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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 所属 | 馬体重 | タイム | 着差 | オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 6 | 7 | 牡4 | 55.0 | 川田将雅 | 安達昭夫 | JRA | 477(-1) | 2.10.3 | レコード | 8.6 | 5 | |
2 | 6 | 8 | 牡5 | 54.0 | 吉原寛人 | 矢野義幸 | 船橋 | 461(-5) | 2.10.9 | 3 | 3.4 | 2 | |
3 | 4 | 4 | 牡6 | 55.0 | 松田大作 | 須貝尚介 | JRA | 479(-1) | 2.10.9 | クビ | 4.1 | 3 | |
4 | 5 | 6 | 牡5 | 58.0 | 松山弘平 | 角田晃一 | JRA | 508(+10) | 2.11.0 | 1/2 | 3.0 | 1 | |
5 | 2 | 2 | 牡8 | 55.0 | 幸英明 | 大根田裕之 | JRA | 484(-4) | 2.12.4 | 7 | 5.9 | 4 | |
6 | 7 | 10 | 牡7 | 54.0 | 青柳正義 | 新谷功一 | JRA | 535(-1) | 2.12.9 | 21/2 | 11.6 | 6 | |
7 | 5 | 5 | 牡7 | 54.0 | 畑中信司 | 金田一昌 | 金沢 | 495(±0) | 2.13.9 | 5 | 455.0 | 11 | |
8 | 8 | 11 | 牡4 | 54.0 | 池田敦 | 高橋道雄 | 金沢 | 543(+1) | 2.14.2 | 11/2 | 138.3 | 7 | |
9 | 8 | 12 | 牡7 | 54.0 | 中島龍也 | 金田一昌 | 金沢 | 485(-2) | 2.14.5 | 11/2 | 265.6 | 9 | |
10 | 3 | 3 | 牡6 | 54.0 | 栗原大河 | 佐藤茂 | 金沢 | 494(-6) | 2.14.9 | 2 | 204.7 | 8 | |
11 | 7 | 9 | 牡6 | 54.0 | 大畑雅章 | 今津博之 | 愛知 | 439(-1) | 2.17.5 | 大差 | 496.5 | 12 | |
12 | 1 | 1 | セ11 | 54.0 | 加藤聡一 | 今津博之 | 愛知 | 479(+8) | 2.19.8 | 大差 | 421.1 | 10 |
■払戻金
単勝 | 7 | 860円 | 5番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 7 | 180円 | 5番人気 |
8 | 150円 | 3番人気 | |
4 | 140円 | 2番人気 | |
枠連複 | 6 - 6 | 2,070円 | 10番人気 |
馬連複 | 7 - 8 | 1,490円 | 9番人気 |
枠連単 | 6 → 6 | 1,720円 | 9番人気 |
---|---|---|---|
馬連単 | 7 → 8 | 3,240円 | 18番人気 |
ワイド | 7 - 8 | 500円 | 9番人気 |
4 - 7 | 620円 | 14番人気 | |
4 - 8 | 320円 | 3番人気 | |
三連複 | 4 - 7 - 8 | 2,400円 | 13番人気 |
三連単 | 7 → 8 → 4 | 14,150円 | 72番人気 |
※レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者発行のものと照合してください。
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22日(水)に行われる白山大賞典の出走馬(JRA所属馬限定)の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
②ヴェンジェンス【B】
栗東坂路単走。前走函館戦後も在厩のまま調整されており、9月に入りピッチを上げている。9日に坂路で52秒9-12秒9をマークすると、最終追いは17日。自己ベストタイとなる51秒2-12秒6で駆け上がった。長期休養明けを叩かれて気配は上向きだが、初の地方ダートと2100mへの対応がカギとなりそうだ。
④スワーヴアラミス【B】
栗東坂路単走。短期放牧から9月上旬に帰厩し、9日にCウッドで3頭併せを消化。実質的な最終追いとなった16日のCウッドでは僚馬ステラヴェローチェと併せ馬。ラストはやや遅れてしまったが、これは相手が動いただけで心配はない。直前の20日にも坂路で軽めに乗られており、連勝中のデキを維持している。
⑥マスターフェンサー【B】
栗東Cウッド単走。8月下旬に帰厩し、9月に入り2日と8日にCウッドで併せ馬を消化。最終追い切りは18日のCウッド単走で、6ハロンから一杯に追われ順調そのもの。4つ目の地方交流重賞制覇となった前走と変わらぬ仕上がりであり、このレース連覇へ向けて態勢も整った。
⑦メイショウカズサ【B】
栗東坂路単走。この中間は在厩調整で1日の坂路から計時をスタート。8日には馬なりで52秒2-13秒3。最終追いは17日で、53秒7-12秒6を単走馬なりで乗られている。1週前に全体速めで直前ラスト1ハロン重視は2走前の重賞制覇時と同じパターン。いいデキでレースを迎えられそうだ。
2016年以降、3着以内に好走した15頭のうち11頭が前走で最初のコーナーを5番手以内で通過していた。非該当馬は勝ち馬に0頭、2着馬に2頭、3着馬に2頭。ダート2100mの長距離レースとはいえ、コーナーを6回もこなさなければならないことから、スタミナとともに先行力や器用さも兼ね備えている馬でないと勝ち負けまでは望みづらい。
減点対象馬
①メイショウオオゼキ、③エイシンレーザー、⑧ミューチャリー、⑨マイネルキラメキ、⑩ヒストリーメイカー
2016年以降、3着以内に好走した15頭のうち7頭が前走で1番人気の支持を集めていた。非該当馬は勝ち馬に2頭、2着馬に2頭、3着馬に4頭。なお、前走6番人気以下だった馬の連対例はなく、前走2~5番人気で勝利した2頭はともにダートグレード競走に出走していた。
減点対象馬
①メイショウオオゼキ、②ヴェンジェンス、③エイシンレーザー、⑤ティモシーブルー、⑧ミューチャリー、⑨マイネルキラメキ、⑩ヒストリーメイカー、⑫ニーマルサンデー
2016年以降、3着以内に好走した15頭のうち10頭が前走1・2着で入線しており、非該当馬は勝ち馬に1頭、2着馬に1頭、3着馬に3頭。前走3着以下ながら連対した2頭は、どちらもJRAのダートグレード競走で1番人気に推されていたほどの馬だったことは気に留めておきたい。
減点対象馬
①メイショウオオゼキ、②ヴェンジェンス、③エイシンレーザー、⑤ティモシーブルー、⑦メイショウカズサ、⑧ミューチャリー、⑨マイネルキラメキ、⑩ヒストリーメイカー
2016年以降、3着以内に好走した15頭のうち9頭が前走でJRAの主催するレースに出走していた。非該当馬は勝ち馬に2頭、2着馬に2頭、3着馬に2頭。非該当馬のうち前走が地方ダートグレード競走または南関東の4競馬場でもなかった馬は好走例がなく、静観が妥当となっている。
減点対象馬
①メイショウオオゼキ、③エイシンレーザー、⑤ティモシーブルー、⑨マイネルキラメキ、⑪トップロイヤル、⑫ニーマルサンデー
2016年以降、3着以内に好走した種牡馬の大まかな系統は、サンデーサイレンス系が11頭、A.P. Indy系が2頭、Mr. Prospector系が2頭となっている。サンデーサイレンス系種牡馬の産駒が毎年2頭以上3着以内に好走する活躍を見せており、昨年においては1着マスターフェンサー(父ジャスタウェイ)、2着ロードレガリス(父ハーツクライ)、3着ロードゴラッソ(父ハーツクライ)とハーツクライの直系が上位を独占していた。
また、直近4年は17年インカンテーション(2代母の父Polish Precedent)、18&19年グリム(母の父シャーディー)、20年マスターフェンサー(3代母の父Chief's Crown)と母系にDanzig血脈を保持する馬が勝ち馬となっていることも気に留めておきたい。
マスターフェンサーは、父ジャスタウェイ×母セクシーザムライ(母の父Deputy Minister)。昨年のマーキュリーカップでダートグレード競走初制覇を飾ると、勢いそのままに白山大賞典、名古屋グランプリと3連勝。一方で、今年は年明けに予定していた川崎記念を外傷の影響で回避すると、その後もダイオライト記念、平安Sと不本意な結果が続いてしまっていた。復活を期して出走した前走マーキュリーカップでは58kgを背負いながら後続に2馬身差をつける快勝。長丁場のレースは最も得意とするところでもあるので、立て直しに成功したいまの状態であれば、白山大賞典2連覇にも期待が持てそうだ。
スワーヴアラミスは、父ハーツクライ×母ベイトゥベイ(母の父Sligo Bay)。今年の大沼Sで59kgの酷量を背負いながら2着と復調の気配を見せると、その後はマリーンS、エルムSと2連勝を達成。北海道開催を得意としていることから、いまの季節とも相性がいいのだろう。本馬は好相性を示すハーツクライの直仔となるが、長距離を得意とする父の産駒らしいスタミナがあり、最後までしぶとく脚を使う勝負根性にも目を見張るものがある。なかなかに癖の強いタイプでもあるので、本馬のことを熟知している松田大作騎手が引き続き手綱を取ることも心強い。
本州日本海側および北陸地方唯一の競馬場、金沢で行われる白山大賞典。このレースは、ブリーダーズゴールドカップが牡馬混合のGⅡで行われていた頃は、同レースの3着以内馬が活躍していた。2008年-2013年までの5年間を見ても【2・2・4・0】という成績。2009年のアドマイヤスバル、2011年のシビルウォーなどの優勝馬を始め、2008年にヤマトマリオン、2013年にハタノヴァンクールが2着に好走するなどとにかく活躍が目立ち、その次走のJBC本番で穴を開けたこともあった。
しかし、ブリーダーズゴールドカップが牝馬限定GⅢになってからは、以前ほど実績馬が集わなくなり、交流重賞に新規参戦の新興勢力が活躍している。近3走でJRAの距離1700m以上のダートグレードで連対していた馬の過去10年の成績は、【6・2・0・0】と連対率100%もある。
1着の該当馬は、2012年のニホンピロアワーズ、2013年のエーシンモアオバー、2016年のケイティブレイブ、2017年のインカンテーション、2018年-2019年のグリム。2着の該当馬は、2018年のセンチュリオン、2019年のデルマルーヴルだ。出走してくれば信頼できる。
また、前記のレースにはレパードSも含まれているが、同じ3歳重賞のジャパンダートダービー2着馬(1着馬は未出走)も活躍しており、過去10年の成績は【1・0・1・0】だ。1着の該当馬は2016年のケイティブレイブ、3着の該当馬は2010年のコスモファントムで、3歳馬は斤量52Kgで出走できる優位性がある。
さらに近年の白山大賞典は、JBC本番よりもこの先の浦和記念、名古屋グランプリへと繋がることが多く、過去10年の傾向としては、前年の名古屋グランプリで3着以内馬が活躍している。過去10年の成績は【2・3・2・0】。このうち3度はエーシンモアオバーの活躍によるものだが、それ以外でも2011年のシビルウォーが1着、2016年のアムールブリエが2着、2017年-2018年のカツゲキキトキトは2着、3着と活躍している。
他では前走で大井の東京記念を3コーナー先頭だった馬も、過去10年で【0・2・0・0】と活躍。2014年のサミットストーン、2017年のカツゲキキトキトが連対している。他地区の地方馬が出走してくることはそう多くもないが、該当馬が出走していれば有力ということになる。
さて、今度は穴馬を紹介。ダートグレードでの穴馬といえば地方馬だが、このレースで連対した地方馬は、地元のトップクラスが集う同年の百万石賞(ダ2300m)か東京記念(ダ2400m)で連対しているという共通項があった。2013年のナムラダイキチ、2014年のサミットストーン、2017年-2018年のカツゲキキトキト、さらに遡って2010年のジャングルスマイル、2006年のビッグドンが前記に該当する。
ナムラダイキチ、ジャングルスマイル、ビッグドンは金沢のトップクラスが集う百万石賞の連対馬。サミットストーンやカツゲキキトキトは地方のトップクラスが集う東京記念の連対馬だ。ナムラダイキチのように何度も大差勝ちで連勝を重ねていたり、サミットストーンのようにダートグレードでの実績があると、このレースでも上位人気に支持される。
しかし、前記条件を満たしながらも、勝ち方が地味だったり、ダートグレードの実績がないと人気になりにくい。カツゲキキトキトの過去2年ともに5番人気。ジャングルスマイルは5番人気、ビッグドンは7番人気だ。ただし、百万石賞は2016年より、距離2100mに変更。金沢は長距離番組が多いことが魅力だったが、それが少なくなったことで、ステイヤーが育たなくなってきているのも事実。近年、金沢勢の活躍が見られないのは、その影響もありそうだ。
まとめるとこうなる!
●本命候補
・近3走でJRAの1700m以上のダートグレードで連対していた馬。
・同年のジャパンダートダービーの連対馬。
・前年の名古屋グランプリで3着以内馬。
・前走東京記念に出走し、3コーナー先頭だった馬。
●穴馬候補
・距離2300m~2400mの同年の地方馬限定の古馬重賞の連対馬。
(現在は、東京記念が該当)
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競走名は石川県と岐阜県にまたがる白山に由来。過去の勝ち馬にはイングランディーレにタイムパラドックス、スマートファルコン、ニホンピロアワーズ、ケイティブレイブなど、のちにG1・Jpn1を制する馬たちが名を連ねており、出世レースとしても名高いダートグレード競走だ。地元の金沢所属馬もエイシンクリバーン、ビッグドン、ジャングルスマイル、ナムラダイキチがJRA所属馬を相手に2着と善戦。リピーターの活躍も目立つ傾向にあり、2018年に従来のコースレコードを1秒1更新したグリムは翌2019年も勝利し、2連覇を果たしている。