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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 所属 | 馬体重 | タイム | 着差 | オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 6 | 7 | 牝4 | 55.0 | 岩田望来 | 中村直也 | JRA | 472(-10) | 2.00.8 | 5.3 | 3 | ||
2 | 5 | 5 | 牝5 | 55.0 | 菱田裕二 | 橋口慎介 | JRA | 474(+11) | 2.01.1 | 2 | 2.5 | 2 | |
3 | 7 | 9 | 牝4 | 54.0 | 西村淳也 | 藤原英昭 | JRA | 478(+2) | 2.01.6 | 3 | 2.3 | 1 | |
4 | 6 | 8 | 牝5 | 54.0 | 御神本訓 | 藤田輝信 | 大井 | 446(-3) | 2.02.3 | 4 | 13.6 | 5 | |
5 | 2 | 2 | 牝5 | 54.0 | 横山武史 | 高木登 | JRA | 460(+11) | 2.02.6 | 13/4 | 9.8 | 4 | |
6 | 4 | 4 | 牝4 | 54.0 | 吉村智洋 | 飯田良弘 | 兵庫 | 478(-11) | 2.03.2 | 31/2 | 17.5 | 6 | |
7 | 3 | 3 | 牝5 | 54.0 | 多田羅誠 | 別府真司 | 高知 | 490(-11) | 2.05.3 | 大差 | 320.0 | 8 | |
8 | 1 | 1 | 牝5 | 54.0 | 鴨宮祥行 | 尾林幸二 | 兵庫 | 488(+2) | 2.05.6 | 11/2 | 415.4 | 10 | |
9 | 7 | 10 | 牝6 | 54.0 | 廣瀬航 | 尾林幸二 | 兵庫 | 446(+1) | 2.05.8 | 11/2 | 361.5 | 9 | |
10 | 5 | 6 | 牝4 | 54.0 | 笹田知宏 | 保利良平 | 兵庫 | 493(+2) | 2.06.3 | 3 | 160.5 | 7 | |
11 | 8 | 11 | 牝4 | 54.0 | 佐々木世 | 伊藤勝好 | 笠松 | 430(-12) | 2.07.9 | 10 | 742.6 | 12 | |
12 | 8 | 12 | 牝6 | 54.0 | 松戸政也 | 井樋一也 | 金沢 | 448(-3) | 2.10.9 | 大差 | 738.0 | 11 |
■払戻金
単勝 | 7 | 530円 | 3番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 7 | 130円 | 3番人気 |
5 | 110円 | 2番人気 | |
9 | 100円 | 1番人気 | |
枠連複 | 5 - 6 | 450円 | 2番人気 |
馬連複 | 5 - 7 | 620円 | 3番人気 |
馬連単 | 7 → 5 | 1,570円 | 6番人気 |
---|---|---|---|
ワイド | 5 - 7 | 210円 | 3番人気 |
7 - 9 | 190円 | 2番人気 | |
5 - 9 | 150円 | 1番人気 | |
三連複 | 5 - 7 - 9 | 380円 | 1番人気 |
三連単 | 7 → 5 → 9 | 3,800円 | 10番人気 |
※レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者発行のものと照合してください。
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4日(木)に行われる兵庫女王盃の出走馬(JRA所属馬限定)の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
②ヴィブラフォン【B】
美浦ウッド単走。3月7日に帰厩し、ウッドで調整されている。13日に併せ馬を消化し、24日には単走で67秒2-37秒4-11秒4をマーク。最終追いとなった31日も67秒6-37秒2-11秒9で乗られており、臨戦態勢も整った。交流重賞でも面白そうな1頭といえる。
⑤アーテルアストレア【B】
栗東坂路単走。前走勝ち後の放牧から3月1日に帰厩した。13日に坂路併せ馬、20日にはCウッド併せ馬を消化。27日には67秒6-38秒5-12秒2をマークして3頭併せで追走先着を果たしている。直前1日にも坂路で計時しており、力を出せる仕上がりにある。
⑦ライオットガール【B】
栗東坂路単走。3月12日に帰厩し、坂路、Cウッド併用での調整。24日のCウッド併せ馬では67秒7-38秒2-11秒5で追走先着を果たしている。最終追いは31日の坂路で52秒1-12秒3と、この馬としての自己ベストを更新。好仕上がりでレースを迎えられそうだ。
⑨サーマルソアリング【B】
栗東坂路単走。前走後は短期放牧を挟み、17日の坂路から調教を再開。27日にはCウッドで4ハロンから追われ、52秒4-11秒4をマークした。直前31日には坂路で53秒9-12秒2を単走で乗られており、休み明けだった前走を叩いて気配も上向いているようである。
❶アキュートガール・尾林師「前走は他馬と斤量差があったし、前も止まらなかった。状態は安定しており、出来落ちはない」
❷ヴィブラフォン・高木師「1700メートルで勝っているので距離は問題ない。先行かハナに行ってもいい」
❸アンティキティラ・別府師「順調で馬も元気だが、今回はJRA馬が相手。胸を借りるつもりで」
❹スマイルミーシャ・飯田師「リフレッシュ明けで帰厩後の状態がよく、坂路で乗った効果でトモに力強さも出てきた」
❺アーテルアストレア・橋口師「前回は休み明け感があり、何とか間に合った形だった。コース形態は向かないと思うが、能力の高さで克服してほしい」
❻レッツゴーローズ・保利良平師「フワフワしたところが残っている。騎手に調教を乗ってもらっていて癖をつかんでくれれば」
❼ライオットガール・中村師「変わりなく順調。乗りやすい馬なので舞台替わりは気になりません」
❽キャリックアリード・藤田師「コーナーのキツい川崎で走れているので園田も問題ないと思う」
❾サーマルソアリング・田代助手「(前走は)勝ちに行って、前をつかまえにいっての2着。牝馬限定だし、力を出せば楽しみ」
❿マヤローザ・尾林師「安定してどこからでもレースができるタイプ。一つでも上の着順を狙いたい」
⓫エイシンレミー・伊藤好師「間隔は詰まっていますが、状態は変わりなくきています」
⓬マラッカ・井樋師「体調も上がっていますが、今回はメンバーが強いね」
2019年以降、3着以内に好走した15頭のうち8頭が、前走1~3着で入線していた。非該当馬は、勝ち馬に2頭、2着馬に3頭、3着馬に2頭。なお、前走4着以下から巻き返しがあるとすれば、牡馬混合戦あるいはG2・Jpn2以上のレースに出走していた場合となる。前走が牝馬限定戦かつG3・Jpn3で4着以下に敗れていた馬は割り引いて考えたい。
減点対象馬
①アキュートガール、⑦ライオットガール
2019年以降、3着以内に好走した15頭のうち12頭が、前走1~5着で入線していた。非該当馬は、勝ち馬に2頭、2着馬に0頭、3着馬に1頭。なお、前走6着以下ながら3着以内に好走した3頭は、いずれも前々走では1~5着で入線していた。前2走とも6着以下に敗れていた馬は軽視が妥当だろう。
減点対象馬
⑪エイシンレミー
2019年以降、3着以内に好走した15頭のうち14頭が、前走で1800m以上のレースに出走していた。非該当馬は、勝ち馬に1頭、2着馬に0頭、3着馬に0頭。2022年1着テオレーマ(前走金沢ダート1500m)のように、例外があるとすれば持ち回りのJBC開催あるいは格上のG2・Jpn2以上に出走していた馬となる。
減点対象馬
②ヴィブラフォン、③アンティキティラ、⑫マラッカ
2019年以降、3着以内に好走した15頭のうち14頭が、JRA所属馬だった。地方所属馬は、勝ち馬に0頭、2着馬に1頭、3着馬に0頭となり、2012年1着ハルサンサン(船橋)を最後に勝利から遠ざかっている。
減点対象馬
①アキュートガール、③アンティキティラ、④スマイルミーシャ、⑥レッツゴーローズ、⑧キャリックアリード、⑩マヤローザ、⑪エイシンレミー、⑫マラッカ
※上記データはいずれも2019~2023年のTCK女王盃(兵庫女王盃の前身とされるダートグレード競走)より
2019年以降、産駒が3着以内に好走した種牡馬の大まかな系統は、サンデーサイレンス系が5頭、A.P. Indy系が4頭、Kingmambo系が2頭、そのほか4頭。なお、以下データや予想については前身とされるTCK女王盃を参考とする。
データ集計期間内では直系の好走例こそ2021年2着レーヌブランシュ(父クロフネ)に限られるが、これまで幾度となくDeputy Ministerの血を引く馬が勝ち負けを演じてきた経緯があり、昨年においても勝ち馬グランブリッジは父シニスターミニスターを介して同血脈を保持していた。
ほか、近年はA.P. Indyの直系も上位争いを繰り広げており、2019年3着ラビットラン(父Tapit)、2020年1着マドラスチェック(父Malibu Moon)、2022年3着ブランクチェック(父パイロ)、2023年1着グランブリッジ(父シニスターミニスター)とさまざまな種牡馬の産駒が活躍している。
ライオットガールは、父シニスターミニスター×母マリアビスティー(母の父ハーツクライ)。同産駒からは昨年のTCK女王盃勝ち馬グランブリッジが出ており、A.P. Indy直系の勢いはもちろんのこと、Deputy Ministerを内包する観点からも父は注目に値する種牡馬といえる。なお、本馬は母系にトニービンやサンデーサイレンスを併せ持つ血統構成からもグランブリッジを引き合いに出しやすい。変則2連覇を狙った前走クイーン賞はいかにも休み明けといった凡戦であり、ひと叩きされた今回はA.P. Indy系特有の持久力勝負での強みも活きてくるだろう。
ヴィブラフォンは、父ドレフォン×母ヴィンテージローズ(母の父ゼンノロブロイ)。まず、父ドレフォンを介してDeputy Ministerを内包するが、同馬の母EltimaasはVice Regent(=Deputy Ministerの父)とヴァイスリーガル兄弟の血を引く意欲的な配合が特徴的でもある。一方、本馬自身は通称“バラ一族”と称される血筋であり、近親にはローズキングダムやスタニングローズといったG1馬ほか、園田のダートグレード競走である兵庫ジュニアグランプリで3着となったゼルトザームも挙げられる。本馬はこの父の産駒らしいスピードと器用さを兼ね備えたタイプとなるため、はじめての園田競馬場も歓迎となりそうだ。
昨年までおもに1月下旬に大井1800mで行われていたJpn3・TCK女王盃が、古馬牝馬の重賞路線の整備により舞台を園田1870mに移し、『兵庫女王盃』と名を改めて行われる。これに伴って兵庫では年始に兵庫女王盃の前哨戦として、同距離重賞・コウノトリ賞が新設。今後はより兵庫勢の地の利を生かした活躍が期待できる。
またこの時期は牝馬トップクラスの繁殖入りや休養により、新興勢力が出走してくるのが特徴。しかし、前年のJBCレディスクラシックの優勝馬が出走してくれば最有力で、過去10年の成績は【4・1・1・1】。1着の該当馬は2014年のメーデイア、2015年のサンビスタ、2016年のホワイトフーガ、2020年のテオレーマ。2着の該当馬はヴァレーデラルナ、3着の該当馬は2017年のホワイトフーガ。
唯一、4着以下に敗れたのが2018年のララベル(5着)だが、本馬はJBCクラシックそのものを最後の直線で最内のプリンシアコメータの進路を閉める斜行で優勝しており(進路をカットされたプリンシアコメータはアタマ差2着)、この優勝の価値が疑わしいものがあった。またデータ上は、前年のJBCレディスクラシックでアタマ差以上で優勝した馬は、【4・1・1・0】となっている。
さらに前年のJBCクラシックで5着以内だった、前年の関東オークス連対馬も過去10年の成績は【3・1・0・0】と連対率100%だ。1着の該当馬は、2016年のホワイトフーガ、2020年のマドラスチェック、2023年のグランブリッジ。2着の該当馬は、2021年のレーヌブランシュ。遡れば2012年の2着馬カラフルデイズも、前年の関東オークス馬である。この時期は4歳馬の成長が著しく有力だ。
その他、前年のJpn2・レディスプレリュードの優勝馬で、JBCレディスクラシックで3着以内だった馬も過去10年の成績は【2・0・1・0】と有力。1着の該当馬は、2014年のメーデイア、2020年のマルシュロレーヌ。3着の該当馬は、2023年のプリティーチャンス。
また前年のJpn2・ブリーダーズゴールドカップの優勝馬で、JBCレディスクラシックで3着以内だった馬も過去10年の成績は【2・0・1・0】と有力。1着の該当馬は、2015年のサンビスタ、2023年のグランブリッジ。3着の該当馬は、2019年のラビットラン。レディスプレリュード同様に、ここでの活躍が期待できる。
一方、上がり馬では前々走で2勝クラスを制し、前走で3勝クラスを連対、もしくは前々走で3勝クラスを制し、前走でオープンかリステッド競走を連対していた馬は有力。過去10年の成績は【1・1・2・0】となっている。
1着の該当馬は、2017年のワンミリオンス。2着の該当馬は、2014年のワイルドフラッパー。3着の該当馬は、2015年のソーミラキュラス、2019年のメモリーコウだ。2013年に優勝したメーデイアも前記に該当している。優勝したメーデイアとワンミリオンスともに4歳馬だったこともポイントで、実績馬が不在になることが多いこのレースでは、勢いのある馬。特に4歳馬は侮れない。
また滅多に出走してこないが、近2走ともJRAのオープン及びリステッド競走で連対していた馬も有力。過去10年で該当馬は昨年の2着馬ショウナンナデシコ1頭のみだが、このレベルの馬ならば無条件で有力だろう。牝馬限定のJpn3とJRAのオープンではおおよそ同等かそれ以上のレベルだ。昨年4番人気と人気薄で驚いたが、このタイプは積極的に狙いたい。
今度は穴馬候補を紹介しよう。最有力は前走のクイーン賞(昨年11月末と今年2月に行われているが、ここではあくまでも前走にこだわりたい)に出走し、2着~5着以内馬、着差0.7秒以内の条件を満たしていた中央馬だ。それらの過去10年の成績は【1・3・1・1】。2017年のタイニーダンサーこそ8着に敗れているが、6頭中5頭が巻き返しているのだから素晴らしい。
1着の該当馬は、2023年のグランブリッジ(2番人気)、2着の該当馬は、2015年のアクティビューティ(5番人気)、2016年のパワースポット(4番人気)、2021年のアンデスクイーン(2番人気)。3着の該当馬は、2014年のカラフルデイズ(5番人気)だ。前年にJpn2を優勝しているとそれなりに人気になるが、それ以外は4~5番人気になることが多い。
一方、前走のクイーン賞が初グレード制覇だった馬は、2014年のアクティビューティ、2015年のトロワボヌール、2016年のディアマイダーリン、2017年のプリンシアコメータは、2019年のアイアンテーラー、2020年のクレイジーアクセル、2022年ダイアナブライトとことごとく敗れているのでご注意を!!
アクティビューティ、トロワボヌールの4着が最高着順で、さらに遡っても2012年のレッドクラウディアの3着が最高だ。クイーン賞のレベルに問題があるというよりも、前走を大目標とし、そこで好走すると余力がないということだ。
最後に穴馬候補をもうひとつ。地方の4歳馬の活躍が目立つということ。過去10年で地方馬で連対したのは、2017年のリンダリンダ(2着)、2019年のマルカンセンサー(2着)の2頭だが、どちらも4歳馬だった。遡って2012年の優勝馬ハルサンサンも4歳馬だった。
ハルサンサンもリンダリンダも地方の最強3歳牝馬決定戦の前年のロジータ記念の連対馬だが、マルカンセンサーは格下だった。極端に内2頭分が伸びる馬場を利したにせよ、成長力もあったはず。勢いある4歳馬は、ちょっとしたきっかけでクラスの壁を突破することもあることを、忘れずにいたほうがいいだろう。舞台を園田に移した今後は、このレースの前哨戦であるコウノトリ賞の勝ち馬が4歳馬だった場合には注意したい。
その他、前年の東京シンデレラマイルに出走していた馬の一発も目立つ。2017年の2着馬リンダリンダ(7番人気)、2018年の3着馬ラインハート(6番人気)、遡れば2012年の優勝馬ハルサンサン(7番人気)、2010年の3着馬コスモプリズム(6番人気)、2009年の3着馬パノラマビューティ(5番人気)もそうだ。
コスモプリズムやラインハートは、東京シンデレラマイルでは4着以下に敗れているが、もともとの実績から東京シンデレラマイルでは1番人気に支持された馬。パノラマビューティやハルサンサン、リンダリンダは、東京シンデレラマイルで連対していた。舞台を兵庫に移したことで、今後、東京シンデレラマイル組の出走は激減する可能性が高いが、出走してきた場合には視野に入れたい。
まとめるとこうなる!
●本命候補
・前年のJBCレディスクラシックをアタマ差以上で優勝した実績馬。
・前年のJBCレディスクラシックで5着以内の前年の関東オークス連対馬。
・前年のレディスプレリュードの優勝馬でJBCレディスクラシック3着以内の馬。
・前年のブリーダーズゴールドCの優勝馬でJBCレディスクラシック3着以内の馬。
・前々走で2勝クラスを制し、前走で3勝クラスを連対、もしくは前々走で3勝クラスを制し、前走でオープンかリステッド競走を連対していた上がり馬。
・近2走ともJRAのオープンかリステッド競走で連対していた馬。
●穴馬候補
・前走でクイーン賞に出走し、2着~5着以内(着差0.7秒差以内)だった馬。
※クイーン賞は昨年11月末と今年2月に行われているが、ここではあくまでも前走にこだわりたい。
・地方の4歳馬(前年のロジータ記念の連対馬、コウノトリ賞の勝ち馬はより有力)
・前年の東京シンデレラマイルで1番人気に支持された馬か、連対した馬。
●危険な人気馬
・前走のクイーン賞が初グレード制覇だった馬。
※クイーン賞は昨年11月末と今年2月に行われているが、ここではあくまでも前走にこだわりたい。
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2022年に発表された全日本的なダート競走の体系整備にともない、古馬牝馬路線は各地区から頂点競走へと向かう競走体系の構築に重きを置いた改革がなされた。そのひとつにこの兵庫女王盃も数えられるが、前身とするTCK女王盃とは施行時期やコース形態も大きく異なる一方で、エンプレス杯を目指す牝馬たちのステップレースという位置付け自体は変わっていない。また、本競走は2024年に新設された「GRANDAME-JAPAN 古馬・春シーズン」の対象競走にも組み込まれている。
兵庫女王盃 2024 |