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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 所属 | 馬体重 | タイム | 着差 | オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | 5 | 牡4 | 58.0 | 岩田康誠 | 飯田雄三 | JRA | 544(±0) | 1.27.0 | 1.9 | 1 | ||
2 | 8 | 11 | セ5 | 59.0 | 幸英明 | 松永昌博 | JRA | 470(-1) | 1.27.2 | 1 | 3.7 | 2 | |
3 | 5 | 6 | 牡3 | 52.0 | 笹田知宏 | 新子雅司 | 兵庫 | 526(±0) | 1.27.4 | 11/4 | 4.7 | 3 | |
4 | 2 | 2 | 牡5 | 57.5 | C.デム | 辻野泰之 | JRA | 517(+5) | 1.27.9 | 3 | 8.4 | 4 | |
5 | 7 | 10 | 牡6 | 52.0 | 服部茂史 | 田中淳司 | 北海道 | 515(+9) | 1.28.4 | 3 | 55.4 | 7 | |
6 | 4 | 4 | 牡9 | 55.0 | 落合玄太 | 田中淳司 | 北海道 | 508(+6) | 1.29.1 | 4 | 83.0 | 8 | |
7 | 6 | 7 | 牡4 | 52.0 | 廣瀬航 | 小久保智 | 浦和 | 485(-5) | 1.29.5 | 21/2 | 189.2 | 9 | |
8 | 7 | 9 | 牡7 | 54.0 | 下原理 | 橋本忠明 | 兵庫 | 502(±0) | 1.29.6 | 1/2 | 353.1 | 11 | |
9 | 3 | 3 | 牡6 | 55.0 | 吉村智洋 | 玉垣光章 | 兵庫 | 530(-18) | 1.30.1 | 3 | 38.3 | 6 | |
10 | 8 | 12 | 牡9 | 51.0 | 佐々木世 | 新子雅司 | 兵庫 | 538(±0) | 1.30.2 | クビ | 226.8 | 10 | |
11 | 6 | 8 | 牡6 | 57.5 | 亀田温心 | 北出成人 | JRA | 487(+9) | 1.30.5 | 11/2 | 12.4 | 5 | |
取消 | 1 | 1 | 牡3 | 51.0 | 山林堂信 | 池田孝 | 川崎 |
■払戻金
単勝 | 5 | 190円 | 1番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 5 | 100円 | 1番人気 |
11 | 120円 | 2番人気 | |
6 | 130円 | 3番人気 | |
枠連複 | 5 - 8 | 230円 | 1番人気 |
馬連複 | 5 - 11 | 360円 | 1番人気 |
馬連単 | 5 → 11 | 600円 | 1番人気 |
---|---|---|---|
ワイド | 5 - 11 | 170円 | 1番人気 |
5 - 6 | 190円 | 2番人気 | |
6 - 11 | 380円 | 5番人気 | |
三連複 | 5 - 6 - 11 | 530円 | 1番人気 |
三連単 | 5 → 11 → 6 | 1,850円 | 2番人気 |
※レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者発行のものと照合してください。
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22日(水)に行われる兵庫ゴールドトロフィーの出走馬(JRA所属馬限定)の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
②ワイドファラオ【B】
栗東坂路単走。前走後の短期放牧から帰厩後は坂路メインで調整され、15日のCウッド併せ馬で併入し84秒5-67秒6-12秒1をマーク。直前は19日の坂路単走で53秒6-12秒5。近走は結果が出ていないが、今回の調教過程と仕上がり自体は悪くない。乗り方ひとつで面白そうである。
⑤テイエムサウスダン【B】
栗東坂路単走。前走後は在厩調整で、今月に入り坂路での計時を開始。2日、9日とピッチを上げていき、16日に52秒1-11秒9で駆け上がった。ラスト2ハロンをとも11秒台をマークしており、好気配といえる。1400mに戻り、地方のダートなら変わってくるはずだ。
⑧ヒロシゲゴールド【B】
栗東坂路単走。短期放牧から12月7日に帰厩し、9日にはCウッド単走で84秒5-68秒0-11秒7をマーク。そして15日の坂路では単走で一杯に追われて51秒0-12秒2。さらに直前19日にも53秒1-12秒4で乗られている。絶好頭だった夏場ほどではないものの、デキは悪くない。
⑪ラプタス【B】
栗東坂路単走。JBCスプリント非選出後は再放牧となり、このレース目標で11月第4週に帰厩。10日の坂路で51秒9-12秒7をマークし、最終追いは19日に54秒3-12秒6。やればもっと時計の出る馬だが、変則日程なので気にする必要はないかも。あとはハンデの59キロがどう影響するか。
2016年以降、3着以内に好走した15頭のうち11頭がハンデ56㎏以上の斤量を背負っていた。ハンデ56㎏未満は勝ち馬に0頭、2着馬に2頭、3着馬に2頭。昨年はトップハンデ58.5㎏のサクセスエナジーが勝利していたように、ハンデキャップの軽い馬よりも斤量を背負わされる実績馬のほうが評価しやすい。
減点対象馬
①リュウノシンゲン、③スマハマ、④スマートアヴァロン、⑥イグナイター、⑦トーセンレビュー、⑨クリノフウジン、⑩イダペガサス、⑫メイショウワダイコ
2016年以降、3着以内に好走した15頭のうち7頭が前走から斤量増、3頭が前走から斤量の増減なし。前走から斤量減となった残り5頭の内訳は勝ち馬に0頭、2着馬に3頭、3着馬に2頭となるが、3着以内に好走した馬はいずれも地方所属馬だった。したがって、ここでは前走から斤量減となるJRA所属馬を減点対象としたい。
減点対象馬
②ワイドファラオ
2016年以降、3着以内に好走した15頭のうち10頭が前走でダートグレード競走に出走していた。非該当馬は勝ち馬に0頭、2着馬に3頭、3着馬に2頭。なお、非ダートグレード競走からの臨戦で3着以内に好走した5頭はいずれも前走で1~3番人気の支持を集めた上位人気馬であったこともあわせて覚えておきたい。
減点対象馬
①リュウノシンゲン、(③スマハマ)、(④スマートアヴァロン)、(⑥イグナイター)、(⑦トーセンレビュー)、(⑨クリノフウジン)、⑩イダペガサス、⑫メイショウワダイコ
2016年以降、3着以内に好走した15頭のうち9頭が前走で最初のコーナーを5番手以下で通過していた。非該当馬は勝ち馬に0頭、2着馬に2頭、3着馬に4頭。思いのほか前走で先行していた馬の好走例が少ない点に注意したい。
減点対象馬
①リュウノシンゲン、③スマハマ、⑥イグナイター、⑧ヒロシゲゴールド、⑩イダペガサス、⑫メイショウワダイコ
2016年以降、3着以内に好走した種牡馬の大まかな系統は、サンデーサイレンス系が9頭、Devil's Bag系が3頭、そのほか3頭。なお、サンデーサイレンス系はキンシャサノキセキ産駒のサクセスエナジーが18年2着、20年1着とリピート好走するほか、17年にはダノンシャンティ産駒のサイタスリーレッドが3着になるなど、フジキセキ系の活躍が目立つ。
ほか、Seeking the Goldの血を引く馬も毎年のように上位を賑わせており、昨年は該当するベストマッチョ(父Macho Uno)がハナ差2着の惜敗。過去には母の父マイネルラヴ(その父Seeking the Gold)の13年ドリームバレンチノ(父ロージズインメイ)、18年ウインムート(父ロージズインメイ)が兄弟制覇を果たしている。
ラプタスは、父ディープブリランテ×母エアラホーヤ(母の父ボストンハーバー)。本馬は昨年の3着馬で、今回出走するJRA所属馬のなかでは唯一のサンデーサイレンス直系。なお、Seeking the Goldの血脈は持たないものの、父Mr. Prospector×母の父Buckpasserという血統構成が共通するMiswaki(ディープブリランテの3代母の父)の血を引く。前走は詰まったレース間隔や左回りのコースも応えたのか本来のスピードを見せられずに凡走。全9勝を挙げる右回りのダート1400mで改めて注目したい。
スマハマは、父ネオユニヴァース×母サウンドザビーチ(母の父アフリート)。父はサンデーサイレンス直仔で、母の父は父Mr. Prospector×母の父Tom Fool系という大まかな血統構成がSeeking the Goldと共通。本馬はJRAダート1800mのレコードホルダーとなるが、母は07年TCK女王盃の勝ち馬、従弟にはダートグレード競走で活躍中のリュウノユキナがいる血統背景にも申し分のない魅力を感じられる。前走は1年4か月ぶりの復帰戦を勝利で飾っており、新天地で再起を誓う実績馬の動向は気になるところ。
兵庫ゴールドトロフィーは、ダートグレードでは数少ないハンデ戦で行われるレース。中央馬と地方馬のハンデ差が大きく、中央のトップハンデ馬は、2011年のスーニや2016年のドリームバレンチノのように、ハンデ59.5㎏を背負わされることもある。対して地方勢のハンデは軽く、同年のダートグレードで連対実績がなければ、51~54kgの軽ハンデで出走することが大半だ。
このためこのレースは、地方勢が穴を開けることが多く、地方馬のこのレースでの成績は、過去10年で1着こそないが、2着5回、3着6回という好成績だ。特に2013年には6番人気のエプソムアーロンが2着と好走し、馬連1万1380円、3連単15万7590円の高配当になったこともあった。
それ以外でも2014年に4番人気のジョーメテオが2着、7番人気のサクラシャイニーが3着、2019年も8番人気のイルティモーネが2着、9番人気のサクラレグナムが3着と好走している。これらが人気薄で好走した地方馬の共通項は、【1】ハンデが51~53㎏だったこと、【2】近2走のどちらかで圧勝か、近2走とも連対していること。
エプソムアーロンは前走で1.5秒差、サクラシャイニーは前々走で2.8秒差の圧勝。ジョーメテオ、イルティモーネ、サクラレグナムは近2走とも連対していた。つまり、ハンデ53kg以下、近2走のどちらかで1.5秒差以上の圧勝か、近2走とも連対している馬が穴メーカーとなる。
逆に中央馬は、前々走のダートグレードで連対した、前走JBCスプリントの出走馬が最有力。その成績は過去10年で【3・4・0・0】。1着の該当馬は、2011年のスーニ、2015年のレーザーバレット、2020年のサクセスエナジー。2着の該当馬は2012年のダイショウジェット、2015年と2016年のドリームバレンチノ、2020年のベストマッチョ。2011年のスーニはハンデ59.5Kgながら、前々走の東京盃2着、前走のJBCスプリント1着の実績馬だけあって、このレースでも優勝している。
また、滅多に出走してこないが前走のカペラSで連対した馬も有力。過去10年のこのレースでの成績は【1・0・1・0】。1着の該当馬は2016年のニシケンモノノフ、2着の該当馬は2016年のノボバカラだ。
さらに同年12月のカペラSに出走していた馬も有力だが、兵庫ゴールドトロフィーの開催時期によっては出走して来ない場合もある。そこで前走で中央のダートグレードに出走していた、前々走で中央のオープン特別、リステッド競走で勝利か、ダートグレードで連対していた馬にフォーカスすると、過去10年のこのレースでの成績は【2・1・0・0】。1着の該当馬は、2012年のティアップワイルド、2017年のグレイスフルリープ。2着の該当馬は、2011年のセイクリムズンだ。
他では、同年のダートグレードで連対実績のある3歳馬も有力。それらの成績は、過去10年で【1・0・0・0】で、該当馬は2019年のデュープロセス(1着)のみだが、2010年にはラブミーチャンが3着、2009年にラヴェリータが3着、2008年にはスマートファルコンが1着と好走している。ダートグレードで連対実績のある3歳馬がこのレースに出走してくることが稀だが、格の高いレースを連対している馬ほど、信頼できるだろう。
まとめるとこうなる!
●本命候補
・前々走のダートグレードで連対した、前走JBCスプリント出走馬。
・前走のカペラS連対馬。
・前々走で中央のオープン特別、リステッド競走で勝利か、ダートグレードで連対していた、前走中央のダートグレード出走馬。
・同年のダートグレードで連対実績のある3歳馬。
●穴馬候補
・ハンデ53kg以下、近2走のどちらかで1.5秒差以上の圧勝か、近2走とも連対の地方馬。
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2001年に別定戦として創設され、2007年以降はハンデキャップ戦として開催されているダートグレード競走。第1回から変わらずに園田ダート1400mを舞台に行われており、リミットレスビッド(2006~2007年)とトーセンブライト(2009~2010年)が2連覇を果たしたほか、2013年ドリームバレンチノと2018年ウインムートは兄弟制覇を達成してみせた。また、創設時からJRA所属馬の連勝が続いているため、地方所属馬にとっては初勝利が嘱望されるレースでもある。