白山大賞典2019-レース結果

白山大賞典

2019年10月1日(火) 16:25

白山大賞典 Jpn3

金沢競馬場/ダート/2100m

レース結果

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山崎エリカのダートグレード攻略 ~白山大賞典2019~

【山崎エリカのダートグレード攻略~白山大賞典2019~

2019年9月30日(月) 15:55

山崎エリカ

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 本州日本海側および北陸地方唯一の競馬場、金沢で行われる白山大賞典。この時期は『Road to JBC』と称して、日本テレビ盃南部杯東京盃レディスプレリュードなどのJBC指定競走が行われますが、唯一、それに所属しないのがこのレースです。つまり、日本テレビ盃南部杯と比べると、メンバーが落ちるということ。

 それでもこのレースは、2011年から2013年の3年間の賞金が高額だったため、金沢でJBCが開催された2013年には、同年の川崎記念の優勝馬ハタノヴァンクールが出走してきたこともありました。しかし、基本的にJBCに繋がるというよりは、この先の浦和記念、名古屋グランプリへと繋がるレース。長距離志向が強く、過去1年以内にダ2000m以上のダートグレード勝ちのある馬が活躍しています。

 かつてブリーダーズゴールドCが牡馬混合のG2で行われていた頃は、同年の同レースの3着以内馬が活躍していました。2008年-2013年までの5年間を見ても【2・2・4・0】という成績。2009年のアドマイヤスバル、2011年シビルウォーなどの優勝馬を始め、2008年にヤマトマリオン、2013年にハタノヴァンクールが2着入線するなど、とにかく同年のブリーダーズゴールドCの連対馬を3連複の軸にすれば、「間違いない」というレベルの安定感がありました。

 しかし、ブリーダーズゴールドCが牝馬限定のG3となってからは、前年の名古屋グランプリで3着以内だった馬の活躍が目立つようになりました。このレースでの成績は、過去10年で【2・3・2 0】と、かつてのブリーダーズゴールドCの連対馬に見劣りしない成績。このうち3度はエーシンモアオバーの活躍によるものですが、それ以外でも、2010年のシビルウォー・1着、2016年のアムールブリエ・2着、2017年-2018年のカツゲキキトキトは2着、3着と活躍しています。

 また、このレースは3歳馬に斤量の優位性があり、ジャパンダートダービーレパードSの連対馬も活躍。ジャパンダートダービーの優勝馬はJBCクラシックを目指すことが多く、ここよりも日本テレビ盃に出走しますが、ジャパンダートダービーの2着馬やレパードSの連対馬は、しばしばここに出走してきます。

 同年のジャパンダートダービーで2着だった馬のこのレースでの成績は、過去10年で【1・0・1・0】。1着の該当馬は、1着の該当馬は、2016年のケイティブレイブ。3着の該当馬は、2010年のコスモファントムです。遡れば2008年のジャパンダートダービーの2着馬スマートファルコンも、このレースを優勝しました。

 さらにレパードSの連対馬の成績は、過去10年で【2・0・0・0】。該当馬は、2016年のケイティブレイブと昨年のグリムです。ジャパンダートダービーの2着馬もレパードSの連対馬も出走頭数こそ少ないものの、しっかりと結果を出しています。

 他に同年のマーキュリーCの3着以内馬も有力ですが、昨年のミツバのように、前走でダートグレードに出走し、連対している馬は通用していません。しかし、マーキュリーCからの直行馬か同レースで3着かつ、前走ダートグレードで3着以下だった馬は有力で、過去10年の成績は【0・0・4・0】。

 2011年のメイショウタメトモ、2015年のソリタリーキング、2016年のストロングサウザー、2017年のクリノスターオーが揃って3着でした。しかし、2008年にはマーキュリーCの3着馬ヤマトマリオンが2着に好走しており、この年の3着馬のサカラ―トもマーキュリーCの優勝馬でした(ともに直行)。

 さて、今度は穴馬を紹介。ダートグレードでの穴馬といえば地方馬ですが、このレースで連対した2010年のジャングルスマイル、2013年のナムラダイキチ、2014年のサミットストーン、2017年-2018年のカツゲキキトキト、さらに遡って2006年のビッグドンは共通項があります。その共通項は、地元トップクラスが集う同年の百万石賞(ダ2300m)か東京記念(ダ2400m)で連対していること。

 ジャングルスマイル、ナムラダイキチ、ビッグドンは金沢のトップクラスが集う百万石賞の連対馬。サミットストーンやカツゲキキトキトは地方のトップクラスが集う東京記念の連対馬です。ナムラダイキチのように何度も大差勝ちで連勝を重ねていたり、サミットストーンのようにダートグレードでの実績があると、このレースでも上位人気に支持されます。

 しかし、前記条件を満たしながらも、勝ち方が地味だったり、ダートグレードの実績がないとほとんど人気がありません。ジャングルスマイルは5番人気、ビッグドンは7番人気、カツゲキキトキトの過去2年ともに5番人気でした。ただし…百万石賞は2016年より、距離2100mに変更。金沢は長距離番組が多いことが魅力でしたが、少なくなったことでステイヤーが育たなくなってきているのも確か。その辺の影響はありそうです。


 まとめるとこうなります!

 ●本命候補
 ・前年の名古屋グランプリで3着以内だった馬。
 ・同年のジャパンダートダービーの連対馬。
 ・同年のレパードSの連対馬。
 ・同年のマーキュリーCの3着以内馬。
  (前走のダートグレードで連対していた馬は除く)

 ●穴馬候補
 ・距離2300m~2400mの同年の地方馬限定の古馬重賞の連対馬。
  (現在は、東京記念が該当)


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山崎エリカのダートグレード攻略

新着ニュース ~白山大賞典2019~

過去10年の結果 ~白山大賞典 2019~

2018年 白山大賞典 2018年10月2日(火) 金沢11R ダート2100m 稍重 11頭

白山大賞典

1着 11 グリム 3.5倍(2人気) 内田博幸 2.11.4
2着 8 センチュリオン 6.6倍(4人気) 大野拓弥 2.12.5
3着 5 カツゲキキトキト 18.4倍(5人気) 大畑雅章 2.12.8
単勝 11 350円(2人気) 3連複 5-8-11 3,700円(12人気)
馬連 8-11 1,090円(5人気) 3連単 11→8→5 10,960円(42人気)
開催日 場名 頭数 馬場 勝ち馬 オッズ 人気 騎手 所属 勝ちタイム
2017/10/3
白山大賞典
金沢 10 不良 インカンテーション 2.0倍 1 岩田康誠 JRA 2.13.6
2016/10/4
白山大賞典
金沢 12 ケイティブレイブ 2.1倍 1 武豊 JRA 2.15.1
2015/10/6
白山大賞典
金沢 12 マイネルバイカ 10.1倍 4 柴田大知 JRA 2.14.9
2014/10/7
白山大賞典
金沢 10 エーシンモアオバー 5.1倍 4 岩田康誠 JRA 2.12.5
2013/10/8
白山大賞典
金沢 12 エーシンモアオバー 5.4倍 4 岩田康誠 JRA 2.13.6
2012/10/2
白山大賞典
金沢 12 不良 ニホンピロアワーズ 1.5倍 1 酒井学 JRA 2.12.9
2011/10/4
白山大賞典
金沢 12 シビルウォー -- 3 吉田豊 JRA 2.14.3
2010/10/5
白山大賞典
金沢 11 パワーストラグル -- 2 後藤浩輝 JRA 2.13.1
2009/10/6
白山大賞典
金沢 9 アドマイヤスバル -- 2 勝浦正樹 JRA 2.13.5

歴史・レース概要 ~白山大賞典2019~

1981年、金沢ダート2300mを舞台に創設。翌1982年からは地方競馬のなかでも有数の長距離戦としてダート2600mで行われてきたが、指定交流競走となった1997年にダート2100mへと距離を短縮。以降、馬インフルエンザの影響があった2007年を除けば、いずれもJRA所属馬が勝利を収めている。金沢競馬場で施行される唯一の地方交流重賞でもあり、JBC競走や浦和記念の前哨戦としての役割も担う。

執筆者:ウマニティ競馬研究所(略してウマケン)

口コミ情報 ~白山大賞典2019~

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