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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 所属 | 馬体重 | タイム | 着差 | オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 6 | 9 | 牡4 | 55.0 | 川田将雅 | 小手川準 | JRA | 485(-1) | 2.01.8 | 2.2 | 1 | ||
2 | 4 | 4 | 牝6 | 53.0 | 江田照男 | 田島俊明 | JRA | 451(-3) | 2.02.4 | 4 | 5.9 | 4 | |
3 | 8 | 13 | 牡5 | 54.0 | 酒井学 | 西園正都 | JRA | 520(+2) | 2.02.6 | 3/4 | 5.9 | 3 | |
4 | 5 | 7 | 牡5 | 55.0 | 坂井瑠星 | 齋藤崇史 | JRA | 509(-3) | 2.03.7 | 7 | 2.8 | 2 | |
5 | 2 | 2 | 牡6 | 55.0 | 幸英明 | 羽月友彦 | JRA | 529(-13) | 2.04.5 | 5 | 13.7 | 5 | |
6 | 6 | 8 | セ6 | 54.0 | 山本政聡 | 酒井仁 | 岩手 | 476(-6) | 2.04.7 | 1 | 508.7 | 10 | |
7 | 3 | 3 | 牡6 | 54.0 | 村上忍 | 畠山信一 | 岩手 | 498(±0) | 2.05.1 | 21/2 | 60.8 | 6 | |
8 | 7 | 11 | 牡6 | 54.0 | 高橋悠里 | 佐藤浩一 | 岩手 | 462(-5) | 2.05.7 | 4 | 261.7 | 8 | |
9 | 4 | 5 | 牡6 | 54.0 | 菅原辰徳 | 千葉幸喜 | 岩手 | 492(-8) | 2.06.0 | 2 | 299.1 | 9 | |
10 | 1 | 1 | 牡9 | 54.0 | 高松亮 | 板垣吉則 | 岩手 | 544(-6) | 2.06.3 | 13/4 | 121.8 | 7 | |
11 | 5 | 6 | 牝7 | 52.0 | 松本剛志 | 伊藤勝好 | 笠松 | 435(-5) | 2.07.0 | 4 | 710.6 | 13 | |
12 | 8 | 12 | 牡7 | 54.0 | 松戸政也 | 井樋一也 | 金沢 | 464(-25) | 2.08.2 | 7 | 571.7 | 11 | |
13 | 7 | 10 | 牝7 | 52.0 | 松本一心 | 伊藤勝好 | 笠松 | 493(-2) | 2.12.9 | 大差 | 659.8 | 12 |
■払戻金
単勝 | 9 | 220円 | 1番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 9 | 110円 | 1番人気 |
4 | 140円 | 3番人気 | |
13 | 150円 | 4番人気 | |
枠連複 | 4 - 6 | 690円 | 4番人気 |
馬連複 | 4 - 9 | 620円 | 4番人気 |
馬連単 | 9 → 4 | 970円 | 5番人気 |
---|---|---|---|
ワイド | 4 - 9 | 240円 | 3番人気 |
9 - 13 | 250円 | 4番人気 | |
4 - 13 | 360円 | 6番人気 | |
三連複 | 4 - 9 - 13 | 750円 | 3番人気 |
三連単 | 9 → 4 → 13 | 2,580円 | 8番人気 |
※レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者発行のものと照合してください。
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17日(月)に行われるマーキュリーカップの出走馬(JRA所属馬限定)の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
②サンライズホープ【B】
栗東坂路単走。6月28日に放牧から帰厩し、坂路メインでの調整。6日の坂路では50秒4-12秒2で自己ベストを更新して併せ馬で先着している。最終追いとなった13日にも53秒8-12秒0で乗られており、臨戦態勢が整った。近走は不振だが、流れ次第では侮れない。
④テリオスベル【B】
美浦ダート単走。前走後は放牧に出され、6月半ばに帰厩している。21日にウッド併せ馬、28日はポリトラック3頭併せで乗られ、5日のウッド併せ馬では併入。12日の最終追いはダート単走でマズマズの動きであった。坂路が使えない点がどう出るかも、デキは悪くない。
⑤バーデンヴァイラー【B】
栗東坂路単走。6月24日に短期放牧から帰厩。28日の坂路併せ馬では51秒5-12秒4で先着し、5日の併せ馬で一杯に追われている。直前13日にも単走で軽快な動きを見せており、気配も上向きといえる。昨年の覇者でもあり、交流重賞との相性からも要注意の存在である。
⑨ウィルソンテソーロ【B】
美浦ウッド単走。6月最終週に美浦トレセンへ帰厩し、ウッドで調整されている。5日の併せ馬では71秒2-40秒1-12秒6で併入を果たした。9日と13日にも単走で追われており、ラストは軽快な動きであった。前走勝ちのデキをキープしているといえ、距離延長次第。
⑬メイショウフンジン【B】
栗東坂路単走。前走後はここまで在厩での調整。時計は28日、6日、13日の坂路でマークしており、最終追いの13日は55秒3-12秒8で一杯に追われた。もともと速いタイムが出るタイプではなく、この馬なりに動きは悪くない。単騎で行けるようなら変わってきそうだ。
2018年以降、3着以内に好走した15頭のうち12頭が、前走でも1~4着に好走していた好調馬。一方、前走で5着以下に敗れていた馬は、勝ち馬に2頭、2着馬に1頭、3着馬に0頭となるが、3頭とも前走はフェブラリーSや平安S、アンタレスSといったJRAのダートグレード競走に出走していた。したがって、ここではJRAのグレード競走以外で5着以下に敗れていた馬を減点対象とする。
減点対象馬
①ノーブルサターン、⑥サイファリス、⑩ミスティネイル、⑪レールガン、⑬メイショウフンジン
2018年以降、3着以内に好走した15頭のうち9頭が、前走1900m以上のレースに出走していた。非該当馬は、勝ち馬に2頭、2着馬に3頭、3着馬に1頭。なお、非該当馬として連対した5頭のうち、勝ち馬2頭を含む3頭が4歳馬、残る2頭が5歳馬となるため、前走1900m未満に出走していた5歳馬は2着まで、6歳以上は3着までと考えたい。
減点対象馬
⑥サイファリス、⑩ミスティネイル、⑫サンライズハイアー、⑬メイショウフンジン
2018年以降、3着以内に好走した15頭のうち13頭が、前走より斤量減での出走となっていた。非該当馬は、勝ち馬に1頭、2着馬に1頭、3着馬に0頭。なお、前走より斤量増となる場合は例外なく4着以下に敗れている。
減点対象馬
⑩ミスティネイル
2018年以降、3着以内に好走した15頭のうち10頭が、前走4コーナーを3番手以内で通過していた。非該当馬は、勝ち馬に1頭、2着馬に3頭、3着馬に1頭。2021年には「前走4コーナー通過順が10番手」となるマスターフェンサーが勝利したものの、同馬は2020年の勝ち馬でもあり、その前走においても別定戦で他馬より2kg重い58kgを背負っていたことは考慮すべきだろう。
減点対象馬
①ノーブルサターン、②サンライズホープ、④テリオスベル、⑥サイファリス、⑧フレイムウィングス、⑨ウィルソンテソーロ、⑩ミスティネイル、⑪レールガン、⑫サンライズハイアー
2018年以降、3着以内に好走した15頭のうち13頭が、JRA所属馬。地方所属馬の好走例は、22年3着ヴァケーション(岩手)、20年3着ランガディア(岩手)となるが、データ集計期間外も含めると、前走で公営重賞あるいは地方ダートグレード競走に出走していることが最低条件となりそうだ。
減点対象馬
⑩ミスティネイル、⑫サンライズハイアー
2018年以降、産駒が3着以内に好走した種牡馬の大まかな系統は、サンデーサイレンス系が6頭、A.P. Indy系が3頭、Mr. Prospector系が3頭、そのほか3頭。なお、昨年はMr. Prospector系にあたるバーデンヴァイラー(父ドゥラメンテ)が、クビ差の接戦を制して重賞初制覇を達成することになった。
昨年はバーデンヴァイラー(母の父フレンチデピュティ)、テリオスベル(母の父クロフネ)と母の父にフレンチデピュティ系種牡馬を配された2頭で1・2着。近年はフレンチデピュティの父Deputy Ministerの血を引く馬が優勢で、ミツバ、マスターフェンサーと2連覇した2頭を含め、2017年以降は同血脈を3代以内に保持する馬の連対が続いている。
バーデンヴァイラーは、父ドゥラメンテ×母ヴィートマルシェ(母の父フレンチデピュティ)。本馬は昨年の勝ち馬となるため適性面に疑う余地はないが、ミツバ、マスターフェンサーとDeputy Ministerの血を引く馬が2連覇していることも後押しとなりそうだ。なお、前者とは母系でダンシングブレーヴを持つことにも共通点を見出せる。ほか、昨年は8年ぶりにサンデーサイレンス系の連勝に終止符を打つことになったが、それ以前は2013年ソリタリーキング、2014年ナイスミーチューと本馬の父系祖父にあたるキングカメハメハの産駒が連勝していた。直近3年は2020年3着ランガディア、2021年2着バンクオブクラウズ、そして本馬とキングカメハメハの血を引く馬の好走が続いていることも気に留めておきたい。
メイショウフンジンは、父ホッコータルマエ×母シニスタークイーン(母の父シニスターミニスター)。上記バーデンヴァイラーと同様に父系祖父がキングカメハメハとなるが、ほかにも母シニスタークイーンを介してDeputy Ministerやサンデーサイレンスを併せ持つなど、配合に関して共通点が多いことにも魅力を感じられる。また、本馬は父系でNureyev、母系でSadler's Wellsの血脈を持つため、父系と母系の両方で名牝Specialの血を引くことが特徴のひとつ。これは欧州的な底力を強化した配合といえるが、自分のかたちで運べた際には簡単に抜かせない二枚腰にも色濃く感じられるところだろう。昨年のマーキュリーカップでは7着に敗れているものの、成長力に定評があるホッコータルマエ産駒とあれば見限れない。
海の日の前後に行われる、岩手競馬の夏の風物詩マーキュリーカップ。このレースはJpnI・JBCクラシックへ向け、上半期のダートグレードで賞金を加算しきれなかった馬が出走することが多い。
とにかく多様な路線からの参戦が目立つレースだが、最有力は前走で同年の平安Sに出走していた馬だ。平安S組は大敗していたとしても、過去半年以内にダートグレードで連対実績があれば通用している。平安Sが5月に行われるようになった2013年度以降の、平安S出走馬のこのレースでの成績は【5・1・1・1】。
1着の該当馬は、2013年のソリタリーキング、2014年のナイスミーチュー、2016年のストロングサウザー、2018年のミツバ、2021年のマスターフェンサー。2着の該当馬は、2015年のソリタリーキング。3着の該当馬は、2017年のクリノスターオー。唯一の4着以下は2022年のケイアイパープルで4着だが、同馬は3着馬とハナ差だっただけに、有効なデータと言える。
さらに同年の東京ダ2100m戦、ブリリアントSかスレイプニルSで4着以内の馬も有力。それらの過去10年のこのレースでの成績は【2・4・2・1】。1着の該当馬は、2017年のミツバ、2020年のマスターフェンサー。2着の該当馬は、2014年のクリソライト、2015年のソリタリーキング、2021年のバンクオブクラウズ、2022年のテリオスベル。3着の該当馬は、2018年のフェニックスマーク、2019年のテルペリオン。
唯一の4着以下は、2018年のザイディックメアで6着だったが、同馬は前走のブリリアントSを休養明けで2着と好走した後の一戦だった。2018年に1番人気に支持されながらも3着に敗れフェニックスマークも前走のブリリアントSを休養明けで1着と好走した後の一戦だっただけに、前走が休養明けでプリリアントSかスレイプニルSに出走し、そこで連対した馬は評価を下げたい。
ちなみに同年のブリリアントSとスレイプニルSに出走し、ともに連対していた馬のスレイプニルSが創設された2019年以降の成績は【1・1・0・0】。1着の該当馬はマスターフェンサー、2着の該当馬は2021年のバンクオブクラウズで、このパターンはより本命馬として信頼できる。
最後に穴パターンを紹介しよう。このレースの過去10年で4番人気以下で3着以内に好走した中央馬は、2013年のソリタリーキング(4番人気/1着)、2014年のシビルウォー(6番人気/3着)、2015年のユーロビート(6番人気/1着)、2021年のマスターフェンサー(4番人気/1着)の4頭には、近3走以内のダートグレードで3着以内かつ、前走でグレードレースに出走し、1.2秒差以上大敗している共通点があった。
このように実績馬が前走のダートグレードで大敗から巻き返している一方で、2018年のヨシオ(4番人気/2着)、2019年のノーブルサターン(4番人気/2着)など、上がり馬も穴を開けている。前記2頭は近2走のJRAのオープン&リステッドで3着以内の実績があることが共通点。ブリリアントSやスレイプニルSの上位馬が上位人気に支持されるのとは対照的に人気にならないので、前記に該当する馬が出走していた場合には警戒したい。
まとめるとこうなる!
●本命候補
・着順に関係なく、前走で平安Sに出走していた馬。
(過去半年以内にダートグレードで連対していることが条件)
・同年のブリリアントSかスレイプニルSで4着以内の馬。
(両レースとも出走し、ともに連対ならさらに有力)
●穴馬候補
・前走でグレードレースに出走し、1.2秒差以上で敗れた馬。
(近3走以内にダートグレードで3着以内の実績が条件)
・近2走以内にJRAのオープン&リステッドで3着以内の実績がある馬。
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日本競馬史上初、地方所属馬として中央G1制覇(1999年フェブラリーステークス)を達成した岩手の雄メイセイオペラ。同馬は1998年マーキュリーカップの勝ち馬でもあるが、その後のダートグレード競走での躍進ぶりが称えられ、本競走は2017年から「メイセイオペラ記念」の副称が付けられて施行されている。歴代の優勝馬には水沢と盛岡の別場所で2連覇を果たしたオースミジェット、紅一点の出走で9馬身差の快勝となったプリエミネンス、兄弟制覇を達成しているサカラートとソリタリーキング、地方所属馬としてメイセイオペラ以来17年ぶりにJRA勢を一蹴したユーロビートなどが名を刻む。