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【かしわ記念】レース展望

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【かしわ記念】レース展望

 2日(水)に、船橋競馬場で大注目の交流GI・第30回かしわ記念(交流GI、4歳以上オープン、定量、ダート・左1600メートル)が行われる。史上初となるナイターでの開催となる今年は、14、16、17年の覇者であるコパノリッキーが引退したことで、昨年までとはひと味違った内容のレースとなりそうだ。新たに、かしわ記念の歴史に名前を刻むのはどの馬か、展望していく。

フェブラリーS制覇で完全復活を印象づけたノンコノユメが参戦

 6頭参戦するJRA勢は、現在のダート界を形勢する実力馬がズラリと揃っている。その中でも、2走前の根岸Sで約2年2カ月ぶりの勝利を果たすと、続くフェブラリーSも連勝して完全復活を印象づけたノンコノユメ(美浦・加藤征弘厩舎、セン6歳)が一歩リードか。

 チャンピオンズC、フェブラリーSで連続2着と、今年にも匹敵する臨戦過程で挑んだ2年前のこのレースで勝ち馬から1秒0離された4着に敗れているように、今回は船橋コースへの対応がカギとなる。

 差し馬向きのハイペースになりそうなメンバー構成でもないが、勢いを取り戻した今なら、すべてを跳ね除けても不思議ではないだろう。南関東を知り尽くした内田博幸騎手の手綱捌きにも、大きな期待を寄せたいところだ。

★実力上位のゴールドドリームも地方遠征には不安も

 昨年フェブラリーS、チャンピオンズCとJRAダートGI春秋制覇を果たし、2017年の最優秀ダートホースに輝いたゴールドドリーム(栗東・平田修厩舎、牡5歳)も見逃せない存在だ。

 ノンコノユメの差し脚に屈し2着となったフェブラリーSだったが、先に先頭に立たされたところを一瞬で差されたことを考えると、決して力負けではない。

 逆転の可能性も十分にあるが、地方の馬場で結果を出せていないのは大きな懸念材料。ここまで兵庫チャンピオンシップ2着、ジャパンダートダービー3着、帝王賞7着、マイルチャンピオンシップ南部杯5着。地方遠征では思うような結果が出せていないだけに、環境の違いがどう出るか気になるところだ。



★昨年2着のインカンテーションが悲願のGI制覇を目指す

 GIタイトルこそ保持していないものの、前走のフェブラリーSではノンコノユメゴールドドリームに次ぐ3着に善戦。昨年のかしわ記念では、コパノリッキーには敗れたものの2着と、GIでも上位争いできる実力を見せているインカンテーション(栗東・羽月友彦厩舎、牡8歳)が、悲願の初GI制覇を目指す。

 明け8歳となったが、今年の初戦となったフェブラリーSで3着していることからも、衰えは感じない。今年2戦目というのも、強行軍だった昨年と比べればむしろプラスに働くのではないか。

 また、迫力ではフェブラリーS1、2着馬に劣るかもしれないが、先行力がある点が小回りの船橋コースでは大きな武器となる。

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