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【船橋・報知グランプリカップ2025】地方競馬重賞展望 前走圧勝のキングストンボーイ、重賞連勝なるか?

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【船橋・報知グランプリカップ2025】地方競馬重賞展望 前走圧勝のキングストンボーイ、重賞連勝なるか?

報知グランプリカップ・レース概要】
船橋競馬場のダート1800mで争われる、南関東に所属する明け4歳以上馬による重賞競走。1964年の創設時からダート1800m戦で実施されている。1977年から1998年までの間は、サラブレッドも、アングロアラブも出走可能なオールカマー競走として実施されていた。現在はサラブレッドのみのレースとなっている。南関東における重賞格付けはS3。

報知グランプリカップ・検討のポイント】
勝島王冠を快勝した、元JRAオープン馬キングストンボーイが引き続き主役を担うことになりそうだ。迎え撃つ立場に変わる同馬を相手に、川崎マイラーズの覇者ムエックスらがどこまで食い下がることができるか、注目したい。

報知グランプリカップ・出走馬概要】
キングストンボーイ
前走の勝島王冠は、1番人気だったサヨノネイチヤの連覇を阻んだだけではなく、5馬身差(1秒1差)をつけ地力の高さを見せつける圧勝ぶり。今回は、当時よりも相手関係が明らかに楽になっている。2歳馬だった2020年に東京のベコニア賞を勝利し、翌2021年の青葉賞でも2着入った実績を考えると、左回りコースの船橋を苦にするとは考えにくい。ここは相手探しの一戦か。今回も御神本訓史騎手が騎乗する。

ムエックス
昨年10月の大井・マイルグランプリで2着に入った後、年明けの川崎マイラーズを勝利して重賞ウイナーとなった。キングストンボーイがJRA時代にオープン馬だったのに対し、本馬は3勝クラスで格は一枚下がる。しかし、2023年12月に南関東に移籍して以降、12戦して9勝2着2回3着1回と、全て馬券圏内に入っている堅実さは評価に値する。JRAであげた3勝は全てダート1800m戦で、距離延長への不安は全くないと考えていい。引き続き、張田昂騎手とのコンビで挑む。

ナニハサテオキ
昨年は、フリオーソレジェンドカップ埼玉新聞栄冠賞で優勝し、JRA所属馬が相手となる日本テレビ盃で4着、浦和記念で5着に入るなどの活躍ぶりを示した。2年前にJRAから移籍して以降、掲示板(5着以内)から一度も外れていない点も高く評価したい。今回は、道営・ホッカイドウ競馬所属(現在は佐賀で期間限定騎乗中)の石川倭騎手と初コンビを組むことになっていて、そうした点にも注目の場面となる。


上記3頭以外では、明け4歳馬で、昨年の東京湾カップを優勝しているマコトロクサノホコや、明け9歳の古豪ながら川崎マイラーズで3着に食い込むなど、元気一杯のリンゾウチャネルなどが、馬券圏内に食い込む可能性が高いと思われる。前走でナニハサテオキに勝利したサンテックスも、元JRAオープン馬だけに面白い存在となりそうだ。

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