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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 所属 | 馬体重 | タイム | 着差 | オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 1 | 牡6 | 57.0 | 落合玄太 | 宮田敬介 | JRA | 514() | 1.10.6 | 2.2 | 2 | ||
2 | 5 | 5 | 牡8 | 56.0 | 秋山真一 | 石橋守 | JRA | 508(+8) | 1.10.7 | クビ | 6.4 | 3 | |
3 | 7 | 8 | 牡7 | 57.0 | 柴田善臣 | 小野次郎 | JRA | 502(-12) | 1.10.9 | 1 | 2.2 | 1 | |
4 | 7 | 7 | 牡7 | 57.0 | 武豊 | 北出成人 | JRA | 482(+10) | 1.11.1 | 1 | 7.7 | 4 | |
5 | 6 | 6 | 牡5 | 56.0 | 阿部龍 | 角川秀樹 | 北海道 | 500(-2) | 1.11.4 | 11/2 | 45.7 | 6 | |
6 | 2 | 2 | 牡4 | 56.0 | 今野忠成 | 佐宗応和 | 大井 | 470(-12) | 1.12.2 | 4 | 139.2 | 8 | |
7 | 3 | 3 | 牡8 | 56.0 | 岩橋勇二 | 田中淳司 | 北海道 | 498(-12) | 1.12.5 | 11/2 | 288.0 | 9 | |
8 | 8 | 10 | セ8 | 56.0 | 宮崎光行 | 佐久間雅貴 | 北海道 | 452(-4) | 1.12.8 | 11/2 | 521.6 | 10 | |
9 | 8 | 9 | 牡9 | 56.0 | 石川倭 | 米川昇 | 北海道 | 524(+2) | 1.13.0 | 1 | 50.1 | 7 | |
10 | 4 | 4 | 牝5 | 54.0 | 桑村真明 | 角川秀樹 | 北海道 | 468(±0) | 1.13.1 | クビ | 33.8 | 5 |
■払戻金
単勝 | 1 | 220円 | 2番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 1 | 110円 | 2番人気 |
5 | 120円 | 3番人気 | |
8 | 100円 | 1番人気 | |
枠連複 | 1 - 5 | 730円 | 4番人気 |
馬連複 | 1 - 5 | 740円 | 4番人気 |
馬連単 | 1 → 5 | 1,000円 | 5番人気 |
---|---|---|---|
ワイド | 1 - 5 | 230円 | 4番人気 |
1 - 8 | 140円 | 1番人気 | |
5 - 8 | 190円 | 3番人気 | |
三連複 | 1 - 5 - 8 | 320円 | 1番人気 |
三連単 | 1 → 5 → 8 | 1,710円 | 5番人気 |
※レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者発行のものと照合してください。
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2日(木)に行われる北海道スプリントカップの出走馬(JRA所属馬限定)の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①ダンシングプリンス【B】
函館ウッド単走。5月5日に美浦に帰厩し坂路メインでの調整。15日に52秒7-12秒7、22日には53秒0-12秒8で乗られている。25日に函館競馬場へ移動し、最終追いは29日のウッドで馬なり調整。帰国後初戦の大型馬だが、力を出せるデキにある。
⑤スマートダンディー【B】
函館ウッド単走。4月末に栗東へ帰厩してからは坂路での調整。19日には一杯に追われて50秒1-12秒1と、自己ベストに迫る動きを見せた。その後函館競馬場へ移動し、直前は29日のウッドで単走。連勝中のデキを維持しており、初の地方ダートでも楽しみである。
⑦ヒロシゲゴールド【B】
栗東坂路単走。短期放牧から5月12日に帰厩。24日のCウッドでは80秒7-65秒3-11秒5と、単走でラストまで軽快な動き。最終追いは28日に坂路で55秒4-12秒2と、輸送を前に馬なりでの調整だが、昨年の覇者として恥ずかしくない仕上がりにあるといっていい。
⑧リュウノユキナ【B】
美浦坂路単走。前走後は在厩での調整で、5月半ばからピッチを上げている。25日のウッドでは66秒2-12秒3で併せ馬先着、29日の坂路では54秒9-11秒8。ラスト重視とはいえ坂路ラスト1ハロンで初めて11秒台をマークしており、好調をキープしている。
単勝マイスター「夢月」×指数の女王「山崎エリカ」が北海道スプリントカップを大展望!トッププロ予想家のハイレベルトークをお届けいたします!
出演:夢月(単勝マイスター) 山崎エリカ(指数の女王)MC:岡田大(ウマニティ編集長)
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2017年以降、3着以内に好走した15頭のうち11頭が、前走も1200mのレースに出走していた。非該当馬は勝ち馬に2頭、2着馬に1頭、3着馬に1頭。なお、1200m以外の臨戦で連対した3頭は、いずれも前走ダートグレード競走で1番人気に支持されていた。
減点対象馬
⑤スマートダンディー
2017年以降、3着以内に好走した15頭のうち12頭が、前走も5着以内に好走していた好調馬。非該当馬は勝ち馬に0頭0頭、2着馬に1頭、3着馬に2頭。なお、非ダートグレード競走の場合は3着以内が目安となる。
減点対象馬
②ハートプレイス、(③メイショウミズカゼ)、⑦ヒロシゲゴールド、⑩ヴォーガ
2017年以降、3着以内に好走した15頭のうち10頭が、前走で最初のコーナーを5番手以内で通過していた。非該当馬は勝ち馬に0頭、2着馬に2頭、3着馬に3頭。以前は差し馬も幅を利かせていたものの、近年は先行有利な傾向へと変化している点に注意したい。
減点対象馬
②ハートプレイス、③メイショウミズカゼ、⑤スマートダンディー、⑦ヒロシゲゴールド、⑨フジノパンサー
JRA所属馬が2001~2019年まで19連勝と圧倒していたが、これに終止符を打ったのが地元北海道所属の2020年メイショウアイアン。同馬はJRAから北海道へと移籍した経歴の持ち主で、門別競馬場では[4.5.2.0]と4着以下に敗れたことがなく、前年の北海道スプリントカップでも8番人気2着と好走していた。ここでは地方所属馬かつ門別競馬場で4着以下歴のある馬を減点対象としたい。
減点対象馬
②ハートプレイス、③メイショウミズカゼ、 ④アザワク、⑥スティールペガサス、⑨フジノパンサー、⑩ヴォーガ
2017年以降、3着以内に好走した種牡馬の大まかな系統は、Mr. Prospector系が4頭、Northern Dancer系が4頭、Hail to Reason系が4頭、Nasrullah系が3頭。なお、昨年はMr. Prospector系にあたる3番人気ヒロシゲゴールドが勝利し、2002&2003年と連覇を果たしたサウスヴィグラスとの父子制覇を達成してみせた。
種牡馬傾向こそ様々だが、16年2着&19年3着ノボバカラ(母の父フレンチデピュティ)、17年2着ショコラブラン(父クロフネ)、18年2着ラブバレット(父ノボジャック)、19年2着&20年1着メイショウアイアン(母の父デヒア)、21年2着リュウノユキナ(母の父クロフネ)と父または母の父にDeputy Ministerの血を引く馬の連対が続いていることを特徴として挙げられるだろう。
リュウノユキナは、父ヴァーミリアン×母ネオカラー(母の父クロフネ)。伯母に07年TCK女王盃を制したサウンドザビーチがいる血統。本馬は昨年の2着馬で、先述のとおり母の父クロフネが好相性を示すDeputy Ministerの直系となる。上位人気と目されるダンシングプリンスには21年大和Sで先着勝利した実績があり、もともと門別でデビューしていることから地の利を得ることもできそうだ。出走メンバーのなかで父または母の父にDeputy Ministerの血を引く唯一の馬でもあるので、連続連対記録が続くか動向を注視したい。
ダンシングプリンスは、父パドトロワ×母リトルブレッシング(母の父バブルガムフェロー)。伯父にマイルチャンピオンシップ2連覇などG1を3勝したデュランダルがいる血統。父エンドスウィープ系×母サンデーサイレンス系という血統構成は昨年の勝ち馬ヒロシゲゴールドと、リヤドダートスプリント(旧サウジアスプリント)からの臨戦は20年2着マテラスカイと共通する。前走内容からも世界の快速自慢を相手にハナを主張できるスピードは評価に値するもので、今回も自分の競馬に徹することができれば大崩れは考えにくいだろう。
旭川競馬場の廃止により、2009年から門別に舞台を移し、2010年より門別のダ1200mで行われている北海道スプリントカップ。このレースは放牧地という土地柄で行われるため、このあとにリフレッシュ放牧予定の秋の大一番を目指す実績馬が、多く出走するのが特徴。このためJpnⅢながら、実力差が大きく、人気の実績馬同士で決着することが大半だ。
実際に2010年以降は、7度も1~3番人気で決着している。1~3番人気でありながら、このレースで4着以下だったのは、2014年のセイクリムズン(2番人気・5着)、2015年のアドマイヤサガス(4着)、2018年のニシケンモノノフ(4着)、2019年のシュウジ(5着)、タテヤマ(11着)、2020年のショーム(8着)の7頭。
セイクリムズンとニシケンモノノフは、斤量58~59㎏を背負わされていた馬。また、アドマイヤサガス、ニシケンモノノフ、シュウジ、タテヤマ、ショームは過去1年以内にダートグレードで連対実績がなかった。つまり、前年のこのレース以降のダートグレードで連対実績のある斤量57㎏以下の1~3番人気馬ならば、かなり信頼ができることになる。
特に昨年の北海道スプリント以降の過去1年以内にダートグレードで連対実績がある、斤量57㎏以下の1~3番人気馬の成績は、2010年度以降で【8・5・5・0】とかなり有力。
1着の該当馬は、2010年のミリオンディスク、2013年のセレスハント、2015年のシゲルカガ、2016年のダノンレジェンド、2017年のニシケンモノノフ、2019年のヤマニンアンプリメ、2020年のマテラスカイ、2021年のヒロシゲゴールド。2着の該当馬は、2011年のヤサカファイン、2014年のスノードラゴン、2016年のノボバカラ、2018年のラブバレット、リュウノユキナ。3着の該当馬は、2010年のラブミーチャン、2011年のミリオンディスク、2012年のトウショウカズン、2013年のティアップワイルド、2015年のダノンレジェンド。
また、2010年以降、4番人気以下で連対したのは2015年のポアゾンブラックと2019年、2020年のメイショウアイアンのみ。ポアゾンブラックは前走でダ1800m戦に出走していた馬。同馬はJRAのダ1400mのオープン特別勝ちやマイルCS南部杯2着の実績があったが、その後のレースでは出遅れたり、オーバーペースで逃げたり、斤量58㎏を背負わされたり、さらには不適距離を使われて能力を出し切れていなかった馬。短距離馬が前走で長距離戦を使って、再び短距離で巻き返すパターンは他の短距離戦でもしばしばある。このタイプは人気がないようであれば注意したい。
メイショウアイアンは、門別所属馬。2019年度は2着、2020年は1着とともに8番人気、6番人気と人気薄で連対している。同馬はもともとJRA所属馬だったが、地方に移籍し、素質が開花した馬。これはJRAの降級制度が廃止になったことで、地方全体が底上げしていることによる現象と見ている。ただし、近走の成績不振からは巻き返せないので、門別のA1クラス以上で3着以内だった馬としたい。これはメイショウアイアンの前走成績である。
まとめるとこうなる!
●本命候補
・前年の北海道スプリントカップ以降の1年間で、ダートグレード連対実績のある1~3番人気馬。(斤量57㎏以下が条件)
●穴馬候補
・前走で中距離戦(ダ1700m~2000m)に出走していた馬。
・前走、門別のA1クラス以上で3着以内だった馬。
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現在は門別ダート1200mで施行されているダートグレード競走だが、かつては地方競馬を併催していた札幌競馬場、2008年に廃止されてしまった旭川競馬場でも開催されおり、距離も200m短い1000mだった。なお、2000年には13歳(現在の12歳)のオースミダイナー(北海道)がダートグレード競走の最高齢優勝記録を、2002年にはサウスヴィグラスがダート1000mの日本レコードとなる56秒8のタイムを樹立している。ほか、2002・2003年サウスヴィグラス、2006・2007年アグネスジェダイ、2012・2013年セレスハントの3頭が2連覇を達成。リピート好走はJRA所属馬に限らず、2019年に単勝185.3倍の人気薄ながら2着と健闘したメイショウアイアン(北海道)が、翌2020年に3頭横並びの接戦を制してダートグレード競走初制覇を飾っている。地方所属馬の勝利は2000年オースミダイナー(北海道)以来、20年ぶり3頭目の快挙でもあった。