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7月のダートグレード競走

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7月のダートグレード競走

7月はダートグレード競走が4レース組まれている。

初陣を飾る『スパーキングレディーカップ』(JpnⅢ、左1600メートル)が、6日に川崎競馬場で行われる。このレースは12年連続でJRA所属馬が勝利していたが、昨年は大井所属のサルサディオーネが逃走V。久々の地方所属馬による戴冠となった。レースは前半3ハロンで35秒5のハイラップを刻んだが、直線でもその差が広がる一方。結果は2着リネンファッションに6馬身差をつける圧巻のものだった。サルサディオーネはその後も日本テレビ盃を制するなど今なお活躍中。JBCレディスクラシックにつながる一戦を制するのはどの馬か、必見だ。

同週末(10日、日曜)にJRA小倉競馬場で行われるのが『プロキオンステークス』(GⅢ、右1700メートル)だ。これまでは堅い決着が続いていたが、ここ2年の3連単の払い戻しは20年が82万超、昨年が194万超と荒れている。昨年は9番人気のメイショウカズサが5番手のインを追走し、力強く伸びて差し切った。1分40秒9の勝ち時計はコースレコードとなる衝撃のものだった。メイショウカズサはその後、白山大賞典(金沢)、浦和記念(浦和)と中長距離重賞を連勝。秋以降のビッグレースに向けても、見逃しは厳禁だ。

3歳ダート戦線で唯一のJpnⅠでもあり、南関3歳3冠最終戦の『ジャパンダートダービー(右2000メートル)が、13日に大井競馬場で行われる。創設以来、JRA所属馬が17勝、地方馬は6勝(大井1勝、船橋5)と地方馬にもつけ入る隙がある一戦。昨年は重賞初挑戦だった12番人気(13頭立て)のキャッスルトップがハイペースで逃げると、そのまま後続の追撃をアタマ差しのいで大金星。2017年のヒガシウィルウィン以来となる地方所属馬の勝利となった。同レースはこれまでゴールドアリュール、カネヒキリ、クリソベリルなどを輩出し。3歳チャンピオン決定戦を制するのはどの馬か-。

水沢から盛岡に戦いの場を移して4週目(18日)に行われるのが『マーキュリーカップ』(JpnⅢ、右2000メートル)。1999、2000年を連覇したオースミジェットをはじめ、リピーターの多い競走だ。昨年は20年の覇者マスターフェンサーが58キロながら2番手追走から4コーナーで先頭に立つと、1番人気バンクオブクラウズに2馬身差をつけてダートグレード4勝目をマーク。時計こそ2分5秒台での決着となったが、盛岡競馬場はコース形態上、スピード決着になるケースが多く、スピード勝負に対応できるかがカギを握る。

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