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nige｜きらっとスプリント - 2023年7月25日船橋11R｜地方競馬予想のウマニティ
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| 着 順 | 枠 番 |
馬 番 |
予想印 | 馬名 | オッズ | 性齢 | 重量 | 騎手 | 一言コメント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 3 | 4 | ◎ | キモンルビー | 2.1 | 牝6 | 54.0 | 御神本訓 | スタートだけ気を付けて普通に走れば |
| 2 | 2 | 2 | ▲ | ギシギシ | 4.6 | 牡5 | 56.0 | 矢野貴之 | 外から被されて厳しい進路になりそうで |
| 3 | 4 | 5 | プリモパイソン | 45.5 | 牡5 | 56.0 | 吉原寛人 | ||
| 4 | 5 | 8 | △ | ブンロート | 35.8 | 牡6 | 56.0 | 和田譲治 | 船橋1000mなら自分の能力だけは走る |
| 5 | 7 | 12 | ○ | サダムスキャット | 8.7 | 牝6 | 54.0 | 笹川翼 | 使っての良化と継続騎乗はプラス |
| 6 | 7 | 11 | × | ローウェル | 5.6 | セ5 | 56.0 | 森泰斗 | 外から被されないで好位外が取れたら |
| 7 | 8 | 14 | メイプルシスター | 45.8 | 牝4 | 54.0 | 永井孝典 | ||
| 8 | 1 | 1 | プライルード | 14.7 | 牡4 | 56.0 | 本田正重 | ||
| 9 | 5 | 7 | ダノンジャスティス | 209.8 | セ7 | 56.0 | 上田将司 | ||
| 10 | 6 | 9 | メンコイボクチャン | 14.7 | 牡3 | 53.0 | 澤田龍哉 | ||
| 11 | 3 | 3 | ロトヴィグラス | 280.4 | 牡8 | 56.0 | 飛田愛斗 | ||
| 12 | 8 | 13 | ルーチェドーロ | 22.7 | 牡5 | 56.0 | 櫻井光輔 | ||
| 13 | 6 | 10 | カプリフレイバー | 194.3 | 牡6 | 56.0 | 野畑凌 | ||
| 14 | 4 | 6 | パー | 277.8 | 牝4 | 54.0 | 田中学 |
| 式別 | 買い方 | 組み合わせ | 1点あたりの金額 |
|---|---|---|---|
| ３連単 | 1着ながし | 4 - 2812 |
各500円 |
| ﾌｫｰﾒｰｼｮﾝ | 4 - 2812 - 11 |
各300円 | |
| 4 - 11 - 2812 |
各200円 | ||
| 12 - 4 - 28 |
各200円 | ||
| 通常 | 12 - 4 - 11 | 100円 | |
| 合計 | 15通り | 5,000円 | |
| 購入額 | 払戻額 | 収支 | 回収率 |
|---|---|---|---|
| 5,000円 | 0円 | -5,000円 | 0% |
nigeのコメント
【火曜勝負R:全馬評価あり】いい枠の並びで普通に走れば結果は付いてくる！
＜予想＞
◎：キモンルビー
スタートだけ気を付けて普通に走れば
○：サダムスキャット
使っての良化と継続騎乗はプラス
▲：ギシギシ
外から被されて厳しい進路になりそうで
△：ブンロート
船橋1000mなら自分の能力だけは走る
☆：ローウェル
外から被されないで好位外が取れたら
＜展開＞
逃げたいのは、ギシギシ、ロトヴィグラス、キモンルビー、プリモパイソン、ローウェル、メイプルシスターなどかなり多い。
スタートはギシギシが速いが、二の脚がそこまで速くない。外からキモンルビーは被せてハナへ。その外からプリモパイソン、ローウェル、メイプルシスターあたりが追走。それに続いて、ギシギシ、ブンロート、カプリフレイバー、サダムスキャットあたりが続く。船橋1000m重賞らしいハイペースを想定。
＜予想詳細＞
本命は、キモンルビー
前走の川崎スパーキングスプリントは、外枠で好スタートからそのまま押してハナへ。3コーナーで少し引き付けて、4コーナーで自ら仕掛けて直線へ。直線に入ってじわじわ差を広げて3馬身差の完勝。
予想では、川崎は適性的にベストではなく、目標が次の休み明け。川崎で勝つなら逃げるか、弱い馬がハナを取った時の2番手しかないと考えていて4番手の相手止まりにしていた。それがレースでは、好スタートからハナを取り切っての逃げ。勝てる形に持ち込んで能力の違いを見せた。
今回は、ひと叩きしての船橋替わりと勝ちやすい枠の並びになったのが魅力。
この馬は、前に行って持続力で押し切るタイプ。前走の川崎が適性的にベストではないと判断したのは、コーナー角度がきついので強制的に少し緩められて直線に入る流れになるから。これだと持続力が最大限に生きない。
一方で、船橋にはスパイラルカーブがある。スピードを大きく落とさずにコーナーに入れるので、スピードを維持して直線に入って持続力を最大限に生かすことができる（だから、ラップ推移が減速ラップになりやすい）。
船橋1000mは、距離を気にせずに出して行けて、最大限に持続力が生きるコース形態なので結果が出ている。
あと、枠の並びが内枠、かつギシギシより外の並びは勝つには理想的。
最大の強敵は、去年先着されたギシギシ。去年のギシギシは、大外から好位外の5番手を取って、ラスト100mで一気に差を縮めて勝っている。
ただ、今年の枠の並びなら、キモンルビーがギシギシを被せる形になることが濃厚。そうなるとギシギシには厳しい進路取りになり、去年のパフォーマンスで走れる可能性が低いと考えている（詳細は、ギシギシの評価に記載）。想定する隊列ならキモンルビーが勝ちやすいと判断した。
怖いのは、スタートの失敗だけ。今年の船橋記念や6走前の流星賞では、出遅れてしまって2着になっている。スタートだけ気をつけて、自分の形に持ち込めたら押し切れると考えて期待する。
対抗は、サダムスキャット
前走の千葉日報賞スプリントは、半馬身くらい出遅れたが、二の脚の速さで楽に前に行ってブンロートの外に切り替えて2番手から追走。3馬身くらい離れて3コーナーに入って、少し差を縮めて直線へ。そこから差が縮まらないまま2馬身差の2着。
2ヶ月半ぶり、地方移籍初戦、初めての船橋のかなり時計のかかる馬場、出遅れなどを考えたら上出来の走り。
今回は、使っての良化が期待できて、笹川騎手の継続騎乗は歓迎。
2ヶ月半ぶりで輸送がないのも影響したと思うが、前走は6kg増で過去最高馬体重。乗り込まれてはいたが、初戦から万全な状態ではなかったはず。使っての良化と環境への慣れの良化があっていい。
あと、適性的にテン乗りではなく、継続騎乗になるのはプラス。
中央時代に、3勝クラスを5戦連続2着か3着で勝ちきれなかった理由の一つに、「追ってもそこまで伸びない」ところがあった。1400mの流れだとペースに合わせての騎手の仕掛けるタイミングが重要になる。それを川須騎手が合わせられなくて、勝ちきれないことが多かった。
そのため、騎手の仕掛けるタイミングの選択肢が減る「1200mのペースが流れそうなレース」で積極的に狙っていた。追ってもそこまで伸びないが持続力はあるので、ペースが流れる展開で好位にいたら前の馬が失速することで自然と抜け出せるレースになる。この「追ってもそこまで伸びない」ことを、一度騎乗して経験できているのは今回につながる。
あと、仕掛けるタイミングより単純な能力と適性が重要になる船橋1000mの舞台も歓迎。好調時の2021年と比べるとさすがに少しパフォーマンスが落ちているが、この中に入ったらまだ上位。スタートを普通に出たら好位で流れに乗れるので、そのまま粘って上位争いに加われていい。
単穴は、ギシギシ
前走の江戸川オープンは、いいスタートだったが内の2頭も好スタートで、3頭並走の一番外で追走。直線に入って少し前に出た逃げ馬を追いかけたが、差が縮まらずに2.1/2馬身差2着。
勝ったのは、元中央3勝クラスの馬で、中央でもスピードの違いでハナが取れていたノアヴィグラス。かなりの高速場場ではあったがレコードタイムで走られて、勝ち馬とは「7kg」も斤量差があった。これは仕方ない結果。
今回は、去年勝った習志野きらっとスプリントになるが、馬場と枠の並びが課題。
船橋は2戦2勝だが、砂を入れ替えて時計がかなりかかるようになる前の時期。去年の馬場状態でのやや重と今の馬場状態での良馬場だと全く違う。前走の大井の高速馬場を、2着でもそれまでのレコードタイムより速い時計で走れる軽い馬場適性のある馬。去年からの馬場の変化は、マイナスになる可能性が高い。
あと、内枠に入ったのは力を出し切れる可能性を下げると考えている。
ギシギシは、スタートは速いのだが、二の脚がそこまで速くない。1200～1400mだと好スタートでできた差で、他馬がそこまで絡んでこないから逃げやすい。ただ、1000mだとどの馬もテンからかなり出してくるので、去年のように二の脚で前に行かれる可能性が高い。
そうなることを考えたら、外枠の方が前の進路に入られずにスムーズに走れる。今回の枠の並びだと外からキモンルビーに被される形になることが濃厚。去年のアフター5スター賞で、出遅れて中団からサッパリだったのでもまれる位置になるのは不安材料。
もまれる位置で力が出せたとしても、2列目最内からスムーズに直線で外に出せたらいいが、出せないようだと前の馬を交わすには他馬が避ける最内を走るしかなくなる。この進路取りになるとかなり勝つのは厳しい。勝つなら縦長で早めに外に切り替えられるような形なので、ペースや相手のスタート・位置取り頼みになる。
時計がかかる今の馬場への対応の不安と1000mだと外枠から好位外が一番力が出せる形と考えているので、評価を下げて単穴まで。
4番手は、ブンロート
前走の千葉日報賞スプリントは、サダムスキャットが出遅れて、他に出してくる馬がいなかったのでハナへ。マイペースで逃げて、持続力を活かして逃げ切り勝ち。
前半3F35.5秒は、時計のかかっていた馬場を差し引いてもOP特別だと遅めの入り。このペースで逃げられると、去年の習志野きらっとスプリントや今年の船橋記念3着の馬なので押し切れる。4番人気だったが、1400～1600mやコース適性の合わない大井を走って崩れていたから。力の出せる船橋1200mに戻って普通に走って結果を出した。
今回も、力を出し切れる船橋1000mの舞台は歓迎。
船橋1000～1200mなら安定して自分の能力だけはしっかり走れる。上位評価馬が力が出せなかったら自然と着順が上がる。
このタイミングでテン乗りの和田譲治騎手になるが、去年の習志野きらっとスプリントも本田正重騎手がテン乗りで好走させている。乗り難しい馬ではないので影響はないはず。4～6番手で追走して、直線で失速する馬を交わす形で上位争いに加われていい。
5番手は、ローウェル
前走の閃光スプリント（A2）は、内の2頭が速かったがじわっと出して2番手で3コーナーへ。4コーナーで楽な手応えで並走して、直線に入って残り200mで先頭。そこから粘ってクビ差で勝利。
初めての1000mへの対応が課題だったが、問題なく対応して、着差は小さかったがしっかり勝ちきったのは評価できる。
今回は、相手強化は課題になるが、外枠に入ったのは歓迎。
4走前に出遅れて差す競馬でで2着だったが、適性や中央時代の走りを考えるとハナか好位外2～3番手が理想。前で持続力を活かしたいので、位置取りの悪さが着順の悪さに直結しやすい。
今回の相手でハナを取るのは無理なので、外枠から好位外が理想。理想的な枠の並びになったので、速い内の馬を追いかけるようにコーナーに入るまでにじわっと位置を取りに行けばいい。好位外が取れたら、馬券圏内争いに加われていいので押さえておきたい。
※以下は、買わない馬の評価。
プライルード
東京スプリントは、中団で粘って1.1秒差7着。時計の出ていた馬場だったので、時計的には去年勝った優駿スプリントと同じくらいのパフォーマンス。フジノウェーブ記念を使って良化は見せた。
今回は、船橋の対応が課題。大井外回りでかなり緩急の大きい流れで、去年の東京スプリント・アフター5スター賞を連勝している。あの勝ち方ができる馬が、時計のかかる馬場で、後半減速ラップでかなりの持続力が問われる船橋替わりは大きな不安要素。最内で被される枠に入ったのもマイナスで、素質に期待するしかない。
ロトヴィグラス
佐賀の900m戦だと常に上位争いをしていて、スプリント適性はある。ただ、スーパースナッズに差されてしまうようでは、掲示板争いも難しいかなりの相手強化。可能性は低いがハナを取って、4コーナーまで先頭とかあれば掲示板くらいならあっても。
プリモパイソン
前走の川崎スパーキングスプリントは、外からキモンルビーに前に行かれたが、キモンルビーを追いかけてきた馬がいなかったので外に切り替えて2番手が取れた。その位置でしぶとく粘って0.6秒差2着。ハナが理想だが、もまれずに2番手が取れたのが最大の好走理由。
今回は、船橋替わりが大きなマイナス。川崎900m特化タイプなので、前走が勝負レースだったはず（だから、対抗評価にしていた）。船橋は、3戦走って全て5着以下。逃げられても結果が出ていない条件なので、前走のように2番手が取れても馬券圏内は厳しい。
パー
前走の園田FCスプリントは、大外だったので好位外でも脆さが出ずに、粘って2着。枠の並びに恵まれたレースだった。今回の相手でこの枠だと、外から被されてしまう。自分のレースが出来ないし、相手も強すぎるので厳しい。
ダノンジャスティス
前走は、地元の高地より得意の園田の重賞で3着。今回は、南関東の馬がいてレースレベルの対応が厳しい。中団から追いかけるだけになる可能性が高いので消し。
メンコイボクチャン
前走の優駿スプリントは、好スタートから出して行って好位外の4番手から追走。直線で外に出して、じわじわ差を縮めたが0.7秒差3着。この馬としては最高の走りができていた。ただ、レースレベル的に今年の優駿スプリントは低レベル。2走前の船橋1200mの時計も、この中に入るとかなり見劣る。現時点では相手が強くて厳しい。
カプリフレイバー
22年船橋記念2着、23年習志野きらっとスプリント4着の実績があるが、近走は先行力・持続力どちらもいい頃とは程遠い内容。時計のかかる馬場になった船橋にも苦しんでいるので、買うなら船橋より大井。現時点の走りだと厳しい。
ルーチェドーロ
前走の中原OPは、前の2頭からかなり離れた3番手から追走。3コーナーから動いていったが、2番手に上がれそうなところで外から差されて3着。川崎がベストではなくて、東海桜花賞で先着したベストマッチョに押し切られてしまった。
4走前にフジノウェーブ記念で追走が忙しくて完敗（6着）してから御神本騎手が乗らなくなったように、本来の走りができていない。まだ5歳だが2歳時から活躍している馬なので衰えたのか、調子落ちなのか分からないが、今の走りだと相手が強い。移籍直後の22年船橋記念でも、追走が忙しいところを見せていたのでレース条件的にも厳しい。
メイプルシスター
800mを使いだしてガラッと内容が変わって、2着した後に5連勝（姫路820m1勝、園田800m4勝）。園田FCスプリントを勝って、習志野きらっとスプリントに挑戦してきた。
大外に入ったので玉砕覚悟で出していったら2番手なら取れる可能性はある。でも、その位置を取ったところで時計面でこのメンバーレベルだと対応できると思えない。好位外の2、3番手が取れて掲示板に残れたら文句なしと言える。ここは相手が強いし、距離が伸びるのも厳しい。
＜予想＞
◎：キモンルビー
スタートだけ気を付けて普通に走れば
○：サダムスキャット
使っての良化と継続騎乗はプラス
▲：ギシギシ
外から被されて厳しい進路になりそうで
△：ブンロート
船橋1000mなら自分の能力だけは走る
☆：ローウェル
外から被されないで好位外が取れたら
＜展開＞
逃げたいのは、ギシギシ、ロトヴィグラス、キモンルビー、プリモパイソン、ローウェル、メイプルシスターなどかなり多い。
スタートはギシギシが速いが、二の脚がそこまで速くない。外からキモンルビーは被せてハナへ。その外からプリモパイソン、ローウェル、メイプルシスターあたりが追走。それに続いて、ギシギシ、ブンロート、カプリフレイバー、サダムスキャットあたりが続く。船橋1000m重賞らしいハイペースを想定。
＜予想詳細＞
本命は、キモンルビー
前走の川崎スパーキングスプリントは、外枠で好スタートからそのまま押してハナへ。3コーナーで少し引き付けて、4コーナーで自ら仕掛けて直線へ。直線に入ってじわじわ差を広げて3馬身差の完勝。
予想では、川崎は適性的にベストではなく、目標が次の休み明け。川崎で勝つなら逃げるか、弱い馬がハナを取った時の2番手しかないと考えていて4番手の相手止まりにしていた。それがレースでは、好スタートからハナを取り切っての逃げ。勝てる形に持ち込んで能力の違いを見せた。
今回は、ひと叩きしての船橋替わりと勝ちやすい枠の並びになったのが魅力。
この馬は、前に行って持続力で押し切るタイプ。前走の川崎が適性的にベストではないと判断したのは、コーナー角度がきついので強制的に少し緩められて直線に入る流れになるから。これだと持続力が最大限に生きない。
一方で、船橋にはスパイラルカーブがある。スピードを大きく落とさずにコーナーに入れるので、スピードを維持して直線に入って持続力を最大限に生かすことができる（だから、ラップ推移が減速ラップになりやすい）。
船橋1000mは、距離を気にせずに出して行けて、最大限に持続力が生きるコース形態なので結果が出ている。
あと、枠の並びが内枠、かつギシギシより外の並びは勝つには理想的。
最大の強敵は、去年先着されたギシギシ。去年のギシギシは、大外から好位外の5番手を取って、ラスト100mで一気に差を縮めて勝っている。
ただ、今年の枠の並びなら、キモンルビーがギシギシを被せる形になることが濃厚。そうなるとギシギシには厳しい進路取りになり、去年のパフォーマンスで走れる可能性が低いと考えている（詳細は、ギシギシの評価に記載）。想定する隊列ならキモンルビーが勝ちやすいと判断した。
怖いのは、スタートの失敗だけ。今年の船橋記念や6走前の流星賞では、出遅れてしまって2着になっている。スタートだけ気をつけて、自分の形に持ち込めたら押し切れると考えて期待する。
対抗は、サダムスキャット
前走の千葉日報賞スプリントは、半馬身くらい出遅れたが、二の脚の速さで楽に前に行ってブンロートの外に切り替えて2番手から追走。3馬身くらい離れて3コーナーに入って、少し差を縮めて直線へ。そこから差が縮まらないまま2馬身差の2着。
2ヶ月半ぶり、地方移籍初戦、初めての船橋のかなり時計のかかる馬場、出遅れなどを考えたら上出来の走り。
今回は、使っての良化が期待できて、笹川騎手の継続騎乗は歓迎。
2ヶ月半ぶりで輸送がないのも影響したと思うが、前走は6kg増で過去最高馬体重。乗り込まれてはいたが、初戦から万全な状態ではなかったはず。使っての良化と環境への慣れの良化があっていい。
あと、適性的にテン乗りではなく、継続騎乗になるのはプラス。
中央時代に、3勝クラスを5戦連続2着か3着で勝ちきれなかった理由の一つに、「追ってもそこまで伸びない」ところがあった。1400mの流れだとペースに合わせての騎手の仕掛けるタイミングが重要になる。それを川須騎手が合わせられなくて、勝ちきれないことが多かった。
そのため、騎手の仕掛けるタイミングの選択肢が減る「1200mのペースが流れそうなレース」で積極的に狙っていた。追ってもそこまで伸びないが持続力はあるので、ペースが流れる展開で好位にいたら前の馬が失速することで自然と抜け出せるレースになる。この「追ってもそこまで伸びない」ことを、一度騎乗して経験できているのは今回につながる。
あと、仕掛けるタイミングより単純な能力と適性が重要になる船橋1000mの舞台も歓迎。好調時の2021年と比べるとさすがに少しパフォーマンスが落ちているが、この中に入ったらまだ上位。スタートを普通に出たら好位で流れに乗れるので、そのまま粘って上位争いに加われていい。
単穴は、ギシギシ
前走の江戸川オープンは、いいスタートだったが内の2頭も好スタートで、3頭並走の一番外で追走。直線に入って少し前に出た逃げ馬を追いかけたが、差が縮まらずに2.1/2馬身差2着。
勝ったのは、元中央3勝クラスの馬で、中央でもスピードの違いでハナが取れていたノアヴィグラス。かなりの高速場場ではあったがレコードタイムで走られて、勝ち馬とは「7kg」も斤量差があった。これは仕方ない結果。
今回は、去年勝った習志野きらっとスプリントになるが、馬場と枠の並びが課題。
船橋は2戦2勝だが、砂を入れ替えて時計がかなりかかるようになる前の時期。去年の馬場状態でのやや重と今の馬場状態での良馬場だと全く違う。前走の大井の高速馬場を、2着でもそれまでのレコードタイムより速い時計で走れる軽い馬場適性のある馬。去年からの馬場の変化は、マイナスになる可能性が高い。
あと、内枠に入ったのは力を出し切れる可能性を下げると考えている。
ギシギシは、スタートは速いのだが、二の脚がそこまで速くない。1200～1400mだと好スタートでできた差で、他馬がそこまで絡んでこないから逃げやすい。ただ、1000mだとどの馬もテンからかなり出してくるので、去年のように二の脚で前に行かれる可能性が高い。
そうなることを考えたら、外枠の方が前の進路に入られずにスムーズに走れる。今回の枠の並びだと外からキモンルビーに被される形になることが濃厚。去年のアフター5スター賞で、出遅れて中団からサッパリだったのでもまれる位置になるのは不安材料。
もまれる位置で力が出せたとしても、2列目最内からスムーズに直線で外に出せたらいいが、出せないようだと前の馬を交わすには他馬が避ける最内を走るしかなくなる。この進路取りになるとかなり勝つのは厳しい。勝つなら縦長で早めに外に切り替えられるような形なので、ペースや相手のスタート・位置取り頼みになる。
時計がかかる今の馬場への対応の不安と1000mだと外枠から好位外が一番力が出せる形と考えているので、評価を下げて単穴まで。
4番手は、ブンロート
前走の千葉日報賞スプリントは、サダムスキャットが出遅れて、他に出してくる馬がいなかったのでハナへ。マイペースで逃げて、持続力を活かして逃げ切り勝ち。
前半3F35.5秒は、時計のかかっていた馬場を差し引いてもOP特別だと遅めの入り。このペースで逃げられると、去年の習志野きらっとスプリントや今年の船橋記念3着の馬なので押し切れる。4番人気だったが、1400～1600mやコース適性の合わない大井を走って崩れていたから。力の出せる船橋1200mに戻って普通に走って結果を出した。
今回も、力を出し切れる船橋1000mの舞台は歓迎。
船橋1000～1200mなら安定して自分の能力だけはしっかり走れる。上位評価馬が力が出せなかったら自然と着順が上がる。
このタイミングでテン乗りの和田譲治騎手になるが、去年の習志野きらっとスプリントも本田正重騎手がテン乗りで好走させている。乗り難しい馬ではないので影響はないはず。4～6番手で追走して、直線で失速する馬を交わす形で上位争いに加われていい。
5番手は、ローウェル
前走の閃光スプリント（A2）は、内の2頭が速かったがじわっと出して2番手で3コーナーへ。4コーナーで楽な手応えで並走して、直線に入って残り200mで先頭。そこから粘ってクビ差で勝利。
初めての1000mへの対応が課題だったが、問題なく対応して、着差は小さかったがしっかり勝ちきったのは評価できる。
今回は、相手強化は課題になるが、外枠に入ったのは歓迎。
4走前に出遅れて差す競馬でで2着だったが、適性や中央時代の走りを考えるとハナか好位外2～3番手が理想。前で持続力を活かしたいので、位置取りの悪さが着順の悪さに直結しやすい。
今回の相手でハナを取るのは無理なので、外枠から好位外が理想。理想的な枠の並びになったので、速い内の馬を追いかけるようにコーナーに入るまでにじわっと位置を取りに行けばいい。好位外が取れたら、馬券圏内争いに加われていいので押さえておきたい。
※以下は、買わない馬の評価。
プライルード
東京スプリントは、中団で粘って1.1秒差7着。時計の出ていた馬場だったので、時計的には去年勝った優駿スプリントと同じくらいのパフォーマンス。フジノウェーブ記念を使って良化は見せた。
今回は、船橋の対応が課題。大井外回りでかなり緩急の大きい流れで、去年の東京スプリント・アフター5スター賞を連勝している。あの勝ち方ができる馬が、時計のかかる馬場で、後半減速ラップでかなりの持続力が問われる船橋替わりは大きな不安要素。最内で被される枠に入ったのもマイナスで、素質に期待するしかない。
ロトヴィグラス
佐賀の900m戦だと常に上位争いをしていて、スプリント適性はある。ただ、スーパースナッズに差されてしまうようでは、掲示板争いも難しいかなりの相手強化。可能性は低いがハナを取って、4コーナーまで先頭とかあれば掲示板くらいならあっても。
プリモパイソン
前走の川崎スパーキングスプリントは、外からキモンルビーに前に行かれたが、キモンルビーを追いかけてきた馬がいなかったので外に切り替えて2番手が取れた。その位置でしぶとく粘って0.6秒差2着。ハナが理想だが、もまれずに2番手が取れたのが最大の好走理由。
今回は、船橋替わりが大きなマイナス。川崎900m特化タイプなので、前走が勝負レースだったはず（だから、対抗評価にしていた）。船橋は、3戦走って全て5着以下。逃げられても結果が出ていない条件なので、前走のように2番手が取れても馬券圏内は厳しい。
パー
前走の園田FCスプリントは、大外だったので好位外でも脆さが出ずに、粘って2着。枠の並びに恵まれたレースだった。今回の相手でこの枠だと、外から被されてしまう。自分のレースが出来ないし、相手も強すぎるので厳しい。
ダノンジャスティス
前走は、地元の高地より得意の園田の重賞で3着。今回は、南関東の馬がいてレースレベルの対応が厳しい。中団から追いかけるだけになる可能性が高いので消し。
メンコイボクチャン
前走の優駿スプリントは、好スタートから出して行って好位外の4番手から追走。直線で外に出して、じわじわ差を縮めたが0.7秒差3着。この馬としては最高の走りができていた。ただ、レースレベル的に今年の優駿スプリントは低レベル。2走前の船橋1200mの時計も、この中に入るとかなり見劣る。現時点では相手が強くて厳しい。
カプリフレイバー
22年船橋記念2着、23年習志野きらっとスプリント4着の実績があるが、近走は先行力・持続力どちらもいい頃とは程遠い内容。時計のかかる馬場になった船橋にも苦しんでいるので、買うなら船橋より大井。現時点の走りだと厳しい。
ルーチェドーロ
前走の中原OPは、前の2頭からかなり離れた3番手から追走。3コーナーから動いていったが、2番手に上がれそうなところで外から差されて3着。川崎がベストではなくて、東海桜花賞で先着したベストマッチョに押し切られてしまった。
4走前にフジノウェーブ記念で追走が忙しくて完敗（6着）してから御神本騎手が乗らなくなったように、本来の走りができていない。まだ5歳だが2歳時から活躍している馬なので衰えたのか、調子落ちなのか分からないが、今の走りだと相手が強い。移籍直後の22年船橋記念でも、追走が忙しいところを見せていたのでレース条件的にも厳しい。
メイプルシスター
800mを使いだしてガラッと内容が変わって、2着した後に5連勝（姫路820m1勝、園田800m4勝）。園田FCスプリントを勝って、習志野きらっとスプリントに挑戦してきた。
大外に入ったので玉砕覚悟で出していったら2番手なら取れる可能性はある。でも、その位置を取ったところで時計面でこのメンバーレベルだと対応できると思えない。好位外の2、3番手が取れて掲示板に残れたら文句なしと言える。ここは相手が強いし、距離が伸びるのも厳しい。
払戻金
| 単勝 | 4 | 210円 | 1番人気 |
|---|---|---|---|
| 複勝 | 4 | 110円 | 1番人気 |
| 2 | 170円 | 3番人気 | |
| 5 | 540円 | 9番人気 | |
| 枠連複 | 2 - 3 | 420円 | 2番人気 |
| 馬連複 | 2 - 4 | 470円 | 1番人気 |
| 枠連単 | 3 - 2 | 720円 | 2番人気 |
|---|---|---|---|
| 馬連単 | 4 - 2 | 760円 | 1番人気 |
| ワイド | 2 - 4 | 220円 | 1番人気 |
| 4 - 5 | 920円 | 13番人気 | |
| 2 - 5 | 2,130円 | 24番人気 | |
| 三連複 | 2 - 4 - 5 | 3,830円 | 12番人気 |
| 三連単 | 4 - 2 - 5 | 9,810円 | 24番人気 |
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