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【南関東重賞展望】ロジータ記念2023 金沢の女傑ショウガタップリのリベンジなるか?

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【南関東重賞展望】ロジータ記念2023 金沢の女傑ショウガタップリのリベンジなるか?


ロジータ記念・レース概要】
1989年に南関東4冠(羽田盃、東京ダービー、東京王冠、東京大賞典)を達成した名牝ロジータを称え、翌1990年に創設された3歳牝馬限定の重賞競走。当初は川崎競馬場の2000m戦だったが、1998年に現在の2100m戦となった。
2010年に南関東の重賞格付けがS2からS1に昇格となった。優勝馬には船橋のクイーン賞と大井の東京シンデレラマイルにおける優先出走権が付与される。

ロジータ記念・検討のポイント】
前走で西日本ダービーを優勝したショウガタップリが、2度目の南関東挑戦となる。前回の南関東挑戦時に惨敗した雪辱を果たすことができるか? が最大の注目点となる。

ロジータ記念・出走馬概要】
ショウガタップリ
通算成績は13戦12勝。唯一の敗戦は2走前、初めての南関東遠征となった大井・黒潮盃だった。当時は地元・金沢以外の競馬場でレースを行うこと自体が初めてで、その輸送に加え、ヒーローコールマンダリンヒーローといった全国の地方競馬でもトップレベルの牡馬が相手だった。
今回は牝馬限定戦で、黒潮盃よりも相手関係が格段に楽になる。前走の佐賀・西日本ダービーでは2着以下に6馬身差をつけて圧勝しており、輸送に関する不安も克服できたと言っていい。初めてとなる左回りコースへの対応だけが課題と言えそうだ。南関東の馬場を知り尽くした吉原寛人騎手が手綱を取る。

マテリアルガール
トライアルレースのサルビアカップを優勝。4連勝でこのレースに挑む。近3走は浦和や川崎の2000m戦を勝利しており、長い距離でのレースにおける適性を陣営は見出した模様。重賞挑戦は6月の大井・優駿スプリントに続いて2度目だが、ショウガタップリ以外の馬たちとの比較で見劣る点はない。そのショウガタップリに胸を借りる形で、どんな競馬を見せるのか、注目したい。今回も山崎誠士騎手が騎乗する。

ミニアチュール
今回はショウガタップリの他にもう1頭、他地区からの遠征馬がいる。この馬は岩手所属で6月には東北優駿を勝っており、岩手の現3歳世代では牡馬も含めてナンバーワンと言って良い。
左回りコースは盛岡で経験済みで、川崎までの輸送だけが課題と言える。ショウガタップリは強敵だが、南関東勢がやや手薄な顔ぶれだけに馬券圏内に食い込む可能性は十分にある。

上記3頭以外では、前走でJRAの紫苑ステークスに挑戦したワイズゴールドが面白そうだ。4月に水沢に遠征し、留守杯日高賞を勝利するなどの実績を有している。桜花賞馬メイドイットマムは前走のサルビアカップでマテリアルガールに8馬身差をつけられて敗れており(2着)、距離の克服が課題となりそうだ。


(文・菅野一郎)

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