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【JBCスプリント】地元のサブノジュニアが差し切って中央勢撃破!

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【JBCスプリント】地元のサブノジュニアが差し切って中央勢撃破!

 11月3日の大井9Rで行われた第20回JBCスプリント(3歳以上オープン、交流GI、ダート・右1200メートル、定量、16頭立て、1着賞金=6000万円)は、矢野貴之騎手騎乗の8番人気サブノジュニア(牡6歳、大井・堀千亜樹厩舎)が先行馬多数のなか、道中は後方でレース進めると、直線では馬場の真ん中から一気に差し切って昨年に続く地方馬のVを決め、交流重賞初制覇を果たした。タイムは1分10秒7(稍重)。



 1馬身3/4差の2着には2番手追走から粘り込んだマテラスカイ(7番人気)、さらに3/4馬身遅れた3着に昨年の覇者ブルドッグボス(3番人気)が入った。



 1番人気に支持された戸崎圭太騎手騎乗のジャスティンは中団からレースを進めるも伸びきれず8着、藤田菜七子騎手騎乗の2番人気コパノキッキングも直線に入って懸命に足を伸ばすも6着に終わり、昨年2着の雪辱は果たせなかった。



 JBCスプリントを勝ったサブノジュニアは、父サウスヴィグラス、母サブノイナズマ、母の父カコイーシーズという血統。北海道新ひだか町・藤沢牧場の生産馬で、馬主は中川三郎氏。通算成績は36戦12勝。重賞は2020年のアフター5スター賞(SIII)に次いで2勝目。



 ◆矢野貴騎手(1着 サブノジュニア)「信じられない。窮屈だったけど、前があけば確実に伸びると思った。地元の馬で中央勢を負かすことができてうれしい。充実していて、精神面も強くなった」

 ◆武豊騎手(2着 マテラスカイ2着)「惜しかったね。もっとゆっくり3コーナーに入りたかったけど、外からプレッシャーをかけられた」

 ◆御神本訓騎手(3着 ブルドッグボス)「スタートでつまずいた。あの出遅れではどうにも…。勝てたレースだった」

 ◆松若風馬騎手(4着 モズスーパーフレア)「スタートでトモを滑らせたが、二の脚でカバーしてくれた。楽に行ければ結果は違ったかも」

 ◆M.デムーロ騎手(5着 キャンドルグラス)「エンジンがかかるのに時間がかかったが、最後までジワジワ伸びた」

 ◆藤田菜七子騎手(6着 コパノキッキング)「すごく落ち着いていたし、返し馬も問題なかったです。ゲートも出てくれましたが、砂をかぶって嫌がるしぐさを見せていました。追走に忙しかったです。ちょっとよくわからないですね」

 ◆戸崎圭太騎手(8着 ジャスティン)「落ち着いていて雰囲気は良かったのですが、もまれる競馬が板についていないのが課題ですね」



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