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【名古屋・梅見月杯2025】前走で重賞初挑戦Vのアウストロが連勝を目指す

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【名古屋・梅見月杯2025】前走で重賞初挑戦Vのアウストロが連勝を目指す

梅見月杯・レース概要】
名古屋競馬場のダート1500mで争われる、4歳以上の馬による地方全国交流重賞競走。2000年に旧名古屋競馬場で創設された時はダート1800m戦だった。2011年に1900mに距離が延長となり、さらに弥富に名古屋競馬場が移転となった2023年は2000mで施行。この年までは名古屋大賞典のトライアルレースだったが、昨年からはかきつばた記念のトライアルレースとなり、距離も1500mに短縮されている。
地方全国交流競走となったのは2019年からで、その前は北陸・東海・近畿地区交流のレースだった。中国地区(福山競馬)所属馬が出走可能だった時期もある。
東海地区における重賞格付けはSP1となっている。

梅見月杯・検討のポイント】
今年は、南関東からの遠征組が強力。なかでも、一目置く必要があるのは、3連勝のかたちでゴールドカップを勝利したアウストロの勢いだろう。この馬の相手探しが重要になってくる一戦だ。

梅見月杯・出走馬概要】
アウストロ
デビューからの戦績は16戦して「9-3-2-2」。馬券圏内から外れたのが、わずか2回だけという堅実派だ。不安があるとすれば、右回りの経験が大井での1回のみで、そこで14着と大敗している点か。ただ、これは2023年の東京ダービートライアルでのもので、相手が強過ぎたうえに、距離も2000mと長かったことも敗因のひとつだろう。今回は1500m戦で相手のレベルもさほど高くはないだけに、あとは輸送さえ問題なくクリアできれば、結果は自ずとついてきそうだ。引き続き、秋元耕成騎手を背に4連勝を目指す。

サヨノグローリー
前走のゴールドカップは3着。アウストロとは0秒3差だったことを考えると、悲観はいらない。注目したいのは、昨年のさきたま杯で優勝馬レモンポップから1秒2差の5着に食い込んだ点。JRA・G1馬をモノサシにして考えれば、この馬の地力が高いことは明白だ。今回は地元・名古屋の名手、岡部誠騎手が手綱を取る。アウストロを相手に、ここでリベンジを果たす場面もじゅうぶんに見込めそうだ。

メルト
迎え撃つ地元・東海勢からは、年明けの名古屋記念を勝利したこの馬に期待が集まりそうだ。昨年の覇者でもあり、南関東勢は強力でも、地の利があるだけに軽視は禁物だろう。名古屋記念時同様の細川智史騎手とのコンビで、連覇達成なるか注目したい。


その名古屋記念でハナ差2着に粘り込んだ、セイルオンセイラーも侮れない1頭だ。ほか、東海勢では昨年のベイスプリントを優勝した快速馬ベストリーガードも、3連勝中と元気な状態だけに、今回の南関東勢との力比べが非常に興味深い存在といえるだろう。

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