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nige｜東京スプリント - 2019年4月10日大井11R｜地方競馬予想のウマニティ
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| 着 順 | 枠 番 |
馬 番 |
予想印 | 馬名 | オッズ | 性齢 | 重量 | 騎手 | 一言コメント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 4 | 8 | ▲ | キタサンミカヅキ | 7.8 | 牡9 | 57.0 | 森泰斗 | 中央馬相手に互角に戦える条件 |
| 2 | 3 | 6 | 消 | コパノキッキング | 2.7 | セ4 | 56.0 | 藤田菜七 | 不安材料が多すぎる1番人気なら |
| 3 | 4 | 7 | ◎ | ヒロシゲゴールド | 2.6 | 牡4 | 56.0 | 武豊 | 買いたくなる要素が多い |
| 4 | 2 | 4 | ショコラブラン | 38.5 | 牡7 | 56.0 | 戸崎圭太 | ||
| 5 | 8 | 16 | テーオーヘリオス | 53.2 | 牡7 | 56.0 | 濱中俊 | ||
| 6 | 1 | 2 | マッチレスヒーロー | 262.2 | 牡8 | 56.0 | 的場文男 | ||
| 7 | 6 | 12 | ○ | ホウショウナウ | 3.9 | 牡4 | 56.0 | M.デム | 外枠でスムーズならあっさりも |
| 8 | 5 | 10 | アクティブミノル | 73.1 | 牡7 | 57.0 | 三浦皇成 | ||
| 9 | 1 | 1 | キャンドルグラス | 31.6 | 牡5 | 56.0 | 御神本訓 | ||
| 10 | 3 | 5 | アシャカダイキ | 41.6 | 牝5 | 54.0 | 松岡正海 | ||
| 11 | 6 | 11 | アンサンブルライフ | 456.9 | 牡6 | 56.0 | 繁田健一 | ||
| 12 | 5 | 9 | ゴーディー | 600.3 | 牡11 | 56.0 | 安藤洋一 | ||
| 13 | 8 | 15 | ジョーオリオン | 623.3 | 牡10 | 56.0 | 橋本直哉 | ||
| 14 | 7 | 13 | サトノタイガー | 420.7 | 牡11 | 56.0 | 岡部誠 | ||
| 15 | 7 | 14 | ナチュラリー | 167.1 | 牡5 | 56.0 | 笹田知宏 | ||
| 16 | 2 | 3 | マイネルルークス | 542.1 | 牡9 | 56.0 | 今野忠成 |
| 式別 | 買い方 | 組み合わせ | 1点あたりの金額 |
|---|---|---|---|
| 馬単 | 通常 | 7 - 8 | 1,200円 |
| 7 - 12 | 1,500円 | ||
| 12 - 7 | 1,300円 | ||
| 12 - 8 | 1,000円 | ||
| 合計 | 4通り | 5,000円 | |
| 購入額 | 払戻額 | 収支 | 回収率 |
|---|---|---|---|
| 5,000円 | 0円 | -5,000円 | 0% |
nigeのコメント
全馬評価あり：コパノキッキングの大井適性に不安あり！
＜傾向＞
■ 近3年3着以内馬ローテ
※レース名(人気,着順)
・2018年
【中央：6番人気】カペラS(13,9)→兵庫GT(4,1)→黒船賞(3,5)
【地方：4番人気】ゴールドC(2,3)→大師オープン(1,2)→フジノウェーブ記念(2,3)
【中央：3番人気】京阪杯(9,1)→オーシャンS(6,4)→高松宮記念(9,11) ※4走前JBCスプリント(大井1400m)4着
・2017年
【中央：1番人気】羅生門S(1600万下)(4,1)→夢見月S(4,5)→コーラルS(3,3)
【中央：3番人気】根岸S(16,7)→フェブラリーS(16,10)→夢見月S(3,2)
【中央：4番人気】オーバルスプリント(5,1)→南部杯(6,4)→JBCスプリント(6,4)
・2016年
【中央：3番人気】JBCスプリント(3,1)→チャンピオンズC(13,13)→フェブラリーS(12,15)
【中央：4番人気】チャンピオンズC(10,8)→根岸S(10,3)→フェブラリーS(11,11)
【中央：1番人気】東京盃(1,1)→JBCスプリント(1,2)→黒船賞(1,1)
＜傾向＞
以前は、根岸Ｓ、フェブラリーＳ、黒船賞での好走馬が結果を出していたが、ここ2年は出走レベルが低いのもあり、地歩交流重賞4着以内、またはオープン特別3着以内の実績があれば足りている。
ハンデ戦ではなくグレード別定だが、地方馬の好走はそれなりにある。
ただ、好走馬は元中央OP馬か地方交流重賞勝ち馬なので、しっかりした実績がないとやはり厳しい。
＜展開＞
逃げたいのは、ヒロシゲゴールド、ナチュラリー。
ヒロシゲゴールドは主張してハナを取り、ナチュラリーはこのメンバーでは好位が取れるかも微妙。
続いて、キャンドルグラス、アクティブミノル、テーオーヘリオス、ホウショウナウあたりが追走。
ペースは極端に上がりそうになく、平均ペースを想定。
＜予想＞
◎：ヒロシゲゴールド
買いたくなる要素が多い
○：ホウショウナウ
外枠でスムーズならあっさりも
▲：キタサンミカヅキ
中央馬相手に互角に戦える条件
＜詳細予想＞
本命は、ヒロシゲゴールド
前走は、大外枠から内を見ながらじわっと出して逃げる競馬。
ハナを取ってから極端にはペースを落とさず逃げて、直線に入って追い出すと後続との差をじわじわ広げて2馬身差で勝利。
12.1 - 11.2 - 11.4 - 11.5 - 11.5 - 12.7
やや速めと言っていいくらいのペースで逃げて、そのスピードを維持。さすがに最後の坂で脚は鈍るが、後続に脚を使わせて押し切る強い内容。
稍重ではあったが、時計は良馬場に近い時計の出方だったので、1:10.4はかなり速い。
最近で阪神1200mを、良馬場で同等の時計で走ったのは、
2018年4月陽春S(1600万下) オウケンビリーヴ(1:10.9)
2017年4月陽春S(1600万下) サイタスリーレッド(1:10.9)
他には、マテラスカイが楽勝ではあったが1:10.7(重)なので、この速さが分かってもらえるはず。
やや速めのラップを続けて出せて、粘れる持続力があるので広いコース向きと感じるが、大井と同じようにコーナーがきつくてコーナーで緩む中京で勝っているというのがここで狙いたくなる理由の一つ。
その2走前の大須特別(1000万下)では、逃げて3馬身差の完勝。
12.4 - 10.9 - 11.7 - 12.0 - 11.7 - 12.7
この緩急の流れでもしっかり加速して勝っているので、同じようなラップ推移になる大井コースに対応できると考えている。
あと展開的にも同型馬が園田のナチュラリーのみなので、楽にハナが取れて自分のペースに持ち込める。また騎手が武豊騎手なので、中央勢の騎手が存在の圧で絡んでいきにくいというのもアシストになる。
そして、血統面も地方向きの父サウスヴィグラス。
オープン初戦が重賞なのは楽ではないが、ここは買いたくなる要素が揃っているので期待する。
対抗は、ホウショウナウ
前走は、芝スタートの影響なのか少しだけスタートで遅れて、内枠だったので無理せずに控えて後方から追走。
一旦最後方まで下げて、外に進路を変えて3コーナーから進出開始。中団外まで上がった勢いのまま、全馬を差し切って勝利。
11.8 - 10.3 - 10.9 - 12.0 - 12.3 - 12.8
普通の時計の出方で、前半33.0秒なのでハイペース。差し馬有利の流れだったが、この馬は1200m自体初めてで、33秒台の前半の入りも初めて（これまでの最速は高億馬場での阪神1400mでの34.2秒）。
未経験の距離・流れで、これまで好位～中団から結果を出していた馬が追い込む競馬で勝ってしまうのだから、素質とレースへの柔軟性を感じる。
今回は、1200mでも前走のようなハイペースにはならない大井外回り。
コーナーで緩んで加速する流れに対応できるかについては、2走前の勝ち方から対応できると考えている。
その2走前は、やや遅めのペースの1400m戦で、一団の一番外を走って直線に入っての差し切り。
展開が向いていて早め先頭のシヴァージを差し、（前が壁て外に切り替えるロスがあったが）ヤマニンアンプリメより速い上がりを使って、自ら速い上がりを使えている。
あと、外枠も競馬がしやすい。
前走は、少し遅れたのと33.0秒の前半で後方からになったが、今回は35.0秒前後の前半の入り。1400mで好位から追走していた時と同じくらいの前半なので、外枠からじわっと前に出して行けるのはプラス。
デムーロ騎手が前走の末脚から控える競馬をしなければ、直線で外から逃げるヒロシゲゴールドに迫る競馬ができていいと考えて期待する。
単穴は、キタサンミカヅキ
前走の根岸Sは、出たなりで中団やや後ろから追走。
直線の入って、じわじわ伸びてはいるが、外から交わされながらも粘って9着。
中央のスピードが問われる馬場では、1200mでもきついのはJBCスプリントやカペラSの内容から明らか。
それなのに、中央で一番トップスピードの速さが生きる東京で距離も1400mを使ったら、当然あの結果になる。
地方に移籍してパフォーマンスが上がったのは間違いないので、その中でも結果を出している大井1200mに変わるのは大きなプラス。
この条件は、去年の東京盃1着、東京スプリント2着、2年前の東京盃1着、JBCスプリント0.1秒差5着と中央馬と互角の走り。大井の時計のかかる条件になることで、重い馬場適性が生きて最後までしぶとく伸びてくる差し脚が使えている。
今回は、例年より強い相手が揃っているので、普通に走られたらきつい。
それでも色気をもって陣営が勝負してくる条件なので、相手が大井でパフォーマンスを落とすようなら上位争いに加われていい。
※以下は、買わない馬の評価。
■ 中央馬
コパノキッキング
このレースの最大の問題が、この馬の扱い。
前走のフェブラリーSでは、スタートから控えて後方2番手から追走。
直線に入るところまで、抑えて直線勝負。上がり2位の脚を使うも5着まで。
距離に対応するための作戦として終いに徹したレースでしたが、1000m60.2秒のスローペース。最後方からでは、物理的に前に届かないレースになってしまった。
ただ、ペースが流れたら、あのようないい脚が使えていたかは微妙なところではある。
この馬の長所は、1000m戦を圧勝できるスピード。
この「スピード」は、600～800mくらいの距離を速く走れるというスピード。それが中盤になるのか、上がり3Fになるのかは、乗り方次第。フェブラリーSやカペラSでは、このスピードを上がりに集中させたレース。
今回の大井1200mは、コーナーがきつく、一旦コーナーでスピードを落としてコーナーを走り、直線に入って再加速するコース。余程のハイペースにならなければ、ラスト600～400mで緩んで、残り400～200mで加速するラップ推移になります。
※参考：過去3年 東京スプリントのラップ推移
2018年：12.3 - 10.8 - 11.3 - 12.4 - 11.9 - 13.1
2017年：12.4 - 11.3 - 11.7 - 12.5 - 12.1 - 12.7
2016年：12.6 - 11.5 - 11.6 - 12.0 - 11.5 - 12.2
東京競馬場のようにコーナーが緩く、直線が501.6mもあれば、ある程度のスピードを維持したまま直線に入って、直線だけで長所のスピードを生かせます。
それが大井競馬場では、コーナーで一旦スピードが殺されてしまい、そこから再加速も含めて直線が386ｍ。JRAの競馬場の中山・京都・阪神より直線は長いのですが、強制的に一度スピードを殺されてしまっては、コパノキッキングの長所が最大限に生きません。
このマイナス面を減らす方法は、前に行かせること。
その点も、スタートの不安、近走は1400～1600mで控えてる競馬をしていることなど課題があり、一番の課題が砂を被ると首を上げたり、行きっぷりが悪くなること。
近走は、外枠だったので出たなりでスムーズに走れていたが、今回はやや内枠。
カペラSのように、出遅れて、砂を被って最後方まで下げで外から差して来るような進路取りでは、大井では届きません。
さらに、大井の重い馬場もこの馬の長所の威力を下げてしまう要素になる。
G3・G2を勝ち、G1で5着できるように能力は間違いなくあるのですが、その能力が最大限に出せない条件。
G1と比較すると楽なJpn3の相手になるが、大井に対応できていい走りを見せている素質のある馬とここがベストの馬が相手なら積極的には狙いたくない。
外枠だったら怖さがあったが、この枠なら凡走するイメージの方が強く、消した。
評価的には、4番手評価で3着なら遅れて追い込んできても前にあっていいと考えています（だから、馬単がメイン）。
アシャカダイキ
前走は、平均ペースを中団やや後ろから追走して、直線で外から差してきて勝利。
時計が出る馬場があったのか、鮮やかに差し切った。
ただ、ルッジェーロが1番人気になってしまうような、メンバーレベルの低いレースで、時計も平凡。オープン特別レベルでも苦戦すると感じる内容。
重賞に加えて、緩急のある大井コース適性も感じない。
内でロスなく走って掲示板に載れれば上出来。
テーオーヘリオス
前走は、スタート良く、行く馬を行かせて好位内から追走。3コーナーですでにかなり手が動いていて、4コーナーではもう失速。
去年の東京盃でも、休み明けでさっぱりだったが、その時以上にいいところなく負けた。
近走結果が出ていないが、1200mの高いレベルのレースでは結果を出していないのであんなもの。
1200mで天王山S・北海道スプリントCを連勝しているが、どちらもやや遅いペースを好位から長く脚を使っての勝利。
元々が1400mのやや速めのペースを好位から持続力を生かして好走していたので、1400mに近いラップ推移の1200mのやや遅め～平均ペースで結果を出している。
その点で大井外回り1200mは悪くない条件ではあるが、東京盃で休み明けと言ってもキャンドルグラスに先着されているし、近走負けるにしても内容が悪いので手が出ない。
■ 地方馬
キャンドルグラス
前走は、好位から追走して、直線しっかり伸びてキャプテンキングの2着。
やることはやったが、力負けの内容。
1200mに距離短縮は歓迎だが、ここは相手が揃いすぎ。
去年の東京盃5着したように、自分の力を出し切って相手の走り次第で掲示板なら。
マッチレスヒーロー
明らかに衰えが出て地方に移籍したので、5着、10着。
1400mならそこそこ戦えそうだが、このメンバーに入っての1200mでは回ってくるだけになる。
マイネルルークス
自己条件でも惨敗続きなので、この相手は無理。
ショコラブラン
前走は、中団から追走して直線で一旦3番手まで上がったが、ゴール直前でクリスタルシルバーに差されて4着。
厳しいペースを持続力で差してくる馬で、その持続力が衰えての移籍。
中央馬相手に緩急のあるペースだと、直線での再加速について行けない。
ゴーディー
衰えから前にも行けなくなっている状態では。
アクティブミノル
前走は、1000m戦を使って、外から砂を被らずにスピードを生かして2着。
1200m替わりは問題ないが、芝で前に行ってそのままなだれ込んで好走していた馬で、緩急のある1200mだと前に行けても直線で粘れない。
前走のように恵まれた条件でないと、地方馬相手でも厳しい。
アンサンブルライフ
行くだけ行って粘る条件が得意なので、さきたま杯3着と好走しているが、キタサンミカヅキに4馬身差。
それも、中央馬の前崩れを拾っての結果。
このメンバーの1200mでは、前に行くのも難しく、行っても直線の再加速で遅れる。
サトノタイガー
11歳ということを考えると、名古屋に遠征して4着、前走のオープンでも4着で頑張っている。
ただ、2014年のJBCスプリント2着した時の力はもうない。
ナチュラリー
逃げて粘る競馬で連勝して、この馬としては今がピークと感じる走り。
それでも、園田重賞レベルで中央馬と互角に走れる内容ではない。
ここは逃げるどころか、2番手が取れるかも微妙で、力を出し切るのも難しい。
ジョーオリオン
近走の好走は、盛岡の芝1000m戦。
ダートでは、2017年7月以降馬券圏内に好走できていない。
衰える前の時点で、1600万下で頭打ちなので厳しい。
＜傾向＞
■ 近3年3着以内馬ローテ
※レース名(人気,着順)
・2018年
【中央：6番人気】カペラS(13,9)→兵庫GT(4,1)→黒船賞(3,5)
【地方：4番人気】ゴールドC(2,3)→大師オープン(1,2)→フジノウェーブ記念(2,3)
【中央：3番人気】京阪杯(9,1)→オーシャンS(6,4)→高松宮記念(9,11) ※4走前JBCスプリント(大井1400m)4着
・2017年
【中央：1番人気】羅生門S(1600万下)(4,1)→夢見月S(4,5)→コーラルS(3,3)
【中央：3番人気】根岸S(16,7)→フェブラリーS(16,10)→夢見月S(3,2)
【中央：4番人気】オーバルスプリント(5,1)→南部杯(6,4)→JBCスプリント(6,4)
・2016年
【中央：3番人気】JBCスプリント(3,1)→チャンピオンズC(13,13)→フェブラリーS(12,15)
【中央：4番人気】チャンピオンズC(10,8)→根岸S(10,3)→フェブラリーS(11,11)
【中央：1番人気】東京盃(1,1)→JBCスプリント(1,2)→黒船賞(1,1)
＜傾向＞
以前は、根岸Ｓ、フェブラリーＳ、黒船賞での好走馬が結果を出していたが、ここ2年は出走レベルが低いのもあり、地歩交流重賞4着以内、またはオープン特別3着以内の実績があれば足りている。
ハンデ戦ではなくグレード別定だが、地方馬の好走はそれなりにある。
ただ、好走馬は元中央OP馬か地方交流重賞勝ち馬なので、しっかりした実績がないとやはり厳しい。
＜展開＞
逃げたいのは、ヒロシゲゴールド、ナチュラリー。
ヒロシゲゴールドは主張してハナを取り、ナチュラリーはこのメンバーでは好位が取れるかも微妙。
続いて、キャンドルグラス、アクティブミノル、テーオーヘリオス、ホウショウナウあたりが追走。
ペースは極端に上がりそうになく、平均ペースを想定。
＜予想＞
◎：ヒロシゲゴールド
買いたくなる要素が多い
○：ホウショウナウ
外枠でスムーズならあっさりも
▲：キタサンミカヅキ
中央馬相手に互角に戦える条件
＜詳細予想＞
本命は、ヒロシゲゴールド
前走は、大外枠から内を見ながらじわっと出して逃げる競馬。
ハナを取ってから極端にはペースを落とさず逃げて、直線に入って追い出すと後続との差をじわじわ広げて2馬身差で勝利。
12.1 - 11.2 - 11.4 - 11.5 - 11.5 - 12.7
やや速めと言っていいくらいのペースで逃げて、そのスピードを維持。さすがに最後の坂で脚は鈍るが、後続に脚を使わせて押し切る強い内容。
稍重ではあったが、時計は良馬場に近い時計の出方だったので、1:10.4はかなり速い。
最近で阪神1200mを、良馬場で同等の時計で走ったのは、
2018年4月陽春S(1600万下) オウケンビリーヴ(1:10.9)
2017年4月陽春S(1600万下) サイタスリーレッド(1:10.9)
他には、マテラスカイが楽勝ではあったが1:10.7(重)なので、この速さが分かってもらえるはず。
やや速めのラップを続けて出せて、粘れる持続力があるので広いコース向きと感じるが、大井と同じようにコーナーがきつくてコーナーで緩む中京で勝っているというのがここで狙いたくなる理由の一つ。
その2走前の大須特別(1000万下)では、逃げて3馬身差の完勝。
12.4 - 10.9 - 11.7 - 12.0 - 11.7 - 12.7
この緩急の流れでもしっかり加速して勝っているので、同じようなラップ推移になる大井コースに対応できると考えている。
あと展開的にも同型馬が園田のナチュラリーのみなので、楽にハナが取れて自分のペースに持ち込める。また騎手が武豊騎手なので、中央勢の騎手が存在の圧で絡んでいきにくいというのもアシストになる。
そして、血統面も地方向きの父サウスヴィグラス。
オープン初戦が重賞なのは楽ではないが、ここは買いたくなる要素が揃っているので期待する。
対抗は、ホウショウナウ
前走は、芝スタートの影響なのか少しだけスタートで遅れて、内枠だったので無理せずに控えて後方から追走。
一旦最後方まで下げて、外に進路を変えて3コーナーから進出開始。中団外まで上がった勢いのまま、全馬を差し切って勝利。
11.8 - 10.3 - 10.9 - 12.0 - 12.3 - 12.8
普通の時計の出方で、前半33.0秒なのでハイペース。差し馬有利の流れだったが、この馬は1200m自体初めてで、33秒台の前半の入りも初めて（これまでの最速は高億馬場での阪神1400mでの34.2秒）。
未経験の距離・流れで、これまで好位～中団から結果を出していた馬が追い込む競馬で勝ってしまうのだから、素質とレースへの柔軟性を感じる。
今回は、1200mでも前走のようなハイペースにはならない大井外回り。
コーナーで緩んで加速する流れに対応できるかについては、2走前の勝ち方から対応できると考えている。
その2走前は、やや遅めのペースの1400m戦で、一団の一番外を走って直線に入っての差し切り。
展開が向いていて早め先頭のシヴァージを差し、（前が壁て外に切り替えるロスがあったが）ヤマニンアンプリメより速い上がりを使って、自ら速い上がりを使えている。
あと、外枠も競馬がしやすい。
前走は、少し遅れたのと33.0秒の前半で後方からになったが、今回は35.0秒前後の前半の入り。1400mで好位から追走していた時と同じくらいの前半なので、外枠からじわっと前に出して行けるのはプラス。
デムーロ騎手が前走の末脚から控える競馬をしなければ、直線で外から逃げるヒロシゲゴールドに迫る競馬ができていいと考えて期待する。
単穴は、キタサンミカヅキ
前走の根岸Sは、出たなりで中団やや後ろから追走。
直線の入って、じわじわ伸びてはいるが、外から交わされながらも粘って9着。
中央のスピードが問われる馬場では、1200mでもきついのはJBCスプリントやカペラSの内容から明らか。
それなのに、中央で一番トップスピードの速さが生きる東京で距離も1400mを使ったら、当然あの結果になる。
地方に移籍してパフォーマンスが上がったのは間違いないので、その中でも結果を出している大井1200mに変わるのは大きなプラス。
この条件は、去年の東京盃1着、東京スプリント2着、2年前の東京盃1着、JBCスプリント0.1秒差5着と中央馬と互角の走り。大井の時計のかかる条件になることで、重い馬場適性が生きて最後までしぶとく伸びてくる差し脚が使えている。
今回は、例年より強い相手が揃っているので、普通に走られたらきつい。
それでも色気をもって陣営が勝負してくる条件なので、相手が大井でパフォーマンスを落とすようなら上位争いに加われていい。
※以下は、買わない馬の評価。
■ 中央馬
コパノキッキング
このレースの最大の問題が、この馬の扱い。
前走のフェブラリーSでは、スタートから控えて後方2番手から追走。
直線に入るところまで、抑えて直線勝負。上がり2位の脚を使うも5着まで。
距離に対応するための作戦として終いに徹したレースでしたが、1000m60.2秒のスローペース。最後方からでは、物理的に前に届かないレースになってしまった。
ただ、ペースが流れたら、あのようないい脚が使えていたかは微妙なところではある。
この馬の長所は、1000m戦を圧勝できるスピード。
この「スピード」は、600～800mくらいの距離を速く走れるというスピード。それが中盤になるのか、上がり3Fになるのかは、乗り方次第。フェブラリーSやカペラSでは、このスピードを上がりに集中させたレース。
今回の大井1200mは、コーナーがきつく、一旦コーナーでスピードを落としてコーナーを走り、直線に入って再加速するコース。余程のハイペースにならなければ、ラスト600～400mで緩んで、残り400～200mで加速するラップ推移になります。
※参考：過去3年 東京スプリントのラップ推移
2018年：12.3 - 10.8 - 11.3 - 12.4 - 11.9 - 13.1
2017年：12.4 - 11.3 - 11.7 - 12.5 - 12.1 - 12.7
2016年：12.6 - 11.5 - 11.6 - 12.0 - 11.5 - 12.2
東京競馬場のようにコーナーが緩く、直線が501.6mもあれば、ある程度のスピードを維持したまま直線に入って、直線だけで長所のスピードを生かせます。
それが大井競馬場では、コーナーで一旦スピードが殺されてしまい、そこから再加速も含めて直線が386ｍ。JRAの競馬場の中山・京都・阪神より直線は長いのですが、強制的に一度スピードを殺されてしまっては、コパノキッキングの長所が最大限に生きません。
このマイナス面を減らす方法は、前に行かせること。
その点も、スタートの不安、近走は1400～1600mで控えてる競馬をしていることなど課題があり、一番の課題が砂を被ると首を上げたり、行きっぷりが悪くなること。
近走は、外枠だったので出たなりでスムーズに走れていたが、今回はやや内枠。
カペラSのように、出遅れて、砂を被って最後方まで下げで外から差して来るような進路取りでは、大井では届きません。
さらに、大井の重い馬場もこの馬の長所の威力を下げてしまう要素になる。
G3・G2を勝ち、G1で5着できるように能力は間違いなくあるのですが、その能力が最大限に出せない条件。
G1と比較すると楽なJpn3の相手になるが、大井に対応できていい走りを見せている素質のある馬とここがベストの馬が相手なら積極的には狙いたくない。
外枠だったら怖さがあったが、この枠なら凡走するイメージの方が強く、消した。
評価的には、4番手評価で3着なら遅れて追い込んできても前にあっていいと考えています（だから、馬単がメイン）。
アシャカダイキ
前走は、平均ペースを中団やや後ろから追走して、直線で外から差してきて勝利。
時計が出る馬場があったのか、鮮やかに差し切った。
ただ、ルッジェーロが1番人気になってしまうような、メンバーレベルの低いレースで、時計も平凡。オープン特別レベルでも苦戦すると感じる内容。
重賞に加えて、緩急のある大井コース適性も感じない。
内でロスなく走って掲示板に載れれば上出来。
テーオーヘリオス
前走は、スタート良く、行く馬を行かせて好位内から追走。3コーナーですでにかなり手が動いていて、4コーナーではもう失速。
去年の東京盃でも、休み明けでさっぱりだったが、その時以上にいいところなく負けた。
近走結果が出ていないが、1200mの高いレベルのレースでは結果を出していないのであんなもの。
1200mで天王山S・北海道スプリントCを連勝しているが、どちらもやや遅いペースを好位から長く脚を使っての勝利。
元々が1400mのやや速めのペースを好位から持続力を生かして好走していたので、1400mに近いラップ推移の1200mのやや遅め～平均ペースで結果を出している。
その点で大井外回り1200mは悪くない条件ではあるが、東京盃で休み明けと言ってもキャンドルグラスに先着されているし、近走負けるにしても内容が悪いので手が出ない。
■ 地方馬
キャンドルグラス
前走は、好位から追走して、直線しっかり伸びてキャプテンキングの2着。
やることはやったが、力負けの内容。
1200mに距離短縮は歓迎だが、ここは相手が揃いすぎ。
去年の東京盃5着したように、自分の力を出し切って相手の走り次第で掲示板なら。
マッチレスヒーロー
明らかに衰えが出て地方に移籍したので、5着、10着。
1400mならそこそこ戦えそうだが、このメンバーに入っての1200mでは回ってくるだけになる。
マイネルルークス
自己条件でも惨敗続きなので、この相手は無理。
ショコラブラン
前走は、中団から追走して直線で一旦3番手まで上がったが、ゴール直前でクリスタルシルバーに差されて4着。
厳しいペースを持続力で差してくる馬で、その持続力が衰えての移籍。
中央馬相手に緩急のあるペースだと、直線での再加速について行けない。
ゴーディー
衰えから前にも行けなくなっている状態では。
アクティブミノル
前走は、1000m戦を使って、外から砂を被らずにスピードを生かして2着。
1200m替わりは問題ないが、芝で前に行ってそのままなだれ込んで好走していた馬で、緩急のある1200mだと前に行けても直線で粘れない。
前走のように恵まれた条件でないと、地方馬相手でも厳しい。
アンサンブルライフ
行くだけ行って粘る条件が得意なので、さきたま杯3着と好走しているが、キタサンミカヅキに4馬身差。
それも、中央馬の前崩れを拾っての結果。
このメンバーの1200mでは、前に行くのも難しく、行っても直線の再加速で遅れる。
サトノタイガー
11歳ということを考えると、名古屋に遠征して4着、前走のオープンでも4着で頑張っている。
ただ、2014年のJBCスプリント2着した時の力はもうない。
ナチュラリー
逃げて粘る競馬で連勝して、この馬としては今がピークと感じる走り。
それでも、園田重賞レベルで中央馬と互角に走れる内容ではない。
ここは逃げるどころか、2番手が取れるかも微妙で、力を出し切るのも難しい。
ジョーオリオン
近走の好走は、盛岡の芝1000m戦。
ダートでは、2017年7月以降馬券圏内に好走できていない。
衰える前の時点で、1600万下で頭打ちなので厳しい。
払戻金
| 単勝 | 8 | 780円 | 4番人気 |
|---|---|---|---|
| 複勝 | 8 | 140円 | 4番人気 |
| 6 | 120円 | 2番人気 | |
| 7 | 110円 | 1番人気 | |
| 枠連複 | 3 - 4 | 300円 | 1番人気 |
| 馬連複 | 6 - 8 | 950円 | 5番人気 |
| 枠連単 | 4 - 3 | 580円 | 1番人気 |
|---|---|---|---|
| 馬連単 | 8 - 6 | 2,890円 | 11番人気 |
| ワイド | 6 - 8 | 330円 | 5番人気 |
| 7 - 8 | 250円 | 3番人気 | |
| 6 - 7 | 230円 | 2番人気 | |
| 三連複 | 6 - 7 - 8 | 870円 | 2番人気 |
| 三連単 | 8 - 6 - 7 | 8,020円 | 20番人気 |
馬場：良
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