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【南関東重賞展望】勝島王冠2023 4連勝中のサヨノネイチヤが大舞台に挑む!

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【南関東重賞展望】勝島王冠2023 4連勝中のサヨノネイチヤが大舞台に挑む!


勝島王冠・レース概要】
2009年に創設された重賞競走。前年までは勝島賞という準重賞競走だった。南関東所属の馬にとっては、東京大賞典へのステップレースとしての位置付けで、勝ち馬には優先出走権が与えられる。2018年にS3からS2へと格上げされた。大井競馬場の1800m戦で争われる。
大井競馬場の所在地である、東京都品川区勝島がレース名の由来となっている。

勝島王冠・検討のポイント】
南関東の重賞競走では常連と呼ぶべき馬も多いが、この相手に新興勢力となるサヨノネイチヤがどう挑むのか、その評価が馬券検討上の大きなポイントとなりそうだ。前走でJRA所属馬が相手となるダートグレード競走に出走していた馬たちの巻き返しにも注目したい。

勝島王冠・出走馬概要】
サヨノネイチヤ
4連勝中。デビューからの戦績は11戦9勝2着2回と、オール連対を続けている。今回が重賞初挑戦で相手は強くなるが、54キロという斤量で出走できる点は魅力的だ。サヨノネイチヤより軽いのは牝馬のコスモポポラリタ(53キロ)と、3歳馬リベイクフルシティ(52キロ)のみで、他の馬は3~4キロ重いだけに、斤量面で恵まれた今回は大きなチャンスと言えそうだ。

ランリョウオー
4月に同じ大井の1800m戦であるブリリアントカップを勝利している。近3走は9月の東京記念、10月の埼玉新聞栄冠賞、そして11月の前走マイルグランプリと続けて2着に入っている。勝ち切れない印象もあるが、距離不足と思われた前走でも2着に入った点は評価すべきだろう。手綱を取る本橋孝太騎手が大外枠からどのようなレースを見せるのか、注目したい。

スワーヴアラミス
8歳の古豪だが、前走の日本テレビ盃でJRA勢を相手に3着に食い込み、まだまだ衰えがないことをアピールして見せた。言うまでもなく、前走よりは相手が楽になっており、年齢だけを理由に軽視すべきではない。日本テレビ盃と同様に、森泰斗騎手が手綱を取る。

ライトウォーリア
昨年の勝ち馬で、今年5月の大井記念でも3着に入っている。近2走は帝王賞(6着)、白山大賞典(5着)とJRA勢が相手だっただけに、南関東勢同士の対戦となる今回は巻き返しがあって不思議はない。矢野貴之騎手に手が戻るのも好材料だが、58キロを背負う点だけが気になるところだ。

上記の4頭以外では、実績からはギガキングということになりそうだが、今回も右回りコースの大井が舞台となる点が気がかりだ。斤量面で有利なコスモポポラリタは、牡馬が相手となる点をどう判断するのかが、馬券検討上のポイントと言えそうだ。距離に不安を抱えるデュードヴァンは、内枠と御神本訓史騎手が引き続き騎乗できる点を活かせるかが課題となりそうだ。


(文・菅野一郎)

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