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nige｜名古屋大賞典 - 2023年3月16日名古屋11R｜地方競馬予想のウマニティ
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| 着 順 | 枠 番 |
馬 番 |
予想印 | 馬名 | オッズ | 性齢 | 重量 | 騎手 | 一言コメント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 3 | 3 | ◎ | ハギノアレグリアス | 1.2 | 牡6 | 54.0 | 川田将雅 | まだ良化ができるパフォーマンス |
| 2 | 2 | 2 | △ | ケイアイパープル | 24.0 | 牡7 | 55.0 | 藤岡康太 | 砂を被りたくないので内枠の対応課題 |
| 3 | 5 | 6 | ▲ | バーデンヴァイラー | 6.0 | 牡5 | 55.0 | 岩田望来 | 力が出せる条件も相手強化と乗り替わりが課題 |
| 4 | 5 | 5 | アルサトワ | 48.5 | 牡6 | 54.0 | 幸英明 | ||
| 5 | 6 | 7 | ○ | ニューモニュメント | 4.6 | 牡7 | 54.0 | 小崎綾也 | 完敗も収穫のあったレース内容 |
| 6 | 7 | 9 | ジンギ | 62.8 | 牡7 | 54.0 | 田中学 | ||
| 7 | 1 | 1 | タニノタビト | 328.9 | 牡4 | 54.0 | 岡部誠 | ||
| 8 | 6 | 8 | コンビーノ | 286.2 | 牝4 | 52.0 | 塚本征吾 | ||
| 9 | 8 | 12 | ブラヴール | 405.0 | 牡6 | 54.0 | 渡邊竜也 | ||
| 10 | 8 | 11 | コウエイスーシェフ | 469.3 | セ8 | 54.0 | 大畑雅章 | ||
| 11 | 4 | 4 | マウントゴールド | 732.4 | 牡10 | 54.0 | 丸野勝虎 | ||
| 12 | 7 | 10 | ナムラアラシ | 696.9 | 牡10 | 54.0 | 加藤聡一 |
| 式別 | 買い方 | 組み合わせ | 1点あたりの金額 |
|---|---|---|---|
| ３連単 | 通常 | 3 - 7 - 6 | 3,000円 |
| 3 - 7 - 2 | 2,000円 | ||
| 合計 | 2通り | 5,000円 | |
| 購入額 | 払戻額 | 収支 | 回収率 |
|---|---|---|---|
| 5,000円 | 0円 | -5,000円 | 0% |
nigeのコメント
【木曜名古屋勝負R:傾向・全馬評価あり】まだ良化ができるパフォーマンスに期待！
＜予想＞
◎3.ハギノアレグリアス
まだ良化ができるパフォーマンス
○7.ニューモニュメント
完敗も収穫のあったレース内容
▲6.バーデンヴァイラー
力が出せる条件も相手強化と乗り替わりが課題
△2.ケイアイパープル
砂を被りたくないので内枠の対応課題
＜傾向＞
■ 近3年3着以内馬ローテーション
※レース名(人気,着順)
・2022年
【中央：1番人気】みやこS(1,6)→チャンピオンズC(8,14)→東京大賞典(3,2)
【中央：2番人気】福島民友C(2,5)→名古屋GP(2,2)→佐賀記念(2,1)
【地方：5番人気】姫山菊花賞(1,1)→園田金盃(1,1)→白鷺賞(1,1)
・2021年
【中央：1番人気】みやこS(1,1)→チャンピオンズC(5,11)→佐賀記念(1,1)
【中央：4番人気】伊勢佐木特別(2勝クラス)(3,1)→仲冬S(3勝クラス)(4,10)→金蹄S(3勝クラス)(5,1)
【中央：2番人気】日本テレビ盃(5,1)→浦和記念(1,2)→川崎記念(2,6)
・2020年
【中央：4番人気】浦和記念(4,3)→東京大賞典(6,5)→佐賀記念(1,2)
【中央：2番人気】みやこS(8,4)→名古屋GP(4,2)→東海S(5,4)
【中央：1番人気】奥羽S(3勝クラス)(2,1)→師走S(3,1)→佐賀記念(2,1)
ローテは、佐賀記念1着馬が好相性。近2走で重賞に出走していた馬は、前走か前々走で2着以内だった馬が好走している。
地方馬は、去年の3着ジンギが17年3着カツゲキキトキト以来、5年ぶりの好走。ジンギは、前年名古屋大賞典4着。カツゲキキトキトは、前年名古屋グランプリ3着・佐賀記念4着。地方交流重賞の4着以内の実績がないと厳しい。
傾向を挙げたが、名古屋競馬場は移転して去年4月から弥富市の新競馬場で開催。レース条件も距離が1900mから2000mに変更。馬場も内を少し空けて走るような馬場に変化している。
超小回りでラチ沿いを走れた前年までと違って距離適性をごまかせないので、2000m以上の好走実績があった方が安心できる。
また、今回は関係ないが2024年からの「全日本的なダート競走の体系整備」で、名古屋大賞典が12月下旬開催に変更。条件も3歳以上のハンデ戦になる（12月に開催されていた名古屋グランプリは、5月上旬に変更）。この傾向が使えるのは今年まで。
＜展開＞
逃げたいのは、初ダートのアルサトワ。その外からジンギ、バーデンヴァイラー。
それに続いて、ケイアイパープル、ハギノアレグリアス。中団にニューモニュメント。
アルサトワは溜め逃げタイプなので、隊列が決まったらペースは落ち着く。2周目向正面に入ってからペースアップする展開を想定。
＜予想詳細＞
本命は、ハギノアレグリアス
太秦S(1,1)→みやこS(2,2)→東海S(1,2)
前走の東海Sは、内枠からじわっと出して好位を見ながらの7番手から追走。3列目最内にいたが3～4コーナーで徐々に外へ。直線に入るところで好位集団の外にカラ馬がいて、仕掛けを少し待っての追い出し。
直線でじわじわ前との差を縮めていたが、残り200mから並走していたから馬が外から内に寄ってきて狭くなる不利。不利で減速して2馬身差の2着。
不利を受けなかったら勝っていたかは微妙だが、間違いなくきわどい勝負には持ち込めていた脚色。前半の入りが遅くて前有利の展開でもあったので、負けて強しの内容。
評価しているのは、前走より2走前のみやこS。
このレースは、ハイペースで完全に差し有利だった。前半から前にいた6頭の中で、残ったのはこの馬だけ。他の5頭は、8着以下に沈んでいる。また、8着以下に沈んだ馬もその後にOPクラスで好走していて、8着メイショウフンジンはアルデバランS・仁川Sを連勝。12着ブリッツファングは、門司S3着。14着ウィリアムバローズは、ポルックスS2着。15着アイオライトまで浦和記念3着に好走。
大きく失速した馬が次走以降ほとんど巻き返せるくらい前が厳しい展開。その展開をスムーズに走れなくて勝ちに等しい内容で走っている。文句なしに強い内容だった。
今回は、相手関係が楽になって、54㎏で走れるのが魅力。
東海Sも全体を見ると出走馬のメンバーレベルが高いとは言えなかったが、大きくパフォーマンスを上げた勝ち馬プロミストウォリア、中京巧者の3着ハヤブサナンデクンは強い。重賞実績のある馬が揃っているが、相手関係は楽になる。
それに重賞をまだ勝っていないので、ケイアイパープル・バーデンヴァイラーより1㎏軽い斤量で走れるのも有利。
阪神2000mや中京1900mで勝っていて、前走の中央の馬場はかなり乾いて時計のかかる馬場で時計のかかる良馬場歓迎。名古屋2000mの距離と馬場に対応できる走りを見せている。
このメンバーを54㎏で走れるのなら、スムーズなら結果が付いてくると考えて期待する。
買い目は、ニューモニュメントの3着パターンまで押さえたら当たる可能性はかなり上がる。ただ、想定オッズだとそこまで押さえたら本線で当たった時の回収が少なくなる。リスクを取って2点勝負とした。
対抗は、ニューモニュメント
師走S(2,2)→ポルックスS(2,1)→川崎記念(5,3)
前走の川崎記念は、中団やや後ろの最内の8番手から追走。2周目向正面でのペースアップについて行って、3～4コーナーは前のウシュバテソーロの進出を追いかけて直線に入ってから外へ。そこから失速したライトウォーリア、テリオスベルを交わして3着。
前の2頭は、ウシュバテソーロとテーオーケインズなので仕方ない結果。直線で外に出さずウシュバテソーロを追いかけたら、2着との4馬身差はもう少し縮まっていたと感じる走りだった。
距離延長が不安と考えていたが、パフォーマンスを落とさずに走ったことは今後のレース選択に幅が広がる収穫。前走の内容で走れたことで、2000mのこのレースを使う選択になったはず。
今回は、前走より相手が楽になるのとコース替わりも魅力。
前走で先着された馬は、ダート界トップクラスの2頭。相手関係は当然楽になる。
あと、同じ小回りでもスパイラルカーブに加えて、内を少し空けて走る名古屋は、前走のコーナーのきつい川崎より差してくるこの馬には走りやすい。
ただ、小回り平坦コースで、前にいるハギノアレグリアスを捕らえるまでの脚が使えるかと考えたら、展開の助けがあったり、相手が名古屋の馬場が合わなかったりするアシストがないと難しい。勝ち切るまでは難しいと思うが、馬券圏内の可能性は高いと考えている。
単穴は、バーデンヴァイラー
シリウスS(3,15)→チャンピオンズC(8,14)→佐賀記念(2,1)
前走の佐賀記念は、スタートで1馬身くらい出遅れたが、押したら行き足は付いてハナを取りに行ったディパッセの外に切り替えて2番手から追走。ディパッセのペースに付き合って、3コーナーに入る所で交わして先頭。直線で後ろを確認して、そのまま押し切って1馬身差で勝利。
嫌な枠の並びで被されて厳しくなると考えていたが、外の馬があまり出てこなかった。このチャンスを逃さずに好位外2番手の絶好の位置が取れた。これが一番の勝因。
今回は、前走より枠の並びがいいので、力の出せるレースになる可能性が高い。
アルサトワがハナに行って、スタートが出たらその外が取れる可能性があって、ジンギが2番手を取りに行っても、その他に外から前に行ける馬がいないので好位外の3番手は取ることができる。
地方の時計のかかる馬場の2000mは、前走の佐賀記念と同じ。傾向的にも、佐賀記念勝ち馬に相性がいいレース。力を出し切れていい条件になっている。
ただ、相手がかなり強くなっていることと乗り替わりが課題。
前走の2着は20年9月以来の馬券圏内だったデルマルーヴル。確実に今回の相手の方が強くなっている。それに加えて、重賞未勝利のハギノアレグリアス・ニューモニュメントより1㎏重い斤量。
あと、気難しい所がある馬なので主戦の福永騎手が乗れなくなって、岩田望来騎手に乗り替わり。追い切りで一度乗っているが、レースでどうなるかは未知。
力を出し切っても勝つのが難しい相手で、乗り替わりの不安もあるので3番手評価まで。
4番手は、ケイアイパープル
白山大賞典(2,1)→浦和記念(1,5)→名古屋GP(2,4)
前走の名古屋GPは、最内枠から出して行こうとしたが奇襲の逃げを選択したセイカメテオポリスに前の進路に入られて、中団馬群の中で追走。
道中少し促しながらの追走で、2周目向正面で好位勢の外に出して、前に進路を作っての追い出し。6頭が横に広がって3コーナーに入ったので、外を走るロスがかなり大きくて直線で伸びきれず4着。
行き足が遅くて、もまれたくない馬。外を走るロスが大きかったのはあるが、最内ですぐに前の進路に入られて中団馬群の中での追走も厳しかった。
今回も内枠に入ってしまったのは課題。
外枠だったら「対抗」にしようと考えていたが、レース運びが難しい枠になった。早めに外に切り替えられたら白山大賞典や平安Sのように力を出し切れるレースになるが、ハナ争いがなさそう、かつ溜め逃げをするアルサトワのペース。すぐに外に切り替えるスペースができる可能性が低い。
前走のように外に切り替えるのが遅くなると、前に進路を作っても追いかけるだけになってしまう。
理想が、外枠から好位外を取って、自分から動いて持続力を活かす形というのがハッキリしている馬。内枠に入ってしまうと力を出し切る可能性が下がるので評価を下げることになる。
適性的には、時計のかかる馬場は佐賀や以前の名古屋で適性の高さを見せている。
早めに外に切り替えるのが難しいと感じる枠の並びだが、気難しい所があって脆さがあるバーデンヴァイラーが崩れたら3着があってもいいので相手に入れることにした。
※以下は、買わない馬の評価。
■ 中央馬
アルサトワ
初ダートが、地方交流重賞。実績は、芝で6勝（リステッド2勝）。未勝利勝ちは時計のかかる馬場だったが、その後のその後の5勝は、時計の出る馬場。血統的にも、ルーラーシップ産駒は、芝で重賞26勝しているが、ダートは（0.0.1.18）。完全に芝の種牡馬。ダートになっていいとは感じない。逃げてマイペースにはできそうだが、素質に期待するしかない。
■ 地方馬
タニノタビト
名古屋グランプリでは、2.7秒差6着。地方馬最先着だが着差はかなり大きかった。今回も、地方馬最先着争いに加われたら上出来。
マウントゴールド
18年チャレンジC2着馬で、21年都大路Sを勝って、その後に結果が出ずに地方移籍。盛岡の芝がダメで、名古屋にきたがダート適性は低い。この相手は厳しい。
コンビーノ
この馬なりにがんばっているが、地元のOP特別を勝ち負けできるレベル。地元重賞でも勝ち切れていないので、中央馬相手は厳しい。
ジンギ
前走の白鷺賞は、好位外の3番手から追走。2周目向正面で動いたヒストリーメイカーの仕掛けを追いかけて、最後までしぶとく食らいついたがアタマ差届かず2着。
去年の3着馬だが、今年は3連敗での参戦。前走のヒストリーメイカー、2走前の出遅れだけならまだいいが、3走前はラッキードリームだけでなく、タガノウィリアムにも先着されている。
過去2年と比べると臨戦過程がいいとは言えない。7歳にもなっているので、4，5着争いまでと考えて消した。私は消す判断をしたが、もし3着でオッズがいいようならバーデンヴァイラー（気難しさ）・ケイアイパープル（砂被り嫌）は脆さがあるので、押さえる選択をしてもいいとは思う。
ナムラアラシ
18年アルデバランS・仁川Sの勝ち馬だが、21年に地方に移籍して南関東→高知→名古屋へ。衰えがかなり出ているので厳しい。
コウエイスーシェフ
名古屋のA3・A4で勝てるが、A2だと勝ち切れないレベル。この相手は厳しい。
ブラヴール
南関東重賞では厳しくて、長い距離のOP特別なら相手次第で出番がある馬。今の力を出し切っても、ジンギに先着できたら上出来。馬券圏内までは厳しい。
＜予想＞
◎3.ハギノアレグリアス
まだ良化ができるパフォーマンス
○7.ニューモニュメント
完敗も収穫のあったレース内容
▲6.バーデンヴァイラー
力が出せる条件も相手強化と乗り替わりが課題
△2.ケイアイパープル
砂を被りたくないので内枠の対応課題
＜傾向＞
■ 近3年3着以内馬ローテーション
※レース名(人気,着順)
・2022年
【中央：1番人気】みやこS(1,6)→チャンピオンズC(8,14)→東京大賞典(3,2)
【中央：2番人気】福島民友C(2,5)→名古屋GP(2,2)→佐賀記念(2,1)
【地方：5番人気】姫山菊花賞(1,1)→園田金盃(1,1)→白鷺賞(1,1)
・2021年
【中央：1番人気】みやこS(1,1)→チャンピオンズC(5,11)→佐賀記念(1,1)
【中央：4番人気】伊勢佐木特別(2勝クラス)(3,1)→仲冬S(3勝クラス)(4,10)→金蹄S(3勝クラス)(5,1)
【中央：2番人気】日本テレビ盃(5,1)→浦和記念(1,2)→川崎記念(2,6)
・2020年
【中央：4番人気】浦和記念(4,3)→東京大賞典(6,5)→佐賀記念(1,2)
【中央：2番人気】みやこS(8,4)→名古屋GP(4,2)→東海S(5,4)
【中央：1番人気】奥羽S(3勝クラス)(2,1)→師走S(3,1)→佐賀記念(2,1)
ローテは、佐賀記念1着馬が好相性。近2走で重賞に出走していた馬は、前走か前々走で2着以内だった馬が好走している。
地方馬は、去年の3着ジンギが17年3着カツゲキキトキト以来、5年ぶりの好走。ジンギは、前年名古屋大賞典4着。カツゲキキトキトは、前年名古屋グランプリ3着・佐賀記念4着。地方交流重賞の4着以内の実績がないと厳しい。
傾向を挙げたが、名古屋競馬場は移転して去年4月から弥富市の新競馬場で開催。レース条件も距離が1900mから2000mに変更。馬場も内を少し空けて走るような馬場に変化している。
超小回りでラチ沿いを走れた前年までと違って距離適性をごまかせないので、2000m以上の好走実績があった方が安心できる。
また、今回は関係ないが2024年からの「全日本的なダート競走の体系整備」で、名古屋大賞典が12月下旬開催に変更。条件も3歳以上のハンデ戦になる（12月に開催されていた名古屋グランプリは、5月上旬に変更）。この傾向が使えるのは今年まで。
＜展開＞
逃げたいのは、初ダートのアルサトワ。その外からジンギ、バーデンヴァイラー。
それに続いて、ケイアイパープル、ハギノアレグリアス。中団にニューモニュメント。
アルサトワは溜め逃げタイプなので、隊列が決まったらペースは落ち着く。2周目向正面に入ってからペースアップする展開を想定。
＜予想詳細＞
本命は、ハギノアレグリアス
太秦S(1,1)→みやこS(2,2)→東海S(1,2)
前走の東海Sは、内枠からじわっと出して好位を見ながらの7番手から追走。3列目最内にいたが3～4コーナーで徐々に外へ。直線に入るところで好位集団の外にカラ馬がいて、仕掛けを少し待っての追い出し。
直線でじわじわ前との差を縮めていたが、残り200mから並走していたから馬が外から内に寄ってきて狭くなる不利。不利で減速して2馬身差の2着。
不利を受けなかったら勝っていたかは微妙だが、間違いなくきわどい勝負には持ち込めていた脚色。前半の入りが遅くて前有利の展開でもあったので、負けて強しの内容。
評価しているのは、前走より2走前のみやこS。
このレースは、ハイペースで完全に差し有利だった。前半から前にいた6頭の中で、残ったのはこの馬だけ。他の5頭は、8着以下に沈んでいる。また、8着以下に沈んだ馬もその後にOPクラスで好走していて、8着メイショウフンジンはアルデバランS・仁川Sを連勝。12着ブリッツファングは、門司S3着。14着ウィリアムバローズは、ポルックスS2着。15着アイオライトまで浦和記念3着に好走。
大きく失速した馬が次走以降ほとんど巻き返せるくらい前が厳しい展開。その展開をスムーズに走れなくて勝ちに等しい内容で走っている。文句なしに強い内容だった。
今回は、相手関係が楽になって、54㎏で走れるのが魅力。
東海Sも全体を見ると出走馬のメンバーレベルが高いとは言えなかったが、大きくパフォーマンスを上げた勝ち馬プロミストウォリア、中京巧者の3着ハヤブサナンデクンは強い。重賞実績のある馬が揃っているが、相手関係は楽になる。
それに重賞をまだ勝っていないので、ケイアイパープル・バーデンヴァイラーより1㎏軽い斤量で走れるのも有利。
阪神2000mや中京1900mで勝っていて、前走の中央の馬場はかなり乾いて時計のかかる馬場で時計のかかる良馬場歓迎。名古屋2000mの距離と馬場に対応できる走りを見せている。
このメンバーを54㎏で走れるのなら、スムーズなら結果が付いてくると考えて期待する。
買い目は、ニューモニュメントの3着パターンまで押さえたら当たる可能性はかなり上がる。ただ、想定オッズだとそこまで押さえたら本線で当たった時の回収が少なくなる。リスクを取って2点勝負とした。
対抗は、ニューモニュメント
師走S(2,2)→ポルックスS(2,1)→川崎記念(5,3)
前走の川崎記念は、中団やや後ろの最内の8番手から追走。2周目向正面でのペースアップについて行って、3～4コーナーは前のウシュバテソーロの進出を追いかけて直線に入ってから外へ。そこから失速したライトウォーリア、テリオスベルを交わして3着。
前の2頭は、ウシュバテソーロとテーオーケインズなので仕方ない結果。直線で外に出さずウシュバテソーロを追いかけたら、2着との4馬身差はもう少し縮まっていたと感じる走りだった。
距離延長が不安と考えていたが、パフォーマンスを落とさずに走ったことは今後のレース選択に幅が広がる収穫。前走の内容で走れたことで、2000mのこのレースを使う選択になったはず。
今回は、前走より相手が楽になるのとコース替わりも魅力。
前走で先着された馬は、ダート界トップクラスの2頭。相手関係は当然楽になる。
あと、同じ小回りでもスパイラルカーブに加えて、内を少し空けて走る名古屋は、前走のコーナーのきつい川崎より差してくるこの馬には走りやすい。
ただ、小回り平坦コースで、前にいるハギノアレグリアスを捕らえるまでの脚が使えるかと考えたら、展開の助けがあったり、相手が名古屋の馬場が合わなかったりするアシストがないと難しい。勝ち切るまでは難しいと思うが、馬券圏内の可能性は高いと考えている。
単穴は、バーデンヴァイラー
シリウスS(3,15)→チャンピオンズC(8,14)→佐賀記念(2,1)
前走の佐賀記念は、スタートで1馬身くらい出遅れたが、押したら行き足は付いてハナを取りに行ったディパッセの外に切り替えて2番手から追走。ディパッセのペースに付き合って、3コーナーに入る所で交わして先頭。直線で後ろを確認して、そのまま押し切って1馬身差で勝利。
嫌な枠の並びで被されて厳しくなると考えていたが、外の馬があまり出てこなかった。このチャンスを逃さずに好位外2番手の絶好の位置が取れた。これが一番の勝因。
今回は、前走より枠の並びがいいので、力の出せるレースになる可能性が高い。
アルサトワがハナに行って、スタートが出たらその外が取れる可能性があって、ジンギが2番手を取りに行っても、その他に外から前に行ける馬がいないので好位外の3番手は取ることができる。
地方の時計のかかる馬場の2000mは、前走の佐賀記念と同じ。傾向的にも、佐賀記念勝ち馬に相性がいいレース。力を出し切れていい条件になっている。
ただ、相手がかなり強くなっていることと乗り替わりが課題。
前走の2着は20年9月以来の馬券圏内だったデルマルーヴル。確実に今回の相手の方が強くなっている。それに加えて、重賞未勝利のハギノアレグリアス・ニューモニュメントより1㎏重い斤量。
あと、気難しい所がある馬なので主戦の福永騎手が乗れなくなって、岩田望来騎手に乗り替わり。追い切りで一度乗っているが、レースでどうなるかは未知。
力を出し切っても勝つのが難しい相手で、乗り替わりの不安もあるので3番手評価まで。
4番手は、ケイアイパープル
白山大賞典(2,1)→浦和記念(1,5)→名古屋GP(2,4)
前走の名古屋GPは、最内枠から出して行こうとしたが奇襲の逃げを選択したセイカメテオポリスに前の進路に入られて、中団馬群の中で追走。
道中少し促しながらの追走で、2周目向正面で好位勢の外に出して、前に進路を作っての追い出し。6頭が横に広がって3コーナーに入ったので、外を走るロスがかなり大きくて直線で伸びきれず4着。
行き足が遅くて、もまれたくない馬。外を走るロスが大きかったのはあるが、最内ですぐに前の進路に入られて中団馬群の中での追走も厳しかった。
今回も内枠に入ってしまったのは課題。
外枠だったら「対抗」にしようと考えていたが、レース運びが難しい枠になった。早めに外に切り替えられたら白山大賞典や平安Sのように力を出し切れるレースになるが、ハナ争いがなさそう、かつ溜め逃げをするアルサトワのペース。すぐに外に切り替えるスペースができる可能性が低い。
前走のように外に切り替えるのが遅くなると、前に進路を作っても追いかけるだけになってしまう。
理想が、外枠から好位外を取って、自分から動いて持続力を活かす形というのがハッキリしている馬。内枠に入ってしまうと力を出し切る可能性が下がるので評価を下げることになる。
適性的には、時計のかかる馬場は佐賀や以前の名古屋で適性の高さを見せている。
早めに外に切り替えるのが難しいと感じる枠の並びだが、気難しい所があって脆さがあるバーデンヴァイラーが崩れたら3着があってもいいので相手に入れることにした。
※以下は、買わない馬の評価。
■ 中央馬
アルサトワ
初ダートが、地方交流重賞。実績は、芝で6勝（リステッド2勝）。未勝利勝ちは時計のかかる馬場だったが、その後のその後の5勝は、時計の出る馬場。血統的にも、ルーラーシップ産駒は、芝で重賞26勝しているが、ダートは（0.0.1.18）。完全に芝の種牡馬。ダートになっていいとは感じない。逃げてマイペースにはできそうだが、素質に期待するしかない。
■ 地方馬
タニノタビト
名古屋グランプリでは、2.7秒差6着。地方馬最先着だが着差はかなり大きかった。今回も、地方馬最先着争いに加われたら上出来。
マウントゴールド
18年チャレンジC2着馬で、21年都大路Sを勝って、その後に結果が出ずに地方移籍。盛岡の芝がダメで、名古屋にきたがダート適性は低い。この相手は厳しい。
コンビーノ
この馬なりにがんばっているが、地元のOP特別を勝ち負けできるレベル。地元重賞でも勝ち切れていないので、中央馬相手は厳しい。
ジンギ
前走の白鷺賞は、好位外の3番手から追走。2周目向正面で動いたヒストリーメイカーの仕掛けを追いかけて、最後までしぶとく食らいついたがアタマ差届かず2着。
去年の3着馬だが、今年は3連敗での参戦。前走のヒストリーメイカー、2走前の出遅れだけならまだいいが、3走前はラッキードリームだけでなく、タガノウィリアムにも先着されている。
過去2年と比べると臨戦過程がいいとは言えない。7歳にもなっているので、4，5着争いまでと考えて消した。私は消す判断をしたが、もし3着でオッズがいいようならバーデンヴァイラー（気難しさ）・ケイアイパープル（砂被り嫌）は脆さがあるので、押さえる選択をしてもいいとは思う。
ナムラアラシ
18年アルデバランS・仁川Sの勝ち馬だが、21年に地方に移籍して南関東→高知→名古屋へ。衰えがかなり出ているので厳しい。
コウエイスーシェフ
名古屋のA3・A4で勝てるが、A2だと勝ち切れないレベル。この相手は厳しい。
ブラヴール
南関東重賞では厳しくて、長い距離のOP特別なら相手次第で出番がある馬。今の力を出し切っても、ジンギに先着できたら上出来。馬券圏内までは厳しい。
払戻金
| 単勝 | 3 | 120円 | 1番人気 |
|---|---|---|---|
| 複勝 | 3 | 100円 | 1番人気 |
| 2 | 160円 | 4番人気 | |
| 6 | 140円 | 3番人気 | |
| 枠連複 | 2 - 3 | 910円 | 3番人気 |
| 馬連複 | 2 - 3 | 750円 | 3番人気 |
| 馬連単 | 3 - 2 | 940円 | 4番人気 |
|---|---|---|---|
| ワイド | 2 - 3 | 260円 | 4番人気 |
| 3 - 6 | 160円 | 2番人気 | |
| 2 - 6 | 520円 | 7番人気 | |
| 三連複 | 2 - 3 - 6 | 790円 | 3番人気 |
| 三連単 | 3 - 2 - 6 | 2,450円 | 9番人気 |
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