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【浦和記念】5番人気マイネルバサラが重賞初勝利

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【浦和記念】5番人気マイネルバサラが重賞初勝利

 11月23日(祝・木)の浦和競馬10Rで行われた第38回浦和記念(交流GII、3歳以上オープン、選定馬、別定、ダート・左2000メートル、11頭立て、1着賞金=3500万円)は、柴田大知騎手騎乗の5番人気マイネルバサラ(牡4歳、美浦・松山将樹厩舎)が早め先頭からそのまま押し切り、重賞初制覇を果たした。タイムは2分08秒2(不良)。6馬身差の2着に船橋所属のヒガシウィルウィン(2番人気)、さらに6馬身差の3着に中団から追い上げたオールブラッシュ(1番人気)。

 レースはハナを切ったタマモホルンをヒガシウィルウィン、マイネルバサラがマークする形で進み、2周目向こう正面まで大きな動きはなかったが、3コーナー手前で柴田大知騎手が仕掛けてマイネルバサラが一気に先頭に。ヒガシウィルウィンは手応えが怪しくなりながらも内ラチ沿いを懸命に追走したが、直線に向くと勢いの差は歴然。マイネルバサラが圧倒した。2着に粘ったヒガシウィルウィンは東京大賞典(12月29日、大井、GI、ダート2000メートル)の優先出走権を獲得。ポイントプラス、グランディオーソは競走を中止した。

 マイネルバサラは、父シニスターミニスター、母サザンレイスター、母の父サザンヘイローという血統。北海道新冠町・浜口牧場の生産馬で、(株)サラブレッドクラブ・ラフィアンの所有馬。通算成績は20戦6勝(うち地方1戦1勝)。重賞初勝利。浦和記念は松山将樹調教師、柴田大知騎手ともに初勝利。

 ◆柴田大知騎手「思った以上にいいスタートが切れてベストのポジションにつけることができた。長くいい脚が使えるので、早めに動いて後続に脚を使わせた。それにしてもこれだけ(6馬身)離すとは…。強かったですね」

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