地方競馬ニュース

【大井・金盃2025】地方競馬重賞展望 水にも慣れてラッキードリームが虎視眈々

 0   0   1,500
シェアする  x facebook LINEで送る
【大井・金盃2025】地方競馬重賞展望 水にも慣れてラッキードリームが虎視眈々

金盃・レース概要】
大井競馬場のダート2600mを舞台に争われる、南関東に所属する4歳以上の馬たちによる重賞競走。1956年に創設された歴史のある重賞競走で、創設時は秋シーズンに行われていたが、1964年からは春季の実施となった。
創設時は2400m戦だったが、1974年に2000mに距離が短縮され、その後2016年からは現在の2600m戦で行われている。南関東における重賞格付けはS2。上位2頭には、ダイオライト記念の優先出走権が付与される。

金盃・検討のポイント】
何頭かにチャンスがありそうな主力不在の様相。前走のトライアル勝利でようやく南関東の環境に慣れた感があるラッキードリームが、他地区で培った地力で混戦を断つか。

金盃・出走馬概要】
ラッキードリーム
道営・ホッカイドウ競馬や兵庫でこの馬を見続けていたファンにとっては、昨年9月に兵庫から移籍して以降の、東京記念4着、埼玉新聞栄冠賞10着、東海菊花賞7着という成績は、物足りなさを覚えるものだったのではないだろうか。ハナ差とはいえ勝利したトライアルの結果を見る限り、やっと南関東の水にも慣れ、地方競馬で重賞12勝を挙げるこの馬本来の姿に戻ったと判断していいだろう。今回は坂井英光調教師と西啓太騎手という、ゴールデンコンビで挑む点もプラス材料と考えたい。

ヴェルテックス
そのトライアルでラッキードリームにハナ差2着に敗れたこの馬も、2走前の川崎・富士見オープン(3着)あたりからようやく復調の兆しが見えてきた。元JRAオープン馬で、2021年の名古屋グランプリを勝利するなど、ダートの長距離戦は得意とする舞台でもある。明け8歳になったが、近走の上り調子からは侮れない。今回も、大井で期間限定騎乗中の阿部龍騎手とタッグを組む。

キリンジ
2走前の佐賀・JBCクラシック3着の結果は評価に値も、1番人気で挑んだ前走の園田金盃3着という成績が、今回のこの馬の扱いを非常に悩ましいものにしている。そして、その後の南関東移籍、今回佐賀で手綱を取っていた笹川翼騎手とのコンビ再結成、といったあたりもポイントになってきそうだ。


上記3頭以外では、昨年の2着馬セイカメテオポリスも無視できないところだろう。昨年6月の六甲盃(園田、7着)以来の実戦は気がかりだが、吉原寛人騎手が期間限定騎乗中の高知から駆け付けて騎乗してくる点からも注意したい存在だ。

この記事はいかがでしたか?
ナイス  (0)
 ナイス!(0

このニュースへのコメント

コメント投稿

コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。
コメントはありません。

競馬関連ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース