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nige｜黒船賞 - 2020年3月10日高知5R｜地方競馬予想のウマニティ
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| 着 順 | 枠 番 |
馬 番 |
予想印 | 馬名 | オッズ | 性齢 | 重量 | 騎手 | 一言コメント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 4 | 4 | ラプタス | 5.7 | セ4 | 56.0 | 幸英明 | ||
| 2 | 2 | 2 | ▲ | テーオージーニアス | 3.4 | 牡5 | 56.0 | 岩田康誠 | 1400ｍでも軽視できない走り |
| 3 | 5 | 5 | ○ | サクセスエナジー | 5.3 | 牡6 | 58.0 | 松山弘平 | もまれずに走れるのなら |
| 4 | 8 | 12 | サクラレグナム | 73.1 | 牡11 | 56.0 | 赤岡修次 | ||
| 5 | 6 | 8 | ◎ | ワンダーリーデル | 3.0 | 牡7 | 57.0 | 横山典弘 | 王道路線からの参戦は格上 |
| 6 | 7 | 9 | スペルマロン | 118.8 | セ6 | 56.0 | 倉兼育康 | ||
| 7 | 6 | 7 | オオオヤブン | 150.4 | 牡6 | 56.0 | 下原理 | ||
| 8 | 5 | 6 | アースグロウ | 365.2 | 牝5 | 54.0 | 永森大智 | ||
| 9 | 3 | 3 | ウォーターマーズ | 164.0 | セ6 | 56.0 | 西川敏弘 | ||
| 10 | 7 | 10 | △ | デュープロセス | 4.4 | 牡4 | 57.0 | 北村友一 | 前走は恵まれすぎていて |
| 11 | 8 | 11 | イルティモーネ | 303.0 | セ7 | 56.0 | 田中学 | ||
| 12 | 1 | 1 | ナラ | 480.4 | 牝4 | 54.0 | 佐藤友則 |
| 式別 | 買い方 | 組み合わせ | 1点あたりの金額 |
|---|---|---|---|
| ３連単 | ﾌｫｰﾒｰｼｮﾝ | 8 - 25 - 25 |
各1,500円 |
| 8 - 25 - 10 |
各1,000円 | ||
| 合計 | 4通り | 5,000円 | |
| 購入額 | 払戻額 | 収支 | 回収率 |
|---|---|---|---|
| 5,000円 | 0円 | -5,000円 | 0% |
nigeのコメント
傾向・全馬評価あり:課題はあるが狙う価値のある馬！頭固定で勝負！
＜予想＞
◎：ワンダーリーデル
王道路線からの参戦は格上
○：サクセスエナジー
もまれずに走れるのなら
▲：テーオージーニアス
1400ｍでも軽視できない走り
△：デュープロセス
前走は恵まれすぎていて
＜傾向＞
※レース名(人気,着順)
・2019年
【中央：1番人気】兵庫GT(2,2)→すばるS(2,1)→フェブラリーS(11,8)
【中央：3番人気】門松S(1600万下)(1,1)→根岸S(11,7)→大和S(3,1)
【中央：4番人気】室町S(5,4)→JBCスプリント(6,6)→カペラS(5,9)
・2018年
【地方：9番人気】笠松グランプリ(3,2)→兵庫GT(7,5)→黒潮スプリンターズC(2,6)
【中央：1番人気】チャンピオンズC(11,8)→根岸S(3,6)→フェブラリーS(12,6)
【地方：2番人気】カペラS(2,3)→おおとりオープン(1,1)→根岸S(5,5)
・2017年
【中央：2番人気】師走S(4,3)→すばるS(1,2)→バレンタインS(2,1)
【中央：3番人気】武蔵野S(4,4)→根岸S(3,6)→フェブラリーS(13,11)
【中央：5番人気】コリアスプリント(6,1)→カペラS(13,9)→兵庫GT(4,1)
かなりのピーターレースで、過去10回の開催で6頭が連続で好走（3頭は3回連続）している。
キングズガード（2019年3着、2018年2着、2017年2着）
ダノンレジェンド（2016年1着、2015年1着）
ドリームバレンチノ（2015年2着、2014年2着）
セイクリムズン（2014年1着、2013年1着、2012年1着）
ダイショウジェット（2014年3着、2013年2着、2012年3着）
トーセンブライト（2010年2着、2009年1着）
これは地方屈指の重い馬場で、パワー重視のコースだから年齢によるスピードの衰えをパワーでカバーしている結果が連続好走につながっていると考えられます。
ローテは、近年は前走1200mからの馬もいるが、1400mOP特别勝ち、根岸S1桁着順、重賞2着以内などの成績がある馬が結果を出している。特に、1400mで結果出していてフェブラリーSを負けた馬が好相性。
地方馬は、去年1着エイシンヴァラー、3着ブルドッグボスと好走。ただ、どちらも元中央オープン馬（それも、オープンで勝ち鞍あり）。
元中央オープン馬か、地方交流重賞の好走実績がないと厳しい。
＜展開＞
絶対逃げたい馬は不在も、行ければ行くのはラプタス、サクセスエナジー。
枠順的に外から被されたくはないので、ラプタスが出して行ってハナ。
2頭に続いて、アースグロウ、デュープロセス、サクラレグナムが追走。
速いペースにはなりそうになく、平均ペースを想定。
＜予想詳細＞
本命は、ワンダーリーデル
チャンピオンズC(11,11)→根岸S(6,8)→フェブラリーS(7,4)
前走のフェブラリーSは、中団やや後ろから追走。
道中で上手く内に入れてコーナーをロスなく走って、直線で外に出すといい脚で伸びてきたがラスト100mで少し苦しくなってサンライズノヴァに差されての4着。
差し馬向きの展開ではあったが、勝ちに行く騎乗で最高の走りを見せた。根岸Sを完全に叩きに徹しただけはある好内容のレースだった。
今回は、高知の1400ｍ対応が課題になるが、この点は大丈夫と考えている。
高知は、地方屈指の砂の重さで内をかなり空けて走り、1～2コーナーより3～4コーナーが緩くなっている差し馬の走りやすいコース形態。
過去にトーセンブライト、ダイショウジェット、キングズガードなどの差し・追い込み馬が連続好走。地方交流重賞の実質4，5頭の勝負に加え、差し馬の走りやすいコース・馬場なので対応はしやすい。
あと、王道路線を使ってきている馬というだけで狙う価値はある。
フェブラリーSに向けて、武蔵野S→チャンピオンズC→根岸Sを使っているのはトップクラスの王道ローテ。それも、武蔵野Sを勝ち、フェブラリーS4着なのだから出走だけでなく、結果を出している。
このクラスの馬が、相手が楽になる地方交流重賞のJpn3に出てくるのなら逆らわないことが賢明。
1周コースに関してはチャンピオンズC（0.9秒差）で不安なく走っているのだから、相手が楽になり、1400ｍでも地方交流重賞で追走も楽、勝負にならない馬も多くさばくのも楽になるレースなら期待するのは当然。
対抗は、サクセスエナジー
オーバルスプリント(4,5)→東京盃(4,3)→JBCスプリント(1,11)
前走のJBCスプリントは、テンの速い馬が揃っての内枠で前に行ききれずに、さらに差し馬有利の展開で大きく失速。
前の馬はコパノキッキングの強引な競馬に掃除されてしまったので仕方ない凡走。
この馬は、総合力の高いタイプ。
条件戦では、中京1400mコーナーで緩む展開、阪神1400mで直線で一旦交わされながら差し返した持続力、阪神1200mで出遅れながら早めに動いて勝利。
地方交流重賞では、やや遅めの流れから4コーナーまで追い出しを待って押し切ったかきつばた記念、速いペースで前の馬が崩れる流れを好位から押し切る持続力を見せたさきたま杯など、いろいろな展開のレースを勝っている。
この馬にとって一番重要なことが「もまれずに走らせること」。
砂を被ったり、もまれる位置に入ってしまうと手応えが悪くなって、追走もきつくなって伸びない。
その点で今回は、やや内の枠ではあるがラプタスより外の枠に入れたのは大きなプラス。
テンの脚で前に出られそうなのはラプタスだけなので、この馬より外の枠なら無理に出して行かずにすんなり脚を使わずにもまれない位置が取れる。
あとレース傾向的にも、前年勝ち馬で高知の馬場をこなしているというのは評価しないといけない。これは去年の反省もあって重視する（去年は1200ｍを使って調子を落としていた2年連続2着のキングズガードを軽視た結果、3着に走られてしまった）。
もまれずに力が出せる位置で走る可能性が高く、前年勝ち馬を評価して対抗に。
単穴は、テーオージーニアス
カペラS(3,2)→根岸S(7,6)→大和S(2,4)
前走は、スタートで痛恨の出遅れ。
最後方から追走して、3コーナーから進出。直線で大外から追い込んできたが4着まで。
「離され過ぎずに直線に入れば差し切れる」として本命にしていたので、出遅れて最後方から大外ぶん回しは頭を抱えた。それも、ただ大外に出すのではなく、前にいた馬が膨れて大外に出すのにもスムーズに出せていない。
時計が出ていた馬場の平均ペースでよくあそこまで持って来たと言えるレース。
今回は、結果の出ていない1400ｍが課題になる。
根岸Sの前ならバッサリ切っていたが、根岸Sの走りを見たら軽視はできない。
その根岸Sは、中団内から直線でじわじわ伸びてきて0.7秒差6着。差し馬有利だったとはいえ、あの時計・着差で走れる馬を「1400ｍで走れない」とは言えない。
ローテ的にも、根岸S1桁着順で、もし前走普通にスタートを出て勝っていたとしたら、去年2着のヤマニンアンプリメと同じようなローテ（根岸S7着→大和S1着）。
スタートは課題だが成長を感じる走りを見せているので相手で期待。
4番手は、デュープロセス
グリーンチャンネルC(1,5)→武蔵野S(2,7)→兵庫GT(1,1)
前走の兵庫GTは、少し出したらスピードに乗ったので、押さえずにそのままハナ。
後続を2馬身離してマイペースで走って、直線に入って少し差を広げて楽勝かと思ったが、最後に脚が鈍って3/4馬身差で勝利。
重賞初制覇になったのだが、出走していた中央馬は完全に衰えが出ているノボバカラ、脆さが出ていて気持ち的にやられているテーオーエナジー、初ダートのランスオブプラーナ。
単勝2.0倍だったように勝って当然のレース。
そんなレースで、上がり3位以内に入れずにイルティモーネに迫られながらのレースなので内容はかなり悪い。
まだ成長ができる明け4歳馬ではあるが、前走の内容では勝つのはかなり難しい。
一番内容が良かった展開不向きの武蔵野S6着の走りから、現状はオープン特別を勝てるレベルの走りしか見せていない。
それで1㎏増の57㎏は斤量的にも不利なので、ここまでの評価。
勝つまで持っていくには、相手が勝手に崩れてくれるか、かなりの成長がないと厳しいと考えている。
※以下は、買わない馬の評価。
■ 中央馬
ラプタス
3歳以上2勝クラス(1,1)→羅生門S(3勝クラス)(1,1)→バレンタインS(1,8)
前走は、スタートで躓いたが出して行って逃げる競馬。
やや速めのペースで直線に入って粘っていたが、残り300ｍすぎにベストマッチョに交わされて、残り200ｍすぎてから一気に後続に差されて9着。
持続力タイプと言っても衰えが出てきているベストマッチョが前で残れているペースなのでレールレベルは低い。輸送で入れ込む点を課題にしていて、躓いたのもあるので力が出せていないが内容は悪い。
今回は逃げる競馬ができそうではあるが、相手は強化。過去最高のレースをして3着に入れるかどうかの相手なので相手の凡走待ち。高知の重い馬場対応も課題になるので消した。
■ 地方馬
ナラ
使える地方交流重賞は使っている感じで、参加が目的。回ってくるだけ。
ウォーターマーズ
前走は、やや距離の長いサクラレグナムが失速して、スペルマロンが出遅れていたことで、頭差の勝利。地元重賞では安定して走っている持続力を生かして長く脚を使うタイプ。
ただ、地方交流重賞ではスピード不足なので、追いかけて終わってしまう。相手が強すぎる。
アースグロウ
高知で安定して走っているが、地元重賞レベルだと少し足りない。今回はさらにレースレベルが上がるので厳しい。
オオオヤブン
園田で連勝をしていたが、重賞を使った2，3走前に連続で4着。他地区の地方馬と戦える園田の上位馬の壁は厚かった。高知勢なら倒せる可能性はあるが、中央馬相手に戦える内容ではな。
スペルマロン
相手次第でまだ2勝クラスを勝てる内容で走っていた状態だったが、2.4秒差の惨敗てあっさり高知に移籍。そんな状態だと馬場さえ合えば高知だとトップクラスになるので、8戦5勝2着3回（重賞2勝）の成績。
いい内容で走っているのだが、ウォーターマーズと互角の走りをしているような状態では中央馬相手では全く足りない。
イルティモーネ
兵庫GTではまさかの2着だったが、52㎏の軽量、中央馬が超手薄、デュープロセスが逃げたことで好位勢総崩れの恩恵を受けての好走。
今回は、他地区への輸送しての競馬で斤量は56㎏。さらに、中央馬は兵庫GTより明らかに揃っている。
展開が向かなかったら地元重賞であっさり負けてしまう馬なので、前が総崩れになるくらい中央馬がやりあってくれないと掲示板も厳しい。
サクラレグナム
前走は、距離の1600ｍが長かったことが敗因と分かるので、叩きとして気にしないでいい。
兵庫GTでは、3着に好走。地方交流重賞6戦目にして初めて馬券圏内に持って来た。
ただ、中央馬が超手薄なハンデ戦で斤量53㎏での結果。
今回は中央馬が揃っているし、黒船賞はハンデ戦ではないので56㎏を背負う。中央馬と0～2kg差しかないのは、どう考えても厳しい。去年は5着と頑張ったが中央馬に加えエイシンバランサーにも先着されていた。
11歳馬と考えるとすごい走りなのだが厳しい。
＜予想＞
◎：ワンダーリーデル
王道路線からの参戦は格上
○：サクセスエナジー
もまれずに走れるのなら
▲：テーオージーニアス
1400ｍでも軽視できない走り
△：デュープロセス
前走は恵まれすぎていて
＜傾向＞
※レース名(人気,着順)
・2019年
【中央：1番人気】兵庫GT(2,2)→すばるS(2,1)→フェブラリーS(11,8)
【中央：3番人気】門松S(1600万下)(1,1)→根岸S(11,7)→大和S(3,1)
【中央：4番人気】室町S(5,4)→JBCスプリント(6,6)→カペラS(5,9)
・2018年
【地方：9番人気】笠松グランプリ(3,2)→兵庫GT(7,5)→黒潮スプリンターズC(2,6)
【中央：1番人気】チャンピオンズC(11,8)→根岸S(3,6)→フェブラリーS(12,6)
【地方：2番人気】カペラS(2,3)→おおとりオープン(1,1)→根岸S(5,5)
・2017年
【中央：2番人気】師走S(4,3)→すばるS(1,2)→バレンタインS(2,1)
【中央：3番人気】武蔵野S(4,4)→根岸S(3,6)→フェブラリーS(13,11)
【中央：5番人気】コリアスプリント(6,1)→カペラS(13,9)→兵庫GT(4,1)
かなりのピーターレースで、過去10回の開催で6頭が連続で好走（3頭は3回連続）している。
キングズガード（2019年3着、2018年2着、2017年2着）
ダノンレジェンド（2016年1着、2015年1着）
ドリームバレンチノ（2015年2着、2014年2着）
セイクリムズン（2014年1着、2013年1着、2012年1着）
ダイショウジェット（2014年3着、2013年2着、2012年3着）
トーセンブライト（2010年2着、2009年1着）
これは地方屈指の重い馬場で、パワー重視のコースだから年齢によるスピードの衰えをパワーでカバーしている結果が連続好走につながっていると考えられます。
ローテは、近年は前走1200mからの馬もいるが、1400mOP特别勝ち、根岸S1桁着順、重賞2着以内などの成績がある馬が結果を出している。特に、1400mで結果出していてフェブラリーSを負けた馬が好相性。
地方馬は、去年1着エイシンヴァラー、3着ブルドッグボスと好走。ただ、どちらも元中央オープン馬（それも、オープンで勝ち鞍あり）。
元中央オープン馬か、地方交流重賞の好走実績がないと厳しい。
＜展開＞
絶対逃げたい馬は不在も、行ければ行くのはラプタス、サクセスエナジー。
枠順的に外から被されたくはないので、ラプタスが出して行ってハナ。
2頭に続いて、アースグロウ、デュープロセス、サクラレグナムが追走。
速いペースにはなりそうになく、平均ペースを想定。
＜予想詳細＞
本命は、ワンダーリーデル
チャンピオンズC(11,11)→根岸S(6,8)→フェブラリーS(7,4)
前走のフェブラリーSは、中団やや後ろから追走。
道中で上手く内に入れてコーナーをロスなく走って、直線で外に出すといい脚で伸びてきたがラスト100mで少し苦しくなってサンライズノヴァに差されての4着。
差し馬向きの展開ではあったが、勝ちに行く騎乗で最高の走りを見せた。根岸Sを完全に叩きに徹しただけはある好内容のレースだった。
今回は、高知の1400ｍ対応が課題になるが、この点は大丈夫と考えている。
高知は、地方屈指の砂の重さで内をかなり空けて走り、1～2コーナーより3～4コーナーが緩くなっている差し馬の走りやすいコース形態。
過去にトーセンブライト、ダイショウジェット、キングズガードなどの差し・追い込み馬が連続好走。地方交流重賞の実質4，5頭の勝負に加え、差し馬の走りやすいコース・馬場なので対応はしやすい。
あと、王道路線を使ってきている馬というだけで狙う価値はある。
フェブラリーSに向けて、武蔵野S→チャンピオンズC→根岸Sを使っているのはトップクラスの王道ローテ。それも、武蔵野Sを勝ち、フェブラリーS4着なのだから出走だけでなく、結果を出している。
このクラスの馬が、相手が楽になる地方交流重賞のJpn3に出てくるのなら逆らわないことが賢明。
1周コースに関してはチャンピオンズC（0.9秒差）で不安なく走っているのだから、相手が楽になり、1400ｍでも地方交流重賞で追走も楽、勝負にならない馬も多くさばくのも楽になるレースなら期待するのは当然。
対抗は、サクセスエナジー
オーバルスプリント(4,5)→東京盃(4,3)→JBCスプリント(1,11)
前走のJBCスプリントは、テンの速い馬が揃っての内枠で前に行ききれずに、さらに差し馬有利の展開で大きく失速。
前の馬はコパノキッキングの強引な競馬に掃除されてしまったので仕方ない凡走。
この馬は、総合力の高いタイプ。
条件戦では、中京1400mコーナーで緩む展開、阪神1400mで直線で一旦交わされながら差し返した持続力、阪神1200mで出遅れながら早めに動いて勝利。
地方交流重賞では、やや遅めの流れから4コーナーまで追い出しを待って押し切ったかきつばた記念、速いペースで前の馬が崩れる流れを好位から押し切る持続力を見せたさきたま杯など、いろいろな展開のレースを勝っている。
この馬にとって一番重要なことが「もまれずに走らせること」。
砂を被ったり、もまれる位置に入ってしまうと手応えが悪くなって、追走もきつくなって伸びない。
その点で今回は、やや内の枠ではあるがラプタスより外の枠に入れたのは大きなプラス。
テンの脚で前に出られそうなのはラプタスだけなので、この馬より外の枠なら無理に出して行かずにすんなり脚を使わずにもまれない位置が取れる。
あとレース傾向的にも、前年勝ち馬で高知の馬場をこなしているというのは評価しないといけない。これは去年の反省もあって重視する（去年は1200ｍを使って調子を落としていた2年連続2着のキングズガードを軽視た結果、3着に走られてしまった）。
もまれずに力が出せる位置で走る可能性が高く、前年勝ち馬を評価して対抗に。
単穴は、テーオージーニアス
カペラS(3,2)→根岸S(7,6)→大和S(2,4)
前走は、スタートで痛恨の出遅れ。
最後方から追走して、3コーナーから進出。直線で大外から追い込んできたが4着まで。
「離され過ぎずに直線に入れば差し切れる」として本命にしていたので、出遅れて最後方から大外ぶん回しは頭を抱えた。それも、ただ大外に出すのではなく、前にいた馬が膨れて大外に出すのにもスムーズに出せていない。
時計が出ていた馬場の平均ペースでよくあそこまで持って来たと言えるレース。
今回は、結果の出ていない1400ｍが課題になる。
根岸Sの前ならバッサリ切っていたが、根岸Sの走りを見たら軽視はできない。
その根岸Sは、中団内から直線でじわじわ伸びてきて0.7秒差6着。差し馬有利だったとはいえ、あの時計・着差で走れる馬を「1400ｍで走れない」とは言えない。
ローテ的にも、根岸S1桁着順で、もし前走普通にスタートを出て勝っていたとしたら、去年2着のヤマニンアンプリメと同じようなローテ（根岸S7着→大和S1着）。
スタートは課題だが成長を感じる走りを見せているので相手で期待。
4番手は、デュープロセス
グリーンチャンネルC(1,5)→武蔵野S(2,7)→兵庫GT(1,1)
前走の兵庫GTは、少し出したらスピードに乗ったので、押さえずにそのままハナ。
後続を2馬身離してマイペースで走って、直線に入って少し差を広げて楽勝かと思ったが、最後に脚が鈍って3/4馬身差で勝利。
重賞初制覇になったのだが、出走していた中央馬は完全に衰えが出ているノボバカラ、脆さが出ていて気持ち的にやられているテーオーエナジー、初ダートのランスオブプラーナ。
単勝2.0倍だったように勝って当然のレース。
そんなレースで、上がり3位以内に入れずにイルティモーネに迫られながらのレースなので内容はかなり悪い。
まだ成長ができる明け4歳馬ではあるが、前走の内容では勝つのはかなり難しい。
一番内容が良かった展開不向きの武蔵野S6着の走りから、現状はオープン特別を勝てるレベルの走りしか見せていない。
それで1㎏増の57㎏は斤量的にも不利なので、ここまでの評価。
勝つまで持っていくには、相手が勝手に崩れてくれるか、かなりの成長がないと厳しいと考えている。
※以下は、買わない馬の評価。
■ 中央馬
ラプタス
3歳以上2勝クラス(1,1)→羅生門S(3勝クラス)(1,1)→バレンタインS(1,8)
前走は、スタートで躓いたが出して行って逃げる競馬。
やや速めのペースで直線に入って粘っていたが、残り300ｍすぎにベストマッチョに交わされて、残り200ｍすぎてから一気に後続に差されて9着。
持続力タイプと言っても衰えが出てきているベストマッチョが前で残れているペースなのでレールレベルは低い。輸送で入れ込む点を課題にしていて、躓いたのもあるので力が出せていないが内容は悪い。
今回は逃げる競馬ができそうではあるが、相手は強化。過去最高のレースをして3着に入れるかどうかの相手なので相手の凡走待ち。高知の重い馬場対応も課題になるので消した。
■ 地方馬
ナラ
使える地方交流重賞は使っている感じで、参加が目的。回ってくるだけ。
ウォーターマーズ
前走は、やや距離の長いサクラレグナムが失速して、スペルマロンが出遅れていたことで、頭差の勝利。地元重賞では安定して走っている持続力を生かして長く脚を使うタイプ。
ただ、地方交流重賞ではスピード不足なので、追いかけて終わってしまう。相手が強すぎる。
アースグロウ
高知で安定して走っているが、地元重賞レベルだと少し足りない。今回はさらにレースレベルが上がるので厳しい。
オオオヤブン
園田で連勝をしていたが、重賞を使った2，3走前に連続で4着。他地区の地方馬と戦える園田の上位馬の壁は厚かった。高知勢なら倒せる可能性はあるが、中央馬相手に戦える内容ではな。
スペルマロン
相手次第でまだ2勝クラスを勝てる内容で走っていた状態だったが、2.4秒差の惨敗てあっさり高知に移籍。そんな状態だと馬場さえ合えば高知だとトップクラスになるので、8戦5勝2着3回（重賞2勝）の成績。
いい内容で走っているのだが、ウォーターマーズと互角の走りをしているような状態では中央馬相手では全く足りない。
イルティモーネ
兵庫GTではまさかの2着だったが、52㎏の軽量、中央馬が超手薄、デュープロセスが逃げたことで好位勢総崩れの恩恵を受けての好走。
今回は、他地区への輸送しての競馬で斤量は56㎏。さらに、中央馬は兵庫GTより明らかに揃っている。
展開が向かなかったら地元重賞であっさり負けてしまう馬なので、前が総崩れになるくらい中央馬がやりあってくれないと掲示板も厳しい。
サクラレグナム
前走は、距離の1600ｍが長かったことが敗因と分かるので、叩きとして気にしないでいい。
兵庫GTでは、3着に好走。地方交流重賞6戦目にして初めて馬券圏内に持って来た。
ただ、中央馬が超手薄なハンデ戦で斤量53㎏での結果。
今回は中央馬が揃っているし、黒船賞はハンデ戦ではないので56㎏を背負う。中央馬と0～2kg差しかないのは、どう考えても厳しい。去年は5着と頑張ったが中央馬に加えエイシンバランサーにも先着されていた。
11歳馬と考えるとすごい走りなのだが厳しい。
払戻金
| 単勝 | 4 | 570円 | 5番人気 |
|---|---|---|---|
| 複勝 | 4 | 170円 | 5番人気 |
| 2 | 150円 | 4番人気 | |
| 5 | 130円 | 1番人気 | |
| 枠連複 | 2 - 4 | 1,130円 | 8番人気 |
| 馬連複 | 2 - 4 | 1,090円 | 7番人気 |
| 馬連単 | 4 - 2 | 2,000円 | 11番人気 |
|---|---|---|---|
| ワイド | 2 - 4 | 390円 | 7番人気 |
| 4 - 5 | 460円 | 10番人気 | |
| 2 - 5 | 420円 | 9番人気 | |
| 三連複 | 2 - 4 - 5 | 2,040円 | 10番人気 |
| 三連単 | 4 - 2 - 5 | 8,990円 | 51番人気 |
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