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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 所属 | 馬体重 | タイム | 着差 | オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 7 | 10 | 牡3 | 56.0 | 武豊 | 中竹和也 | JRA | 498(+21) | 1.12.6 | 5.3 | 3 | ||
2 | 5 | 6 | 牡3 | 57.0 | 鮫島克駿 | 宮本博 | JRA | 508(+11) | 1.13.0 | 2 | 3.1 | 2 | |
3 | 3 | 3 | 牡3 | 56.0 | 矢野貴之 | 荒山勝徳 | 大井 | 496(-5) | 1.13.3 | 11/2 | 16.4 | 5 | |
4 | 6 | 9 | 牝3 | 54.0 | 服部茂史 | 齊藤正弘 | 北海道 | 474(-6) | 1.13.8 | 21/2 | 164.2 | 8 | |
5 | 1 | 1 | 牝3 | 54.0 | 岩田康誠 | 中竹和也 | JRA | 488(+12) | 1.13.8 | クビ | 11.3 | 4 | |
6 | 5 | 7 | 牡3 | 56.0 | 小野楓馬 | 川島洋人 | 北海道 | 458(+4) | 1.14.0 | 1 | 688.8 | 12 | |
7 | 4 | 5 | 牡3 | 56.0 | 松山弘平 | 森秀行 | JRA | 486(+8) | 1.14.4 | 2 | 1.9 | 1 | |
8 | 8 | 12 | 牡3 | 56.0 | 岩橋勇二 | 田中淳司 | 北海道 | 482(+2) | 1.14.8 | 2 | 44.2 | 7 | |
9 | 4 | 4 | 牡3 | 56.0 | 落合玄太 | 田中淳司 | 北海道 | 480(-4) | 1.15.0 | 1 | 235.5 | 10 | |
10 | 8 | 13 | 牡3 | 56.0 | 松井伸也 | 佐久間雅貴 | 北海道 | 462(-4) | 1.15.9 | 4 | 272.0 | 11 | |
11 | 7 | 11 | 牡3 | 56.0 | 吉本隆記 | 齊藤正弘 | 北海道 | 466(+8) | 1.16.3 | 2 | 741.8 | 13 | |
12 | 2 | 2 | 牡3 | 56.0 | 阿部龍 | 角川秀樹 | 北海道 | 484(+14) | 1.16.5 | 1 | 234.8 | 9 | |
13 | 6 | 8 | 牡3 | 56.0 | 桑村真明 | 角川秀樹 | 北海道 | 484(+2) | 1.17.1 | 3 | 19.0 | 6 |
■払戻金
単勝 | 10 | 530円 | 3番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 10 | 160円 | 3番人気 |
6 | 130円 | 2番人気 | |
3 | 270円 | 6番人気 | |
枠連複 | 5 - 7 | 550円 | 2番人気 |
馬連複 | 6 - 10 | 510円 | 2番人気 |
馬連単 | 10 → 6 | 1,230円 | 5番人気 |
---|---|---|---|
ワイド | 6 - 10 | 290円 | 2番人気 |
3 - 10 | 810円 | 12番人気 | |
3 - 6 | 630円 | 9番人気 | |
三連複 | 3 - 6 - 10 | 2,010円 | 8番人気 |
三連単 | 10 → 6 → 3 | 8,710円 | 30番人気 |
※レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者発行のものと照合してください。
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15日(木)に行われる北海道スプリントカップの出走馬(JRA所属馬限定)の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①ジョーローリット【C】
札幌ダート単走。2か月ぶりとなった7月27日の札幌戦快勝後も札幌競馬場在厩での調整。11日のダートコースでは14-14程度を単走馬なりで乗られている。軽めの内容だが、前走時のダート調教ではチグハグなところがあっただけに、致し方ないだろう。
⑤エスカル【B】
栗東坂路単走。福島戦1着後も栗東で調整されており、最終追いとなった10日の坂路では55秒3-12秒8を単走馬なりで乗られている。北海道への輸送を踏まえるとこれで十分といえ、3連勝中のデキをキープしているようだ。初の地方ダートでも楽しみである。
⑥エートラックス【B】
札幌ダート単走。7月17日に栗東トレセンへ帰厩し、坂路で調整されてきた。31日には51秒1-12秒3と自己ベストを更新して追走先着を果たしている。8日に札幌競馬場へ移動し、直前はダート単走馬なりで乗られている。久々の実戦だが仕上がりも良さそうである。
⑩チカッパ【B】
栗東坂路単走。3か月の放牧から帰厩後は坂路で乗られており、8月1日には単走で51秒7-13秒1をマーク。最終追いとなった11日には51秒0-13秒2と、自己ベストに迫るタイムが出た。北海道への輸送を挟む点がどうかも、デキは悪くなさそうである。
2019年以降、3着以内に好走した15頭のうち11頭が、前走も1200mのレースに出走していた。非該当馬は、勝ち馬に1頭、2着馬に2頭、3着馬に1頭。なお、1200m以外の臨戦で勝利した19年ヤマニンアンプリメ、(データ集計期間外となるが)17年ニシケンモノノフは、前走ダートグレード競走で1番人気に支持されていた。
減点対象馬
①ジョーローリット、⑤エスカル、(⑥エートラックス)、⑨ヴィヴィアンエイト、⑩チカッパ
2019年以降、3着以内に好走した15頭すべてが、前走も1~5着に好走していた好調馬。なお、前走が非ダートグレード競走の場合、評価できるのは1~3着までとなる。
減点対象馬
⑦リコーシャーマン、⑨ヴィヴィアンエイト、⑪オソレ、⑫ストリーム、⑬デュアルロンド
2019年以降、3着以内に好走した15頭のうち12頭が、前走で最初のコーナーを5番手以内で通過していた。非該当馬は、勝ち馬に0頭、2着馬に2頭、3着馬に1頭。以前は差し馬も幅をきかせていたものの、近年は逃げ・先行優位な傾向へと変化している点に注意したい。
減点対象馬
④ピコイチ、⑪オソレ
JRA所属馬が2001~2019年まで19連勝と圧倒していたが、これに終止符を打ったのが地元北海道所属の20年メイショウアイアン。同馬はJRAから北海道へと移籍した経歴の持ち主で、門別競馬場では[4.5.2.0]と4着以下に敗れたことがなく、前年の北海道スプリントカップでも8番人気2着と好走していた。ここでは地方所属馬かつ門別競馬場で4着以下歴のある馬を減点対象としたい。
減点対象馬
②オスカーブレイン、③ティントレット、⑦リコーシャーマン、⑧トラジロウ、⑨ヴィヴィアンエイト、⑪オソレ、⑫ストリーム、⑬デュアルロンド
2019年以降、産駒が3着以内に好走した種牡馬の大まかな系統は、Mr. Prospector系が7頭、Hail to Reason系が4頭、Northern Dancer系が3頭、そのほか1頭。総じてMr. Prospector系特有のスピードを活かしやすい印象にあり、2022年にはパドトロワ産駒の2番人気ダンシングプリンスが勝ち、エンパイアメーカー産駒のスマートダンディーが2着、ヴァーミリアン産駒のリュウノユキナが3着、サウスヴィグラス産駒のヒロシゲゴールドとスティールペガサスが4~5着、と同系統の馬たちで掲示板を占める結果となった。
ほか、ブライアンズタイムの血を引く馬も存在感を放ち、2019年2着&2020年1着メイショウアイアン(父マヤノトップガン)、2021年3着スマートアルタイル(母の父ブライアンズタイム)、2023年1着ケイアイドリー(父エスポワールシチー)といった具合に、近年は該当馬が毎年のように上位を賑わせている。※2023年までは3歳以上の古馬混合戦として実施
エートラックスは、父ニューイヤーズデイ×母スパイラルステップ(母の父シンボリクリスエス)。父ニューイヤーズデイは、Street Cry~Machiavellian~Mr. Prospectorと遡る父系で、現役時には13年BCジュヴェナイル-米G1を制した実績を持つ。好相性を示すMr. Prospectorの直系であるほか、本馬は2代母の父がエンドスウィープであることもポイントで、同種牡馬は21年1着ヒロシゲゴールドの父系祖父、22年1着ダンシングプリンスの父系曽祖父にあたる。後続に3馬身差を付けて完勝した兵庫チャンピオンシップの内容もよく、2歳G1を制した父の実績を考えても早期完成度の高さは折り紙付きだろう。
リコーシャーマンは、父フリオーソ×母リコーシルエット(母の父サウスヴィグラス)。父フリオーソはブライアンズタイムの直仔で、現役時は2歳から8歳までダートの一線級として息の長い活躍を続けた。今年から出走資格が変更となるため一概にはいえないものの、ブライアンズタイム内包馬の躍進ぶりを考えれば軽視はできず、同系統の大舞台で格負けしない底力にも魅力がある。一方、本馬は母の父がサウスヴィグラスであることも興味深く、同馬は2002~2003年に北海道スプリントカップを2連覇。また、種牡馬としても21年1着ヒロシゲゴールド、23年3着スティールペガサスを出した所縁がある。
北海道スプリントカップは昨年まで6月の上旬に行われていたが、今年から8月の中旬に移行し、3歳限定戦で実施される。昨年までホッカイドウ競馬の3歳重賞は、マイル以上のクラシック三冠のみだったが、2023年に星雲賞が3歳以上の1600mから1200m戦となり、今年は3歳限定戦に生まれ変わった。
これによりホッカイドウ競馬は3歳の短距離路線が充実。今後は星雲賞の上位馬を始め、春の3歳スプリントシリーズを戦ってきた地方馬や、JRAのトップスプリンターが集結することになる。
また6月の中旬に行われていた頃は、放牧地という土地柄からこのあとに放牧を予定している秋の大一番を目指す中央の実績馬が出走してくることが多かった。しかし、今年以降は秋の大一番を目指す中央の実績馬が休養明けで出走してくる機会が増えるだろう。
これまでのこのレースはJpn3ながら実力差が大きく、過去1年以内にダートグレードで連対実績馬が活躍していたが、この傾向は3歳馬限定戦になってもそれほど変わらないと見ている。
前記に該当する斤量57㎏以下の1~3人気馬に限れば、過去10年の成績は【6・4・2・0】。この傾向は旭川から門別に舞台を移した2010年以降から続いており(過去23年)、せっかくなのでそれも紹介すると、【8・5・6・0】と複勝率100%となっている。
1着の該当馬は、2015年のシゲルカガ、2016年のダノンレジェンド、2017年のニシケンモノノフ、2019年のヤマニンアンプリメ、2020年のマテラスカイ、2021年のヒロシゲゴールド。2着の該当馬は、2014年のスノードラゴン、2016年のノボバカラ、2018年のラブバレット、リュウノユキナ。3着の該当馬は、2013年のティアップワイルド、2015年のダノンレジェンドだ。今後も過去1年以内にダートグレードで連対実績馬のある馬は注意したい。
また成長期の3歳馬が対象となると勢いが重要。格下のレースでも2連勝以上している馬は注意したい。
さらに地方馬が穴を開けるとすれば、前哨戦の星雲賞の上位馬よりも格が高い、今年新設のネクストスター北日本(H1)の勝ち馬の可能性が高いと見ている。このレースは2歳時にホッカイドウ競馬の短距離路線で活躍していた馬たちが集結するレースとなっている。
まとめるとこうなる!
●本命候補
・過去1年以内にダートグレードの連対実績のある、斤量57Kg以下の1~3人気馬。
●穴馬候補
・2連勝以上馬
・ネクストスター北日本の優勝馬。
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現在は門別ダート1200mで施行されているダートグレード競走だが、かつては地方競馬を併催していた札幌競馬場、2008年に廃止されてしまった旭川競馬場でも開催されおり、距離も200m短い1000mだった。なお、2000年には13歳(現在の12歳)のオースミダイナー(北海道)がダートグレード競走の最高齢優勝記録を、2002年にはサウスヴィグラスがダート1000mの日本レコードとなる56秒8のタイムを樹立している。ほか、2002~2003年サウスヴィグラス、2006~2007年アグネスジェダイ、2012~2013年セレスハントの3頭が2連覇を達成。リピート好走はJRA所属馬に限らず、2019年に単勝185.3倍の人気薄ながら2着と健闘したメイショウアイアン(北海道)が、翌2020年に3頭横並びの接戦を制してダートグレード競走初制覇を飾ってみせた。2024年からは3歳限定戦として一新されており、これからのダート短距離戦線を担う若駒たちが覇を競っている。