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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 所属 | 馬体重 | タイム | 着差 | オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 2 | 牡2 | 55.0 | 三浦皇成 | 高柳瑞樹 | JRA | 492(+8) | 1.53.0 | 5.5 | 3 | ||
2 | 3 | 4 | 牡2 | 55.0 | 阪野学 | 田中正二 | 北海道 | 486(-6) | 1.53.3 | 11/2 | 4.4 | 1 | |
3 | 5 | 8 | 牡2 | 55.0 | 笹川翼 | 川島雅人 | 北海道 | 468(±0) | 1.53.5 | 1 | 6.4 | 4 | |
4 | 6 | 10 | 牡2 | 55.0 | 池添謙一 | 濱田多實雄 | JRA | 482(+2) | 1.54.0 | 21/2 | 10.1 | 6 | |
5 | 8 | 13 | 牡2 | 55.0 | 服部茂史 | 田中淳司 | 北海道 | 488(-6) | 1.54.1 | 1/2 | 4.7 | 2 | |
6 | 8 | 14 | 牡2 | 55.0 | 松井伸也 | 田中正二 | 北海道 | 460(+2) | 1.54.4 | 11/2 | 105.1 | 12 | |
7 | 4 | 6 | 牝2 | 54.0 | 岩橋勇二 | 石本孝博 | 北海道 | 474(-6) | 1.54.6 | 1 | 23.1 | 10 | |
8 | 7 | 11 | 牡2 | 55.0 | 落合玄太 | 田中正二 | 北海道 | 444(+4) | 1.54.8 | 1 | 336.1 | 14 | |
9 | 4 | 5 | 牡2 | 55.0 | 田邊裕信 | 伊藤圭三 | JRA | 470(±0) | 1.55.1 | 11/2 | 8.2 | 5 | |
10 | 6 | 9 | 牡2 | 55.0 | 阿部龍 | 角川秀樹 | 北海道 | 488(-2) | 1.55.1 | ハナ | 22.0 | 9 | |
11 | 5 | 7 | 牡2 | 55.0 | 勝浦正樹 | 稲垣幸雄 | JRA | 506(+10) | 1.55.4 | 11/2 | 12.2 | 7 | |
12 | 1 | 1 | 牡2 | 55.0 | 桑村真明 | 角川秀樹 | 北海道 | 502(+4) | 1.55.5 | 3/4 | 122.7 | 13 | |
13 | 3 | 3 | 牡2 | 55.0 | 宮崎光行 | 角川秀樹 | 北海道 | 520(+13) | 1.57.1 | 8 | 18.2 | 8 | |
14 | 7 | 12 | 牡2 | 55.0 | 川又賢治 | 鮫島一歩 | JRA | 476(±0) | 2.02.8 | 大差 | 64.2 | 11 |
■払戻金
単勝 | 2 | 550円 | 3番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 2 | 180円 | 3番人気 |
4 | 160円 | 1番人気 | |
8 | 200円 | 4番人気 | |
枠連複 | 2 - 3 | 1,090円 | 4番人気 |
馬連複 | 2 - 4 | 1,460円 | 5番人気 |
馬連単 | 2 → 4 | 2,480円 | 5番人気 |
---|---|---|---|
ワイド | 2 - 4 | 580円 | 4番人気 |
2 - 8 | 840円 | 7番人気 | |
4 - 8 | 540円 | 3番人気 | |
三連複 | 2 - 4 - 8 | 2,580円 | 4番人気 |
三連単 | 2 → 4 → 8 | 12,790円 | 16番人気 |
※レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者発行のものと照合してください。
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3日(水)に行われるJBC2歳優駿の出走馬(JRA所属馬限定)の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
②アイスジャイアント【B】
美浦坂路併走。10月7日に美浦トレセンへ帰厩し14日に坂路で強め乗られると、21日には一杯に追われ52秒7-12秒1の自己ベストをマーク。28日の最終追いでは53秒5-12秒4で追走併入を果たしている。いきなりの相手強化だが、状態は上向いており要注意な存在だ。
⑤コマノカモン【B】
美浦ウッド併走。前走後は短期放牧を挟み、帰厩後は坂路で調整されてから28日に北海道移動前の最終追い切り。一杯に追われてラストまでいい伸びで先着を果たしている。前走時から大きく変わった点こそないものの、キャリアを積んだことはプラスになりそうだ。
⑦ワカミヤプレスト【B】
美浦ダート併走。前走勝利後は在厩での調整。20日のウッド併せ馬では遅れたものの、最終追いとなった29日の北Cコースでの併せ馬では追走先着を果たしている。前走勝利のデキを維持していると言え、相手強化となる重賞でどこまでやれるか見てみたい。
⑩オディロン【B】
栗東坂路単走。前走後は坂路調整で、21日には併せ馬で53秒1-12秒2と時計を詰めて先着を果たした。24日に馬なりで乗られてから北海道へ移動している。ダート替わりの前走を勝利してから大きく変わった感はないものの、デキ落ちもなく順調である。
⑫サーティファイド【B】
栗東坂路併走。前走新潟戦勝利後は在厩での調整。間隔が詰まっていることと、北海道への輸送を考慮して時計になったのは24日の1本のみ。坂路で55秒1-12秒8と、ラスト重視で併入を果たしている。前走勝ちのデキを維持しているといえる。
2016年以降、3着以内に好走した15頭のうち13頭が前走も1~3着で入線しており、前走で4着以下に敗れていた馬は勝ち馬に0頭、2着馬に1頭、3着馬に1頭。4着以下からの巻き返しがあるとすれば前走で1~3番人気に支持されていた上位人気馬が多く、昨年に13番人気2着と激走し、波乱の立役者となったトランセンデンス(前走3番人気5着)もこのパターンとなる。
減点対象馬
①グレイテストワーク、⑤コマノカモン、(⑨モーニングショー)、⑪ファーガス
2016年以降、3着以内に好走した地方所属馬8頭のうち7頭が前走で1700mまたは1800mのレースに出走しており、非該当馬は勝ち馬に0頭、2着馬に1頭、3着馬に0頭。とくにサンライズカップを使われていた馬が中心となっている。
減点対象馬
③エンリル、⑥スピーディキック
2016年以降、3着以内に好走したJRA所属馬7頭のうち5頭が前走で1400mまたは1600mのレースに出走しており、非該当馬は勝ち馬に0頭、2着馬に0頭、3着馬に2頭。地方所属馬と異なり、JRA所属馬は前走から200~400mの距離延長で臨む馬が好走しやすい。
減点対象馬
②アイスジャイアント、⑦ワカミヤプレスト、⑩オディロン、⑫サーティファイド
2016年以降、3着以内に好走した15頭のうち13頭が前走で地方ならば公営重賞、中央ならば1勝クラス(500万下)に出走していた。非該当馬は勝ち馬の0頭、2着馬に0頭、3着馬に2頭。中央で新馬や未勝利を勝ち上がったばかりの馬は過信禁物と言えるだろう。
減点対象馬
②アイスジャイアント、⑦ワカミヤプレスト、⑩オディロン、⑫サーティファイド
※文中のデータは北海道2歳優駿として施行された2016~2019年も含む。
2016年以降(北海道2歳優駿含む)、3着以内に好走した種牡馬の大まかな系統は、サンデーサイレンス系が7頭、Northern Dancer系が3頭、Mr. Prospector系が3頭、そのほか2頭。2歳のダートグレード競走ということもあり、種牡馬傾向はさまざまとなるが、ヴィットリオドーロ(18年イグナシオドーロ)、キズナ(19年キメラヴェリテ)といった新種牡馬の産駒も勝ち馬として名を連ねている。
なお、JBC2歳優駿として新設された昨年はシニスターミニスター産駒の6番人気ラッキードリームが勝利しており、2着トランセンデンス(母の父シニスターミニスター)、3着レイニーデイ(母の父ボストンハーバー)と上位入線を果たした3頭は、いずれも父または母の父にSeattle Slewの血脈を引いていた。
リコーヴィクターは、父クリエイター2×母リコーフィオラノ(母の父シンボリクリスエス)。父クリエイター2はSeattle Slew直系のTapit産駒となるが、本馬は母の父シンボリクリスエスからもSeattle Slewの血を引いている。2走前のサッポロクラシックカップではレコードを更新する強い勝ち方を披露していたように、タフなペースでの持続力勝負を得意とする配合と言えるだろう。中央馬も参戦するダートグレード競走であれば、誂え向きの展開になる可能性が高そうだ。
モーニングショーは、父シニスターミニスター×母ロマンチック(母の父サウスヴィグラス)。3代母カシワズプリンセスは92年羽田盃など大井の公営重賞を3勝。昨年、シニスターミニスターの血を引く人気薄が1・2着となっていたことを踏まえるとぞんざいには扱えず、母の父サウスヴィグラスも北海道2歳優駿時代には幾度となく好走馬を送り出してきた実績がある。距離を伸ばしてからは着順こそ落としているものの、決して距離が持たないという感じでもなく、前走も本番を見据えて乗り方を変えていた印象を受けた。
JBC2歳優駿は2019年まで「北海道2歳優駿」として行われていたが、昨年よりJBCの2歳カテゴリー競走としてリニューアル。第1回の昨年は3着こそ中央馬だったものの、門別のラッキードリーム(8番人気)とトランセンデンス(13番人気)がワン、ツーを決め、馬複1万7980円、3連単37万5940円という波乱の幕開けとなった。
まず、このレースの特徴は、2歳最初のダートグレードであるエーデルワイス賞ほどではないにせよ、地方馬が活躍しているということ。実際に過去10年で中央馬は1着6回、2着5回、3着4回に対して地方馬は1着4回、2着5回、3着6回という成績。エーデルワイス賞よりも中央馬がやや優勢になるのは、秋口から中央の2歳1勝クラスが豊富に施行されることが影響している。
このレースの主な対戦図式は、中央の1勝クラスvs門別の重賞上位馬だが、中央の短距離の1勝クラス組は、距離の壁で取りこぼすことも少なくない。最有力は王道路線のプラタナス賞(東京ダ1600m)の勝ち馬で、過去10年の成績は【2・0・1・1】。1着の該当馬は、2011年のオーブルチェフと2016年のエピカリス。3着の該当馬は、2015年のエネスクである。
唯一、大敗したのは2020年のタイセイアゲインだが、昨年度は例年のプラタナス賞と比べてレベルが低かったもの。2011年のオーブルチェフは2着につけた着差は0.8秒、2016年のエピカリスが2着につけた着差は1.1秒だったことから、プラタナス賞で0.8秒差以上、圧勝している馬が出走している場合のみ、本命視したい。
今度は地方の有力馬を紹介すると、北海道の強豪が集結するH2・栄冠賞の連対馬だ。また、この北海道重賞は地方の重賞で一番速い同年6月に施行されるもの。このレースで連対するということは完成度の高さも意味する。ただし、栄冠賞は1200m戦。なかには今回の距離1800mが持たない馬もいる。
そこで栄冠賞で連対かつ、前走で距離1600mの牝馬限定戦、H2・フローラルCか、距離1700mのH2・サンライズCで優勝していた馬という条件をつけると、過去10年の成績は【1・1・0・0】。2015年にタイニーダンサーが優勝、2016年にヒガシウィルウィンが2着と好走していた。
さらに栄冠賞以上に強豪が集結するH1・ブリーダーズゴールドジュニアCで連対かつ、フローラルCやサンライズCで勝利していた馬も有力。過去10年の成績は【0・1・1・0】で、ヒガシウィルウィンが2着、カイカヨソウが3着と好走していた。遡れば2009年にビッグバンも優勝している。
しかし、それらは地方馬ながら、上位人気に支持されることが多い馬たち。馬券妙味がたっぷりあるのは、サンライズCの2着、3着馬だ。中央の500万下(1勝クラス)の勝ち馬が1頭も出走していなかった2018年こそサンライズCの2着馬ウィンターフェルが1番人気で2着だったが、優勝した6番人気のイグナシオドーロは同レースの3着馬だった。
他にも2015年の2着馬スティールキング(8番人気)を始め、2013年・エイシンホクトセイ(10番人気)、2014年・クラバズーカー(8番人気)2016年・スウィフトハート(5番人気)、2017年のサザンヴィグラス(5番人気)などが、3着以内に好走している。
サンライズCの2着、3着馬の中でも最有力なのは、2019のイグナシオドーロやスティールキング、エイシンホクトセイのように、サンライズCで逃げて3着以内だった馬だ。門別はダートが深くて前が厳しい流れになりやすいため、前走のサンライズCで逃げて3着以内の馬は、注意したほうが良い。該当馬は前記3頭のみだが、どれも人気薄だ。
また、滅多に出走してこないが、フローラルCの2着馬の一発も警戒したほうがよい。2011年にシーキングブレーヴが9番人気で3着と好走している。
最後に中央馬が穴を開けるパターンを紹介しよう。一番は2012年に8番人気で2着のコスモコルデスのように、初ダートの前走、未勝利戦で結果を出してここへ駒を進めてきたタイプだ。遡れば2008年のメトロノースも6番人気で優勝している。このようにダート慣れと勢いで勢力図を覆し、穴を開けているのだ。
それ以外では、前走、中央のダ1700m以上の新馬戦を勝った馬だ。2011年の2着馬ベルモントレーサー(7番人気)や2012年の優勝馬アルムアダプタ(7番人気)は、それに該当。デビュー戦を勝つ馬は素質が高く、2戦目で大きく変われる可能性を秘めているということなのだろう。逆に、純粋にダート戦のみを3戦以上使われ、やっと1勝した馬というのは素質不足のせいか、全く通用していない。
まとめるとこうなる!
●本命候補
・前走のプラタナス賞で0.8秒差以上の圧勝を収めた馬。
・栄冠賞で連対かつ、前走のフローラルCかサンライズCを勝利した馬。
・ブリーダーズゴールドジュニアCで連対かつ、前走のフローラルCかサンライズCを勝利した馬。
●穴馬候補
・同年のサンライズCで3着以内だった馬。
(特に、逃げて3着以内だった馬は有力)
・同年のフローラルCで連対した馬。
・前走、中央の未勝利戦を初ダートで勝利した馬。
・前走でダ1700m以上の新馬戦を勝利した中央馬。
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2019年までは北海道2歳優駿として施行されてきた2歳限定のダートグレード競走。指定交流競走となってからはJRA所属馬と北海道所属馬が一進一退の攻防を続けており、歴代の好走馬にはのちに全日本2歳優駿や東京ダービーを制する馬も名を連ねている。なお、2020年の「JBC競走」20周年を機に、かねてより宿願となっていた2歳馬による競走を新設する運びとなり、従来の北海道2歳優駿を発展させることになった。今後はダート競馬の祭典を彩るレースとして新たな歴史を紡いでいく。
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