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【川崎・関東オークス】スピーディキックが南関牝馬3冠を狙う(PR)

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地方競馬の南関東3歳牝馬3冠最終戦、第58回関東オークス(Jpn・ⅠⅠ、ダート2100メートル)が、15日に川崎競馬場で行われる。注目の存在は、南関東の牝馬2冠を制したスピーディキック(浦和・藤原智行厩舎)だ。昨年までJRA所属馬が9連勝中と強さを示しているレース。今年こそ地方勢の主役が中央勢を打ち破り、史上2頭目の牝馬3冠を達成するのか。目が離せない頂上決戦だ。メンバー、枠順は12日に確定する。



16年ぶり史上2頭目の偉業に挑む。浦和・桜花賞、大井・東京プリンセス賞の牝馬2冠を快勝したスピーディキックが、2006年のチャームアスリープ(船橋)以来となる南関東牝馬3冠制覇を狙っている。

ホッカイドウ競馬所属の2歳時から強烈な末脚を武器に活躍。今年に入って、以前よりも前で競馬ができるようになり、力強さを増してきた印象だ。前走の東京プリンセス賞はクビ差の勝利だったが、直線に向いて3番手まで押し上げる積極的な内容。藤原調教師は「前走は普段より少し前での競馬でしたし、外めを回ったぶん、あの着差になったと考えています」と、前向きに捉えている。

前走後は順調な調整を積んでおり、体調面に不安はない。藤原調教師は「距離は不問なので、うまく立ち回ることができれば、中央馬が相手でもやれると思います」と意欲を見せる。地方所属馬は昨年まで3年連続で2冠牝馬が関東オークスに臨んだが、19年のトーセンガーネット(浦和)が3着、20年のアクアリーブル(船橋)、21年のケラススヴィア(浦和)がともに2着。スピーディキックが今年こそ栄誉をつかむ。

地力強化が著しいグラーツィア(船橋・米谷康秀厩舎)が、勢いに乗って交流重賞に参戦する。2走前の東海クイーンカップ(名古屋)、前走の留守杯日高賞(水沢)と重賞2連勝中。前走は直線だけで2着馬を10馬身突き放す強い内容だった。まだ若さを感じさせる走りながら、ラストは手応え以上にしぶとく伸びるので、初参戦ながら広い川崎コースはタイプ的に合いそうなイメージがある。

2歳時に園田で重賞を勝ち、笠松で重賞2着。門別でも2勝を挙げるなど、全国各地で活躍しているたくましいハートも強みだ。一気の相手強化にも耐えられる可能性は低くはない。

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