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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 所属 | 馬体重 | タイム | 着差 | オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 3 | 3 | 牡4 | 56.0 | 田中学 | 新子雅司 | 兵庫 | 518(+1) | 1.30.3 | 7.5 | 3 | ||
2 | 8 | 11 | セ6 | 56.0 | 武豊 | 寺島良 | JRA | 470(±0) | 1.30.5 | 1 | 2.5 | 2 | |
3 | 1 | 1 | 牡10 | 56.0 | 多田羅誠 | 別府真司 | 高知 | 548(+6) | 1.30.5 | クビ | 56.2 | 6 | |
4 | 5 | 5 | 牡8 | 58.0 | 吉原寛人 | 北出成人 | JRA | 534(-14) | 1.30.6 | クビ | 8.6 | 4 | |
5 | 8 | 12 | 牡6 | 56.0 | 山崎雅由 | 田中譲二 | 高知 | 547(-7) | 1.31.3 | 3 | 256.4 | 8 | |
6 | 5 | 6 | セ6 | 57.0 | 幸英明 | 松永昌博 | JRA | 459(-11) | 1.31.7 | 2 | 1.8 | 1 | |
7 | 6 | 7 | 牡7 | 56.0 | 林謙佑 | 松木啓助 | 高知 | 490(-2) | 1.32.9 | 6 | 120.2 | 7 | |
8 | 4 | 4 | 牡6 | 57.0 | 西川敏弘 | 小檜山悟 | JRA | 469(-3) | 1.32.9 | クビ | 43.1 | 5 | |
9 | 6 | 8 | 牝8 | 54.0 | 井上瑛太 | 今津博之 | 愛知 | 485(-5) | 1.34.3 | 7 | 427.7 | 9 | |
10 | 2 | 2 | セ12 | 56.0 | 妹尾浩一 | 今津博之 | 愛知 | 471(-6) | 1.34.5 | 3/4 | 487.1 | 11 | |
11 | 7 | 10 | 牝6 | 54.0 | 濱尚美 | 伊藤勝好 | 笠松 | 422(-4) | 1.37.1 | 大差 | 446.7 | 10 | |
取消 | 7 | 9 | 牡5 | 56.0 | 川田将雅 | 森秀行 | JRA |
■払戻金
単勝 | 3 | 750円 | 3番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 3 | 190円 | 4番人気 |
11 | 130円 | 2番人気 | |
1 | 380円 | 5番人気 | |
枠連複 | 3 - 8 | 1,020円 | 4番人気 |
馬連複 | 3 - 11 | 740円 | 4番人気 |
馬連単 | 3 → 11 | 1,930円 | 9番人気 |
---|---|---|---|
ワイド | 3 - 11 | 260円 | 4番人気 |
1 - 3 | 1,120円 | 11番人気 | |
1 - 11 | 850円 | 7番人気 | |
三連複 | 1 - 3 - 11 | 3,400円 | 8番人気 |
三連単 | 3 → 11 → 1 | 18,500円 | 38番人気 |
※レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者発行のものと照合してください。
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16日(水)に行われる黒船賞の出走馬(JRA所属馬限定)の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
④トーラスジェミニ【B】
美浦ウッド単走。中山記念後も在厩調整で、高知への輸送を考慮して9日に追い切りを消化。ウッド単走にて68秒6-12秒2で乗られており、デキそのものに大きな変化はない。先行力のあるタイプだが、キャリア35戦目にしての初ダートがどう出るか。
⑤サクセスエナジー【B】
栗東坂路単走。3月2日に帰厩し、坂路メインでの調整。9日には一杯に追われて50秒4-12秒3をマークし、8歳にして自己ベストを更新している。13日にも単走馬なりで乗られており、臨戦態勢は整った。予定していた松山騎手が騎乗できなくなったが、馬自身はいい形でレースを迎えられそうである。
⑥ラプタス【B】
栗東坂路単走。このレース目標で2月第2週に栗東へ帰厩し、坂路で乗られている。4日には自己ベストタイとなる50秒3-13秒0をマーク。最終追いとなった12日は51秒3-12秒4を計時しており、仕上がりも良好。あとは自分のレースができるか否かだけだろう。
⑨ピンシャン【B】
栗東坂路単走。放牧から帰厩直後の2月23日に50秒5-12秒9を計時。直前は9日に51秒1-12秒7をマークし、13日にも52秒5-12秒2で乗られている。もちろんやればもっと動く馬だが、少なくとも前走勝ちのデキは維持しているといえる。地方の馬場でもそのスピードに期待したい。
⑪ヘリオス【B】
栗東坂路単走。短期放牧から帰厩後も順調に乗られており、10日のCウッド併せ馬では84秒7-68秒7-11秒5で先着を果たした。直前の13日も坂路馬なりで調整されており、好調さを維持しているといえる。あとは初となる地方のダートとの相性だけだろう。
単勝マイスター「夢月」×ダートスペシャリスト「nige」が黒船賞を大展望!トッププロ予想家のハイレベルトークをお届けいたします!
出演:夢月(単勝マイスター) nige(ダートスペシャリスト)MC:岡田大(ウマニティ編集長)
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2017年以降、3着以内に好走した15頭のうち14頭が前走で1200~1600mのレースに出走していた。非該当馬は勝ち馬に0頭、2着馬に0頭、3着馬に1頭。ほかの距離からの臨戦となる場合は、G1またはJpn1のような格上のレースでもヒモ扱いに留めたい。
減点対象馬
④トーラスジェミニ、⑧グレートコマンダー、⑩ナラ
2017年以降、3着以内に好走した馬の前走人気については、G1およびG2は不問、G1を除く地方のレースは1・2番人気、それ以外は1~4番人気が目安となる。非該当馬は勝ち馬に0頭、2着馬に0頭、3着馬に4頭となり、連対馬はいずれも条件を満たす。
減点対象馬
②メイショウオオゼキ、⑤サクセスエナジー、⑦サンライズナイト、⑧グレートコマンダー、⑩ナラ、⑫モズヘラクレス
2017年以降、3着以内に好走した15頭のうち9頭が前走4コーナーを5番手以内で通過していた。非該当馬は勝ち馬に0頭、2着馬に4頭、3着馬に2頭。コース形態からも器用さを求められるため、先行力のないタイプは割り引いて考えたい。
減点対象馬
②メイショウオオゼキ、⑤サクセスエナジー、⑦サンライズナイト、⑧グレートコマンダー、⑩ナラ
2017年以降、3着以内に好走した15頭のうち12頭がJRA所属馬。21年3着モジアナフレイバー(大井)、18年1着エイシンヴァラー(兵庫)、18年3着ブルドッグボス(浦和)、地方所属馬として好走した3頭は、いずれも前年以降にダートグレード競走で5着以内に好走歴があった。同実績のない地方所属馬は軽視が妥当だろう。
減点対象馬
①ダノングッド、②メイショウオオゼキ、⑦サンライズナイト、⑧グレートコマンダー、⑩ナラ、⑫モズヘラクレス
2017年以降、3着以内に好走した種牡馬の大まかな系統は、サンデーサイレンス系が6頭、A.P. Indy系が5頭、フォーティナイナー系が2頭、そのほか2頭。なお、昨年はサウスヴィグラス産駒の2番人気テイエムサウスダンが後続に8馬身差を付けて圧勝している。
延べ5頭のA.P. Indy系はいずれもシニスターミニスター産駒となり、昨年も2着にスリーグランドが入線するほか、キングズガードは17年2着、18年2着、19年3着と3年連続でリピート好走を果たした。また、A.P. Indyの父にあたるSeattle Slewの血脈を持つ馬が毎年のように連対しており、昨年の勝ち馬テイエムサウスダンにおいても4代母の父として保持していたことは気に留めておきたい。
ラプタスは、父ディープブリランテ×母エアラホーヤ(母の父ボストンハーバー)。母の父がSeattle Slewの直系となるが、母はVice RegentやStorm Catなど、ほかにも黒船賞で好相性を示す血脈を多く抱えている。右回りのダート戦で全9勝を挙げており、そのうち地方の1400mでは「4-1-1-0」といまだに4着以下には敗れていない。もとより、2年前の勝ち馬でもあるだけに、リピーターの活躍が目立つ傾向からもぞんざいには扱えないだろう。
ヘリオスは、父オルフェーヴル×母アンジュシュエット(母の父フレンチデピュティ)。母の父はDeputy Ministerの直仔となるが、同血脈はSeattle Slewと同様に黒船賞の好走馬に散見される血脈で、昨年においては1~3着馬のいずれもが保持していた。前走根岸Sではテイエムサウスダンと0秒2差。3走前にはグリーンチャンネルCでスリーグランドに3.1/2馬身差を付けて勝利しているため、ここでも勝ち負けになるだけの下地は十分にある。
黒船賞は高知競馬で唯一のダートグレード競走。2008年には経営逼迫で休止したこともあったが、そこから見事に盛り返し、今では盛大に開催されている。また、別定戦のダートグレードは、前年のJBCスプリント以来ということもあり、前年のJBCスプリントの上位馬やフェブラリーS出走の実績馬が出走してくることも少なくない。
実績馬の中でも、最有力は前年のJBCスプリントの連対馬だ。それらの過去10年の成績は【2・2・0・1】。1着の該当馬は、2012年と2013年のセイクリムズン、2016年のダノンレジェンド。2着の該当馬は、2014年と2015年のドリームバレンチノ。唯一、4着以下に敗れたのは、2012年のスーニで4着。同馬は2010年のこのレースの覇者だが、この年は斤量59㎏を背負っていた。つまり、斤量59㎏未満の前年のJBCスプリントの連対馬ならば、本命馬として信頼できる。
次いで同年のJRAオープン特別、リステッド競走を勝利している勢いある馬も、ダートグレード勝ちの実績がある馬と比べると斤量が軽いこともあり、活躍を見せている。過去10年のこのレースでの成績は、【2・3・0・0】と、連対率100%である。1着の該当馬は、2019年のサクセスエナジー、2021年のテイエムサウスダン。2着の該当馬は、2016年のニシケンモノノフ、2019年のヤマニンアンプリメ、2021年のスリーグランド。近年はJBCスプリントの上位馬はドバイに遠征することが多いため、このタイプの活躍が顕著。要警戒したい。
さらにスプリント路線よりもレベルの高いマイル路線組も有力。前年のマイルCS南部杯で3着以内だった馬の過去10年の成績は、【1・2・1・0】。1着の該当馬は、2013年のセイクリムズン。2着の該当馬は、2012のダイショウジェット、2018年のキングズガード。3着の該当馬馬は、モジアナフレイバー。唯一の1着馬、セイクリムズンは前走のフェブラリーSでも4着だったことから、マイルCS南部杯で3着以内、フェブラリーSで4着以内だとよりかなり有力だ。
他では、同年の根岸Sの3着以内馬も活躍。それらの過去10年の成績は【1・1・1・1】。1着の該当馬は2013年のセイクリムズン、2着の該当馬は2012年のトウショウカズン、3着の該当馬は2016年のタールタン。唯一の4着以下は、2015年のワイルドバッハで5着。1~3着馬は根岸Sを3角6番手以内だったのに対して、ワイルドバッハは15番手だった。東京ダ1400mで行われる根岸SはJRA屈指の追い込みが決まるレース。「根岸Sで3角6番手以内で3着以内だった馬」という条件で狙いたい。
最後に穴パターンを紹介すると、前年の兵庫ゴールドトロフィーの5着以内馬だった地方馬だ。2018年に9番人気で優勝したエイシンヴァラーも、2015年に5番人気で3着したタガノジンガロも、前記の条件を満たしていた。エイシンヴァラーは前走で高知重賞の黒潮スプリンターズCを使われ、そこで6着に敗れたことで人気の盲点となったが、もともと実力があったので巻き返すことができた。
まとめるとこうなる!
●本命候補
・斤量58kg以下の前年のJBCスプリントの連対馬。
・同年のJRAオープン特別、リステッド競走を勝利している馬。
・前年のマイルCS南部杯の3着以内馬(前走のフェブラリーSで4着以内だとかなり有力)
・同年の根岸Sで3角6番手以内で3着以内だった馬。
●穴馬候補
・前年の兵庫ゴールドトロフィーで5着以内の地方馬。
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高知競馬場では唯一となるダートグレード競走で、レース名は土佐藩出身の坂本龍馬に運命を大きく変えるほどの影響を与えたペリー率いる黒船艦隊に由来する。過去にはセイクリムズンが3連覇(2012~2014年)、ダノンレジェンドが2連覇(2015~2016年)を達成したほか、ノボジャックが2001年と2003年の隔年で勝利。そのノボジャックを2002年に1秒6差の2着に下したサウスヴィグラスは、歴代最大着差となる8馬身差を付けた勝ち馬としても名を残している。なお、2017年ブラゾンドゥリス(父ノボジャック)、2021年テイエムサウスダン(父サウスヴィグラス)は父仔制覇を果たしており、後者においては父と同じ着差を付ける圧勝劇だった。ほか、2008年は高知競馬の業績不振によって開催が見送られており、代わりとして黒潮スプリンターズカップが7年ぶりに施行された(2009以降、同レースは黒船賞のトライアルレースとなる)。