11月5日の京都11Rで行われた第21回
ファンタジーステークス(2歳オープン・牝馬、GIII、芝・外1400メートル、馬齢、12頭立て、1着賞金=2900万円)は、
川田将雅騎手騎乗の1番人気
ミスエルテ(栗東・
池江泰寿厩舎)が直線大外から鋭く伸びて快勝。タイムは1分21秒8(良)。スタートのタイミングが合わず、最内枠から1馬身ほどのビハインド。12頭立ての10番手を慌てず進み、直線は大外から一頭だけ違う脚いろで伸びて危なげなく前をとらえた。これで無傷の2連勝。フランケル産駒のJRA重賞初勝利をあげた。
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川田将雅騎手「ゲートの中で、横を向いた瞬間にゲートが開いたので、想定していたのとは違う競馬になりました。でも結果的にいい経験ができてよかったと思います。調教でも動かしたことがなくて、動かそうとしたときに、本人も『何するんだ』という感じでしたが、直線はわかって動いてくれました。最後も無理はしていません」
1馬身1/4差の2着には逃げ粘った
ショーウェイ(12番人気)、さらにアタマ差遅れたの3着に最後方から脚を伸ばした
ディアドラ(3番人気)。
ミスエルテは、父フランケル、母ミスエーニョ、母の父プルピットという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、(有)サンデーレーシングの所有馬。通算成績は2戦2勝。重賞初勝利。
ファンタジーSは、
池江泰寿調教師は初優勝。
川田将雅騎手は2009年タガノエリザベートに次いで2勝目。
★5日京都11R「
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