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【JBCスプリント】ダンシングプリンスが逃げ切りV 三浦騎手「この馬に感謝です」

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【JBCスプリント】ダンシングプリンスが逃げ切りV 三浦騎手「この馬に感謝です」

東北の地で新たな快速馬が誕生だ。3番人気のダンシングプリンスがハナを奪ってマイペースに持ち込むと、4番手から押し上げてきたリュウノユキナを3/4馬身差振り切って初のビッグタイトルを手にした。

「前走は出負けするアクシデントがあったので、しっかり出すことを一番気を付けた。終始余裕で、変にプレッシャーをかけず気持ち良く最後まで伸び伸びと走ってほしいという思いで乗っていました」

三浦騎手は2014年の全日本2歳優駿以来(ディアドムス)のJpnⅠ制覇。「今までたくさんのチャンスをもらっていた中でなかなか結果が出せなかったが、この馬にひと押ししてもらった。この馬に感謝です」とパートナーをたたえた。

厩舎開業3年目でJpnⅠ初制覇を飾った宮田調教師は「前走は悔しかったが、11月にリベンジを果たすという思いでやってきた。GⅠ馬ですからね。ただただえらい馬のひと言です」と満面の笑み。今後については「状態を見ながらですが、来年またサウジかドバイに行ければ」と話した。

■ダンシングプリンス 父パドトロワ、母リトルブレッシング、母の父バブルガムフェロー。鹿毛の牡6歳。美浦・宮田敬介厩舎所属。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、馬主は吉田千津氏。戦績16戦11勝(うち地方6戦5勝、海外1戦1勝)。獲得賞金3億2554万9300円(うち地方1億950万円、海外1億352万9300円)。重賞は2021年GⅢカペラS、22年GⅢリヤドダートスプリント、JpnⅢ北海道スプリントCに次いで4勝目。JBCスプリントは宮田敬介調教師、三浦皇成騎手ともに初勝利。馬名の意味は「踊る王子」。

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