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【南関東重賞展望】ネクストスター東日本2024 左回り戻りでギガースが巻き返しなるか?! 初代王者の座は果たして?

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【南関東重賞展望】ネクストスター東日本2024 左回り戻りでギガースが巻き返しなるか?! 初代王者の座は果たして?


ネクストスター東日本・レース概要】
本競走は、中央・地方を含めた全国的なダート競走体系整備の一環として今年新設された3歳馬限定の重賞競走で、川崎・船橋・浦和の各競馬場が持ち回りで施行するのが特徴である。第1回となる今年は川崎競馬場のダート1400m戦で争われるが、2025年は浦和、2026年は船橋でそれぞれ施行予定。南関東重賞グレードはS3となっている。
昨秋から全国の地方競馬において、この「ネクストスター」という名称で重賞級競走が行われてきたが、各ブロックの重賞競走として行われている他地区のネクストスター競走とは異なり、本競走は全国交流競走として行われ、賞金も他地区のものより高額となっている。

ネクストスター東日本・検討のポイント】
1月の浦和・ニューイヤーカップにおける1~3着馬が参戦しているが、いずれも前走の大井・雲取賞で凡走後の参戦となる。距離短縮やコース替りで見直したい馬もいるが、連勝中で勢いのある馬もおり、双方の比較がポイントとなりそうだ。

ネクストスター東日本・出走馬概要】
ギガース
前述したニューイヤーカップの覇者。前走の雲取賞は見せ場なく7着に敗れたが、左回りに戻り、距離短縮となる今回は、相手関係も楽になるだけに巻き返しが期待される。ただし、左回りではあるがコーナーがキツい川崎での出走は今回が初めてとなり、経験がある地元・船橋や、重賞勝ちを決めた浦和と同様の走りができるかどうか見極めたいところだ。

スノーシュー
レベルの高い道営・ホッカイドウ競馬でデビューし、川崎で連勝して、この舞台に駒を進めてきた。門別から遠征で参戦した昨年の鎌倉記念(6着)時とは異なり、川崎の水に慣れた今回は重賞でも有力視すべきではないだろうか。

チャダルクン
左回りが初めてとなる点は気になるが、所属する大井で連勝中の勢いには警戒が必要だ。逃げに拘るタイプではないが、1200m戦での勝ち星もあり、小回りコース向きのスピードも兼ね備えているだけに、押し切って勝利しても何ら不思議はない。

シナノスマイル
スピードという点では、ワンターンの川崎900m戦で昨年3連勝した経験を持つこの馬にも警戒しておきたい。大外枠を引いた点をどう考えるかが馬券検討上のポイントとなりそうだが、先手を奪うことが出来れば、非常に不気味な存在となりそうだ。

上記4頭以外では、ニューイヤーカップ2着のクルマトラサンが距離短縮となるだけに、強敵相手だった前走(雲取賞13着)を参考外と考えれば、軽視はできない。同じくニューイヤーカップで3着だったライゾマティクスも、川崎では鎌倉記念で2着という実績があるだけに、前走(雲取賞8着)からの巻き返しも十分に期待できそうだ。


(文・菅野一郎)

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