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【南関東重賞展望】浦和記念2023 地元・浦和のヒーローコールにビッグチャンス到来か!?

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【南関東重賞展望】浦和記念2023 地元・浦和のヒーローコールにビッグチャンス到来か!?

浦和記念・レース概要】
1980年に創設された当時から浦和競馬場の2000m戦で争われている重賞競走。施行時期も当時から11月下旬~12月初旬だった。
JRA所属馬も出走可能なダートグレード競走となったのは1996年。この年にホクトベガ、翌1997年にキョウトシチーと、JRAを代表するダート馬が勝利し、注目を集めるレースとなった。格付けはJpn2。2001年に「彩の国浦和記念」に名称が変わったが、2009年に再び「浦和記念」となり、現在に至っている。

浦和記念・検討のポイント】
南関東で行われるダートグレード競走の中でも、地元・南関東勢が活躍することでも知られていたレースだが、2015年のハッピースプリントを最後に、JRA勢に主役の座を奪われ続けていた。
しかし今年は、ハイレベルな戦いとなった南関東の3歳牡馬クラシック戦線を盛り上げたヒーローコールが参戦する。地元・浦和の小久保智厩舎の管理馬でもあり、大きな注目を集めることになりそう。このヒーローコールをどう評価するのかが馬券検討上の大きなポイントとなる。

浦和記念・出走馬概要】
ヒーローコール
羽田盃、東京ダービーで敗れたミックファイアが不在なら、JRA勢が相手でも主役の座は譲れない。8月の大井・黒潮盃、9月の川崎・戸塚記念は、米国・サンタアニタダービー2着でケンタッキーダービーにも出走したマンダリンヒーローに先着して連勝を決めており、JRA勢を迎え撃つ南関東勢の大将格と言っていいだろう。他の馬より1〜2キロ軽い54キロでの出走となる点も魅力的だ。近2走と同様、今回も森泰斗騎手が手綱を取る。

ミトノオー
そのヒーローコールが3月にJRA・中山の伏竜ステークスに参戦した際(3着)、勝利したのがこのミトノオー。その後は園田・兵庫チャンピオンシップに勝利し、ジャパンダートダービーでも3着に入った。
ヒーローコールとは伏竜ステークス以来の対戦となるが、ヒーローコールより1キロ重い55キロでの出走となる点、そして前走の日本テレビ盃が6着とやや期待外れだった点をどう判断すべきか、馬券を買う際に頭を悩ませることになりそうだ。前走まで手綱を取っていた武豊騎手の負傷により、今回は松山弘平騎手とのコンビで挑む。

テンカハル
ヒーローコールとミトノオーによる3歳馬対決に注目が集まりそうだが、古馬ではこのテンカハルにもチャンスがありそう。2走前の日本テレビ盃では、米国遠征前のウシュバテソーロに0秒5差の2着に食い下がり、その後の前走、東京・ブラジルカップを勝利して駒を進めてきた。ここは近2走より相手関係が楽になった、という見方も出来るかもしれない。

上記3頭が有力視されるが、前走の金沢・白山大賞典で2着に逃げ粘ったメイショウフンジンや、距離延長で変わり身があるかもしれないテイエムサウスダンも、馬券に絡むようだと面白い。最内枠を引いた大井のセイカメテオポリスもヒモ穴としての魅力があり、高配当を狙いたいなら押さえるべきだろう。

(文・菅野一郎)

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