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nige｜浦和記念 - 2023年11月23日浦和11R｜地方競馬予想のウマニティ
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| 着 順 | 枠 番 |
馬 番 |
予想印 | 馬名 | オッズ | 性齢 | 重量 | 騎手 | 一言コメント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 7 | 10 | ▲ | ディクテオン | 11.0 | セ5 | 56.0 | 本田正重 | 実質少頭数のレースで浦和に対応できれば |
| 2 | 2 | 2 | △ | ミトノオー | 4.3 | 牡3 | 55.0 | 松山弘平 | ひと叩きして浦和替わりは歓迎 |
| 3 | 6 | 7 | ○ | テンカハル | 2.4 | 牡5 | 56.0 | 坂井瑠星 | 能力は一番だが浦和でどれだけ流れに乗れるか |
| 4 | 7 | 9 | ヒーローコール | 5.0 | 牡3 | 54.0 | 森泰斗 | ||
| 5 | 4 | 4 | ◎ | メイショウフンジン | 3.8 | 牡5 | 56.0 | 幸英明 | 適性は合うので同型をスムーズに交わせれば |
| 6 | 1 | 1 | × | セイカメテオポリス | 40.7 | 牡5 | 56.0 | 今野忠成 | 中央馬がどれだけ力を出せるか次第 |
| 7 | 8 | 12 | エルデュクラージュ | 146.3 | セ9 | 56.0 | 矢野貴之 | ||
| 8 | 8 | 11 | テイエムサウスダン | 88.6 | 牡6 | 56.0 | 柴山雄一 | ||
| 9 | 5 | 5 | スーパーフェザー | 473.5 | セ8 | 56.0 | 秋元耕成 | ||
| 10 | 5 | 6 | ジョエル | 56.1 | 牡5 | 56.0 | 所蛍 | ||
| 11 | 3 | 3 | シンコーマーチャン | 717.8 | 牡9 | 56.0 | 大畑慧悟 | ||
| 12 | 6 | 8 | コウエイスーシェフ | 719.5 | セ8 | 56.0 | 浅野皓大 |
| 式別 | 買い方 | 組み合わせ | 1点あたりの金額 |
|---|---|---|---|
| ３連単 | ﾌｫｰﾒｰｼｮﾝ | 4 - 7 - 210 |
各1,800円 |
| 4 - 210 - 2710 |
各800円 | ||
| 4 - 2710 - 1 |
各300円 | ||
| 7 - 4 - 210 |
各1,000円 | ||
| 通常 | 7 - 4 - 1 | 300円 | |
| 合計 | 12通り | 10,000円 | |
| 購入額 | 払戻額 | 収支 | 回収率 |
|---|---|---|---|
| 10,000円 | 0円 | -10,000円 | 0% |
nigeのコメント
【木曜浦和勝負R:傾向・全馬評価あり】浦和に合う適性なのでスムーズに走れば！
＜予想＞
◎：メイショウフンジン
適性は合うので同型をスムーズに交わせれば
○：テンカハル
能力は一番だが浦和でどれだけ流れに乗れるか
▲：ディクテオン
実質少頭数のレースで浦和に対応できれば
△：ミトノオー
ひと叩きして浦和替わりは歓迎
☆：セイカメテオポリス
中央馬がどれだけ力を出せるか次第
＜傾向＞
■ 近3年3着以内馬ローテーション
※レース名(人気,着順)
・2022年
【中央：4番人気】西日本スポーツ杯(3勝クラス)(7,1)→シリウスS(9,4)→JBCクラシック(8,4)
【中央：3番人気】吾妻小富士S(5,1)→プロキオンS(1,12)→白山大賞典(4,2)
【中央：7番人気】大沼S(7,1)→エルムS(3,8)→みやこS(13,15)
・2021年
【中央：1番人気】プロキオンS(9,1)→阿蘇S(1,6)→白山大賞典(5,1)
【地方：3番人気】京成盃GM(3,2)→大井記念(1,3)→埼玉新聞栄冠賞(1,1)
【中央：4番人気】BSN賞(5,10)→ラジオ日本賞(10,5)→ブラジルC(6,3)
・2020年
【中央：3番人気】JDD(6,1)→日本テレビ盃(2,7)→JBCクラシック(5,5)
【中央：1番人気】スレイプニルS(4,4)→BSN賞(2,1)→日本テレビ盃(5,1)
【中央：2番人気】ダイオライト記(2,2)→アンタレスS(3,1)→エルムS(2,2)
中央馬は、路線はバラバラだが、JBCクラシックで負けた馬と近3走で重賞2着以内のある馬が好成績。最低限、オープン特別・リステッド勝ちは欲しい。トップクラスはチャンピオンズCを使うので、JBCクラシックで完敗していても近3走で地方交流重賞で5着以内の実績があれば勝負できるレベル。
地方馬は、近年は苦戦中。狙うなら地方交流重賞の好走実績がある馬、または元中央OP・3勝クラスから移籍した南関東重賞好走馬。
あと、中央馬が3頭上位にきても人気順に決まりにくいのも特徴。過去10年で1番人気で勝ったのは、2回だけ（21年メイショウカズサと16年3歳時のケイティブレイブ）。それが影響して、中央馬のみの決着でも3連単が万馬券になりやすいレース。
＜展開＞
逃げたいのは、ミトノオー、メイショウフンジン、ハナ宣言をしているテイエムサウスダン。この距離で何が何でも行くならテイエムサウスダン、それに続いてミトノオー、メイショウフンジン。3頭に続いて、ヒーローコール、エルデュクラージュ、ジョエル、セイカメテオポリス、テンカハルあたりが追走。
テイエムサウスダンは距離不安があるので、ハナを取ったらペースを落としたい。でも、ミトノオーが溜め逃げタイプではないので、プレッシャーを受けて平均ペースを想定。
＜予想詳細＞
本命は、メイショウフンジン
三宮S(5,5)→マーキュリーC(3,3)→白山大賞典(3,2)
前走の白山大賞典は、スタートからしっかり出してハナへ。ケイアイパープルがピッタリ2番手で付いてきたので緩まないまま平均ペース。2周目3コーナーに入るところでケイアイパープルに外から並びかけられたが、交わされずに振り切って直線へ。直線に入って外から伸びてきたウィルソンテソーロに差されたが1/2馬身差2着。
時計が出ていた馬場を差し引いても、道中は流れていて楽な逃げではなかった。その展開で、1kgの斤量差はあったがウィルソンテソーロと1/2馬身差は好内容。この馬らしい前で粘るいい持続力を見せた。
今回は、逃げられそうにないが、浦和コースが適性に合うのが魅力。
浦和は、小回りで向正面に入ってからロングスパート戦になって持続力が活きるコース。同じように向正面からロングスパート戦になる船橋より1周距離が短くて、直線距離も短い。それに加えて、南関東の中でも時計が出る馬場なので先行力が活きる。
この馬の「前に行って持続力を活かす」長所がピッタリ合うコースになっている。
課題は、同型馬が2頭いること。
逃げるのがベストだが、レースに参加できていないので、距離を伸ばして逃げることで刺激を与えたいテイエムサウスダンと逃げることでパフォーマンスを上げて結果を出してきたミトノオーがいる。
好位外からでも力は出せるので、2頭を見ながら好位外の3番手が濃厚。ずっと2頭分外を走るのは嫌だが、2周目向正面でテイエムサウスダンが力尽きで、ミトノオーが先頭。その外にメイショウフンジンの形になると考えている。
出脚が鈍くて器用さがあまりないテンカハルとディクテオンが、この時点ですぐ後ろだとつらいが、3馬身くらい距離があれば勝つには有利な位置。3コーナーに入るところや直線に入るところで先頭に出て粘るレースができれば、押し切れていい力はある。
ハナ争いに加わってハイペースにしたりしなければ、前で粘って好走できるので期待する。
対抗は、テンカハル
スレイプニルS(4,6)→日本テレビ盃(5,2)→ブラジルC(2,1)
前走のブラジルCは、中団やや後ろから追走。ペースが流れていたのでその位置のまま3コーナーに入って、全体のペースアップについて行って4コーナーで最内へ。直線に入ってから外に出して、前の馬の脚が鈍ったところを差し切って勝利。
中盤緩まずに一定ラップに流れる平均ペース。東京2100mをこの流れだと前が苦しくなるので、後半減速ラップになり差し有利の展開。（ラスト4F12.0 - 12.3 - 12.5 - 12.7）。展開は向いていた。
あと、4コーナーで内でなく外を選択していたのが大正解。無難に外を選んで2着馬の後ろから追いかける形だとかなり際どい勝負になっていた。4コーナーを最内でロスなく走って、スムーズに直線で外に出す完璧な騎乗が1.1/4馬身差につながった。
今回は、小回りの浦和コースの対応が課題。
2走前の日本テレビ盃で船橋に対応したが、浦和はさらに小回りで直線距離も短く、時計も船橋より出る馬場（1周距離：船橋1600m、浦和1400m）。それに加えて、日本テレビ盃はウシュバテソーロが好位から強い走りをしたことで、2着争いは差しが有利な展開だった。
出脚の鈍さがあるので、最初のコーナーは間違いなく中団より後ろになる。その位置からどのタイミングで動いて行くかがかなり重要になる。
想定するペースで動かないまま2周目向正面に入ると、全体のペースアップと重なって差を縮められないまま3コーナーに入る可能性がある。1周目ゴール前から2周目2コーナーまでに、少しでも位置を上げることが勝つ可能性を上げる。
想定よりペースが流れてくれたら動かなくても差せる展開になるが、想定するペースだと「坂井騎手の乗り方」が1着を取るには重要になる。日本テレビ盃のパフォーマンスから力を出し切れば勝てていいが、浦和2000mの舞台がいい馬ではない。勝つには展開に合う騎乗が必要なので対抗までとした。
単穴は、ディクテオン
ブリリアントS(4,1)→スレイプニルS(3,11)→ブラジルC(4,4)
前走のブラジルCは、いつものように出脚が鈍くて最後方から追走。3コーナーに入る少し前の残り1000mから動き出して、4頭交わして直線で大外へ。そこから長く脚を使って0.5 秒差4着。
休み明けの影響が出たのか、いつも以上に位置取りが悪く、3走前に勝ったブリリアントSと同じ上がりの脚を使ってブリリアントSより0.4秒遅い走破時計。休み明けとしたら力は見せた。
今回は、小回りの浦和コースの対応が課題。
出脚が鈍いがスピードに乗ったら長くいい脚が使えるので、浦和のロングスパート戦には対応できる。ただ、テンカハル以上に出脚の鈍さがある馬。2周目向正面に入った時の先頭との差が、どのくらいあるのかが好走できるかのポイントになる。
その点で救いなのは、地方交流重賞は上位争いに参加できる馬が限られているので「実質少頭数」のレースになること。前走のように中央OP馬の16頭立てと違って、さばきやすくなるし、外を走るロスも小さくなる。テンカハルが船橋1800mの日本テレビ盃で、レースの流れに乗れたのもこれが理由。
印象よりは先頭との差が小さい状態で2周目向正面に入れると考えている（それでもテンカハルよりは後ろ）。想定する位置からいつもの長くいい脚を使ったら上位争いに加われていい。
4番手は、ミトノオー
兵庫CS(1,1)→ジャパンダートダービー(3,3)→日本テレビ盃(2,6)
前走の日本テレビ盃は、外枠からスピードの違いでハナへ。向正面に入るまではマイペースで走れたが、向正面に入ってスワーヴアラミスがプレッシャーをかけてきて早めのペースアップ。3コーナーで外に並びかけられて、直線に入ってすぐに交わされて失速。1.9秒差6着。
2番人気になっていたが、3歳9月に古馬の重賞級相手だと斤量差だけでは互角に戦うのは難しいのが普通。スワーヴアラミスの積極的な騎乗とウシュバテソーロの存在でレースレベルも高くなったら完敗は仕方ない。
今回は、ひと叩きして浦和替わりになるのは歓迎。
前走は、大目標のジャパンダートダービー後の休み明け。いきなり万全で出てくることはないので、使っての状態の良化は期待できる。
あと、前で持続力を活かしたくて、高速馬場も対応できるタイプ。南関東の中では時計が出る馬場で、小回りのロングスパート戦になる浦和替わりは歓迎。距離も1800mがベストの感じはするが浦和の2000mなら対応できていい。
課題は、ハナ宣言をしているテイエムサウスダンの存在。
2番手でも新馬戦で勝っているが、パフォーマンスを上げたのは逃げる競馬をしだしてから。テイエムサウスダンはハナを取ってからペースを落とすと思うので、それに付き合いすぎずに2周目向正面でテイエムサウスダンを早めに交わして、いつもの先頭にいて我慢する自分の形に持ち込みたい。
その形に持ち込めたら、テンカハル・ディクテオンの浦和での走り次第で馬券圏内争いに加われていい。勝つにはもう一段階成長してこないと厳しいので、頭なしの相手まで。
5番手は、セイカメテオポリス
大井記念(3,1)→東京記念(1,1)→白山大賞典(6,6)
前走の白山大賞典は、中団から追走。2周目向正面での中央馬のペースアップに徐々に遅れて2.0秒差6着。
レースレベルが高かったし、夏の中2週での輸送で15kg減もあったので完敗は仕方ない。
それでも、前年4着時（2:14.1）より今年（2:13.0）の方が走破時計は速くなっている。この馬としては、悪い内容ではなかった。
今回は、力を出しきれない可能性がある中央馬が多いことはプラス材料。
距離が長すぎるテイエムサウスダン、逃げない競馬が濃厚なミトノオー、広くて直線の長い東京がベストのテンカハル・ディクテオンなど、力が出せなくても納得できる中央馬が多い。崩れる馬が多くなれば、好走できる可能性は上がる。
浦和は初めてだが、小回りは苦にしないし、ロングスパート戦も3走前の大井記念で対応しているので問題ない。馬場に関しては、砂の入れ替え前の時計が出る馬場の大井で強い走りをしている馬。どちらかというと時計がかかる馬場の方が嫌なので、浦和の馬場は合う。距離は2000m以上あればいいので、この馬の力が出せる条件は揃っている。
今後の伸びしろならヒーローコールの方が上だが、現状の能力比較ならセイカメテオポリスの方が上。中央馬が多く崩れた時に、3着ならあっていいと考えて押さえに入れておきたい。
※以下は、買わない馬の評価。
■ 中央馬
テイエムサウスダン
関東のレースが中心になるので、蛯名厩舎に転厩したが別馬になってしまった。岩田康誠騎手が調教に乗って作り上げてきた馬なので、完全に裏目。近走はレースに参加できていないから、何が何でもハナを取りに行くと言っているが、ショック療法になって次につながればいいレース。上位争いは期待できない。
■ 地方馬
シンコーマーチャン
名古屋の「A2」でも完敗しているので回ってくるだけ。
スーパーフェザー
中央時代は芝で勝ち上がって、リステッド5着（22年谷川岳S）実績がある。ダートでは、2勝クラスの2着が最高。前走は、盛岡のOP特別で2着。この相手のダート戦は厳しい。
ジョエル
前走の埼玉新聞栄冠賞は、好位外の3番手で追走。4コーナーで2番手に上がって、直線で粘るランリョウオーを交わして勝利。勝ちはしたが前有利の展開で、浦和が合わないランリョウオーを捕らえた内容。浦和記念20年4着、21年2着で、20年・21年埼玉新聞栄冠賞を連覇したタービランスの時と比べるとレースレベルも低い。逃げるか好位外から持続力を活かしたいので、同じタイプの強い中央馬がいるのも厳しいので消し。
コウエイスーシェフ
名古屋の「A4」でも完敗しているので回ってくるだけ。
ヒーローコール
前走の戸塚記念は、内枠からしっかり出して好位外の2番手から追走。2周目1コーナーで逃げ馬に並びかけて、向正面で先頭。3コーナーに入って後続との差を広げて、直線でさらに差を広げて6馬身差の完勝。2歳時に結果を出していた川崎に替わって、パフォーマンスを上げる好内容。
今回は、古馬もいる中央馬相手でレースレベルの対応が課題。ミトノオーレベルでも古馬の重賞レベルの相手になると厳しい戦いになるのが、3歳馬としたら普通。
ここ2戦はいい走りをしているが、現時点でミトノオーより強いとは思わない。ミトノオーどころかセイカメテオポリスも現状のパフォーマンスは上と考えている。成長中なのでもっといい走りができる可能性はあるが、現時点の能力と世間が期待しているオッズが合っていない。
中央馬が浦和に対応できなくて多く崩れてくれて、この馬が更にパフォーマンスを上げてやっとセイカメテオポリスと一緒に馬券圏内争いに加われるくらい。地方交流重賞で買うとしたら、来年になってさらに成長してきた時と現時点では考えている。
エルデュクラージュ
トップスピードの速さに衰えが出ているので、今年のダイオライト記念のようにかなり時計のかかる馬場が理想。南関東だと船橋と時計がかかるときの川崎が合う。浦和は、小回り＆時計が出る馬場なので南関東だと一番合わないコース。去年の埼玉新聞栄冠賞のように、ラスト1F15.1秒になるようなみんなバタバタになる展開でないと浦和での好走は難しい。
＜予想＞
◎：メイショウフンジン
適性は合うので同型をスムーズに交わせれば
○：テンカハル
能力は一番だが浦和でどれだけ流れに乗れるか
▲：ディクテオン
実質少頭数のレースで浦和に対応できれば
△：ミトノオー
ひと叩きして浦和替わりは歓迎
☆：セイカメテオポリス
中央馬がどれだけ力を出せるか次第
＜傾向＞
■ 近3年3着以内馬ローテーション
※レース名(人気,着順)
・2022年
【中央：4番人気】西日本スポーツ杯(3勝クラス)(7,1)→シリウスS(9,4)→JBCクラシック(8,4)
【中央：3番人気】吾妻小富士S(5,1)→プロキオンS(1,12)→白山大賞典(4,2)
【中央：7番人気】大沼S(7,1)→エルムS(3,8)→みやこS(13,15)
・2021年
【中央：1番人気】プロキオンS(9,1)→阿蘇S(1,6)→白山大賞典(5,1)
【地方：3番人気】京成盃GM(3,2)→大井記念(1,3)→埼玉新聞栄冠賞(1,1)
【中央：4番人気】BSN賞(5,10)→ラジオ日本賞(10,5)→ブラジルC(6,3)
・2020年
【中央：3番人気】JDD(6,1)→日本テレビ盃(2,7)→JBCクラシック(5,5)
【中央：1番人気】スレイプニルS(4,4)→BSN賞(2,1)→日本テレビ盃(5,1)
【中央：2番人気】ダイオライト記(2,2)→アンタレスS(3,1)→エルムS(2,2)
中央馬は、路線はバラバラだが、JBCクラシックで負けた馬と近3走で重賞2着以内のある馬が好成績。最低限、オープン特別・リステッド勝ちは欲しい。トップクラスはチャンピオンズCを使うので、JBCクラシックで完敗していても近3走で地方交流重賞で5着以内の実績があれば勝負できるレベル。
地方馬は、近年は苦戦中。狙うなら地方交流重賞の好走実績がある馬、または元中央OP・3勝クラスから移籍した南関東重賞好走馬。
あと、中央馬が3頭上位にきても人気順に決まりにくいのも特徴。過去10年で1番人気で勝ったのは、2回だけ（21年メイショウカズサと16年3歳時のケイティブレイブ）。それが影響して、中央馬のみの決着でも3連単が万馬券になりやすいレース。
＜展開＞
逃げたいのは、ミトノオー、メイショウフンジン、ハナ宣言をしているテイエムサウスダン。この距離で何が何でも行くならテイエムサウスダン、それに続いてミトノオー、メイショウフンジン。3頭に続いて、ヒーローコール、エルデュクラージュ、ジョエル、セイカメテオポリス、テンカハルあたりが追走。
テイエムサウスダンは距離不安があるので、ハナを取ったらペースを落としたい。でも、ミトノオーが溜め逃げタイプではないので、プレッシャーを受けて平均ペースを想定。
＜予想詳細＞
本命は、メイショウフンジン
三宮S(5,5)→マーキュリーC(3,3)→白山大賞典(3,2)
前走の白山大賞典は、スタートからしっかり出してハナへ。ケイアイパープルがピッタリ2番手で付いてきたので緩まないまま平均ペース。2周目3コーナーに入るところでケイアイパープルに外から並びかけられたが、交わされずに振り切って直線へ。直線に入って外から伸びてきたウィルソンテソーロに差されたが1/2馬身差2着。
時計が出ていた馬場を差し引いても、道中は流れていて楽な逃げではなかった。その展開で、1kgの斤量差はあったがウィルソンテソーロと1/2馬身差は好内容。この馬らしい前で粘るいい持続力を見せた。
今回は、逃げられそうにないが、浦和コースが適性に合うのが魅力。
浦和は、小回りで向正面に入ってからロングスパート戦になって持続力が活きるコース。同じように向正面からロングスパート戦になる船橋より1周距離が短くて、直線距離も短い。それに加えて、南関東の中でも時計が出る馬場なので先行力が活きる。
この馬の「前に行って持続力を活かす」長所がピッタリ合うコースになっている。
課題は、同型馬が2頭いること。
逃げるのがベストだが、レースに参加できていないので、距離を伸ばして逃げることで刺激を与えたいテイエムサウスダンと逃げることでパフォーマンスを上げて結果を出してきたミトノオーがいる。
好位外からでも力は出せるので、2頭を見ながら好位外の3番手が濃厚。ずっと2頭分外を走るのは嫌だが、2周目向正面でテイエムサウスダンが力尽きで、ミトノオーが先頭。その外にメイショウフンジンの形になると考えている。
出脚が鈍くて器用さがあまりないテンカハルとディクテオンが、この時点ですぐ後ろだとつらいが、3馬身くらい距離があれば勝つには有利な位置。3コーナーに入るところや直線に入るところで先頭に出て粘るレースができれば、押し切れていい力はある。
ハナ争いに加わってハイペースにしたりしなければ、前で粘って好走できるので期待する。
対抗は、テンカハル
スレイプニルS(4,6)→日本テレビ盃(5,2)→ブラジルC(2,1)
前走のブラジルCは、中団やや後ろから追走。ペースが流れていたのでその位置のまま3コーナーに入って、全体のペースアップについて行って4コーナーで最内へ。直線に入ってから外に出して、前の馬の脚が鈍ったところを差し切って勝利。
中盤緩まずに一定ラップに流れる平均ペース。東京2100mをこの流れだと前が苦しくなるので、後半減速ラップになり差し有利の展開。（ラスト4F12.0 - 12.3 - 12.5 - 12.7）。展開は向いていた。
あと、4コーナーで内でなく外を選択していたのが大正解。無難に外を選んで2着馬の後ろから追いかける形だとかなり際どい勝負になっていた。4コーナーを最内でロスなく走って、スムーズに直線で外に出す完璧な騎乗が1.1/4馬身差につながった。
今回は、小回りの浦和コースの対応が課題。
2走前の日本テレビ盃で船橋に対応したが、浦和はさらに小回りで直線距離も短く、時計も船橋より出る馬場（1周距離：船橋1600m、浦和1400m）。それに加えて、日本テレビ盃はウシュバテソーロが好位から強い走りをしたことで、2着争いは差しが有利な展開だった。
出脚の鈍さがあるので、最初のコーナーは間違いなく中団より後ろになる。その位置からどのタイミングで動いて行くかがかなり重要になる。
想定するペースで動かないまま2周目向正面に入ると、全体のペースアップと重なって差を縮められないまま3コーナーに入る可能性がある。1周目ゴール前から2周目2コーナーまでに、少しでも位置を上げることが勝つ可能性を上げる。
想定よりペースが流れてくれたら動かなくても差せる展開になるが、想定するペースだと「坂井騎手の乗り方」が1着を取るには重要になる。日本テレビ盃のパフォーマンスから力を出し切れば勝てていいが、浦和2000mの舞台がいい馬ではない。勝つには展開に合う騎乗が必要なので対抗までとした。
単穴は、ディクテオン
ブリリアントS(4,1)→スレイプニルS(3,11)→ブラジルC(4,4)
前走のブラジルCは、いつものように出脚が鈍くて最後方から追走。3コーナーに入る少し前の残り1000mから動き出して、4頭交わして直線で大外へ。そこから長く脚を使って0.5 秒差4着。
休み明けの影響が出たのか、いつも以上に位置取りが悪く、3走前に勝ったブリリアントSと同じ上がりの脚を使ってブリリアントSより0.4秒遅い走破時計。休み明けとしたら力は見せた。
今回は、小回りの浦和コースの対応が課題。
出脚が鈍いがスピードに乗ったら長くいい脚が使えるので、浦和のロングスパート戦には対応できる。ただ、テンカハル以上に出脚の鈍さがある馬。2周目向正面に入った時の先頭との差が、どのくらいあるのかが好走できるかのポイントになる。
その点で救いなのは、地方交流重賞は上位争いに参加できる馬が限られているので「実質少頭数」のレースになること。前走のように中央OP馬の16頭立てと違って、さばきやすくなるし、外を走るロスも小さくなる。テンカハルが船橋1800mの日本テレビ盃で、レースの流れに乗れたのもこれが理由。
印象よりは先頭との差が小さい状態で2周目向正面に入れると考えている（それでもテンカハルよりは後ろ）。想定する位置からいつもの長くいい脚を使ったら上位争いに加われていい。
4番手は、ミトノオー
兵庫CS(1,1)→ジャパンダートダービー(3,3)→日本テレビ盃(2,6)
前走の日本テレビ盃は、外枠からスピードの違いでハナへ。向正面に入るまではマイペースで走れたが、向正面に入ってスワーヴアラミスがプレッシャーをかけてきて早めのペースアップ。3コーナーで外に並びかけられて、直線に入ってすぐに交わされて失速。1.9秒差6着。
2番人気になっていたが、3歳9月に古馬の重賞級相手だと斤量差だけでは互角に戦うのは難しいのが普通。スワーヴアラミスの積極的な騎乗とウシュバテソーロの存在でレースレベルも高くなったら完敗は仕方ない。
今回は、ひと叩きして浦和替わりになるのは歓迎。
前走は、大目標のジャパンダートダービー後の休み明け。いきなり万全で出てくることはないので、使っての状態の良化は期待できる。
あと、前で持続力を活かしたくて、高速馬場も対応できるタイプ。南関東の中では時計が出る馬場で、小回りのロングスパート戦になる浦和替わりは歓迎。距離も1800mがベストの感じはするが浦和の2000mなら対応できていい。
課題は、ハナ宣言をしているテイエムサウスダンの存在。
2番手でも新馬戦で勝っているが、パフォーマンスを上げたのは逃げる競馬をしだしてから。テイエムサウスダンはハナを取ってからペースを落とすと思うので、それに付き合いすぎずに2周目向正面でテイエムサウスダンを早めに交わして、いつもの先頭にいて我慢する自分の形に持ち込みたい。
その形に持ち込めたら、テンカハル・ディクテオンの浦和での走り次第で馬券圏内争いに加われていい。勝つにはもう一段階成長してこないと厳しいので、頭なしの相手まで。
5番手は、セイカメテオポリス
大井記念(3,1)→東京記念(1,1)→白山大賞典(6,6)
前走の白山大賞典は、中団から追走。2周目向正面での中央馬のペースアップに徐々に遅れて2.0秒差6着。
レースレベルが高かったし、夏の中2週での輸送で15kg減もあったので完敗は仕方ない。
それでも、前年4着時（2:14.1）より今年（2:13.0）の方が走破時計は速くなっている。この馬としては、悪い内容ではなかった。
今回は、力を出しきれない可能性がある中央馬が多いことはプラス材料。
距離が長すぎるテイエムサウスダン、逃げない競馬が濃厚なミトノオー、広くて直線の長い東京がベストのテンカハル・ディクテオンなど、力が出せなくても納得できる中央馬が多い。崩れる馬が多くなれば、好走できる可能性は上がる。
浦和は初めてだが、小回りは苦にしないし、ロングスパート戦も3走前の大井記念で対応しているので問題ない。馬場に関しては、砂の入れ替え前の時計が出る馬場の大井で強い走りをしている馬。どちらかというと時計がかかる馬場の方が嫌なので、浦和の馬場は合う。距離は2000m以上あればいいので、この馬の力が出せる条件は揃っている。
今後の伸びしろならヒーローコールの方が上だが、現状の能力比較ならセイカメテオポリスの方が上。中央馬が多く崩れた時に、3着ならあっていいと考えて押さえに入れておきたい。
※以下は、買わない馬の評価。
■ 中央馬
テイエムサウスダン
関東のレースが中心になるので、蛯名厩舎に転厩したが別馬になってしまった。岩田康誠騎手が調教に乗って作り上げてきた馬なので、完全に裏目。近走はレースに参加できていないから、何が何でもハナを取りに行くと言っているが、ショック療法になって次につながればいいレース。上位争いは期待できない。
■ 地方馬
シンコーマーチャン
名古屋の「A2」でも完敗しているので回ってくるだけ。
スーパーフェザー
中央時代は芝で勝ち上がって、リステッド5着（22年谷川岳S）実績がある。ダートでは、2勝クラスの2着が最高。前走は、盛岡のOP特別で2着。この相手のダート戦は厳しい。
ジョエル
前走の埼玉新聞栄冠賞は、好位外の3番手で追走。4コーナーで2番手に上がって、直線で粘るランリョウオーを交わして勝利。勝ちはしたが前有利の展開で、浦和が合わないランリョウオーを捕らえた内容。浦和記念20年4着、21年2着で、20年・21年埼玉新聞栄冠賞を連覇したタービランスの時と比べるとレースレベルも低い。逃げるか好位外から持続力を活かしたいので、同じタイプの強い中央馬がいるのも厳しいので消し。
コウエイスーシェフ
名古屋の「A4」でも完敗しているので回ってくるだけ。
ヒーローコール
前走の戸塚記念は、内枠からしっかり出して好位外の2番手から追走。2周目1コーナーで逃げ馬に並びかけて、向正面で先頭。3コーナーに入って後続との差を広げて、直線でさらに差を広げて6馬身差の完勝。2歳時に結果を出していた川崎に替わって、パフォーマンスを上げる好内容。
今回は、古馬もいる中央馬相手でレースレベルの対応が課題。ミトノオーレベルでも古馬の重賞レベルの相手になると厳しい戦いになるのが、3歳馬としたら普通。
ここ2戦はいい走りをしているが、現時点でミトノオーより強いとは思わない。ミトノオーどころかセイカメテオポリスも現状のパフォーマンスは上と考えている。成長中なのでもっといい走りができる可能性はあるが、現時点の能力と世間が期待しているオッズが合っていない。
中央馬が浦和に対応できなくて多く崩れてくれて、この馬が更にパフォーマンスを上げてやっとセイカメテオポリスと一緒に馬券圏内争いに加われるくらい。地方交流重賞で買うとしたら、来年になってさらに成長してきた時と現時点では考えている。
エルデュクラージュ
トップスピードの速さに衰えが出ているので、今年のダイオライト記念のようにかなり時計のかかる馬場が理想。南関東だと船橋と時計がかかるときの川崎が合う。浦和は、小回り＆時計が出る馬場なので南関東だと一番合わないコース。去年の埼玉新聞栄冠賞のように、ラスト1F15.1秒になるようなみんなバタバタになる展開でないと浦和での好走は難しい。
払戻金
| 単勝 | 10 | 1,100円 | 5番人気 |
|---|---|---|---|
| 複勝 | 10 | 210円 | 5番人気 |
| 2 | 150円 | 3番人気 | |
| 7 | 120円 | 1番人気 | |
| 枠連複 | 2 - 7 | 1,070円 | 6番人気 |
| 馬連複 | 2 - 10 | 2,900円 | 10番人気 |
| 枠連単 | 7 - 2 | 2,060円 | 12番人気 |
|---|---|---|---|
| 馬連単 | 10 - 2 | 8,970円 | 23番人気 |
| ワイド | 2 - 10 | 740円 | 10番人気 |
| 7 - 10 | 340円 | 6番人気 | |
| 2 - 7 | 270円 | 3番人気 | |
| 三連複 | 2 - 7 - 10 | 1,900円 | 7番人気 |
| 三連単 | 10 - 2 - 7 | 23,570円 | 73番人気 |
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