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【岩手競馬重賞みどころ】マイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1)

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【岩手競馬重賞みどころ】マイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1)


第36回マイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1)
盛岡競馬場・ダ1600m
10月9日(月)18:15発走

南部杯の創設は1988年。第1回から第7回まで北日本マイルチャンピオンシップ(北日本地区限定)の名称で行われましたが、1995年にJRA・全国地方競馬交流へ格上げ。名称もマイルチャンピオンシップ南部杯に改名し、名実ともにダート・マイル最強馬決定戦に位置付けられました。今年は例年以上に多士済々のメンバー構成。どの馬が勝っても不思議がありません。

【注目馬情報】
★カフェファラオ 牡6歳 堀宜行きゅう舎・美浦
一昨年、昨年とフェブラリーステークス2連覇を果たし、マイルチャンピオンシップ南部杯へ勇躍登場。逃げたヘリオスをゴール前で捕え、G1ホースの底力を披露しました。今年は海外遠征を敢行。サウジカップはパンサラッサの0秒2差3着。ドバイワールドカップは4コーナーで前がカットされる不利を受けて12着も仕方なし。今年もG1・安田記念を使ってマイルチャンピオンシップ南部杯へ臨み、史上(北日本代も含む)8頭目となる2連覇の偉業達成に挑みます。

★レモンポップ 牡5歳 田中博康きゅう舎・美浦
デビュー2連勝後、長期休養を余儀なくされて出世は遅れましたが、復帰2戦2着から4連勝をマーク。重賞初挑戦・武蔵野ステークスはタイム差なし2着でしたが、G2・根岸ステークスでギルデッドミラーに雪辱。続いてG1・フェブラリーステークスを制し、マイルの頂点を極めました。ドバイゴールデンシャヒーンは初の海外遠征、未経験の1200mにとまどって10着でしたが、貴重な体験になったはず。6ヵ月ぶりでもあっさり十分の実力馬です。

★ジオグリフ 牡4歳 木村哲也きゅう舎・美浦
昨年のG1・皐月賞でイクイノックス、ドウデュースらを相手に優勝。JRAクラシック馬の岩手参戦は史上4頭目で、皐月賞馬ではイシノサンデーが重賞・ダービーグランプリを制しました。皐月賞以降は3戦着外に終わり、サウジカップへ遠征。初ダートでしたが、見せ場を作って4着。ダート経験は少ないですが、ドレフォン産駒なら望むところ。

イグナイター 牡5歳 新子雅司きゅう舎・園田
昨年のマイルチャンピオンシップ南部杯は0秒2差4着でしたが、Jpn3・黒船賞、Jpn3・かきつばた記念とダートグレード2勝の好成績でNAR年度代表馬に選出されました。今年もJpn2・さきたま杯優勝で健在を誇示し、休み明けを使ってマイルチャンピオンシップ南部杯は予定どおりのステップ。

★ノットゥルノ 牡4歳 音無秀孝きゅう舎・栗東
昨年のJpn2・兵庫チャンピオンシップ2着からJpn1・ジャパンダートダービーを快勝。年末のG1・東京大賞典でも2着に気を吐きました。今季は3戦着外、左回りにも不安が残りますが、ワンターンの盛岡マイルなら克服十分。

★タガノビューティー 牡6歳 西園正都きゅう舎・栗東
相手なりに駆ける堅実さを身上に、今年のJpn1・かしわ記念でメイショウハリオの2着。前走・プロキオンステークス14着は歩様が乱れたもので基準外。通算7勝のうち6勝を左回りであげる典型的なサウスポーです。

ソリストサンダー 牡8歳 福永敏きゅう舎・大井(小林)
一昨年、マイルチャンピオンシップ南部杯3着からG3・武蔵野ステークスを快勝。重賞ウイナーの仲間入りを果たしました。昨年はマイルチャンピオンシップ南部杯7着でしたが、南関東移籍初戦を快勝。休み明けをモノともしませんでした。ひと叩きされて上昇確実です。

ゴールデンヒーラー 牝5歳 佐藤祐司きゅう舎・水沢
昨年のマイルチャンピオンシップ南部杯でメンバー最速タイの上がりを駆使し、5着に善戦。今季は重賞・栗駒賞から始動して完勝しましたが、以降2戦とも凡走。暗雲が立ち込めましたが、2連勝で復活宣言。昨年より上を目指していざ、出陣!


文:松尾康司


(岩手競馬プレスリリースより)

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