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【浦和記念】クリノドラゴンが直線鮮やかに突き抜ける!武豊騎手と14度目のコンビで重賞初V

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11月23日(水)の浦和10Rで行われた第43回浦和記念(3歳以上、JpnⅡ、ダート・左2000メートル、別定、11頭立て、1着賞金=4000万円)は、武豊騎手の4番人気クリノドラゴン(牡4歳、栗東・大橋勇樹厩舎)が中団後方の位置取りから、2周目の向こう正面で外を回って進出を開始すると、直線では水の浮く馬場をものともせず、鮮やかに突き抜けて快勝。最後は鞍上が手綱を抑える余裕も見せ、14度目のコンビで重賞初制覇を飾った。タイムは2分6秒3(不良)。

2馬身半差の2着にはラーゴム(3番人気)、さらにクビ差遅れた3着にアイオライト(7番人気)が入った。なお、重賞連勝を狙った1馬人気のケイアイパープルは5着、2番人気の3歳馬タイセイドレフォンは6着に敗れた。

◆武豊騎手(1着 クリノドラゴン)「まだ4歳ですけどキャリアは豊富な馬で、何度もコンビを組んでいるので安心して乗ることが出来ました。今日は小回り(コース)ですけどそこは気にせずこの馬のスタイルで乗ってみようと思いました。馬の状態が本当に良くて、ここにきてさらに力を付けてきた感じで、力を出して勝ててすごくうれしいですね。未勝利の時から何回もコンビを組ませてもらって、少しずつ階段を上がってきて、今日初めて重賞を勝てて特別にうれしいものがありますね」

浦和記念を勝ったクリノドラゴンは、父アスカクリチャン、母クリノクレオパトラ、母の父ロージズインメイという血統。北海道日高町・宝寄山拓樹氏の生産馬で、馬主は栗本博晴氏。通算成績は28戦5勝(うち地方2戦1勝)。重賞は初制覇。浦和記念は大橋勇樹調教師は初勝利、武豊騎手は2005年ヴァーミリアン、07年シーキングザダイヤ、10年スマートファルコン、16年ケイティブレイブに次いで5勝目。



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