JBCクラシック(11,10)→浦和記念(4,1)
・2018年
【中央:1番人気】JBCクラシック(3,2)→チャンピオンズC(3,4)→東京大賞典(1,3)
【中央:4番人気】JBCクラシック(2,8)→チャンピオンズC(取消)→東京大賞典(6,4)
【中央:3番人気】帝王賞(1,3)→JBCクラシック(1,4)→チャンピオンズC(4,5)
・2017年
【中央:5番人気】鷹取特別(1000万下)(1,2)→1000万下(1,1)→観月橋S(1600万下)(1,1)
【中央:1番人気】JBCクラシック(5,3)→チャンピオンズC(6,1)→東京大賞典(2,3)
【中央:6番人気】錦秋S(1600万下)(6,8)→仲冬S(1600万下)(5,3)→招福S(1600万下)(1,1)
近3走に、重賞勝利かG1・Jpn1の3着以内の実績があるのが理想。
前走東京大賞典3着以内が、例年期待できるローテ。あと、コーナーがきつい特徴のあるコースなので、リピーターレースでもある。
<展開>
絶対逃げたい馬は不在。
行ければ行くのが、ケイティブレイブとヒカリオーソ。
この枠順ならケイティブレイブが包まれるのを嫌って出して行って、それ以上にヒカリオーソが主張してきたら譲って外へという乗り方が濃厚。
その後ろから、アナザートゥルース、デルマルーヴル、チュウワウィザードあたりが追走。
ペースはあまり上がりそうにないが、ヒカリオーソが逃げてスローペースにしようとしても、ケイティブレイブでそれに付き合う必要はない(遅すぎて付き合えない)。
あとオールブラッシュが前走にように1週目ゴール前で動いてくる可能性もある。やや遅め~平均ペースを想定。
<予想詳細>
本命は、チュウワウィザード
帝王賞(2,2)→JBCクラシック(1,1)→チャンピオンズC(5,4)
前走のチャンピオンズCは、内から出して行ってインティの後ろが取れそうだったが、クリソベリルに譲って、3列目最内から追走。
その位置でじっとして、直線に入って外に出そうとしたが前にインティ、ロンドンタウン、ゴールドドリームがいたので、3頭分外に出してから前に迫るも4着まで。
12.8 - 11.3 - 12.5 - 12.1 - 12.1 - 12.0 - 12.0 - 11.6 - 12.1
完全にインティの後ろを主張して取り切れなかったことが、結果に影響したレースだった。
インティの後ろが取れていたら勝っていたとは言わないが、クリソベリルの通った進路を走れていたし、クリソベリルは外か後ろでロスが大きくなっていたのは間違いない。
馬券圏外だが、1,2着馬と差のない競馬をしていると評価している。
※チュウワウィザードを本命にしていたので、1コーナーで2列目最内を譲って、前半3F36.6の時計を見て終わったと察した。
この馬は、加速が少し遅いが、トップスピードが速く、その速い脚を長く使える持続力もあるタイプ。
広いコースの方が加速がしやすいが、器用さ・先行力があるので小回りの名古屋や浦和で結果を出している。緩急のあるペースも対応できるので、川崎対応は問題ない。
内枠の方が競馬がしやすい川崎2100mだが、この枠順なら好位外が取れる可能性が高いし、包まれて仕掛けが遅れる心配もない。
ヒカリオーソも外枠に入ってくれたので、前に行くのを追いかけるように出して行けばすんなり好位外が取れる。もし、ハナまで行ってくれたらケイティブレイブの外という可能性まである。
あと川田騎手に戻って、目標が前にいるケイティブレイブとハッキリしているのも魅力。
前を射程圏内に追走して、仕掛けるタイミングさえ間違えなければ差せると考えて期待する。
対抗は、ケイティブレイブ
ドバイワールドC(取消)→浦和記念(2,1)→東京大賞典(3,8)
前走の東京大賞典は、アポロテネシーが主張してきたので2番手から追走。
向正面で外からゴールドドリームがプレッシャーをかけてきて、縦長のまま3コーナーへ。
コーナーで緩んで直線に入ったが、そこでもう脚はなかった。
12.7 - 11.6 - 12.2 - 12.7 - 12.4 - 12.1 - 12.5 - 13.3 - 12.3 - 13.1
アポロテネシーがマイペース逃げを狙ってハナを取りに行ったのとゴールドドリームのルメール騎手が謎の積極性を見せて、相手に併せてペースを上げるしかなく、消耗してしまった。
この馬は、トップスピードの速さがあまりない弱点を前に行くことでカバーして、瞬発力ですっと加速して持続力で粘って好走するタイプ。
この適性なので、中央の広いコースよりは、地方の小回りコースの方が良く。直線も短い方がいいので、南関東なら後半減速ラップになりトップスピードの速さの重要度が下がる浦和・船橋では、抜群の成績(5戦4勝3着1回 ※全て地方交流重賞)。
その次にいいのが、瞬発力と先行力が生きる川崎。
川崎記念では、去年2着、2年前1着と結果を出している。3年前は、本格化前の4歳時で超スローペースの上がり勝負で5着。
地方交流重賞だと中央馬が差し馬も含めて一団になるので、好位から差す競馬をすると川崎の直線の長さだとトップスピードの速さの差で差されやすくなる。
その点で、最内枠に入って逃げる競馬になりそうなのは歓迎。逃げる競馬をすれば、最内をロスなく走れて、内外の差もあるのでコーナーで交わされずに直線に入れるので残りやすくなる。
逆に一番ダメなのが、ヒカリオーソにハナを譲るのが早すぎて、外から被されて2列目最内に入る形。その位置での追走になると自分から動けずに相手に併せる形になるので、上がりの速さの差で差されやすくなる(それでも、2着の可能性は高いが)。
どちらにしてもチュウワウィザードに目標とされるので、逃げられたとしても押し切るのは楽ではない。逃げたら勝つ可能性は上がるが、オッズ的に1,2着の逆まで買えないと考えて2着固定の対抗とした。
単穴は、アナザートゥルース
みやこS(3,2)→浦和記念(3,2)→名古屋グランプリ(2,3)
前走の名古屋グランプリは、スタートから出して位置を取りに行って、メイショウワザシの外を取ったが、その外からアポロテネシーが出してきたので抑えて逃げ馬の後ろの3番手から追走。
アングライフェンが2周目ゴール前で動いたので、4番手になって向正面で外へ。3~4コーナーで2頭分外を走ったので少し遅れたが、直線で盛り返して3着。
結果的に、アングライフェンの早仕掛けを追いかけてしまったことと、アポロテネシーが内で粘っていたので、コーナーが緩いと言っても小回りの名古屋で2頭分外を走ることになったのが厳しかった。
この馬は、瞬発力とトップスピードの速さがそこまでないが、厳しいペースを前で粘る持続力を生かして好走するタイプ。
この適性なので、完全に前不利だった平安S・みやこSでバッタリ止まらずに粘れて、出遅れて位置を上げるのに脚を使った浦和記念でも好走。
緩急があるペースになる川崎では、瞬発力がそこまでないので前を交わすのは難しいが、好位から追いかけて粘ることは可能。同じコーナーがきつい新潟でスローペースだった麒麟山特別(1000万下)で2着(ちなみに1着はチュウワウィザードだったりする)に走れているので、サッパリ対応できないことはないはず。
この枠順なら、ケイティブレイブが逃げたら2列目最内が取れる可能性が高く、内でロスなく走れるので馬券圏内争いに加われると考えて3番手に。
4番手は、デルマルーヴル
白山大賞典(2,2)→浦和記念(1,4)→名古屋グランプリ(1,1)
前走の名古屋グランプリは、外から行く馬を行かせて中央馬4頭を見ながら好位内5番手から追走。
2周目ゴール前のペースアップでは、少し遅れてじわっとついて行く感じで無理しない追走。向正面でのペースアップでかなり鞭が入って反応が悪かったが、コーナーで内目を走らせてついて行って、直線に入って外に出してから相手の脚が止まったのもあり、一気に差を縮めて差し切り勝ち。
力が上だったというレースではなく、展開が向いたことと岡部騎手が上手く乗ったレース。
前のペースアップに無理に付き合わずにマイペースで走らせて、勝負所のずぶさを内で走らせることで離されずについて行けた。その結果、脚がある状態で直線に入って差し切ることができた。
浦和記念でも勝負所の反応の悪さとコーナーで前との差を縮められない所を見せていて、崩れずに走ってはいるが広いコースの方がいいと感じる(ただ、中央だと相手が揃って、それはそれで難しくなるが)。
今回は、浦和記念で4着の時にも乗っていたマーフィー騎手になる。
前走は展開と名古屋での岡部騎手という助けがあっての勝利で、相手強化で普通に走ったら厳しい。
浦和から川崎になることで、アナザートゥルースにはマイナスになるので、浦和記念での0.2秒差が縮まっていいと考えての4番手評価。
買い目的には、3連単◎→○→▲,△の2点で勝負。
もっと確実に的中を取りに行くなら、1,2着の裏やケイティブレイブが崩れた時の警戒などした方がいいですが、的中時の回収を考えて絞っています(的中率が20%前後なので、長い目で見て5回に1回当たればプラスになるような買い目を意識しています。)。
※以下は、買わない馬の評価。
ミツバ
去年の勝ち馬なのだが、去年が苦手なはずの内でもまれる位置からの差し切りで、絶好調だからできた走りでの勝利。
馬連1点勝負の対抗としていたが、内で包まれずに走れるから力を出せると考えての評価だったので、驚きの走りだった。
近走相手が強いのもあるが、騎手にも問題があると考えている。
ダイオライト記念は、8枠13番なのに勝負所で内に入れて伸びず。南部杯は距離不足があったが、最内枠でずっと内。前走のチャンピオンズCも内から差そうとしサッパリ。
一方で、外でズムーズな競馬をした帝王賞では、直線で一旦先頭に立つような見どころ十分の4着。
どう考えても、もまれない外を走らせた方がいいのに、和田騎手が絶好調時の川崎記念の内から差す競馬の再現を馬に求めている感じがする。
今回も、内枠に入ってしまって騎手は変わらず和田騎手。内でじっとして、内差しを狙って伸びない結果になると考えて消し。
キタノイットウセイ
笠松でもサッパリなので、回ってくるだけ。
コウエイワンマン
元中央馬だが、芝での勝ち上がりで3勝クラスで頭打ち。ダートはサッパリで、回ってくるだけ。
モズオトコマエ
前走の道営記念は、3コーナーから早めに進出して、最後まで長く脚を使ったが3着まで。
調子が落ちていたが、休んでひと叩きして状態が上がってきた。
ただ、ここは相手が強いし、持続力タイプの馬なのでコーナーで緩む川崎も不向き。さすがの吉原騎手でもこの馬を持ってくるのは難しい。
オールブラッシュ
前走は、ペースがかなり落ちた1周目ゴール前で外から進出して先頭へ。そこからマイペースに持ち込んでの逃げ切り。
スタートが下手になって、行き脚も付かなくなった現状では、勝つにはあれしかないという乗り方。
今回も同じ川崎2100mになるが、前走までスローペースは考えられない。もし、ペースが落ち着いて進出しようとしたとしても、ケイティブレイブが逃げていたら先頭まで出るのは無理だし、もし強引に先頭に出たとしても前走の走りだと4コーナーまで先頭にいれば上出来レベルの走り。
確実に衰えが出ている馬なので、かなり恵まれないとこのメンバーでの上位争いは厳しい。
ヒカリオーソ
前走は、軽く出してハナを取ったが、ペースを落としすぎたことでオールブラッシュに動かれて2番手に。直線で外に出して差そうとしたが差されて3着。
ハナを取ったからとにかくペースを落とそうとして、外から前に出られる典型的な下手な騎手の逃げ方。あのハナの取られ方をして、3着に来ているのは馬のおかげ。
今回は、ハナを取ってペースを落としたいが、最内にケイティブレイブが入ったのでそれより前に行くのは難しい。もし行ったとしても、ペースはあまり落とせない(ヒカリオーソにとっての平均ペースが、中央馬のスローペースなので)。
現状の力では、中央馬相手で厳しいことはジャパンダートダービーで見せてしまっているので、成長がないと厳しい。
メイプルブラザー
オープンでは、ブラジルCで前崩れの展開で54㎏のハンデと持続力を生かして2着と前が総崩れでの阿蘇S3着の実績。
2018年仁川S3着が最高の走りで、強くなって再昇級したのではなくレース展開と相手関係で結果が出ているだけと考えている。
長い距離はいいのだは、持続力を生かして差して来る馬なので、小回りでコーナーがきついコースは不向き。
阪神2000mや東京2100mのオープン特別・リステッドで、持続力が生きる展開になればという馬。ここは相手が強いし、条件も合わない。
ミューチャリー
鎌倉記念のすごい走りから、どこまで成長してくるのかと思っていたが、現状はあまり成長していない内容。
ジャパンダートダービーは、展開不向きの中でよく3着まで持って来たが、クリソベリルとデルマルーヴルはその後かなりの成長を見せている。
前走の内容は、この馬としては酷い内容。内容がかなり酷かったので、間隔を空けてきたのには共感が持てる。
ジャパンダートダービーの内容だと全く足りないので、どこまで成長があるかのレース。かなりの成長がないと掲示板も厳しいので消し。