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【かしわ記念】モズアスコット、3度目のGI制覇だ “二刀流”でフェブラリーS圧勝再現へ

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【かしわ記念】モズアスコット、3度目のGI制覇だ “二刀流”でフェブラリーS圧勝再現へ

 芝・ダートの二刀流で活躍するモズアスコットが勝利への最短距離にいる。今年2月の根岸Sで初めてダートに挑戦すると、いきなり差し切って快勝。続くフェブラリーSでも中団から力強く伸びて2馬身半差の完勝だった。その後、さらに別路線というべき芝1200メートルの高松宮記念に挑んで13着と大敗を喫したが、ダートで負けなしという戦績は目を引く。今回は主戦のルメール騎手に戻り、東京と同じ左回りのダート戦。3度目のGI制覇を果たすチャンスとみていいだろう。

 そのフェブラリーSでしんがり16番人気ながら2着の激走を見せたのが古豪ケイティブレイブ。ダートGI3勝を誇る7歳馬も、東京大賞典川崎記念と立て続けに大敗して人気を落としたが、新コンビの長岡騎手を背によみがえった。船橋1600メートルは未経験ながら船橋コース自体は【2・0・1・0】の実績がある。ここで完全復活を遂げるシーンもありそうだ。

 末脚自慢のサンライズノヴァは、武豊騎手との新コンビで臨む。調教に騎乗した名手は「身のこなしが柔らかい。イメージと違っていた」と手応えをつかんだ様子。昨年の南部杯に続くGI制覇に向けて、レジェンドの手綱に注目が集まる。

 大勢逆転があるとすれば、やはりルヴァンスレーヴだろう。今回は1年5カ月ぶりの実戦で常識的には狙いづらいが、8戦7勝、GI4勝の実績は飛び抜けている。

 このほか、スピード豊かで左回りダートを得意すとるワイドファラオ、アルクトスがJRAから参戦。地方馬はやや劣勢だが、経験を生かして上位進出をうかがう。

 5日に船橋競馬場で交流GIかしわ記念(ダ1600メートル)が行われる。今年は同距離のフェブラリーSで1~3着だった馬が勢ぞろい。休養明けの実力馬も参戦予定で例年以上の好メンバーが集結した。上半期におけるダートのマイル王を決める一戦から目が離せない。

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