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nige｜南部杯 - 2024年10月14日盛岡12R｜地方競馬予想のウマニティ
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| 着 順 | 枠 番 |
馬 番 |
予想印 | 馬名 | オッズ | 性齢 | 重量 | 騎手 | 一言コメント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 1 | ◎ | レモンポップ | 1.1 | 牡6 | 57.0 | 坂井瑠星 | フェブラリーSより合う1600mベスト条件 |
| 2 | 8 | 14 | ○ | ペプチドナイル | 4.8 | 牡6 | 57.0 | 藤岡佑介 | 外枠からスムーズに走れるのは歓迎 |
| 3 | 6 | 11 | キタノヴィジョン | 312.5 | 牡7 | 57.0 | 石川倭 | ||
| 4 | 2 | 2 | ミックファイア | 28.6 | 牡4 | 57.0 | 吉原寛人 | ||
| 5 | 5 | 8 | アラジンバローズ | 133.5 | セ7 | 57.0 | 下原理 | ||
| 6 | 3 | 4 | ▲ | タガノビューティー | 9.6 | 牡7 | 57.0 | 石橋脩 | 条件良化もスムーズに走れるかが課題 |
| 7 | 4 | 6 | キタノリューオー | 254.1 | 牡6 | 57.0 | 服部茂史 | ||
| 8 | 4 | 7 | サヨノネイチヤ | 65.1 | 牡5 | 57.0 | 西啓太 | ||
| 9 | 6 | 10 | ダイシンピスケス | 32.0 | 牡6 | 57.0 | 村上忍 | ||
| 10 | 8 | 15 | ボウトロイ | 753.6 | 牡6 | 57.0 | 岩本怜 | ||
| 11 | 7 | 12 | ゼットセントラル | 906.8 | セ8 | 57.0 | 陶文峰 | ||
| 12 | 5 | 9 | ゲンパチプライド | 919.8 | 牡5 | 57.0 | 阿部英俊 | ||
| 13 | 2 | 3 | ウラヤ | 781.9 | 牡5 | 57.0 | 山本聡哉 | ||
| 14 | 7 | 13 | マイネルアストリア | 880.0 | 牡7 | 57.0 | 関本玲花 | ||
| 15 | 3 | 5 | ヒロシクン | 225.9 | セ5 | 57.0 | 高松亮 |
| 式別 | 買い方 | 組み合わせ | 1点あたりの金額 |
|---|---|---|---|
| ３連単 | 通常 | 1 - 14 - 4 | 6,000円 |
| 1 - 4 - 14 | 4,000円 | ||
| 合計 | 2通り | 10,000円 | |
| 購入額 | 払戻額 | 収支 | 回収率 |
|---|---|---|---|
| 10,000円 | 0円 | -10,000円 | 0% |
nigeのコメント
【月曜盛岡勝負R:傾向・全馬評価あり】フェブラリーSより合う1600mベスト条件！
＜予想＞
◎：レモンポップ
フェブラリーSより合う1600mベスト条件
○：ペプチドナイル
外枠からスムーズに走れるのは歓迎
▲：タガノビューティー
条件良化もスムーズに走れるかが課題
＜傾向＞
■ 近3年3着以内馬ローテーション
※レース名(人気,着順)
・2023年
【中央：1番人気】根岸S(1,1)→フェブラリーS(1,1)→ドバイGS(1,10)
【地方：4番人気】かしわ記念(8,7)→さきたま杯(7,1)→園田チャレンジC(1,1)
【中央：7番人気】栗東S(8,4)→スパーキングレディーC(4,1)→サマーチャンピオン(3,3)
・2022年
【中央：1番人気】チャンピオンズC(4,11)→フェブラリーS(2,1)→安田記念(10,17)
【中央：6番人気】黒船賞(2,2)→かきつばた記念(1,2)→さきたま杯(1,5)
【中央：3番人気】さきたま杯(2,3)→サマーチャンピオン(1,1)→オーバルスプリント(1,1)
・2021年
【中央：1番人気】根岸S(6,4)→フェブラリーS(2,9)→さきたま杯(1,1)
【中央：7番人気】東京スプリント(6,5)→北海道SC(3,1)→クラスターC(2,3)
【中央：2番人気】フェブラリーS(5,8)→かしわ記念(6,2)→エルムS(2,10)
ローテ的には、3着以内の9頭中4頭がフェブラリーSに出走して9着以内。近2年は、フェブラリーS1着馬が勝っている。他の5頭は、近3走で1200～1600mの重賞を勝っているか、2着2回の実績があった。前走に関しては、以前は帝王賞・かしわ記念3着以内の馬が多かったが近年はバラバラ。
実績では、左回りのワンターンコースなのもあり、東京ダ1400～1600mの実績がある馬の好走が多い。東京のOP特別1着・重賞3着以内の実績があることが理想。
連覇が多いリピーターレースなことも特徴。過去10年で2連覇した馬が3頭もいる（20年・21年アルクトス、16年・17年コパノリッキー、14年・15年ベストウォーリア）。前年の勝ち馬だと「特注」。
あと、1600mだが1400mよりの適性が求められているのも特徴。アルクトス、サンライズノヴァ、ベストウォーリアなど、中央1400m重賞（中京・阪神開催のプロキオンS）を勝っていて、フェブラリーSだと少し足りなかった馬が勝ち切っている。去年の3着馬レディバグ、一昨年の2着馬ヘリオス・3着馬シャマルも1400mがベストだった。1800m以上もこなせる馬より、1400mに対応できる馬の方が期待できる。
＜展開＞
逃げたいのはダイシンピスケスだが、レモンポップが最内に入ったので包まれるのを嫌って去年のようにハナへ。その外からダイシンピスケス、ペプチドナイル。好位にヒロシクン、サヨノネイチヤ、アラジンバローズ、ミックファイアあたりが続く。やや遅め～平均ペースを想定。
＜予想詳細＞
本命は、レモンポップ
チャンピオンズC(1,1)→サウジC(3,12)→さきたま杯(1,1)
前走のさきたま杯(JpnI:浦和ダ1400m)は、しっかり位置を取りに行ってシャマルに被せて2番手から追走。3コーナーに入るところでアランバローズを交わして早め先頭。それをイグナイターとシャマルが追いかけてきたが、直線で差を縮めさせずに2馬身差で勝利。
・2024年 さきたま杯ラップ推移
11.9 - 11.4 - 11.5 - 12.3 - 12.0 - 13.0 - 14.6
1コーナーに入るまで競っていたので、前半3F「34.8秒」のハイペース（馬場は、普通の時計の出方）。かなりの高速馬場だった去年でも前半3F「35.2秒」なので、かなり速い入り。この流れを早め先頭で「差せるものなら差してみろ！」という強気すぎるレース運び。それで押し切ってしまうのだから、着差以上の能力差を感じるレースだった。
今回は、盛岡ダ1600mに替わるのが魅力。
去年も本命にして「フェブラリーSより合う可能性ある」と書いていた。レースは、考えていた以上に強い走りで2.0秒差の大差勝ち。去年のレースを見ると「フェブラリーSより合う1600mのベスト条件」に変わった。
フェブラリーSの舞台の「東京ダ1600m」より合う理由は、傾向にも書いたように南部杯が1600mだが1400mに対応できるタイプに合っているレースだから。
2023年チャンピオンズCを勝ったので、今では1600mで距離を気にする人はいないが、2023年フェブラリーSのレース前は1400mをメインで使っていて距離を不安視する声も出ていた（私は全く問題ないと考えて2023年フェブラリーSでは、本命にして◎→▲→☆で馬連・3連単的中）。
距離不安を思わせるくらいの1400m実績があり、かつ2023年根岸Sの内容が良かったように、1400mの適性もかなり高い。久しぶりの1400mだった前走のさきたま杯でも、同舞台の重賞勝ちがあり、小回り1周コース1400mの重賞を2勝以上している2024年かしわ記念勝ち馬シャマル、2023年JBCスプリント勝ち馬イグナイターに完勝している。
この1400mでも強い走りができる適性が盛岡ダ1600mで活きるので「フェブラリーSより合う1600mのベスト条件」となる。
約4ヶ月ぶりで最終追い切りが遅れていることを気にする人もいるだろうが、大差勝ちした去年は海外帰り（6ヶ月半ぶり）で今年より時計は出ていなかった。1週前の時計が出ているので、気にしないでいいと考えている。もし、状態が少し悪かったとしてもベースの能力が抜けていることでカバーできる。
6歳秋なので衰えも警戒しないといけない時期になるが、前走の走りができるならまだ問題ない。出遅れて内で包まれるようなレースにならなければ、前で押し切れると考えているので連覇を期待する。
対抗は、ペプチドナイル
東海S(3,6)→フェブラリーS(11,1)→かしわ記念(3,3)
前走のかしわ記念(JpnI:船橋ダ1600m)は、外枠から位置を取りに行って2番手から追走。逃げたシャマルのペースアップに付いていこうとしたが、4コーナーで少し遅れて直線へ。直線で我慢していたが、タガノビューティーに差されて0.7秒差3着。
この日の馬場は「圧倒的に前が有利だった馬場」。この日に逃げた馬は（7.1.1.3）。特に後半の6レースでは（5.0.0.1）で、逃げ馬が負けたレースは2番手の馬が勝っていた。前を追いかけて脚が止まったところをタガノビューティーに差されたが、勝ちに行った結果なので悲観する内容ではない。
今回は、外枠からスムーズに走れるのは歓迎。
もまれる位置でも走れるようになったが、すっと加速できるタイプではなく、前に行って長く脚を使って好走するタイプ。地方交流重賞のような能力差が大きいメンバーだと、馬群の中からだと後手になる怖さがあるので、好位外でいつでも動けるような位置で追走するのが理想。
今回の枠の並びなら、レモンポップの外の2番手か、間にダイシンピスケスが入っての3番手が取れる。1600mで好位外が取れたら、力を出し切るレース運びはできる。
問題は、相手が強すぎることと1600mでも盛岡になること。
レモンポップと同じフェブラリーS勝ち馬だが、今年のフェブラリーSは例年と比べるとレースレベルが低かった。レモンポップと比べると能力差を感じる。力を出し切るレースができても、レモンポップがパフォーマンスをかなり落としてくれないと逆転は難しい。あと、盛岡ダ1600mが1400mに対応できるスピードが活きる舞台なことも逆転の可能性を下げてしまう。
1400mに対応できるスピードがあるタガノビューティーとの比較で、位置取りの有利さを活かして先着できる可能性が高いと考えて対抗にした。
単穴は、タガノビューティー
フェブラリーS(7,4)→かしわ記念(5,2)→さきたま杯(4,4)
前走のさきたま杯(JpnI:浦和ダ1400m)は、スタートは出たが出脚が鈍いので最後方で1コーナーへ。向正面で少し位置を上げて、3コーナーでは中団やや後ろ。さらに位置を上げて直線に入るところでは中団やや前。そこからじわじわ前に迫ったが0.6秒差4着。
小回り1周コースの1400mで、レモンポップがハイペースを早め先頭のレース運びをして明らかに追走が忙しそうだった。1600mだと1周コースに対応したが、1400mだとワンターンで直線が長いコースでないと厳しかった。
今回は、ワンターンの1600mになるのが魅力。
東京ダ1600mでは、去年の武蔵野Sでドライスタウトに0.3秒差2着。今年のフェブラリーSは、0.2秒差4着。1周コースでも1600mなら、かしわ記念で2年連続で2着に好走している。
ただ、（いつも書いているが）能力を出し切れるのかは｢石橋騎手｣次第｡
タガノビューティー騎乗時は､外追走で直線外だと間に合わない意識が強いのか､直線に入るまで馬群に入れてスムーズに走れないリスクの高い騎乗を選ぶケースが見られる｡その失敗が多かったことで賞金を加算できずに、初めてのフェブラリーSに出走できたのが「7歳」の今年になった。
「2枠2番」だった今年のかしわ記念は、3コーナーで内から中団にいる馬を交わせたことで2着まで届いた成功パターン。「1枠1番」だった去年の南部杯は外を選んだが、仕掛け遅れて3～4コーナーの下り部分で少し差を広げられて、位置を上げられないまま直線に入って脚を余した感じの4着だった（2着馬とは0.2秒差）。
1400mの適性はペプチドナイルよりあるが、今年も内枠でスムーズに走れるかと仕掛けるタイミングがポイントになる。2着になる可能性を考えて、スムーズに走れるペプチドナイルの方を上にして3番手評価にした。
タガノビューティーが去年以上のミスをしたときの3着押さえを買うことを考えたが、買いたい馬がいなかった。圧倒的1番人気の馬から買うのもあって、シンプルに3連単2点で勝負する。
※以下は、買わない馬の評価。
■ 中央馬
キタノリューオー
厳しいペースを持続力で差すタイプで、時計のかかる乾燥の時期の中山ダ1800mのOP特別・リステッドがベスト。1600mだとトップスピードの不足で、3勝クラスからは結果が出ていない。相手が強くて、東京ダ1600mよりスピード対応が問われる盛岡だと上位争いは厳しい。
ダイシンピスケス
前走の白山大賞典は、外からメイショウフンジンがハナを取りに来たが、譲らず内でハナを主張しての逃げ。テンに脚を使ったのでペースアップを遅らせていたら、2周目向正面で早めに内からディクテオンが動いてきて2番手で3コーナーへ。そこから粘って1.0秒差2着。吉原騎手らしく勝つためにハナを取って勝負に出たが、ディクテオン相手に前半に脚を使ったら厳しい。交わされずに2着は確保したので、力は見せた。
今回は、1600mに距離短縮が課題。砂を被るのがダメな馬なので、距離を伸ばしていい位置を取りやすくして、前で持続力を活かして好走している。1600mでも1400mよりの適性が活きる盛岡ダ1600mだと、位置を取るのに脚を使って持続力も最大限に活きない。枠の並びも外からペプチドナイルがいるので、2番手が取れてもプレッシャーを受ける。好位外を取れて我慢しても4着までと考えて消した。
キタノヴィジョン
近走は、前はベスト条件だった東京ダ2100mで2戦連続で完敗。現状で狙えるのは、OP特別・リステッドの中山ダ1800mで展開が向いたときくらい。1600mは距離不足で相手も強いので厳しい。
■ 地方馬
ミックファイア
前走のかしわ記念は、出遅れから位置を取りに行って中団やや後ろから追走。向正面で手が動いて追走が忙しそうで、3～4コーナーで失速した馬を交わして6番手で直線に入ったが前との差は縮まらず2.1秒差5着。5着だったが、前の4頭とは1.3秒。向正面でほぼ同じ位置にいた2着タガノビューティーとは1.6秒差の完敗だった。
フェブラリーSで内をロスなく立ち回って0.8秒差7着にがんばったが、やはり1600mだと距離不足感がある。地方馬のみならまだ期待できるが、中央トップクラスの3頭が出てきている。馬券圏内までは相手の凡走頼み。スタートを出て好位内が取れたら、そのまま掲示板争いならあっていい。前に行きやすい距離と軽い馬場のほうがいい馬なので、浦和記念で中央馬が手薄なら買いたい。
ウラヤ
中央では、3勝クラスで頭打ち。前走の青藍賞では、ヒロシクンに完敗。盛岡替わりは歓迎も、それだけでは厳しい。
ヒロシクン
中央では1勝クラスで頭打ちになったが、馬場が合うのか4連勝でみちのく大賞を制覇。ただ、マーキュリーCで6.0秒差で惨敗したように、逃げがベストなので強い相手だと厳しい。
サヨノネイチヤ
前走の帝王賞は、中団やや前の6番手で追走。3コーナーに入る少し前に外から少し位置を上げて、直線でしぶとく粘って1.3秒差5着。この馬としては最高の走りをしたが、相手が強かった。
時計が出る時期の大井ダ1600mで好走していたが、パフォーマンスが高かったのは時計がかかっていた大井ダ1800m（3走前のブリリアントカップ、4走前の勝島王冠）。中央馬相手の盛岡ダ1600mだとスピード対応に不安を感じる。この条件で掲示板に載れたら今後の楽しみになる。積極的に買いたいのは、大井に戻る勝島王冠（12月4日、大井ダ1800m）でここは様子見。
アラジンバローズ
前走のサマーチャンピオンは、台風の影響で順延になって中央馬が佐賀に滞在して調整していたレース。中央馬が能力通りに走れない恩恵を受けての勝利だった。それも54kgの軽量で、60kgを背負ったラプタスに3/4馬身差。時計的にレースレベルも低い。
中央時代に高速馬実績があるので盛岡は合うと思うが、G1級の中央馬と同斤量で先着するのは難しい。南関東勢との掲示板争いまでと考えて消した。
ゲンパチプライド
中央では、2勝クラスで頭打ち。地方移籍後は、ゴールデンヒーラー相手に2着が2回。この馬なりにがんばっているが、この相手では厳しい。
ゼットセントラル
中央では、1勝クラスで頭打ち。前走の青藍賞では、ヒロシクン相手に0.8秒差2着。この馬なりにがんばっているが、この相手では厳しい。
マイネルアストリア
中央では、3勝クラスで頭打ち。今年に入って明らかにパフォーマンスが落ちているので、青藍賞で1.6秒差5着でもよくがんばっている。この相手は厳しい。
ボウトロイ
去年の南部杯は、6.1秒差の最下位。3連勝中でOP特別も勝ったので、去年より状態はいいが、この相手に上位争いできる時計ではないので厳しい。
＜予想＞
◎：レモンポップ
フェブラリーSより合う1600mベスト条件
○：ペプチドナイル
外枠からスムーズに走れるのは歓迎
▲：タガノビューティー
条件良化もスムーズに走れるかが課題
＜傾向＞
■ 近3年3着以内馬ローテーション
※レース名(人気,着順)
・2023年
【中央：1番人気】根岸S(1,1)→フェブラリーS(1,1)→ドバイGS(1,10)
【地方：4番人気】かしわ記念(8,7)→さきたま杯(7,1)→園田チャレンジC(1,1)
【中央：7番人気】栗東S(8,4)→スパーキングレディーC(4,1)→サマーチャンピオン(3,3)
・2022年
【中央：1番人気】チャンピオンズC(4,11)→フェブラリーS(2,1)→安田記念(10,17)
【中央：6番人気】黒船賞(2,2)→かきつばた記念(1,2)→さきたま杯(1,5)
【中央：3番人気】さきたま杯(2,3)→サマーチャンピオン(1,1)→オーバルスプリント(1,1)
・2021年
【中央：1番人気】根岸S(6,4)→フェブラリーS(2,9)→さきたま杯(1,1)
【中央：7番人気】東京スプリント(6,5)→北海道SC(3,1)→クラスターC(2,3)
【中央：2番人気】フェブラリーS(5,8)→かしわ記念(6,2)→エルムS(2,10)
ローテ的には、3着以内の9頭中4頭がフェブラリーSに出走して9着以内。近2年は、フェブラリーS1着馬が勝っている。他の5頭は、近3走で1200～1600mの重賞を勝っているか、2着2回の実績があった。前走に関しては、以前は帝王賞・かしわ記念3着以内の馬が多かったが近年はバラバラ。
実績では、左回りのワンターンコースなのもあり、東京ダ1400～1600mの実績がある馬の好走が多い。東京のOP特別1着・重賞3着以内の実績があることが理想。
連覇が多いリピーターレースなことも特徴。過去10年で2連覇した馬が3頭もいる（20年・21年アルクトス、16年・17年コパノリッキー、14年・15年ベストウォーリア）。前年の勝ち馬だと「特注」。
あと、1600mだが1400mよりの適性が求められているのも特徴。アルクトス、サンライズノヴァ、ベストウォーリアなど、中央1400m重賞（中京・阪神開催のプロキオンS）を勝っていて、フェブラリーSだと少し足りなかった馬が勝ち切っている。去年の3着馬レディバグ、一昨年の2着馬ヘリオス・3着馬シャマルも1400mがベストだった。1800m以上もこなせる馬より、1400mに対応できる馬の方が期待できる。
＜展開＞
逃げたいのはダイシンピスケスだが、レモンポップが最内に入ったので包まれるのを嫌って去年のようにハナへ。その外からダイシンピスケス、ペプチドナイル。好位にヒロシクン、サヨノネイチヤ、アラジンバローズ、ミックファイアあたりが続く。やや遅め～平均ペースを想定。
＜予想詳細＞
本命は、レモンポップ
チャンピオンズC(1,1)→サウジC(3,12)→さきたま杯(1,1)
前走のさきたま杯(JpnI:浦和ダ1400m)は、しっかり位置を取りに行ってシャマルに被せて2番手から追走。3コーナーに入るところでアランバローズを交わして早め先頭。それをイグナイターとシャマルが追いかけてきたが、直線で差を縮めさせずに2馬身差で勝利。
・2024年 さきたま杯ラップ推移
11.9 - 11.4 - 11.5 - 12.3 - 12.0 - 13.0 - 14.6
1コーナーに入るまで競っていたので、前半3F「34.8秒」のハイペース（馬場は、普通の時計の出方）。かなりの高速馬場だった去年でも前半3F「35.2秒」なので、かなり速い入り。この流れを早め先頭で「差せるものなら差してみろ！」という強気すぎるレース運び。それで押し切ってしまうのだから、着差以上の能力差を感じるレースだった。
今回は、盛岡ダ1600mに替わるのが魅力。
去年も本命にして「フェブラリーSより合う可能性ある」と書いていた。レースは、考えていた以上に強い走りで2.0秒差の大差勝ち。去年のレースを見ると「フェブラリーSより合う1600mのベスト条件」に変わった。
フェブラリーSの舞台の「東京ダ1600m」より合う理由は、傾向にも書いたように南部杯が1600mだが1400mに対応できるタイプに合っているレースだから。
2023年チャンピオンズCを勝ったので、今では1600mで距離を気にする人はいないが、2023年フェブラリーSのレース前は1400mをメインで使っていて距離を不安視する声も出ていた（私は全く問題ないと考えて2023年フェブラリーSでは、本命にして◎→▲→☆で馬連・3連単的中）。
距離不安を思わせるくらいの1400m実績があり、かつ2023年根岸Sの内容が良かったように、1400mの適性もかなり高い。久しぶりの1400mだった前走のさきたま杯でも、同舞台の重賞勝ちがあり、小回り1周コース1400mの重賞を2勝以上している2024年かしわ記念勝ち馬シャマル、2023年JBCスプリント勝ち馬イグナイターに完勝している。
この1400mでも強い走りができる適性が盛岡ダ1600mで活きるので「フェブラリーSより合う1600mのベスト条件」となる。
約4ヶ月ぶりで最終追い切りが遅れていることを気にする人もいるだろうが、大差勝ちした去年は海外帰り（6ヶ月半ぶり）で今年より時計は出ていなかった。1週前の時計が出ているので、気にしないでいいと考えている。もし、状態が少し悪かったとしてもベースの能力が抜けていることでカバーできる。
6歳秋なので衰えも警戒しないといけない時期になるが、前走の走りができるならまだ問題ない。出遅れて内で包まれるようなレースにならなければ、前で押し切れると考えているので連覇を期待する。
対抗は、ペプチドナイル
東海S(3,6)→フェブラリーS(11,1)→かしわ記念(3,3)
前走のかしわ記念(JpnI:船橋ダ1600m)は、外枠から位置を取りに行って2番手から追走。逃げたシャマルのペースアップに付いていこうとしたが、4コーナーで少し遅れて直線へ。直線で我慢していたが、タガノビューティーに差されて0.7秒差3着。
この日の馬場は「圧倒的に前が有利だった馬場」。この日に逃げた馬は（7.1.1.3）。特に後半の6レースでは（5.0.0.1）で、逃げ馬が負けたレースは2番手の馬が勝っていた。前を追いかけて脚が止まったところをタガノビューティーに差されたが、勝ちに行った結果なので悲観する内容ではない。
今回は、外枠からスムーズに走れるのは歓迎。
もまれる位置でも走れるようになったが、すっと加速できるタイプではなく、前に行って長く脚を使って好走するタイプ。地方交流重賞のような能力差が大きいメンバーだと、馬群の中からだと後手になる怖さがあるので、好位外でいつでも動けるような位置で追走するのが理想。
今回の枠の並びなら、レモンポップの外の2番手か、間にダイシンピスケスが入っての3番手が取れる。1600mで好位外が取れたら、力を出し切るレース運びはできる。
問題は、相手が強すぎることと1600mでも盛岡になること。
レモンポップと同じフェブラリーS勝ち馬だが、今年のフェブラリーSは例年と比べるとレースレベルが低かった。レモンポップと比べると能力差を感じる。力を出し切るレースができても、レモンポップがパフォーマンスをかなり落としてくれないと逆転は難しい。あと、盛岡ダ1600mが1400mに対応できるスピードが活きる舞台なことも逆転の可能性を下げてしまう。
1400mに対応できるスピードがあるタガノビューティーとの比較で、位置取りの有利さを活かして先着できる可能性が高いと考えて対抗にした。
単穴は、タガノビューティー
フェブラリーS(7,4)→かしわ記念(5,2)→さきたま杯(4,4)
前走のさきたま杯(JpnI:浦和ダ1400m)は、スタートは出たが出脚が鈍いので最後方で1コーナーへ。向正面で少し位置を上げて、3コーナーでは中団やや後ろ。さらに位置を上げて直線に入るところでは中団やや前。そこからじわじわ前に迫ったが0.6秒差4着。
小回り1周コースの1400mで、レモンポップがハイペースを早め先頭のレース運びをして明らかに追走が忙しそうだった。1600mだと1周コースに対応したが、1400mだとワンターンで直線が長いコースでないと厳しかった。
今回は、ワンターンの1600mになるのが魅力。
東京ダ1600mでは、去年の武蔵野Sでドライスタウトに0.3秒差2着。今年のフェブラリーSは、0.2秒差4着。1周コースでも1600mなら、かしわ記念で2年連続で2着に好走している。
ただ、（いつも書いているが）能力を出し切れるのかは｢石橋騎手｣次第｡
タガノビューティー騎乗時は､外追走で直線外だと間に合わない意識が強いのか､直線に入るまで馬群に入れてスムーズに走れないリスクの高い騎乗を選ぶケースが見られる｡その失敗が多かったことで賞金を加算できずに、初めてのフェブラリーSに出走できたのが「7歳」の今年になった。
「2枠2番」だった今年のかしわ記念は、3コーナーで内から中団にいる馬を交わせたことで2着まで届いた成功パターン。「1枠1番」だった去年の南部杯は外を選んだが、仕掛け遅れて3～4コーナーの下り部分で少し差を広げられて、位置を上げられないまま直線に入って脚を余した感じの4着だった（2着馬とは0.2秒差）。
1400mの適性はペプチドナイルよりあるが、今年も内枠でスムーズに走れるかと仕掛けるタイミングがポイントになる。2着になる可能性を考えて、スムーズに走れるペプチドナイルの方を上にして3番手評価にした。
タガノビューティーが去年以上のミスをしたときの3着押さえを買うことを考えたが、買いたい馬がいなかった。圧倒的1番人気の馬から買うのもあって、シンプルに3連単2点で勝負する。
※以下は、買わない馬の評価。
■ 中央馬
キタノリューオー
厳しいペースを持続力で差すタイプで、時計のかかる乾燥の時期の中山ダ1800mのOP特別・リステッドがベスト。1600mだとトップスピードの不足で、3勝クラスからは結果が出ていない。相手が強くて、東京ダ1600mよりスピード対応が問われる盛岡だと上位争いは厳しい。
ダイシンピスケス
前走の白山大賞典は、外からメイショウフンジンがハナを取りに来たが、譲らず内でハナを主張しての逃げ。テンに脚を使ったのでペースアップを遅らせていたら、2周目向正面で早めに内からディクテオンが動いてきて2番手で3コーナーへ。そこから粘って1.0秒差2着。吉原騎手らしく勝つためにハナを取って勝負に出たが、ディクテオン相手に前半に脚を使ったら厳しい。交わされずに2着は確保したので、力は見せた。
今回は、1600mに距離短縮が課題。砂を被るのがダメな馬なので、距離を伸ばしていい位置を取りやすくして、前で持続力を活かして好走している。1600mでも1400mよりの適性が活きる盛岡ダ1600mだと、位置を取るのに脚を使って持続力も最大限に活きない。枠の並びも外からペプチドナイルがいるので、2番手が取れてもプレッシャーを受ける。好位外を取れて我慢しても4着までと考えて消した。
キタノヴィジョン
近走は、前はベスト条件だった東京ダ2100mで2戦連続で完敗。現状で狙えるのは、OP特別・リステッドの中山ダ1800mで展開が向いたときくらい。1600mは距離不足で相手も強いので厳しい。
■ 地方馬
ミックファイア
前走のかしわ記念は、出遅れから位置を取りに行って中団やや後ろから追走。向正面で手が動いて追走が忙しそうで、3～4コーナーで失速した馬を交わして6番手で直線に入ったが前との差は縮まらず2.1秒差5着。5着だったが、前の4頭とは1.3秒。向正面でほぼ同じ位置にいた2着タガノビューティーとは1.6秒差の完敗だった。
フェブラリーSで内をロスなく立ち回って0.8秒差7着にがんばったが、やはり1600mだと距離不足感がある。地方馬のみならまだ期待できるが、中央トップクラスの3頭が出てきている。馬券圏内までは相手の凡走頼み。スタートを出て好位内が取れたら、そのまま掲示板争いならあっていい。前に行きやすい距離と軽い馬場のほうがいい馬なので、浦和記念で中央馬が手薄なら買いたい。
ウラヤ
中央では、3勝クラスで頭打ち。前走の青藍賞では、ヒロシクンに完敗。盛岡替わりは歓迎も、それだけでは厳しい。
ヒロシクン
中央では1勝クラスで頭打ちになったが、馬場が合うのか4連勝でみちのく大賞を制覇。ただ、マーキュリーCで6.0秒差で惨敗したように、逃げがベストなので強い相手だと厳しい。
サヨノネイチヤ
前走の帝王賞は、中団やや前の6番手で追走。3コーナーに入る少し前に外から少し位置を上げて、直線でしぶとく粘って1.3秒差5着。この馬としては最高の走りをしたが、相手が強かった。
時計が出る時期の大井ダ1600mで好走していたが、パフォーマンスが高かったのは時計がかかっていた大井ダ1800m（3走前のブリリアントカップ、4走前の勝島王冠）。中央馬相手の盛岡ダ1600mだとスピード対応に不安を感じる。この条件で掲示板に載れたら今後の楽しみになる。積極的に買いたいのは、大井に戻る勝島王冠（12月4日、大井ダ1800m）でここは様子見。
アラジンバローズ
前走のサマーチャンピオンは、台風の影響で順延になって中央馬が佐賀に滞在して調整していたレース。中央馬が能力通りに走れない恩恵を受けての勝利だった。それも54kgの軽量で、60kgを背負ったラプタスに3/4馬身差。時計的にレースレベルも低い。
中央時代に高速馬実績があるので盛岡は合うと思うが、G1級の中央馬と同斤量で先着するのは難しい。南関東勢との掲示板争いまでと考えて消した。
ゲンパチプライド
中央では、2勝クラスで頭打ち。地方移籍後は、ゴールデンヒーラー相手に2着が2回。この馬なりにがんばっているが、この相手では厳しい。
ゼットセントラル
中央では、1勝クラスで頭打ち。前走の青藍賞では、ヒロシクン相手に0.8秒差2着。この馬なりにがんばっているが、この相手では厳しい。
マイネルアストリア
中央では、3勝クラスで頭打ち。今年に入って明らかにパフォーマンスが落ちているので、青藍賞で1.6秒差5着でもよくがんばっている。この相手は厳しい。
ボウトロイ
去年の南部杯は、6.1秒差の最下位。3連勝中でOP特別も勝ったので、去年より状態はいいが、この相手に上位争いできる時計ではないので厳しい。
払戻金
| 単勝 | 1 | 110円 | 1番人気 |
|---|---|---|---|
| 複勝 | 1 | 100円 | 1番人気 |
| 14 | 120円 | 2番人気 | |
| 11 | 940円 | 10番人気 | |
| 枠連複 | 1 - 8 | 190円 | 1番人気 |
| 馬連複 | 1 - 14 | 170円 | 1番人気 |
| 馬連単 | 1 - 14 | 220円 | 1番人気 |
|---|---|---|---|
| ワイド | 1 - 14 | 140円 | 1番人気 |
| 1 - 11 | 1,190円 | 14番人気 | |
| 11 - 14 | 1,980円 | 18番人気 | |
| 三連複 | 1 - 11 - 14 | 3,480円 | 8番人気 |
| 三連単 | 1 - 14 - 11 | 6,060円 | 18番人気 |
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