地方競馬ニュース

【東京盃】藤田菜七子がコパノキッキングで日本人女性騎手初の統一グレードレース制覇!

 0   13   1,187
シェアする  x facebook LINEで送る
【東京盃】藤田菜七子がコパノキッキングで日本人女性騎手初の統一グレードレース制覇!

 10月2日の大井11Rで行われた第53回東京盃(交流GII、3歳以上オープン、別定、ダート・右1200メートル、15頭立て、1着賞金=3500万円)は、藤田菜七子騎手騎乗で断然人気に支持されたコパノキッキング(セン4歳、栗東・村山明厩舎)が勝利。藤田菜七子は日本人女性騎手として史上初となる統一グレードレース制覇の快挙を成し遂げた。



 菜七子は今年、コパノキッキングとコンビを組んだフェブラリーSでJRA女性騎手初のGI騎乗を果たし、夏にはスウェーデンで行われた「ウィメンジョッキーズWC」で優勝を飾った。世界の一流ジョッキーたちが集った「シャーガーC」では女性選抜チームの一員として参戦し、8月に札幌で行われた「WASJ」にも選出。先日の9月29日には今年のJRA30勝目を挙げており、目下女性騎手のJRA年間勝利記録を更新中と勢いが止まらない。



 菜七子以外のJRA女性騎手が重賞に騎乗したのは、増沢由貴子(旧姓牧原、13、7、16着)、細江純子(9、10、16着)、田村真来(12着)の3人で、今回の勝利で菜七子がついに競馬界の歴史に新たな1ページを刻んだ。これまでコパノキッキングとのコンビでは4月の東京スプリント(大井、交流GIII)で2着、8月のクラスターC(盛岡、交流GIII)では3着と惜敗が続いていたが、今回ついに待望の勝利を果たした。



 東京盃を勝ったコパノキッキングは、父Spring At Last、母Celadon、母の父Gold Haloという血統。米国・Reiley McDonaldの生産馬で、馬主はDr.コパこと小林祥晃氏。通算成績は13戦8勝(うち地方3戦1勝)。重賞は2018年のカペラS(GIII)、19年の根岸S(GIII)に次いで3勝目。



 ◆藤田菜七子騎手(1着 コパノキッキング)「すごくほっとした気持ちの方が大きいです。それから、ホントに、とってもうれしいです。ナイターは2走前に経験しているので、そのときよりはイレ込みも少なかったですし、返し馬もすごくいい雰囲気で行けたと思います。どう乗ろうか、最後まで悩んだんですけど、ゲートを出たら主張していこうと思っていました。大井の直線がこんなに長く感じたのは初めてでした。続けて乗せていただいたオーナー、調教師の先生、厩務員さんやファンの方というか、人気を背負っていたので、ゴールの瞬間はすごくほっとしました。今後もひと鞍ひと鞍頑張っていきますので、応援よろしくお願いします」

この記事はいかがでしたか?
ナイス  (13)

このニュースへのコメント

コメント投稿

コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。
コメントはありません。

競馬関連ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

最新注目レース

1位05/13 大井 東京ダービーチャレンジ競走3歳選抜馬オー
2位05/13 大井 立夏賞競走B2四B3一選抜特別
3位05/12 高知 ファイナルレースC3−19記者選抜
4位05/12 盛岡 シアンモア記念
5位05/13 大井 しし座特別競走C1一C2選抜特別
6位05/13 大井 C3六七
7位05/13 大井 C2・14・15・16
8位05/13 大井 ネバダ賞C2・14・15・16
9位05/13 盛岡 C2
10位05/13 大井 C2・14・15・16

最新注目競走馬

1位ライゾマティクス
2位ペルセヴェランテ
3位ルーラーオブダート
4位イモノソーダワリデ
5位グランコージー
6位キタノヒーロー
7位ポンドボーイ
8位アトランティス
9位ノーブルサターン
10位スイングステート

最新注目騎手

1位鷹見陸大井
2位津村明秀JRA
3位藤田凌大井
4位森泰斗船橋
5位矢野貴之大井
6位飛田愛斗佐賀
7位笹川翼大井
8位菅原涼太大井
9位山本聡哉岩手
10位出水拓人佐賀

最新注目調教師

1位小久保智浦和
2位藤田輝信大井
3位森下淳平大井
4位荒山勝徳大井
5位塚田隆男愛知
6位張田京船橋
7位福田真広大井
8位佐々木由則岩手
9位九日俊光佐賀
10位朝倉実大井