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nige｜ジャパンダートC - 2024年10月2日大井11R｜地方競馬予想のウマニティ
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| 着 順 | 枠 番 |
馬 番 |
予想印 | 馬名 | オッズ | 性齢 | 重量 | 騎手 | 一言コメント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 1 | フォーエバーヤング | 1.7 | 牡3 | 57.0 | 坂井瑠星 | ||
| 2 | 6 | 10 | ▲ | ミッキーファイト | 6.5 | 牡3 | 57.0 | 戸崎圭太 | 大井外回りの流れは合うので馬場対応次第 |
| 3 | 7 | 12 | △ | サンライズジパング | 7.0 | 牡3 | 57.0 | 武豊 | 外枠歓迎も大井の馬場になるのは気になる |
| 4 | 3 | 4 | ◎ | ラムジェット | 3.6 | 牡3 | 57.0 | 三浦皇成 | 内枠が課題も外に出せれば能力で |
| 5 | 4 | 7 | シンメデージー | 238.8 | 牡3 | 57.0 | 吉原寛人 | ||
| 6 | 2 | 3 | ○ | カシマエスパーダ | 25.1 | 牡3 | 57.0 | 田邊裕信 | ひと叩きして時計のかかる馬場は魅力 |
| 7 | 4 | 6 | サントノーレ | 38.4 | 牡3 | 57.0 | 笹川翼 | ||
| 8 | 5 | 8 | ポンドボーイ | 658.1 | 牡3 | 57.0 | 本田正重 | ||
| 9 | 8 | 15 | ポッドロゴ | 140.8 | 牡3 | 57.0 | 松山弘平 | ||
| 10 | 2 | 2 | フジユージーン | 158.8 | 牡3 | 57.0 | 森泰斗 | ||
| 11 | 6 | 11 | ブラックバトラー | 549.1 | 牡3 | 57.0 | 矢野貴之 | ||
| 12 | 7 | 13 | ケンタッキースカイ | 769.5 | 牡3 | 57.0 | 菅原涼太 | ||
| 13 | 5 | 9 | × | サトノエピック | 56.4 | 牡3 | 57.0 | 横山和生 | 大井未経験の中央馬の走り次第で浮上 |
| 14 | 8 | 14 | クルーミーズクライ | 999.9 | 牡3 | 57.0 | 安藤洋一 | ||
| 15 | 3 | 5 | クニノトキメキ | 884.9 | 牡3 | 57.0 | 今野忠成 |
| 式別 | 買い方 | 組み合わせ | 1点あたりの金額 |
|---|---|---|---|
| 馬連 | ながし | 4 - 310 |
各2,000円 |
| 通常 | 3 - 10 | 900円 | |
| ３連単 | 1着ながし | 4 - 31012 |
各500円 |
| ﾌｫｰﾒｰｼｮﾝ | 4 - 31012 - 9 |
各200円 | |
| 4 - 9 - 31012 |
各100円 | ||
| 310 - 341012 - 341012 |
各100円 | ||
| 合計 | 27通り | 10,000円 | |
| 購入額 | 払戻額 | 収支 | 回収率 |
|---|---|---|---|
| 10,000円 | 0円 | -10,000円 | 0% |
nigeのコメント
【水曜勝負R:傾向・全馬評価あり】馬場と大井外回りの流れの適性を重視した狙い！
＜予想＞
◎：ラムジェット
内枠が課題も外に出せれば能力で
○：カシマエスパーダ
ひと叩きして時計のかかる馬場は魅力
▲：ミッキーファイト
大井外回りの流れは合うので馬場対応次第
△：サンライズジパング
外枠歓迎も大井の馬場になるのは気になる
☆：サトノエピック
大井未経験の中央馬の走り次第で浮上
＜傾向＞
ジャパンダートクラシックは、「全日本的なダート競走の体系整備」で創設されたレース。去年までのジャパンダートダービーと同じJpn1だが、開催時期が7月と10月で違うので【傾向】はなし。
レースの位置付けとしては、羽田盃、東京ダービーから続くダート三冠の最終戦。去年までのジャパンダートダービーと違って開催時期が10月になったことで、ダート3冠路線を走って結果を出した馬、レパードS・不来方賞で成長して結果を出した馬、2歳～3歳前半に結果を出して海外挑戦してきた馬が揃うレース。来年以降も力関係の判断が難しいレースになることが予想される。
去年までだとジャパンダートダービー・レパードS・ユニコーンS上位馬は、今の時期から古馬相手の日本テレビ盃・シリウスS・みやこS・武蔵野Sなど使うことが多かった。今年は3歳ダート重賞が増えて、10月にジャパンダートクラシックがあるので、3歳トップクラスの収得賞金がかなり多くなる。そのため、3歳のクラシック路線の上位勢が直接古馬トップクラスの路線に加わるローテが可能となった。
＜展開＞
絶対逃げたい馬は不在。カシマエスパーダ、サントノーレ、サトノエピックあたりが出して、カシマエスパーダが押し出されてハナに出るか、笹川騎手が一発狙ってハナを取りに行くか。その外からサトノエピック。
それに続いて、ミッキーファイト、サンライズジパング、シンメデージー、フジユージーンあたりが追走。やや遅め～平均ペースを想定。
東京ダービーで好位外3番手だったラムジェットは出脚が遅いので、スタート直後は中団やや後ろ。そこから早めに外に出せたら、1コーナーで中団やや前～中団。外枠からスムーズに好位外が取れた東京ダービーと比べると、1コーナーに入る位置は下がる可能性が高い。
＜予想詳細＞
本命は、ラムジェット
ヒヤシンスS(5,1)→ユニコーンS(3,1)→東京ダービー(1,1)
前走の東京ダービー(JpnI:大井ダ2000m)は、出脚は遅かったが1コーナーまで長いので、外枠から位置を取りに行って好位外の3番手で追走。向正面では少し促しながら追走して、3コーナーに入って少しもたついて前の2頭に約2馬身差に広げられて直線へ。直線に入るとしっかり加速して、残り200mで先頭。そこからは突き放すだけで6馬身差の楽勝。
・2024年東京ダービーのラップ推移
12.4 - 12.1 - 13.0 - 13.6 - 12.9 - 12.1 - 12.3 - 12.7 - 12.1 - 12.9
ただでさえズブいのに、砂を被ると前進気勢が弱くなるところがある馬。1コーナーまでが長い大井ダ2000mで外枠に入ったことで、前の進路に他馬が入らず、砂を被らないでじわっと位置を上げて好位外。スピードに乗ったら長くいい脚を使える持続力があるので、この位置取りで勝負あり。
時計的には、馬場を考えると古馬トップクラスでも好走できるレベルの好時計。大井の馬場適性も見せて収穫もあった。
今回も大井ダ2000mなので、適性があることは見せている。前走と違うのは「内枠」に入ったこと。
内枠だとユニコーンSのように一旦下がって外に出すか、この馬なりに出して中団くらいで追走しながら道中で外に出す進路になる。砂を被ると前進気勢が弱くなるので、この枠だと東京ダービーのようにすんなり好位外を取れる可能性はかなり低い。
前走では、3～4コーナーでもたついて2馬身遅れても6馬身差の楽勝。位置取りが悪くなることで6馬身差が小さくなって、サトノエピックより強いと思われる馬が揃って勝てるか。
この判断で、「勝てる可能性が高い」と考えて本命にした。
15頭立てだが、上位争い出来そうなのは7頭くらい。見た目の出走頭数より外に出しやすくて、弱点を理解している三浦騎手。包まれて位置取りが悪いままにはならないはず。外に出してしまえば、少し位置取りが悪くなるマイナスがあっても勝つ可能性が高い。
ただ、東京ダービーより少しパフォーマンスが下がる可能性があるので（成長で位置取りのマイナス以上のプラスがある可能性もある）、前に残られる可能性も警戒が必要と考えた買い目で勝負する。
対抗は、カシマエスパーダ
3歳1勝クラス:中山ダ1800m(1,1)→鳳雛S(1,1)→不来方賞(1,2)
前走の不来方賞(JpnII:盛岡ダ2000m)は、ゲートを普通に出て、内を確認して2番手を取りに行ったように見えたが、内のサトノフェニックスが控えたのでそのままハナへ。マイペースで逃げて、前が6頭で一団。3コーナー入る少し前からペースアップして、先頭のまま直線へ。直線で粘っていたが残り100mでサンライズジパングに差されて3馬身差2着。
ゲートが少し遅くて、二の脚の速さで前に行っていたので、ゲートを出たことでハナまで行ってしまった。さらに、時計の出ていた盛岡の馬場で、タイセイミッションやフジユージーンが好位でついて行ける緩めのペース。鳳雛Sで見せた持続力が活きないレースをしてしまって、芝も勝てる軽い馬場歓迎のサンライズジパングに上がりの勝負で負けてしまった。
ゲートを普通に出たのと2000mをこなせた収穫はあったが、長所が活きないレースで力を出し切れていないレースだった。
今回は、盛岡よりは間違いなく時計のかかる大井になるのが魅力。
大井の馬場への対応は走ってみないと分からないところはあるが、時計のかかる馬場になるのは歓迎。鳳雛Sでは、乾いた良馬場でブルーサンの一定ラップの平均ペースを突き放して楽勝。鳳雛Sのパフォーマンスは、ラムジェットが勝ったユニコーンSより上の評価。東京ダービーで6馬身差完勝したパフォーマンスと比較しても、大きな差のない高い評価をしている。
未勝利と1勝クラスは、中山で雨の影響のある時計の出ていた馬場で勝ったが、鳳雛Sの走りを見ると時計が少しかかる馬場のほうが長所の持続力が活きる。
状態面は、休み明けだった前走より良化が期待できる。1週前にCWで長めに追って、最終追い切りはCWで自己ベスト。賞金的に2着でも出走できるか微妙だったが前走は、「先を見据えていた仕上げだったのか？」と感じる動きの違いを見せている。
ラムジェットが内枠で、カシマエスパーダが外枠に入ったら思い切って本命も考えていたが、どちらも内枠。また押し出されて逃げる形になる可能性があるので、ラムジェットのほうを本命に選択した。世間の評価は低いが、勝っていい走りは見せているので好走を期待する。
単穴は、ミッキーファイト
2歳1勝クラス:中山ダ1800m(1,1)→ユニコーンS(1,3)→レパードS(1,1)
前走のレパードS(GIII:新潟ダ1800m)は、最内から少し出して2列目最内で追走。向正面に入るところで、外を確認して前の2頭の外へ。4コーナーでじわっと前に並びかけて、直線に入って粘るサトノフェニックスを交わして1馬身差で勝利。
・2024年 レパードSのラップ推移
12.7 - 10.9 - 12.1 - 12.8 - 12.5 - 12.4 - 13.2 - 12.4 - 12.2
「普通に走れば結果は付いてくると考えている」として本命にしていたが、新潟のコース形態と最内が不安材料だった。最内の対応は、位置取りが悪くならないように少し出して2列目を取って、早めに外に出した。外を走るロスよりスムーズに走らせることを優先する戸崎騎手の好判断。
サトノフェニックスがかなりいい走りをしたのでなかなか交わせなかったが、ラスト3Fは加速ラップ。1馬身差だが余裕を残した完勝だった。
今回は、外枠に入ってスムーズに走れること、あと大井の緩急のある流れが魅力。
内枠でも問題ない馬だが、ユニコーンSのように内枠でごちゃついて力を出し切れないリスクはある。530kg近い大型馬で、適性的にも一瞬の速い脚を使うタイプでもない。外枠からスムーズに走ったほうが力を出し切りやすい。
あと、前走の新潟で緩急の大きい流れに対応できたので、同じようにコーナーで緩んで再加速する流れになりやすい大井外回りの流れも合う。馬場対応は未知だが、ペースの適性は見せている。
内枠のラムジェットの位置取りが悪くて、ミッキーファイトが好位外にいたら抜け出してラムジェットに差されずに押し切っていい脚はある。余裕を残した完勝だった前走以上の走りで勝つ可能性はある。
4番手は、サンライズジパング
皐月賞(10,9)→日本ダービー(16,12)→不来方賞(2,1)
前走の不来方賞(JpnII:盛岡ダ2000m)は、ムチを入れて位置を取りに行って好位外の4番手で追走。3コーナーに入る少し前に前に並びかけて、4コーナーではカシマエスパーダの1馬身後ろの外まで上がって直線へ。直線でじわじわ差を縮めて、残り100mで交わして3馬身差で勝利。
芝もこなせる馬なので、盛岡の時計の出る馬場は合うし、目標の馬が逃げてくれて外枠からスムーズに走れたのもよかった。久しぶりのダートだったが、ダートでも成長している走りを見せた。
今回は、大井の時計のかかる馬場になるのが課題。
一時のかなり時計のかかる馬場までではないが、盛岡と比べると間違いなく大井は時計がかかる。地方の馬場は門別でこなしているが、JBC2歳優駿の時は門別にしてはかなり時計が出ていた。
芝を走れる馬で、盛岡でいい走りができた馬。大井に替わってマイナスはあっても、プラスになる可能性は低い。外枠でスムーズに走れるのはいいが、大井の馬場になると上位評価馬のほうが適性があると考えているので2着までの相手とした。
5番手は、サトノエピック
3歳1勝クラス:中山ダ1800m(2,1)→ユニコーンS(5,2)→東京ダービー(2,2)
前走の東京ダービー(JpnI:大井ダ2000m)は、外枠からじわっと出して好位外の2番手で追走。3コーナーでアンモシエラの外に並びかけて、直線に入って追い比べ。外からラムジェットには差されたが、アンモシエラには2馬身差つけての1.2秒差2着。
ラムジェットの位置取り次第で押し切れることを期待したが、まさかのラムジェットが好位外。あの位置だとあれが精一杯だった。
今回は、相手が揃っているのが課題。
ラムジェットとの1.2秒差は、ラムジェットが内枠に入ったので縮まってもいいが、相手が内で包まれたりしないと逆転までは難しい。問題は、ラムジェットとの差に何頭入ってくるか。
カシマエスパーダ・ミッキーファイト・サンライズジパングは、大井の馬場対応が未知の課題。この3頭が普通に走ったらきつい。でも、能力通りに走れない馬が多くなると、大井ダ2000mを経験済みの強みが活きる。人気は落ちるので押さえで入れておきたい。
※以下は、買わない馬の評価。
■ 中央馬
フォーエバーヤング
サウジダービー(1,1)→UAEダービー(1,1)→ケンタッキーダービー(2,3)
1番人気が濃厚だが、3歳になって国内初出走がかなり気になる。先週の日本テレビ盃で、2番人気5着(1.8秒差)だったデルマソトガケを見たら分かるように、海外で強い走りができることが、国内でも強い走りができることにはつながらない（だから、予想では消していた）。馬場・展開が違うので、海外で結果をそのまま国内で信じられない。最近は、ウシュバテソーロが国内・海外どちらも結果を出しているが、そう簡単にできることではない。
あと、他の中央馬と違って目標が先（ブリーダーズカップ）なのに加えて、輸送と中間で2回熱発して少し調整が遅れたというコメントも出ている。枠も、内枠はマイナス。スタート・出脚どちらも速くないので、全日本2歳優駿のように外枠からじわっと位置を取りに行くのが理想。
海外で強い走りをしているのは間違いないので、ウシュバテソーロのように国内でも強い走りをして勝つ可能性はある。でも、国内実績が2歳時までしかない馬をこの好メンバーで積極的に買いたいとは思わない。馬連を買うので、「3着までなら走られても大丈夫」という考えで、2着以上でラムジェットと一緒なら諦められるオッズでもあるので消す判断になった。
ポッドロゴ
前走の恵那特別(2勝クラス)は、2列目最内から追走。直線に入って前の3頭が壁だったので、外に切り替えて先に抜け出したダノンピレネーを差し返して勝利。勝ちはしたが、ダノンピレネーは酷いつまづきで3馬身くらい出遅れて、中京でやると脚が止まる3～4コーナーで外から強引に位置を上げていた。負けたダノンピレネーのほうが強いレース内容。
大外からスムーズに走れるのは歓迎だが、かなりの相手強化。大井の馬場適性があり、それに加えて他馬がかなり崩れてくれないと馬券圏内争いは厳しい。人気よりいい着順になれると思うが掲示板争いまでと考えて消し。
■ 地方馬
フジユージーン
前走の不来方賞で、2.2秒差4着に完敗。3番人気になっていたが、力を出し切っていたので相手が強すぎた。今回は、大井までの輸送競馬で、さらに相手は強化。別馬レベルの走りをしないと上位争いは厳しい。
クニノトキメキ
東京ダービーで6.3秒差14着なので、この相手は厳しい。
サントノーレ
雲取賞(6,3)→京浜盃(3,1)→戸塚記念(1,1)
前走の戸塚記念は、2列目最内で追走。2周目向正面で被されて動けなくなるのを嫌って、3コーナーで早め先頭。直線で差を広げて6馬身差完勝。オーナーから次が目標だから仕上げなくていいと言われて23kg増。それでも能力の違いで完勝。しっかり乗り込まれていたので、スムーズにさばいて走れば勝てると考えて本命にしていい馬券を取らせてもらった（3連単◎→○→△で79.9倍x2500円で約20万円を回収）。
使っての良化があるのは間違いないが、かなりの相手強化になるのが課題。前走を1.3秒差で完勝したが、2着馬は東京ダービーで3.6秒差、羽田盃で1.8秒差で負けていたフロインフォッサル。
京浜盃で中央馬相手に7馬身差で完勝したが、2着馬アンモシエラはベストの逃げではなく、1コーナーでで不利があった。3着馬ハビレも1コーナーで大きな不利を受けて、中央の軽い馬場向きの馬。見た目の着差は大きいが、時計的には羽田盃や東京ダービーで逃げて好内容だったアンモシエラに先着できたか微妙。成長がある可能性はあるが、中央馬で大井が初めての馬がパフォーマンスを落としてくれないと馬券圏内までは厳しいと考えて消し。
シンメデージー
前走の西日本3歳優駿は、2.2秒差の大楽勝。相手が弱すぎるので評価が上がるレースではない。2走前の東京ダービーでは、中央馬を後ろから見ながら5番手で追走。3～4コーナーで前の3頭に差を広げられたが、直線でしぶとく粘って2.1秒差4着。
想定していたよりかなりいい走りができていたが、前の3頭とは能力差を感じる内容。アンモシエラと2馬身差だが、アンモシエラが逃げて勝ちに行く競馬をして失速している。その走りと力を出し切って2馬身差は大きな差。東京ダービーより好メンバーが揃っているので、掲示板争いに加われたら上出来。
ポンドボーイ
東京ダービーで4.4秒差8着なので、この相手は厳しい。
ブラックバトラー
前走の不来方賞は、2.5秒差5着。この馬としたら力を出し切っていて力負け。前走以上に相手が揃っているので厳しい。
ケンタッキースカイ
黒潮盃では、ダテノショウグンに2.1秒差。ダテノショウグンより強い走りをしている馬が揃っているので厳しい。
クルーミーズクライ
重賞路線を走ってなく、初勝利だった前走の時計だと中央の未勝利以下の内容。この相手は厳しい。
＜予想＞
◎：ラムジェット
内枠が課題も外に出せれば能力で
○：カシマエスパーダ
ひと叩きして時計のかかる馬場は魅力
▲：ミッキーファイト
大井外回りの流れは合うので馬場対応次第
△：サンライズジパング
外枠歓迎も大井の馬場になるのは気になる
☆：サトノエピック
大井未経験の中央馬の走り次第で浮上
＜傾向＞
ジャパンダートクラシックは、「全日本的なダート競走の体系整備」で創設されたレース。去年までのジャパンダートダービーと同じJpn1だが、開催時期が7月と10月で違うので【傾向】はなし。
レースの位置付けとしては、羽田盃、東京ダービーから続くダート三冠の最終戦。去年までのジャパンダートダービーと違って開催時期が10月になったことで、ダート3冠路線を走って結果を出した馬、レパードS・不来方賞で成長して結果を出した馬、2歳～3歳前半に結果を出して海外挑戦してきた馬が揃うレース。来年以降も力関係の判断が難しいレースになることが予想される。
去年までだとジャパンダートダービー・レパードS・ユニコーンS上位馬は、今の時期から古馬相手の日本テレビ盃・シリウスS・みやこS・武蔵野Sなど使うことが多かった。今年は3歳ダート重賞が増えて、10月にジャパンダートクラシックがあるので、3歳トップクラスの収得賞金がかなり多くなる。そのため、3歳のクラシック路線の上位勢が直接古馬トップクラスの路線に加わるローテが可能となった。
＜展開＞
絶対逃げたい馬は不在。カシマエスパーダ、サントノーレ、サトノエピックあたりが出して、カシマエスパーダが押し出されてハナに出るか、笹川騎手が一発狙ってハナを取りに行くか。その外からサトノエピック。
それに続いて、ミッキーファイト、サンライズジパング、シンメデージー、フジユージーンあたりが追走。やや遅め～平均ペースを想定。
東京ダービーで好位外3番手だったラムジェットは出脚が遅いので、スタート直後は中団やや後ろ。そこから早めに外に出せたら、1コーナーで中団やや前～中団。外枠からスムーズに好位外が取れた東京ダービーと比べると、1コーナーに入る位置は下がる可能性が高い。
＜予想詳細＞
本命は、ラムジェット
ヒヤシンスS(5,1)→ユニコーンS(3,1)→東京ダービー(1,1)
前走の東京ダービー(JpnI:大井ダ2000m)は、出脚は遅かったが1コーナーまで長いので、外枠から位置を取りに行って好位外の3番手で追走。向正面では少し促しながら追走して、3コーナーに入って少しもたついて前の2頭に約2馬身差に広げられて直線へ。直線に入るとしっかり加速して、残り200mで先頭。そこからは突き放すだけで6馬身差の楽勝。
・2024年東京ダービーのラップ推移
12.4 - 12.1 - 13.0 - 13.6 - 12.9 - 12.1 - 12.3 - 12.7 - 12.1 - 12.9
ただでさえズブいのに、砂を被ると前進気勢が弱くなるところがある馬。1コーナーまでが長い大井ダ2000mで外枠に入ったことで、前の進路に他馬が入らず、砂を被らないでじわっと位置を上げて好位外。スピードに乗ったら長くいい脚を使える持続力があるので、この位置取りで勝負あり。
時計的には、馬場を考えると古馬トップクラスでも好走できるレベルの好時計。大井の馬場適性も見せて収穫もあった。
今回も大井ダ2000mなので、適性があることは見せている。前走と違うのは「内枠」に入ったこと。
内枠だとユニコーンSのように一旦下がって外に出すか、この馬なりに出して中団くらいで追走しながら道中で外に出す進路になる。砂を被ると前進気勢が弱くなるので、この枠だと東京ダービーのようにすんなり好位外を取れる可能性はかなり低い。
前走では、3～4コーナーでもたついて2馬身遅れても6馬身差の楽勝。位置取りが悪くなることで6馬身差が小さくなって、サトノエピックより強いと思われる馬が揃って勝てるか。
この判断で、「勝てる可能性が高い」と考えて本命にした。
15頭立てだが、上位争い出来そうなのは7頭くらい。見た目の出走頭数より外に出しやすくて、弱点を理解している三浦騎手。包まれて位置取りが悪いままにはならないはず。外に出してしまえば、少し位置取りが悪くなるマイナスがあっても勝つ可能性が高い。
ただ、東京ダービーより少しパフォーマンスが下がる可能性があるので（成長で位置取りのマイナス以上のプラスがある可能性もある）、前に残られる可能性も警戒が必要と考えた買い目で勝負する。
対抗は、カシマエスパーダ
3歳1勝クラス:中山ダ1800m(1,1)→鳳雛S(1,1)→不来方賞(1,2)
前走の不来方賞(JpnII:盛岡ダ2000m)は、ゲートを普通に出て、内を確認して2番手を取りに行ったように見えたが、内のサトノフェニックスが控えたのでそのままハナへ。マイペースで逃げて、前が6頭で一団。3コーナー入る少し前からペースアップして、先頭のまま直線へ。直線で粘っていたが残り100mでサンライズジパングに差されて3馬身差2着。
ゲートが少し遅くて、二の脚の速さで前に行っていたので、ゲートを出たことでハナまで行ってしまった。さらに、時計の出ていた盛岡の馬場で、タイセイミッションやフジユージーンが好位でついて行ける緩めのペース。鳳雛Sで見せた持続力が活きないレースをしてしまって、芝も勝てる軽い馬場歓迎のサンライズジパングに上がりの勝負で負けてしまった。
ゲートを普通に出たのと2000mをこなせた収穫はあったが、長所が活きないレースで力を出し切れていないレースだった。
今回は、盛岡よりは間違いなく時計のかかる大井になるのが魅力。
大井の馬場への対応は走ってみないと分からないところはあるが、時計のかかる馬場になるのは歓迎。鳳雛Sでは、乾いた良馬場でブルーサンの一定ラップの平均ペースを突き放して楽勝。鳳雛Sのパフォーマンスは、ラムジェットが勝ったユニコーンSより上の評価。東京ダービーで6馬身差完勝したパフォーマンスと比較しても、大きな差のない高い評価をしている。
未勝利と1勝クラスは、中山で雨の影響のある時計の出ていた馬場で勝ったが、鳳雛Sの走りを見ると時計が少しかかる馬場のほうが長所の持続力が活きる。
状態面は、休み明けだった前走より良化が期待できる。1週前にCWで長めに追って、最終追い切りはCWで自己ベスト。賞金的に2着でも出走できるか微妙だったが前走は、「先を見据えていた仕上げだったのか？」と感じる動きの違いを見せている。
ラムジェットが内枠で、カシマエスパーダが外枠に入ったら思い切って本命も考えていたが、どちらも内枠。また押し出されて逃げる形になる可能性があるので、ラムジェットのほうを本命に選択した。世間の評価は低いが、勝っていい走りは見せているので好走を期待する。
単穴は、ミッキーファイト
2歳1勝クラス:中山ダ1800m(1,1)→ユニコーンS(1,3)→レパードS(1,1)
前走のレパードS(GIII:新潟ダ1800m)は、最内から少し出して2列目最内で追走。向正面に入るところで、外を確認して前の2頭の外へ。4コーナーでじわっと前に並びかけて、直線に入って粘るサトノフェニックスを交わして1馬身差で勝利。
・2024年 レパードSのラップ推移
12.7 - 10.9 - 12.1 - 12.8 - 12.5 - 12.4 - 13.2 - 12.4 - 12.2
「普通に走れば結果は付いてくると考えている」として本命にしていたが、新潟のコース形態と最内が不安材料だった。最内の対応は、位置取りが悪くならないように少し出して2列目を取って、早めに外に出した。外を走るロスよりスムーズに走らせることを優先する戸崎騎手の好判断。
サトノフェニックスがかなりいい走りをしたのでなかなか交わせなかったが、ラスト3Fは加速ラップ。1馬身差だが余裕を残した完勝だった。
今回は、外枠に入ってスムーズに走れること、あと大井の緩急のある流れが魅力。
内枠でも問題ない馬だが、ユニコーンSのように内枠でごちゃついて力を出し切れないリスクはある。530kg近い大型馬で、適性的にも一瞬の速い脚を使うタイプでもない。外枠からスムーズに走ったほうが力を出し切りやすい。
あと、前走の新潟で緩急の大きい流れに対応できたので、同じようにコーナーで緩んで再加速する流れになりやすい大井外回りの流れも合う。馬場対応は未知だが、ペースの適性は見せている。
内枠のラムジェットの位置取りが悪くて、ミッキーファイトが好位外にいたら抜け出してラムジェットに差されずに押し切っていい脚はある。余裕を残した完勝だった前走以上の走りで勝つ可能性はある。
4番手は、サンライズジパング
皐月賞(10,9)→日本ダービー(16,12)→不来方賞(2,1)
前走の不来方賞(JpnII:盛岡ダ2000m)は、ムチを入れて位置を取りに行って好位外の4番手で追走。3コーナーに入る少し前に前に並びかけて、4コーナーではカシマエスパーダの1馬身後ろの外まで上がって直線へ。直線でじわじわ差を縮めて、残り100mで交わして3馬身差で勝利。
芝もこなせる馬なので、盛岡の時計の出る馬場は合うし、目標の馬が逃げてくれて外枠からスムーズに走れたのもよかった。久しぶりのダートだったが、ダートでも成長している走りを見せた。
今回は、大井の時計のかかる馬場になるのが課題。
一時のかなり時計のかかる馬場までではないが、盛岡と比べると間違いなく大井は時計がかかる。地方の馬場は門別でこなしているが、JBC2歳優駿の時は門別にしてはかなり時計が出ていた。
芝を走れる馬で、盛岡でいい走りができた馬。大井に替わってマイナスはあっても、プラスになる可能性は低い。外枠でスムーズに走れるのはいいが、大井の馬場になると上位評価馬のほうが適性があると考えているので2着までの相手とした。
5番手は、サトノエピック
3歳1勝クラス:中山ダ1800m(2,1)→ユニコーンS(5,2)→東京ダービー(2,2)
前走の東京ダービー(JpnI:大井ダ2000m)は、外枠からじわっと出して好位外の2番手で追走。3コーナーでアンモシエラの外に並びかけて、直線に入って追い比べ。外からラムジェットには差されたが、アンモシエラには2馬身差つけての1.2秒差2着。
ラムジェットの位置取り次第で押し切れることを期待したが、まさかのラムジェットが好位外。あの位置だとあれが精一杯だった。
今回は、相手が揃っているのが課題。
ラムジェットとの1.2秒差は、ラムジェットが内枠に入ったので縮まってもいいが、相手が内で包まれたりしないと逆転までは難しい。問題は、ラムジェットとの差に何頭入ってくるか。
カシマエスパーダ・ミッキーファイト・サンライズジパングは、大井の馬場対応が未知の課題。この3頭が普通に走ったらきつい。でも、能力通りに走れない馬が多くなると、大井ダ2000mを経験済みの強みが活きる。人気は落ちるので押さえで入れておきたい。
※以下は、買わない馬の評価。
■ 中央馬
フォーエバーヤング
サウジダービー(1,1)→UAEダービー(1,1)→ケンタッキーダービー(2,3)
1番人気が濃厚だが、3歳になって国内初出走がかなり気になる。先週の日本テレビ盃で、2番人気5着(1.8秒差)だったデルマソトガケを見たら分かるように、海外で強い走りができることが、国内でも強い走りができることにはつながらない（だから、予想では消していた）。馬場・展開が違うので、海外で結果をそのまま国内で信じられない。最近は、ウシュバテソーロが国内・海外どちらも結果を出しているが、そう簡単にできることではない。
あと、他の中央馬と違って目標が先（ブリーダーズカップ）なのに加えて、輸送と中間で2回熱発して少し調整が遅れたというコメントも出ている。枠も、内枠はマイナス。スタート・出脚どちらも速くないので、全日本2歳優駿のように外枠からじわっと位置を取りに行くのが理想。
海外で強い走りをしているのは間違いないので、ウシュバテソーロのように国内でも強い走りをして勝つ可能性はある。でも、国内実績が2歳時までしかない馬をこの好メンバーで積極的に買いたいとは思わない。馬連を買うので、「3着までなら走られても大丈夫」という考えで、2着以上でラムジェットと一緒なら諦められるオッズでもあるので消す判断になった。
ポッドロゴ
前走の恵那特別(2勝クラス)は、2列目最内から追走。直線に入って前の3頭が壁だったので、外に切り替えて先に抜け出したダノンピレネーを差し返して勝利。勝ちはしたが、ダノンピレネーは酷いつまづきで3馬身くらい出遅れて、中京でやると脚が止まる3～4コーナーで外から強引に位置を上げていた。負けたダノンピレネーのほうが強いレース内容。
大外からスムーズに走れるのは歓迎だが、かなりの相手強化。大井の馬場適性があり、それに加えて他馬がかなり崩れてくれないと馬券圏内争いは厳しい。人気よりいい着順になれると思うが掲示板争いまでと考えて消し。
■ 地方馬
フジユージーン
前走の不来方賞で、2.2秒差4着に完敗。3番人気になっていたが、力を出し切っていたので相手が強すぎた。今回は、大井までの輸送競馬で、さらに相手は強化。別馬レベルの走りをしないと上位争いは厳しい。
クニノトキメキ
東京ダービーで6.3秒差14着なので、この相手は厳しい。
サントノーレ
雲取賞(6,3)→京浜盃(3,1)→戸塚記念(1,1)
前走の戸塚記念は、2列目最内で追走。2周目向正面で被されて動けなくなるのを嫌って、3コーナーで早め先頭。直線で差を広げて6馬身差完勝。オーナーから次が目標だから仕上げなくていいと言われて23kg増。それでも能力の違いで完勝。しっかり乗り込まれていたので、スムーズにさばいて走れば勝てると考えて本命にしていい馬券を取らせてもらった（3連単◎→○→△で79.9倍x2500円で約20万円を回収）。
使っての良化があるのは間違いないが、かなりの相手強化になるのが課題。前走を1.3秒差で完勝したが、2着馬は東京ダービーで3.6秒差、羽田盃で1.8秒差で負けていたフロインフォッサル。
京浜盃で中央馬相手に7馬身差で完勝したが、2着馬アンモシエラはベストの逃げではなく、1コーナーでで不利があった。3着馬ハビレも1コーナーで大きな不利を受けて、中央の軽い馬場向きの馬。見た目の着差は大きいが、時計的には羽田盃や東京ダービーで逃げて好内容だったアンモシエラに先着できたか微妙。成長がある可能性はあるが、中央馬で大井が初めての馬がパフォーマンスを落としてくれないと馬券圏内までは厳しいと考えて消し。
シンメデージー
前走の西日本3歳優駿は、2.2秒差の大楽勝。相手が弱すぎるので評価が上がるレースではない。2走前の東京ダービーでは、中央馬を後ろから見ながら5番手で追走。3～4コーナーで前の3頭に差を広げられたが、直線でしぶとく粘って2.1秒差4着。
想定していたよりかなりいい走りができていたが、前の3頭とは能力差を感じる内容。アンモシエラと2馬身差だが、アンモシエラが逃げて勝ちに行く競馬をして失速している。その走りと力を出し切って2馬身差は大きな差。東京ダービーより好メンバーが揃っているので、掲示板争いに加われたら上出来。
ポンドボーイ
東京ダービーで4.4秒差8着なので、この相手は厳しい。
ブラックバトラー
前走の不来方賞は、2.5秒差5着。この馬としたら力を出し切っていて力負け。前走以上に相手が揃っているので厳しい。
ケンタッキースカイ
黒潮盃では、ダテノショウグンに2.1秒差。ダテノショウグンより強い走りをしている馬が揃っているので厳しい。
クルーミーズクライ
重賞路線を走ってなく、初勝利だった前走の時計だと中央の未勝利以下の内容。この相手は厳しい。
払戻金
| 単勝 | 1 | 170円 | 1番人気 |
|---|---|---|---|
| 複勝 | 1 | 110円 | 1番人気 |
| 10 | 150円 | 3番人気 | |
| 12 | 160円 | 4番人気 | |
| 枠連複 | 1 - 6 | 640円 | 3番人気 |
| 馬連複 | 1 - 10 | 600円 | 3番人気 |
| 枠連単 | 1 - 6 | 1,010円 | 4番人気 |
|---|---|---|---|
| 馬連単 | 1 - 10 | 860円 | 4番人気 |
| ワイド | 1 - 10 | 250円 | 3番人気 |
| 1 - 12 | 230円 | 2番人気 | |
| 10 - 12 | 430円 | 6番人気 | |
| 三連複 | 1 - 10 - 12 | 990円 | 3番人気 |
| 三連単 | 1 - 10 - 12 | 3,150円 | 7番人気 |
馬場：良
馬場：良
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